リバーランドの旅（2）醸造所めぐり

2019/12/28 - 2019/12/28

リバーランドの旅、二日目の前半は醸造所めぐりです。幸い、前日よりは少し気温が下がり、太陽も雲の中。そして移動は自分の車ではなくツアーバス、なのでかなり楽に回ることができました。

エリア オーストラリア

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 2.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 旅行の手配内容: 個別手配

この日は前日よりは暑さも控えめ、という予報が出ていました。空も雲で覆われていて散歩がてら朝食を摂りに出かけるにはちょうどいい感じです。ここはメインストリートですが中央分離帯がしっかりある広い道路です。時節柄、通行量は少なく年配のご夫婦が散歩している姿と、しっかり装備してジョギングやウォーキングを楽しむ人たちが目立っています。

ホテルでもコーヒーや朝食を楽しめるのですが、せっかくなので人気のカフェに行ってみることに。

以前は消防署だったというArrost　Coffeeという店です。

店内の一つの壁は消防署時代の写真でした。

コーヒーリキュールや水出しコーヒーなどいろいろあります。これはごく普通のカフェラテ。

こちらはバーガーですが・・

甘いソースがたっぷり。残念ながら我が家の好みではありませんでした。

オープンスペースもあります。

帰り道、3種類の鳥さんたちが仲良く餌をつついているのに遭遇。のどかですね。

と思えば、大量の干し草を積んだ車がメインストリートを通り、角のタイヤ屋さんへと入っていきました。

さて、今日の午前はこのバスでの移動です。好きな場所３か所を選んで連れて行ってくれるというもの。行先はわりと近いところばかりなのですが、醸造所や蒸留所ばかりなので自分で運転するよりこちらの方が楽でしょう。2人の場合は一人30AU＄、人数が増えると一人あたりの料金は安くなります。

最初にきたのはここ。予想に反してずいぶんと大規模なワイナリーです。自家用車出来ていたら入らなかったでしょう。バスなのでそういうわけにもいかず、15分もあれば十分だろうととりあえず入ってみることに。それにしてもANGOVEってなんだか見たことがあるような気が・・・

アンゴーブファミリー ワインメイカーズ 建造物

中は観光客の多いセラードアにありがちなディスプレイが。うーん。

アンゴーブファミリー ワインメイカーズ 建造物

ここもまだクリスマスツリーが飾られていました。試飲リストを見てああ、と思い出しました。うちの地元にもあるワイナリーです。でも行ったことはない。何しろ沢山のワイナリーがあるので、いかにも大手みたいな概観のところは避けていたからでしょう。

まぁ来てしまったので、と大して期待もせずに試飲に。ところがあにはからんや、オーガニックワインの出来が素晴らしい。結局、白ワインばかり６本を購入。これはまた地元の方にも行ってみなければ。

２か所目はこちら。Mallee Estate Wineです。

ここのワインもなかなか美味しいものがあったので６本購入。

相手をしてくれたおじさんはとにかく次から次へとワインを注ぐのでわんこワイン状態になってしまいました。

昼はかなり本格的なギリシア料理が食べられるレストランでもあります。

三か所目はこちら、23rd ストリート蒸留所。

こちらもかなり大きな施設です。ここは蒸留所見学ツアーがありますが、時間があいませんでした。

予約なしでできるいろんな体験のうちから、ここで作っている蒸留酒のテイスティングを選びました。ジン、ウォッカ、ブランデー、ウィスキーをほんの少しずつ試飲。ウィスキーがなんと「ハイブリッド」！シングルモルトのスコッチを３割、バーボンを７割でブレンドしたというのです。大丈夫かなぁ、そんなことして。スコッチの蒸留者が怒り狂うんじゃないかしらん。

酒の味はまぁどうってことはありません。でも素晴らしかったのがこれ。チーズもドライフルーツもクラッカー類も全部逸品でした。こんなちょっぴりのお酒で食べるには勿体ないのでほとんどを持ちかえることにしました。

最初の約束は３か所ですが、別のグループを送迎するのでよければどう？と運転手さんが行ってくれたので四か所目のこちらへ。昨日のハッピーアワーで飲んだビールを作っている醸造所です。

こちらはオープンなスペースなのでペット歓迎です。

醸造所ですから当然ＢＹＯはできません。

なかなかに野趣あふれる入口です。

ここが飲み物を注文するカウンターです。

ここの滞在時間は長いので、先にちょっと敷地内を散歩することにしました。川沿いにはボートがありました。

庭には巨大アロエの群生が・・・こんなのは初めて見ました。

この醸造所では「料理」は食べられませんが、南オーストラリア州産の加工食品が置いてあるので、それを自分で選んで食べることができます。

庭の方には日替わりでフードトラックが来るようで、この日は石釜ピザの店が出ていました。でも昨日の夜もピザだったしなぁ・・・

まぁいいか、お昼は街で食べましょう、ということでビールだけ飲むことにしました。カウンターのそばにはこんな看板が。ちゃんと日本語もありますね。

この日初めてのビールです。旨い！

本日昼間の予定はこれで終了。ホテルへの帰途、運転手氏がいくつかレストランを教えてくれました。

お昼はレストランでそそられるところがなかったので、こちらで済ませることにしました。

大したものが食べられる店がないオーストラリアの街での強い味方はフィッシュアンドチップスの看板を掲げたデリです。中でも食べられるようですね。

うちはもちろん持ち帰り。なぜならこの手の店はビールを置いていないから。ローストチキンの四分の一と大量のチップス。

そしてハンバーガー、甘ったるいソースなしのマスタードだけでオーダーしました。