ディライーヤのツライフ地区 At-Turaif District in ad-Dir'iyah
史跡・遺跡
3.03
施設情報
クチコミ(1件)
1~1件(全1件中)
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広大は敷地にある遺跡の修復作業の真っ最中
- 3.5
- 旅行時期:2012/04(約14年前)
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2012年3月末に訪問したが至る所で修復作業の真っ最中であった。写真も工事用のクレーンなどを避けて撮影できなかった。
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ディライーヤのツライフ地区は、アラビア半島の中央部、首都リヤドの北西20km、リヤド州にある。ディライーヤは、アラビア語の「盾」という言葉に由来し、15世紀に、アラビア半島の中心部特有のナイディ建築様式で創建された。ディライーヤは、現在のサウード王国発祥の地で、18世紀後半から19世紀初頭にかけて繁栄した第1次サウード王国の首都になり、また、ナジュドでムハンマド・イブン・アブドル・ワッハーブによるイスラム改革運動のワッハーブ派が起こったため、政治的、宗教的な役割が増した。ディライーヤ・オアシスの端の高台にあるツライフ地区は、サウード王家の歴代の宮殿や大蔵省などの行政機関も置かれるなど王家の権力の中心となり、ディライーヤ全域を取り囲む城壁や、四方の見張り塔が見渡せる要衝であったが、1818年に、第1次サウード王国の台頭を警戒したオスマン帝国の傘下にあったエジプト軍によって徹底的に破壊されたと聞く。
現在の遺跡の多くは、その当時のものであると聞くが、ツライフ地区には、第1次サウード王国の第4代領主、アブドゥッラー・ビン・サウードとその兄弟9人のプリンス達の宮殿、ディライーヤで最大のドリーシャ要塞など土構造の建造物群の遺構が残っていると言われる。
閉じる投稿日:2012/04/11
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cypresscanadaさん