乾季のカンボジア、世界遺産アンコールワットを巡る旅

2019/12/27 - 2019/12/29

カンボジアのシェムリアップにある世界遺産アンコールワットを訪れました！言わずと知れたクメール王朝の最高傑作のヒンズー＆仏教寺院で、死ぬまでに行きたい世界遺産ランキングで常連の大型遺跡です。乾季のシェムリアップはとても暑くて日差しが強かったですが、青空の下でアンコールワット遺跡を見られたのは最高でした！

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩

シェムリアップの街でトゥクトゥクを1日チャーターし、チケットセンターで一日券を購入し、アンコール遺跡群の見学開始！

アンコールワット 史跡・遺跡

アンコールワットに向かっていたらローカルのツアーガイドが営業の声をかけてきました。どうしても案内したいというので、言い値18ドルを10ドルに値切ってお願いすることに。地球の歩き方はありましたが、一人旅だったので、ガイドさんに案内してもらうもの悪くないかもしれません。

アンコールワット 史跡・遺跡

西参道を渡りたどり着くのが中央のゲート。

アンコールワット 史跡・遺跡

ゲートからアンコールワット中央の寺院へと続く参道。両サイドにはナガとよばれる守神の大きなヘビがいます。

アンコールワット 史跡・遺跡

参道を進んでいくと途中に書庫が左右に現れます。ここに経典がおさめられていたそうです。

アンコールワット 史跡・遺跡

徐々にアンコールワットのトンガリ屋根が見えてきました！遺跡が大きいので、ずいぶん歩いてようやく見えてきます。

アンコールワット 史跡・遺跡

アンコールワットは実は正面から見るよりも右側に降りてからのほうがきれいに見えるんだとか。ガイドさんが案内してくれました。

アンコールワット 史跡・遺跡

ここがアンコールワットが一番綺麗に見えるという写真スポット。たしかに、池に寺院の姿が鏡になって映っていて、とても綺麗！ここからだと、アンコールワットの屋根も５つすべて見えます！

アンコールワット 史跡・遺跡

寺院に近づくと、徐々に姿が変わってきます。

アンコールワット 史跡・遺跡

アンコールワットは３階層からなっていて、第一階層はぐるっと四角く長い長い回廊が続いています。もともとアンコールワットがヒンズー教の寺院として建てられたため、壁には古代インドの叙事詩ラーマーヤナの物語が描かれています。ぐるっと一回りすると、ストーリーがわかるようになっているそうです。

アンコールワット 史跡・遺跡

第二階層へと上がると、昔は王しか上ことのできなかった第三階層へと続くステップがいくつかあります。観光客が使えるのは１箇所のみで、一度に入れるのは１００人までと決められているそうで、状況によっては少し入場制限がある時もあるそうです。

アンコールワット 史跡・遺跡

第三階層へと上がると、いっきに視界が開けてとおくの熱帯雨林まで見えてきます。アンコールワットのこの頂上部は今でもシェムリアップでもっとも高い建物なんだそうです。

参道から見えていたトンガリ屋根。モチーフは蓮の花。

アンコールワット 史跡・遺跡

ヒンズー教では７という数字がよい意味を持つそうで、いろいろなところに７の数字が使われています。窓の足も７。

アンコールワット 史跡・遺跡

アンコール遺跡のいたるところにアプサラが掘られています。

アンコールワット 史跡・遺跡

壁の細かな細工にも蓮の花

アンコール遺跡では、上空からバルーンに乗って遺跡を見学することもできるらしいです。でもちょっと高いです。

第二階層から第三階層へつづく階段は恐ろしく急。書物が残っておらず、いろいろと考古学上の謎が残っている遺跡ですが、この急な階段の意味はあるのかな。。。？

歴史的にヒンズー教から仏教へと国教がかわり、現在はブッダ像がいろいろなところにおかれ、お坊さんがお経をあげたり、御供物をしたりしています。

アンコールワットでは天井に目をやることもお忘れなく！細部にわたるデザインが見事です。

十字回廊を抜けて、再び西参道のほうへと戻るため、寺院を後にします。夢中になって写真をとっているうちにあっという間に二時間近く経っていました！

こんなにも大きな遺跡がしばらくは歴史から忘れられていたなんて信じられないです。できたら、また訪れたい世界遺産です。