2019/11/20 - 2019/11/21
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Matt Yさん
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この旅行記のスケジュール
2019/11/22
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マヤ遺跡巡りの旅その1パレンケへの道
https://4travel.jp/travelogue/11568192
マヤ遺跡巡りその2 パレンケからフローレスへ移動
https://4travel.jp/travelogue/11573444
をうけ、その3のティカルはまだ書いていませんが、
ティカルを見終わりベリーズを経由してカンクンに戻るのが本編です。
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今日も未明の夜逃げタイムに起床。朝焼けが美しい...
この日から2日かけてカンクン目指します。
ティカルの遺跡ってカンクン周辺と併せて興味がある人は見たいところですが、隣国なのに(隣国だから?)交通の便が案外悪く、飛行機だと一旦首都のグアテマラシティに飛んでそこからメキシコシティに飛んでカンクンとか、いっそヒューストンまで飛んだ方が早いというくらい、なんか距離の割に不便なのです。
かといって陸路でいっても距離の割に時間がかかります。 -
旅行会社に指定された場所に行きますが、時刻になっても迎えは現れません。
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旅行会社の扉を叩き、人を呼び出すと、島と本土を結ぶ橋の袂にいくように言われます。そこには送迎のミニバスがいてバスターミナルへ連れて行ってくれました。
そこまではよかったんです。 -
しかしバス会社の職員にチケットを見せるとこんな予約は来ていない、このチケットは無効だと言われます。そんな!
どーゆこと? -
同じところで買って、同じように言われたオランダ人が旅行会社に電話をしますが、通じません。
バス会社に文句を言っても旅行会社に言ってくれと、とりつく島もありません。途方に暮れる騙され組... -
私はこの日のうちにメキシコまで行きたかったので、このバスに乗りたい、ということで泣く泣く直接チケットを買い直します。45ドル相当で購入したチケット、原価は15ドルでした。
ボッタクリは、まぁ良い。
しかし、空手配ってどういう事!?
あの旅行社のあの男はネットでも有名で、調べればいくらでもネタは出てくるのですが、不思議と騙されてしまいました。東南アジアとかでイカサマ詐欺の話を知っていても見事に引っかかってしまうのと同じように、分かっていても見事に引っかかるものです。
パレンケからのバスの到着を待ち構えているMaya Expeditions という旅行社や頬に傷があるやや目つきが悪い男には要注意です。(って情報知っていてこの有様に凹んでしまうけど、せいぜいぼったくりであって、その額で納得すればいいだけの話かと思っていました。)
最初カンクンまで通しで買うことを持ちかけられ(当然高い=ボリ率も高い)ところボタックラれどを少しでも押さえるためにとりあえずベリーズシティまでと、ケチったが故に仕返しされたのかもしれません。
バスは6:45に出発。結局同じく騙されたオランダ人二人組は切符代を取り返すということでバスには乗りませんでした。 -
頭にきたものの、不思議とそれを受け入れました。というより早くフローレスの町を脱出したい気持ちが上回ったのかもしれません。
車内でベリーズの入国書類が配られます。ベリーズはこの辺では数少ない英語が公用語の国なので、言葉の面ではホッとします。 -
ついでにグアテマラの通貨、ケツァールは国外では紙切れなので、少額だったこともあり、車内で両替。
紙幣にもエリザベス女王が描かれてイギリス文化圏ということがわかりやすい上、1USドルが2ベリーズドルというわかりやすい公定レート。 -
ベリーズ国境への町の車窓はずっとこんなでつまらないです。
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グアテマラ領内の道中の半分くらいは霧が立ち込めていました
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と思ったら、晴れてもこんな平凡な景色が続きました。
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所々こういった沼があったりはしますが基本単調な、あまり管理されていない農地や草地が続きます。
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ベリーズとのボーダーに1時間45分走り、8:30に到着しました。
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グアテマラ側の簡素なイミグレでスタンプをもらい、国境を越えます。
メキシコ→グアテマラ国境も歩いて渡りましたが、日本では国境を歩いて渡ることはないので、非日常感を感じます。 -
国境を振り返りかえったところ。
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ベリーズ側の入国審査の列に並び
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ベリーズ入国。
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別途国境を跨いだ同じバスに乗り込みます。
グアテマラ側でバスを降り、ベリーズ側で乗り込むまでに20分。 -
国境を超えても植生や地勢が変わる訳ではなく、相変わらず単調な車窓。
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街道沿いは家が結構あり、田舎でもなく都会でもない感じでした。
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運河を渡ると
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やがて首都のベリーズシティーへ。
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グアテマラと比べて商店が厳重に鉄棒などで開口部をガードしている様子が窺え、体感治安の悪さを感じます。
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ボーダー通過から2時間40分、ベリーズシティのバスターミナルにお昼前に到着。
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手配した切符はここまでなので、この先のチケットを購入します。
カンクン行きは11:00の昼行便と19:30の夜行便。昼行便は少し前に出たばかりなので、夜行便と思ったけど、夜までこの都市にいたくもなかったので、13:30に出るというメキシコ側のボーダーを越えたチェトゥマルまで取り敢えず行くことにしました。 -
お金を払うと少ししたらチケットのスキャンしたものをくれました。
これだってちゃんと価値があるかわからないけど、
少なくともフローレスのあの旅行会社よりは信用できそうな仕組みです。 -
バスターミナルを少し出てみます。
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偏見というか先入観かもしれないけど、目つきのあまりよろしくない男が何人かでたむろしていたり、あまり治安がいい匂いがしません。
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ただバスターミナルの隣がマーケットだったので入ってみました。
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マーケットのルールが掲示してあります。掲示してあるということは、禁止しないとこういうことをしてしまうのでしょう。
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気軽にマーケットを冷やかしたかったのですが、
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やはり物騒な空気を感じたので退散します。
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身軽ならともかく、荷物を持って街歩きをする雰囲気ではないので、バスターミナルの中で待機することにします。この町を見ようという好奇心が、朝の事件で心が折られたこともあって喪失、とにかく早くメキシコに抜けたい気持ちがあったのかもしれません。
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バスターミナル内には通路の真ん中にベンチがあり、居場所がある上、
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売店や食べ物を売る屋台があります。
Wi-Fiのコードあるよって表示している店があったので、そこで買い物をしてネットに繋げることができました。 -
昼食にはこんなパッケージに入れられた
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弁当で済ませました。
色々な種類があって目移りしましたが、案外美味しく、量も適量でした。 -
バスには高速バスタイプ、非冷房のローカルバスタイプだったり色々あるのが面白いですね。本当はローカルバスで回りたいところです。
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1330になりバスが来たので乗り込みます。荷物は屋根に上げるタイプのミニバスです。ガイジン専用チャーターバスって感じでした。
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ベリーズシティーの景色。
左側の建物は商店ですが、わずかな開口部以外は昔の銀行のように鉄格子、それに加えて金網のフル防備って感じです。 -
写真を撮りそびれましたが、中華民国の青天白日満地紅旗を掲げる建物がありました。ベリーズは数少ない中華民国と国交がある国なんですよね。。
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標高が低く起伏もあまりない土地をひたすら行きます。
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ひたすらこんな景色。
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時折現れる民家はこんな感じ。しかし同乗のガイジン達は車窓には興味がないのか、外の景色を見ている人は一人もいません。
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ベリーズの景色
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ベリーズシティーを出てから唯一の都市と言える国境近くのコロザルの街を通過していきます。学校帰りの学生が多数。
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コロザルのバスターミナルを通過
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コロザルを出ると普通の民家はなくなりこんな景色がボーダーまで続きます。
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イミグレの建物に着きます。
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本来は出国税を取られるところですが同日にそのまま出国すると免除です。
よって施設利用料の最小限の出費で済みました。 -
全員通過しボーダー超えるために出発するまで30分ほどかかりました。
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手続きが終わり、両脇を壁で隔離されたいかにも国境というような緩衝地帯を走るとbienvenidos a Mexico の看板があり、国境を超えてメキシコ領内に入りました。
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メキシコ側イミグレの建物は近代的。
しかし全員の手続きが終わってもかなり待たされ、出発まで1時間以上かかり、その間に暗くなってしまいました。 -
ボーダーを越えると国境の町、チュトマルまではすぐ。
しかしこの会社のターミナルというかオフィスは町中の住宅街でこの先乗り継ぐバスの乗り場とも遠かったこと、チュトマル野町は街道から外れているため、翌日カンクンに向かうことを考えると、ここから乗れるのは始発バスだけで本数が少ない。
一方この会社のバスでプラスアルファで送ってくれるバカラルの町までいくと、パレンケ方面から来るバスなど、本数が多いことから、この際バカラルまでいってしまうことにしました。 -
バカラル行きのミニバスに乗り継ぎ、
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1時間ほど走って
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バカラルの町中は行き交う人も多く、体感治安がベリーズシティとはかなり違います。。
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バカラルのADOオフィスの前で下ろしてもらいました。
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街道沿いにレストランもホテルもあるので、ここで夕食。
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泊まったのはCasaDeliaというホテル。街道からは数ブロック、3000円台と高くないにもかかわらず、おしゃれなホテルでした。
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部屋は至って普通でしたが
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ハンモックとかで昼寝したら居心地良さそうです。
早朝に出発することにして残念。 -
翌朝。ホテルを出てバス会社、ADOのオフィスへ向かいます。
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ADOのオフィスでバスを待ちます。
バカラルの街は街道沿いなのでターミナルというよりはバス停の体裁。 -
グレードは中位のバスに乗り込みます。
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途中フェリペ・カリヨ・プエルトの町に立ち寄り北上。
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トゥルム遺跡に停車した。
ここはビーチに突き出たマヤ遺跡で有名で。最後まで立ち寄りたい、と思ったのですが、やはりかったるくなってしまい、このままカンクンまで行くことにしました。
荷物を預かってくれるところが確実にあれば降りたんですけどね。
もしくはバックパックで動いていたら。(このときはコロコロ転がしていたので) -
カンクンの一つ手前の都市、プラヤ・デル・カルメンのバスターミナルで小休止し、ラストスパート。
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モニュメントが見えてきて、
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カンクンのADOのターミナルに戻ってきました。バカラルを出て5時間。
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カンクンについて過ごした場所ですがもはや懐かしさを感じてしまいました。
ADOバスターミナル バス系
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お昼過ぎに着いたので、近くのファミレス的なレストランで食事
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1号線の循環バスに乗り、
やってきたのはリゾートホテルエリアの端っこにあるホテル、カサ・マヤ。 -
実はこのホテルには子供の頃(1983年11月)、親に連れてきてもらって泊まっているのです。当日父親はNYに駐在員として赴任していたのですが、NYからカンクンは気楽に行けるリゾート的な位置付けでした。
ホテル カサ マヤ ホテル
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36年ぶりに来れて、感無量。
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部屋からの眺め。リゾートエリアの中では端っこにあるので、すぐ外にパブリックのビーチがあります。
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気温は25度アラウンド。
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海辺のリゾートというにはやや低い気温ですが
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のんびりするには暑くもなくちょうどいいといった感じです。
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いわゆる高級リゾートのホテルではなくファミリー層を意識したホテルといったところでしょうか(なので親は選択したと思われます)
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ビーチには海草が流れ着いていてあまりきれいではありません。
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海にも入りましたが、やはり水に入るにはやや寒く
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こうしてビーチでのんびりするのが一番でした。
見たくなくてもかっこいいお姉様が視界に入ってしまう。。。 -
つかの間のリゾート気分を味わいました。
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気温がそれほど高くないので、夕方よりは日中の方が気持ちよい季節かも
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あまりリゾート滞在型の旅行をしないわたくしですがたまにはいいかなと思った次第。
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プールも積極的に入る気にはなれません。
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夕日を眺めて
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部屋に戻ったら
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夕食を食べに出かける気にあまりなくなりました。
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重い腰を上げて遅めの時間になって始動。
プラザ ラ フィエスタ お土産店
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レストランのチョイスを間違え、観光客向けないまいちなレストランで、
オーバープライスないまいちなエビのフライと -
イカリングのフライをいただきました。
うーん、店選び失敗。 -
ホテルに戻り、
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寒くてあまり入りたい気にはならないけど、ナイトプールを見て楽しみ、おとなしく翌日に備えて眠ることにしました。
続きはこちらへ
https://4travel.jp/travelogue/11574133
帰りはNYに寄り道して帰国です。
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旅行記グループ
マヤ遺跡巡り旅
この旅行記へのコメント (2)
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- yuriさん 2021/12/30 19:46:43
- ベリーズ
- Matt Yさん
こんばんは。
ベリーズ、行ってみたい国だった(過去形でもないのですが、現実的に難しくて・・・)ので、興味深く日記を拝見させていただきました。
もし私が行くなら一人旅となりますが、治安的な面で厳しいかもしれないと思いました。まあ外をひとりでプラプラしなければいいのだとは思いますが。
時間と体力的な問題で、アメリカ方面デビューできていないので
※ハワイは行ったことがあります。
NY寄り道日記も楽しみにしています。
- Matt Yさん からの返信 2021/12/30 22:15:43
- Re: ベリーズ
- コメントありがとうございます!嬉しいです。
ベリーズほ恐らくリゾートに直行するとか、田舎に行けば良いんでしょうけど、ダウンタウンは、私の危険予知レーダーが反応し続けで、荷物が多くて、かつ疲れていたこともあり、散策は控えました。
ブルーホールを見に行くとかなら訪れてもいいかなかもしれないですが、楽しさではキューバとかの方が良かったかな?
実はこの旅行記後ろから書いていて、このあと寄り道したNYは既にアップ済みなんです。
https://4travel.jp/travelogue/11574133
アメリカ方面行っていないのは、人生損している!と言いたくなるアメリカ好きな私なので、割り引いて見ていただきたいけど、アメリカはコロナが治まって前のスケジュールに戻ったとしたら、三連休でも楽しめるので、是非平穏な世界に戻ったら行ってみてください!
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