2019/09/28 - 2019/10/08
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ダイスケitさん
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この旅行記のスケジュール
2019/10/04
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ホテル発、地下鉄のサンミシェル駅へ。8時頃。
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モンパルナス駅からTERでシャルトル駅へ(9:06-10:07)。
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シャルトル駅からシャルトル大聖堂へ、徒歩10分。
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シャルトル大聖堂見物(10:30-12:00)。
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シャルトル大聖堂近くのカフェでランチ(~12:40)。
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シャルトル駅~モンパルナス駅(12:52-13:53)。
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この旅行記スケジュールを元に
第7回目は、パリ4日目午前の世界遺産「シャルトル大聖堂」見物の模様となる。当初の予定では、前日にシャルトル大聖堂を見物し、この日はフォンテンブローの宮殿と庭園を見物の予定だったが、前日にシャルトルをスキップしてしまったので、1日遅れの小遠征となった。
旅行の経緯としては、今年春頃に、ANAが来年の東京オリンピックを記念して、これまでにオリンピックが開催されANAが就航している都市の写真を募集してカレンダーを製作するという企画を打ち出した。その都市は、ロンドン・パリ・ミュンヘン・シドニー・ロサンゼルス・メキシコシティ・バンクーバー・北京・東京・札幌・長野に加えて特別に富士山という12個所が対象だった。これに応募していたところ入選となり、その賞品がANA国際線ビジネスクラスのペアチケットというものだった。7月末頃にその知らせが届き、早速時期も都合も良い10月頃に最もお得感のあるヨーロッパ旅行の計画を立てようとしてANAと相談した結果、必ずしも希望通りの便が取れた訳ではなかったが、11日間でウィーンとパリを訪れることになり、下記の旅程となった。ちなみに、採用された写真は、ANAの「Welcome Aboard」という2020年の壁掛けカレンダーに載ることになっている。
1日目:成田~デュッセルドルフ~ウィーン移動、ウィーン泊
2日目:ウィーン観光(シュテファン大聖堂・王宮・ベルヴェデーレ宮殿・オペラ座等)、ウィーン泊
3日目:★ヴァッハウ渓谷日帰りツアー、ウィーン泊
4日目:ウィーン観光(シェーンブルン宮殿・美術史美術館)、ウィーン~パリ移動、パリ泊
5日目:ヴェルサイユ観光、セーヌ川クルーズ、友人と会食、パリ泊
⇒【実際には】ヴェルサイユ観光、友人と会食、パリ泊
6日目:シャルトル半日観光、★エッフェル塔、パリ泊
⇒【実際には】オルセー美術館、オランジェリー美術館、★エッフェル塔、パリ泊
7日目:フォンテンブロー半日観光、パリ観光(サントシャペル寺院・★ルーヴル美術館)、パリ泊
⇒【実際には】シャルトル半日観光、サント・シャペル寺院見物、ルーヴル美術館見物、パリ泊
8日目:パリ観光(オルセー美術館・オランジェリー美術館・サンジェルマン界隈散策)、パリ泊
9日目:★シャンパーニュ・ランス日帰りツアー、パリ泊
10日目:パリ観光(モンマルトル散策・オペラ座)、パリ~ブリュッセル~成田移動、機内泊
11日目:帰国
この盛り沢山の予定は、何のトラブルもなしに計画通り実行出来るか少々不安もあったもののウィーンではほほ実行出来たが、パリでは思ったよりも各観光地で時間を要し、パリ4日目にして途中でギブアップの様相となってしまっている(笑)。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ANA
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パリ4日目。
この日は、朝からパリ南西方向に列車で約1時間のシャルトル大聖堂に行くことになっている。当初は前日の予定だったが、前々日のヴェルサイユの宮殿と庭園観光で疲れてしまってパスしていたので、1日遅れの実行となった。
アパート近くの地下鉄サンミッシェル駅から4号線で地下鉄のモンパルナス駅まで行き、接続している国鉄駅からTERでシャルトルまで約1時間ということは、前もっての情報で得ていた。ただ、地下鉄駅と国鉄駅の接続やチケット購入については、経験がないので出たとこ勝負だった。そのため、余裕を持って8時にアパートを出発したのだが、案の定、連絡通路は長く、国鉄のチケット売り場はなかなか見つからず、予定の9時過ぎの列車に間に合うかどうか怪しくなってきた。
やっと見つけたチケット売り場の窓口には数人並んでおり絶望していると、待機している女性係員が自動券売機に導いて、行き先や乗る列車の時刻を聞いて操作してくれ、お蔭でスムーズに購入することが出来た。購入が終ったのが、発車5分前。冷や汗ものだった。
写真は、当然ながらあたふたしている間は撮る余裕もなく、これはチケットを買ってからホームに向かう途中に撮ったものだった。 -
乗る予定の列車は、9時6分発のTERで案内板の一番上に表示されている。ギリギリだ。この時、9時3分。
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それでも、ホームに設置されている時刻印字機での刻印を忘れてはいけないのだ。
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9時6分発のTER。TERとは帰国後調べてみると、「イル・ド・フランス地域圏以外のローカル輸送を担う地域圏急行輸送の列車」とあった。
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乗り込んだ車内の様子。日本の快速列車のグリーンカー程度の座席だった。
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約1時間で、シャルトル駅に到着。
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駅前からシャルトル大聖堂を目指して歩いて行くと、すぐに尖塔が見えて来た。広場には、大きな「Chartres」の文字が設置されていた。
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これなら、街のどこからでも大聖堂の位置が判る。
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尖塔を目標に進む。
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建物には、映画俳優のような顔が描かれている。誰だろう?
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道路脇に、ユネスコと世界遺産のシンボルマークの金属板があった。ノートルダム寺院の文字はあるが、どうも大聖堂以外の構成資産を表示しているようだ。帰国後調べてみたが、良く判らない。
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いつもの如く、記念写真だけは撮っておいた。
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狭い路地を通って・・・。
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大聖堂の真下に近付いて来た。
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大聖堂のファサードを真正面から見た姿。
【世】シャルトルの大聖堂は、フランス国内において最も美しいゴシック建築のひとつと考えられている大聖堂で、正式名称はノートルダム大聖堂。1979年にユネスコの世界遺産に登録されているが、これはモン・サン・ミシェルに次いで、フランスでは2番目の登録であった。また、12~13世紀に作られたステンドグラスは、その輝くような青色が、「シャルトル・ブルー」として世界的に知られている。 -
正面から近付いてみる。
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門の柵に掲げられていた、大聖堂の表示。「シャルトルのノートルダム大聖堂」となっている。
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入口の扉前では、校外学習(遠足?)の学生達が記念撮影を行っていた。
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中に入ってみる。大勢の信者と観光客でごった返している。
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左右の壁には多くのステンドグラスがある。
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すべてが聖書物語になっているが、ひとつずつを読み解くことは出来ない。
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奥の十字架下の祭壇。
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色彩は非常に鮮やかで、青色が本当に輝いている。
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天井の竜骨を見上げると、その横にもステンドグラスがある。
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これは聖人や王侯を描いている。
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ステンドグラスの図案にはいくつものパターンがあって、ひとつずつを見ながら(撮りながら)進んで行くのは楽しい。
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上部に小さなバラ窓がある区域。
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大きなバラ窓がある。
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正面奥の十字架の横にあるバラ窓。記憶では、左右にあったように思う。
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ステンドグラスの中で最も有名とされている、「青のマリア」を見つけた。左側の上部。
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薄い青の衣を纏ったマリアが、幼いキリストを抱いている絵柄だ。左右の人物の周囲の青の輝きが見事だ。
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大聖堂内には、ステンドグラスだけではなく、彫刻でも聖書物語が展開されていた。
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彫刻の向こうには、ステンドグラスが見えている。
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最も奥にあったステンドグラス(だったように思う)。
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彫刻群は、祭壇を取り囲んで外側から見るようになっている。
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良く知られている、ピエタ像(死んで十字架から降ろされたキリストを抱く母マリア)だ。
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大聖堂内で最も大きかったバラ窓。これほど多くのバラ窓がある寺院も珍しい。それだけ大きな入口があるということだろうか。
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身廊と翼廊。
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入口上のバラ窓と竜骨。
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祭壇には余り近付けなかった。
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大聖堂内の床には大きな円形のラビリンス(迷路)があり、信者達はそのラビリンスを辿って巡礼の旅を疑似体験しているようだった。
初めは、何か判らずにそのラビリンスを横切って歩いていると鋭く注意されたので、驚いて神聖なものと認識した次第だ。 -
大聖堂内部を30分ほど丹念に見物の後、今度は外観を見ることに。右側に回って、2本の尖塔が斜めに入るように撮影。尖塔が鋭い。
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側面に回る。反時計回りに進むことになったので、この部分は向かって右側の側面となる。
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側面中央にあるもうひとつの入口。
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側面にも、正面ファサードと似た形式の入口がある。その入口の上には、バラ窓。大聖堂内部を見物した時にバラ窓が多いのに気付いていたことが、思い出される。
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側面の入口。
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大聖堂の周囲には民家や商家があり、面白い看板も見つけた。何屋だろうか?
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裏側にも鋭い尖塔が。
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入口の周辺には、彫刻がびっしりと刻まれている。
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大聖堂の裏は、ちょっとした小高い丘になっており、公園と住宅街が見下ろせる。眼下の芝生庭園には、先程見たラビリンスがデザインされていた。
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芝生のラビリンス。
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左側の側面の入口。
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扉の上の彫刻群。
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アップで撮ってみると、やはり聖書物語が刻まれている。
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再び正面に戻って時計を見る。ただ、何を示しているのかは不明だ。
時刻は11時40分過ぎになっており、1時間に1本の列車は11時52分発。駅まで走って行けば間に合うが、あっさりと諦めてランチを摂ってから帰ることにした。 -
時間に余裕が出来たので、もう一度「青のマリア」を見に大聖堂の中に入った。
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何とかシャルトルブルーの色を表現したくて、撮影条件を変えながら何枚か撮り続けた。
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大聖堂の周りには何軒ものカフェやレストランがあり、そのうちの1軒に入る。カフェの名前はステンドグラスのシャルトルブルーを意識してか、「CAFE BLEU」だ。英語ではBLUEなので、表示はやはりフランス語だ。
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昼時なので店内にはちらほら客が入っているが、地元の人が多いのか落ち着いた雰囲気だった。
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ランチメニューは、オードブル+パスタ、パスタ+デザート、オードブル+パスタ+デザートから選ぶようになっている。もちろん、3品の場合は2品よりも高い。
我々は、パスタ+デザートを注文。パスタは、スパゲティ・ボンゴレだった。 -
ボリュームたっぷりのデザート。パスタもデザートも美味く、満足のランチだった。但し、一人前20ユーロと決して安くはない。
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満腹になって、元来た道を通って駅へ。
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十分に時間の余裕をみて店を出たつもりだったが、駅にはギリギリに到着。モンパルナス駅で往復チケットを購入していたので、何とか間に合った。
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12時52分の列車でモンパルナス駅へ。
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13時53分着。次の目的地のサント・シャペル寺院に向かうため、シテ駅まで地下鉄で移動となった。
(続く)
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