弾丸？北米うろうろ3泊5日① ～バンクーバー・モントリオール経由、最後はVIA鉄道でケベックシティまで～

2019/11/20 - 2019/11/24

今回の旅のお題は所用のため、11/21夜にケベックシティにいるようにすること！
まずは羽田から、便利なANA夜便でバンクーバーに出発。
バンクーバーの短いトランジット時間を利用してむりやり街でステーキを食べ、さらに飛んでモントリオールでは教会に癒されました。
モントリオールからケベックシティは、初！カナダVIA鉄道で隠れ鉄子のウキウキ旅♪
極寒のケベックシティでクリスマスマーケット開店直前の街の様子を楽しんで、用事を済ませたのちは、寒さ逃れにニューヨークにひとっ飛び。
そしてニューヨークを楽しみすぎて、最後の最後でやらかしてしまい心臓バクバク冷や汗たらーりの大ピンチに...

[日程]
★1日目：NH116　HND2200-YVR1350　C
　　　　 AC306　YVR1700-YUL0043＋1　Y
★2日目：Via Rail Canada Train#24　Montreal1245-Quebec1628　ビジネスクラス
☆3日目：UA4377　YQB1111-EWR1317　Y
☆4日目：NH109　JFK1655-HND2110＋1→出発遅延でJFK1755　C

[宿泊]
1日目：InterContinental Montreal
2日目：Hilton Quebec
3日目：New York Hilton Midtown

エリア モントリオール(カナダ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 航空会社: エアカナダ ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

20時過ぎに羽田空港着ののち、スイートラウンジに直行しました。
クリスマスまではあと1か月と4日、ラウンジ内にはもうクリスマスツリーが鎮座してます。

羽田空港国際線 ANA スイートラウンジ (110番ゲート付近) 空港ラウンジ

プレゼントの中身は何かな？

平日で人も少なく、dining hも待ち時間ゼロで入れました。
まずは「和牛もも肉のステーキ」。
最近は霜降りよりも赤身の方が好みなので、このお肉は結構好き。

ブイヤベースも追加します。
この後機内でしっかり寝るために、シャワーも浴びて歯磨きもして...

ANAのバンクーバー線、夜出発で仕事の後にも出発可能という、とっても便利なフライトです。
しかも、機内食もしっかり夕食＋昼食（？）サーブされます。
アラカルトメニューもいろいろ頼めるし、機内を楽しみたい人にとってはぴったり！
でも実はフライト時間は実質9時間、1食目を最後のデザートまでゆっくり食べると大抵残りフライト時間が6時間くらいなことが多くて、寝る時間がなくなっちゃうんだよね。
私はこの後北米西から東への横断フライトが控えているので、ここで寝ておかないと後が辛い...
食いしん坊としては断腸の思いだけど、最初のドリンクと食事はスキップでまずは睡眠時間を確保。
おめざにタコ焼きと、

グリーンピースが上に乗っかっている、謎のデザートをいただきました。
この後さらに睡眠追加し、2食目もパス。

目覚めてみると飛行時間は残りわずか、お外は快晴！

遠くに雪山を望み、

川を渡り、13:50到着予定だったけど、予定よりちょっと早めのバンクーバー到着となりました。

バンクーバー国際空港 (YVR) 空港

トランジットは4時間ちょっとですが、あえて外の空気を吸いに出ます。
空港からカナダ・ラインに乗って20分ほどでグルメな街、イエールタウンにやって参りました。

イエールタウン 散歩・街歩き

イエールタウンと言えば、シーフードで有名なRodney's Oyster Houseや、ステーキで有名なThe Kegがありますが。
Rodney'sはリピになるし、Kegは営業時間外、なので。
外から見てお客さんの多かったこちらEarls Kitchen + Barへ。

カジュアルなお店です。
ステーキをいただきました。

トイレがちょっとおしゃれ。
でもあまりゆっくりもできないので、さっさと空港に戻りましょう。

カナダ・ラインに乗り、空港に逆戻り。
そして15:50に保安検査を通過しました。
中にはトーテムポールなど、カナダらしいデコレーションが並んでいます。

バンクーバー国際空港 (YVR) 空港

エアカナダのラウンジは、この岩の切れ目みたいなところから入ります。
ラウンジで軽くビールをいただいていたら、すぐに16:25の搭乗時刻となりました。

メープル リーフ ラウンジ 空港ラウンジ

バンクーバーさようなら！

バンクーバー‐モントリオール間はA320のエコ、座席は3-3の窓側。
シートテレビが付いていたので、映画を見ながらだらだらします。
飛行時間は5時間弱ですが、機内サービスは飲み物（ノンアルコール）のみ。
おやつや軽食も売りに来るので購入可能、でもほとんど誰も買っていなかった。

日付は現地時刻ですでに翌日の深夜1時近く、ようやくモントリオールに着きました。
バス、ではなくタクシーでホテルまで移動します。
モントリオール市内までは定額運賃C＄41＋チップ。

モントリオール ピエール エリオット トルドー国際空港 (YUL) 空港

本日のお宿はインターコンチネンタルモントリオール。
なんちゃってSpire Eliteのお陰で、4段階アップグレードを頂けたようです。

インターコンチネンタル モントリオール ホテル

夜景はビル。

浅いバスタブ、トイレ、洗面台。
シャワーブースも別にあります。
時刻はもう深夜2時ですが、明日（というか今日だけど）のモントリオール‐ケベックの移動手段を予約していない。
飛行機か、鉄道か？で鉄道の気分だったので、ネットからVIA鉄道を予約。
直前予約がこんなに簡単って、便利な時代になったもんだと感心しつつおやすみなさーい。

おはようございます。
起きたら10時前でしたが、せっかくなのでちょっと散策に出かけます。
じつは私、数年前にモントリオールは隅から隅まで歩き回ったのですが、もう一度行ってみたいという所があるんです。

雪の中をてくてく歩きます。
道路の雪は除雪済みです。

ノートルダム大聖堂に着きました！
入場料はカード払い可です。

おー。
青くライトアップされた装飾がとっても素敵。
カナダ出身の歌手、セリーヌディオンが結婚式を挙げた教会としても有名です。

ノートルダム大聖堂 (モントリオール) 寺院・教会

吸い込まれそうな青い色。

祭壇の方から振り返ると、立派なパイプオルガンも見えます。
ちょうどパイプオルガンの演奏が始まり、素敵な音色を聞くことができました。

祈りのロウソクが灯っています。

天井の模様。

じっくり見ると、装飾も素敵。

窓にはステンドグラスも。

教会のドアから外に出ると、目の前はPlace d'Armesという広場です。

広場の中央には、モントリオールの創設者であるポール・ド・チョメディを記念する記念碑があります。
この周り、雪が凍っててつるつるしてて滑りそうだった！

旧市街はまだ続きますが、行っている時間はないので、

ノートルダム大聖堂を外からもういちど。

広場の向かい側にある、BMO Bank of Montreal。
カナダで最も古い銀行です。
すぐ隣は銀行博物館になっているようです。

モントリオール銀行博物館 博物館・美術館・ギャラリー

広場の別の一角にいらしゃる、ご婦人と犬。

寒くてモノトーンな街並みに、ちょっと色を添えてあります。

完全にオフシーズンで、街ゆく観光客らしき人もほとんどおらず。
ウィンドウショッピングも楽しいね。

カフェ発見。

軽くいただきます。

のんびりできそうだけど、時間が押してます。

オフシーズンなので石畳の道はあっちもこっちも工事中。

クリスマスっぽいさりげないデコレーションはありました。

かなり魅かれるカフェだけど、時間なし。

賑やかなホテルです。

素敵なホテル、と思ったら。
リーディングホテルズ加盟のHotel Le St. James Montrealでした。

インターコンチネンタルに帰着。
荷物をまとめて、次に向かいましょう。

最後に、部屋から望めるセント・ローレンス川とご挨拶。

ホテルから歩いて10分、モントリオール中央駅にやってきました。
街のど真ん中でとっても便利な立地です。

裏口のようなところから入ったので、駐車場を通っていきます。

中央に大きな案内版、チケット売り場や案内も分かりやすい駅です。
構内にはちょっとしたお店もあります。

今回はビジネスクラスなので、こちらのラウンジにおじゃまします。
ちなみに列車のチケット予約・支払いはネットで可能。
予約すると、登録したメールアドレスにチケットのQRコードが送られてくるので、それをスマホに保存しておけば大丈夫です。

中はソファー席、セルフサービスでドリンクがいただけます。

ジュースをいただきました。
予定出発時間の15分前の12:30に、ラウンジ内に乗車のアナウンスが流れました。

プラットホーム番号、列車番号、行き先がはっきり表示されています。
こちらの裏側にいらっしゃるスタッフさんからチケットのチェックを受け、

ホームは1階下なので、エスカレーターで下ります。

本日の列車はこちら。
先頭の方は貨物車と機関車になっているみたいで、モントリオール駅では列車の先頭は拝めませんでした。

さあ、VIA鉄道の旅は定刻通り、12:45に出発です。
まずは、後ろ向きに動き始めました。

お隣に止まっていたのは2階建て列車。

ビジネスクラスのシート配列は2-1。

席は一見狭いように見えますが、前のシートの下に足が入れられるようになっており、ゆったりしています。

モントリオールのビルたちさよならー。

早速、ワゴンでドリンクとおつまみサービスが開始されました。
フライドパスタとナッツの入ったおつまみと、白ワインをいただきます。
ビジネスクラスでは飲み物や食べ物のサービスも料金に含まれています。

教会の塔？

しばらく後ろ向きに走ったのち、進行方向に向かっての走行が始まりました。
今走ってきた線路を左手に見ながら、進みます。

貨物車もカナダ。

モントリオールの街から遠ざかっていきます。

セント・ローレンス川を渡ります。

水門のようなものが一瞬見えたけど、写真に撮れず残念。

どこかの街の踏切。

いい匂いがしてきました。
お食事がサーブされます。
飛行機みたいに、カートでサーブしてくれます。
今回のチョイスはビーフかパスタでしたので、ビーフをチョイスと白ワインのお替りをお願いしました。
程よく火の入ったビーフとマッシュポテト、美味しい！
あとはクランベリー入りのクスクスサラダ、パン、ブラウニー。

ワイングラスはVIA Rail Canadaのロゴ入り。

食後はお茶やコーヒーのサービスがありました。
コーヒーにミルクを入れていただきましょう。

少しずつ雪深くなってきたような？

高速道路の車と競争中、ではありません。
でっかいトレーラーを見ると、北米にいるなぁと実感。

車内はfree Wi-Fi完備です。
自分の持っているデバイスで映画などの車内エンターテイメントを楽しむことができます。
このだらだら時間、列車の旅ならではの醍醐味ですね。

え、川も凍ってる！
北国の人には常識かもしれないけど、私には衝撃。

どこかの街のとんがり屋根は、きっと教会でしょう。

またまた橋を渡ります。

目的地にだいぶ近づいてきました。
列車はセント・ローレンス川沿いに進みます。

木々の向こうには、三角屋根の家がたくさん。

ケベック・シティ駅に着きます。

とうちゃーく。
居心地のいいシートで、3時間45分の快適な旅でした。
モントリオール‐ケベック・シティは飛行機で行けば1時間弱ですが、モントリオールもケベックシティも、空港から市内までのアクセスにちょっと時間がかかることや、空港でのセキュリティ通過の時間などを考えると、所要時間はどちらも同じ位でしょう。
旅を楽しむという意味では、今回のチョイスは大正解！

乗ってきた列車をパチリ。

車両連結部。

モントリオール中央駅ではお目にかかれなかった列車の先頭部分も拝むことができました。

マニアな撮影会はこれにて終了。

駅の中もランプがあっていい雰囲気です。

駅の外、さむーい。
ケベック・シティ駅、Gare du Palaisの建物はお城みたいでかっこいいね。
ここから坂道を歩いて登って、ホテルまで移動します。

歩いて15分程でヒルトン・ケベックに到着。

ヒルトン ホテル ホテル

お部屋からの夜景です。
ケベックシティ旧市街を一望できます。

右側の高い建物はゴージャスホテルのFairmont Le Chateau Frontenac、左側の緑ライトの建物はHotel Clarendon。

ここまでお読みいただきありがとうございます。
②に続きます。

この旅行記へのコメント （4）

• ムロろ～んさん 2020/01/11 21:08:23

  ＡＮＡのバンクーバー便(^_-)-☆

  のこちゃんさん
  
  初めましてこんばんは、ムロろ～んです。
  ＡＮＡに乗って行かれたカナダの旅行記を拝見しました。
  
  バンクーバー便、私もとっても重宝しました。
  仕事終わりにすぐに乗れるというのがとっても魅力で！
  ＪＡＬだと仕事終わりには難しいのですよ(^_^;)。
  バンクーバーは去年旅したのですが、素敵な街だと印象を持っています。
  
  で、どこも弾丸で周っているのが驚きました。
  グルメもさすがです！
  
  列車でビジネスクラスに乗って行くのもアリだなぁって思ったんです。
  長時間ですし、疲れないで楽しむのも良いですよね。
  
  これからも拝見させていただければと思っています。
  フォローさせていただきましたのでよろしくお願いします。
  
  
  ムロろ～ん(-人-)

  のこちゃんさん からの返信 2020/01/11 21:54:30

  RE: ＡＮＡのバンクーバー便(^_-)-☆

  ムロろ〜んさん、こんばんは。
  
  > バンクーバー便、私もとっても重宝しました。
  > 仕事終わりにすぐに乗れるというのがとっても魅力で！
  
  そうですよね。
  仕事終わりに、となるとやはり成田の営業時間内は厳しくて...
  羽田の深夜便のフライトは重宝しますね。
  今後、成田の営業時間が延長すると、流れも変わるかもしれません。
  
  > で、どこも弾丸で周っているのが驚きました。
  
  本当は長い休みで行きたい、けど無理というのが現実なんです（涙）。
  時間があった学生時代（大昔です）は月単位で放浪していましたが、今は夢だわ〜。
  
  > 列車でビジネスクラスに乗って行くのもアリだなぁって思ったんです。
  > 長時間ですし、疲れないで楽しむのも良いですよね。
  
  VIA鉄道のビジネスクラスは本当におすすめです！
  フライトのビジネスクラスよりはお値段的にハードルも低いし、ちょっとのプラスでゆったり楽しめるのはお得だなぁと。
  
  > これからも拝見させていただければと思っています。
  > フォローさせていただきましたのでよろしくお願いします。
  
  こちらの方こそどうぞ宜しくお願いします。
  フォローもさせていただきますので、これからも旅行記楽しみにしていますね。
  
  のこちゃん

• らびたんさん 2019/12/22 08:46:05

  行ってみたい教会

  のこちゃんさん、こんにちは^_^
  
  カナダ仏語圏は長年憧れているんです。
  モントリオールのあの教会ほんと素敵ですよね⭐︎
  ケベックへももちろん電車がいい！って思ってました。
  ビジネスクラスのよい雰囲気もレポありがとうございます。
  
  11月でもけっこうな雪なんですね。
  川も凍ってるって…思ったより早いです。
  夏か冬か、とても迷っちゃいます(o^^o)
  
  ケベック編も楽しみにしていますね♪
  
  らびたん

  のこちゃんさん からの返信 2019/12/22 21:11:22

  Re: 行ってみたい教会

  らびたんさん、こんにちは♪
  
  いつもお読みいただきありがとうございます！
  カナダ仏語圏、とっても魅力的ですよね。
  らびたんさんにとっても憧れの地なんですね～。
  日本から行くととっても遠くて大変なのが難点だったけど、エアカナダの
  モントリオール直行便を使えば大分楽かなぁと思ってみたりしています。
  ケベック行きの電車も、朝の便だとお酒が出ないので。
  ビジネスクラスはお昼以降の便がおすすめ、です。
  
  実は、カナダ仏語圏へ足を踏み入れるのは今回で3回目なんです。
  モントリオールもケベックシティも、徒歩での観光が中心になると
  思うので、天候はとっても重要だと思います。
  前回は2回とも9月でしたが、暑くもなく寒くもなく。
  屋外のカフェでお茶したり、歩き回ったりするにはちょうどいい気候
  でしたよ(#^^#)
  西日本の温暖な気候育ちの私にとって、冬は...寒かったです...
  
  のこちゃん