2019/11/27 - 2019/12/04
368位(同エリア1964件中)
愛吉さん
昨11月30日夕方、ベナレスから飛行機でデリーに到着しました。
デリーは印度の首都、連邦直轄地になります、人口は1679万人。
しかしその歴史は古く12世紀以降各王朝が首都と定めます。
現在は首都機能のあるニューデリーと古くからあるオールドデリーに別れます。
今日12月1日はデリーの観光、オールドデリーのクトゥブ・ミナール、フマユーン廟、レッド・フォート等を回ります、どれも世界遺産です。
ホテル発は7時30分、レツッゴー。
表紙はフマユーン廟
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス 飛行機
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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クトゥブ・ミナールの入口に到着。
1200年頃インド最初のイスラム王朝が成立、その時建造したイスラムモスクの跡地です。 1993年世界遺産に登録されました。
左上方にミナレットの先端が見えます。 -
門を入ると目の前にミナレットが聳えます、1368年の完成。
高さが72.5M、世界最高のミナレットです、当初は100Mあったそうですが落雷により現在の高さになりました。 -
ミナレットの基部、大きいです。
柱を寄せ集めた感じ、コーランの一節でしょうか、装飾的アラビア文字が刻まれています。 -
周りには当時のモスク跡地が広がります。
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ミナレットに続く回廊。
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近寄って見ましょう。
ヒンズー教やその他宗教の柱で出来ています。
古い寺院を取り壊し再利用したのでしょう。
ヒンズー様式とイスラーム様式の混在、これも見所の一つです。
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アライ・ミナール、未完のミナレット。
14世紀のハルジー朝の王がクトゥブ・ミナレットの2倍の塔を建てようと計画しましたが暗殺され未完、土台だけが残りました、土台の直径が25M、ちなみにクドゥブミナレットは14.3M。 -
遺跡の中央広場に出て来ました。
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モスクの遺跡が広がります。
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アラーイー・ダルワザ、モスクの正門でした。
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門の中央に黒い鉄柱が建っています、デリーの鉄柱です。
3世紀頃にインド統一を記念して造られた鉄製の柱で、錆びない柱として有名。
直径44CM 高さ地上7M地下2M、重量10T、表面に碑文が刻まれます。
錆びない理由は鉄の純度が99%だから、高純度の鉄が造られたのは19世紀、当時どうして造ったのか未だに不明だそうです。 -
門の装飾、イスラム模様が施されています。
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こちらは柱に残るイスラム模様。
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広大な遺跡です。
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出口に近着いて来ました。
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今一度ミナレットを振り返って出口に向います。
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境内に咲く花、目に優しいです。
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フマユーン廟に到着、ここは第一の門。
フマユーン廟とは、ムガール帝国第2代皇帝フマユーンの墓所。
王の死後、妃が建設、1,574年の完成、イスラム建築の精華と称えられ、タジ・マハールの原型といわれます。 -
次いで第二の門に向います、ここは西門。
赤砂岩で縁取りされた門です。 -
第二の門(西門)ファサード。
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第二の門(西門)をくぐります。
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パット開けた目の先に、廟が広がります。
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ファサード。
基壇は一辺100M、高さ7M、廟堂は一辺48M、高さ21Mの正方形。
四分平等造りで、東西南北どちらから見ても全く同じ造りです。
建物を取囲む庭も四分庭園で、丁度漢字の田の字の如く4ッの同じ庭園が取囲み、中央の交点に廟堂が建っている感じです。
東西南北の門迄一緒で、集合場所を間違えます。 -
ドームを見上げます。
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廟堂への入口。
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中央の廟堂、棺が一つだけ、フマユーン帝の棺でしょう。
正面に見える格子の窓はミフラーブ、メッカの方向です。 -
隣の廟室を覗くと棺が二つ、妃と子供でしょうか。
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3ッ目の廟室には3ッの棺、王の一族達でしょう。
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廟堂を通り抜け、反対側のテラスに出て来ました。
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集合場所に向います。
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次はレッドフォート。
高い壁に囲まれた一画が見えて来ました。
人が多いですね。 -
こちらが入場券売り場。
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レッドフォートは、ムガル帝国5代目の王シャージャハンがアグラからデリーに遷都するに当たり、9年の歳月を掛けて建設しました、1648年の事です。
赤い砂岩を用いたのでレッドフォートと呼ばれ、ムガル様式のイスラム建築として2007年世界遺産に登録されました。
こちらは見張り台? -
正面のラホール門、分厚く頑丈そうです。
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門の厚さは8Mだそうですが、両脇にお土産屋が屋台を出しています。
これは当時宮殿で働く女性達が外出禁止であった為、その女性達の為に許された商人が決められた日に、ここに屋台を出した名残だそうです。 -
宮殿に向う第二の門が在ります。
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一般謁見室
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奏楽堂、現在は戦争博物館。
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貴賓謁見室。
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貴賓謁見室の内部、白大理石に色石を嵌め込んでいます。
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それではアップで。
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玉座、ガラスで保護。
白の大理石に緻密な模様が施されています。 -
真珠のモスク。
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宮殿内庭を歩く人。
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第二の門迄戻って来ました。
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宮庭に生えるカジュマルの木、煎じて飲むと高血圧に効くそうです、ガイド氏の説明。
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高く長く伸びるレッドフォートの壁
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インド門。
第一次大戦で戦死したイギリス領インド帝国の兵士85千人の慰霊碑。
高さが42Mあり、戦死者の名前が刻まれています。
バスの中からの見学。
これからアグラに向います。約5時間のバス旅です。
デリー編はこれで終了。
終
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