サウジアラビア・リヤド4日間のんびり旅①(ディライーヤ遺跡)

2019/12/04 - 2019/12/07

2019年9月に観光ビザが解禁されたばかりのサウジアラビアに行ってきました。
イスタンブール経由のリヤド滞在４日間です。
バックパッカーでもなく豪遊でもなく、のんびり観光スポットを巡る旅です。
４日間の滞在を経てわかったのは、リヤドはまだ観光しやすい街ではないという当たり前の結論でした。
今後の街の発展を期待します。

エリア リヤド(サウジアラビア)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 2.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 1.0

• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

イスタンブールのサビハ・ギョクチェン空港からサウジアラビアのLCCフライナスでリヤドに向かいました。機内WiFiなし。いたって普通のLCCでした。

キング・ハーリド国際空港。画面上の柱の奥がイミグレです。e-VISAのコピーを見せるとスムーズに入国できます。空港にはフリーWiFiがありサクサク使えました。トイレも綺麗です。
空港から市街までのメトロは建設途中で、空港前で客待ちしていたタクシーを使いました。90リヤルくらいでした。帰りのUberでは同じ距離で73リヤルだったのでUberの方が安いかもしれないですね。
おそらくもっと安く行く方法もあると思うのですが、手っ取り早いのが一番です。

キング ハーリド国際空港 (RUH) 空港

空港内はG20リヤドサミットの宣伝広告がいたるところにありました。サウジアラビアは12月1日にG20の議長国に就任したばかりでした。

まずはキングダムセンターの展望台に行きました。
99階展望台から見たリヤド市街。高層ビルが立っているのはキングファハドロード沿いの限定されたエリアと市街の北にある経済特区のみでした。

この展望台への入り口はキングダムタワーの下に入っているショッピングモールの２階にあります。わかりやすい案内表示は無く、自力で発見するのは難しそうです。モールのインフォメーションの女性に聞くのが早いと思います。

キングダム センター 建造物

キングダムタワーの展望台。エレベーターを乗り継いで99階まで行きます。男女混合で乗れますが、女性とファミリーが優先して登場できる仕組みでした。
展望台は長さ100メートルくらいの回廊で「太鼓橋」のように中央が高くなっています。記念写真を撮ってくれるサービスもあるようですが誰も使っていませんでした。

キングダム センター 建造物

リヤドの街中には「ビジョン2030」の看板が複数あります。これは建物の壁面を丸ごと使っているもの。

翌朝の朝焼け。場所は街の北側にある経済特区KAFDです。写真には写っていませんが右側ではメトロ駅の工事が行われていました。
高層ビルが立ち並ぶ感じは上海の浦東のようでしたが、上海と違って実際にオフィスとして稼働している建物は多くなさそうです。

エグゼクティブズ ホテル - KAFD ホテル

公開処刑場だったというディーラ広場にも行きました。ネットの情報しか見ていないので真偽不詳ですが手前の排水溝に血を流していたそうです。
私が行った時にはイベント会場の設営準備をしているところで、公開処刑場だった痕跡などはありませんでした。

場所は街の南側。グーグルでDeera Square、Al Safa Squareなどと検索すると出てきます。近くにカフェがあってのんびりしている高齢のサウジ人男性がたくさんいました。
でものんびりするような場所ではないような...

ディーラ広場の近くにはスークがあります。リヤド中心部とは少し違った雰囲気があります。

ディルイーヤ遺跡に行く途中にある巨大なサウジ国旗です。Google Map上ではLong Flagという表記になっています。観光地ではないので特段オススメの場所ではないです。

遺跡に向かう道中で撮影したトヨタ車。リヤド市内でよく見かけたのはヒュンダイ・トヨタ・日産・KIA・GMCなどの車でした。

ディルイーヤ遺跡に到着しました。私が行った時は入り口が閉まっていてよくわからないイベントチケットを購入したら入場できました。本当は無料です。
遺跡の手前にビジターセンターがありガイドさんが適宜ツアーを行ってくれます。所用45分、ツアーは英語で無料。予約の必要はありませんでした。

ディライーヤのツライフ地区 史跡・遺跡

ガイドさんは韓国語を勉強している女性で「日本人の団体は3度案内したことがあるけど個人旅行で来る日本人は初めて」と話していました。
遺跡内には色々な広場があってガイドさんが案内してくれます。

ディライーヤのツライフ地区 史跡・遺跡

遺跡は綺麗(すぎるほど)に修復されていました。コンコースなどが整備されていて回りやすい反面、どこを撮っても展望デッキや案内板が写り込むので雰囲気を壊しているような気もします。
(ここに載せている写真はなるべく新しい設備が入らないようにトリミングしています)

ディライーヤ遺跡 史跡・遺跡

壁なども全て綺麗に再建されています。

ディライーヤ遺跡 史跡・遺跡

夜になるとしっかりライトアップされます。

ディライーヤ遺跡 史跡・遺跡

ディルイーヤ遺跡で夜間に行われるプロジェクションマッピング。音声はアラビア語のみです。遺跡の歴史などを映像で割とわかりやすく説明してくれます。ビジターセンターの屋上が鑑賞席になっています。

ディライーヤ遺跡 史跡・遺跡

観衆もまあまあいます。サウジの人がほとんどでした。

夕食はリヤド中心部にある「東京レストラン」でとりました。海外の日本風料理レストランという印象です。
値段は高いですが旅行の途中で日本食が恋しかったので安心する味でした。
ラーメン、焼うどん、カリフォルニアロール、サラダ、飲み物を頼んで6000円くらいします。

サウジの方にも人気なお店のようです。
外国人(非サウジ人)とサウジ人が半々くらいの割合だったように感じました。

続く