人生初のヨーロッパへ　～目的は何と野球観戦～5

2017/06/07 - 2017/06/07

ミュンヘンから2時間を掛けてバスでやって来たのがレーゲンスブルク。
あまり日本人が観光するイメージはありませんが、目的は5ちゃんねるで見た野球場でした。
野球が盛んではないヨーロッパで強豪国はイタリアとオランダですが、
ドイツが何故か一番立派な野球場があり、調べていたらその球場でヨーロッパのクラブチームのチャンピオンを決める大会がある事を知って行く事にしました。
なおこの野球場はWorld Baseball Clasicの予選会場になった事もあります。

エリア レーゲンスブルク(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

雨で服がずぶ濡れになったので宿で洗濯をしました。
節約の為に手洗いして乾燥機に掛けようとランドリー室へ。
お金を入れてボタンを押します。
ドイツ語だからコースは適当に選びました。
ですが、真ん中の〇があるやつは乾燥機だと思ったら洗濯機でした…

気を取り直して乾燥機に掛けます。
15分と25分だけ読めました。
15分あれば乾くだろうと思いました。
蓋を開けたら全く乾いていませんでした(´・ω・｀)
翌日は朝7時発のバス。
もう0時を回っているので格闘は諦めて自然乾燥に委ねる事にしました。

結局濡れたままの服を着て出発しました。
着ている内に乾くでしょう。
ミュンヘンからバスで2時間。
レーゲンスブルクという街へ。
ここは野球目当てで来て、地球の歩き方を立ち読みした時に大してページが無かったので特に見るべきものは無いかなと思いましたが街がオシャレ。
典型的な西洋の街って雰囲気でした。

レーゲンスブルク中央駅 駅

街をただ散策するだけでも楽しいと思いました。
日本ではあまり馴染みが無いですが、ドイツの人は結構観光で来る街の様でした。

レーゲンスブルクの旧市街とシュタットアムホーフ 旧市街・古い町並み

まず宿へ向かいます。
宿はチェックインが1400から2000までと書いてありましたが、着いたら夜まで野球観戦でその間は無理なので事前に連絡はしておきました。
10時頃着きましたが、部屋に空きがあったのかチェックイン出来ました。
早速濡れたままの洗濯物は干してシャワーを浴びて余計な荷物を降ろして球場へ。

球場までは約4kmありますが、いつも通り散策も兼ねて歩きます。

石畳がヨーロッパって感じです。

ヨーロッパで2番目に長い河川であるドナウ川も流れております。

ビジターセンター (レーゲンスブルク) 博物館・美術館・ギャラリー

ドナウ川に掛かるOld Stone Bridge

石橋 (レーゲン) 建造物

レーゲンスブルク大聖堂

大聖堂（レーゲンスブルク） 寺院・教会

案内看板を見つけました。
ベースボールスタジアムとちゃんと書いてあります。
ここはドイツです。

球場へ向かう途中雨が降って来ました(´・ω・｀)
ここまで来て中止は勘弁…

そうこうしている内に球場が見えて来ました。

球場入口。

球場の看板です。

今回はこのユーロカップという大会に来ました。
オランダからも球場を見学した中からアムステルダム・パイレーツとキュラソー・ネプチューンズが出場します。

出場チームはイタリアから3チーム(内サンマリノ1)、オランダから2、ドイツから2、フランスから1チームの計8チームの内訳でした。

5ちゃんねるを通じて知ったこの野球場。
名前はArmin-wolf-Arenaです。
ブンデスリーガ(野球)のレーゲンスブルク・レギオーネというチームの本拠地で2013年にはWBCの予選も行われました。

オランダのアムステルダム・パイレーツのファンでしょうか。
海賊の格好をしています。

日本では東北楽天ゴールデンイーグルスにも所属して2ｍを超える長身で話題になったルーク・ファンミル投手。
キュラソー・ネプチューンズ所属です。

オーストラリアに野球を観に行った時も見掛けました。
NPBでは活躍する事は出来ませんでしたが、オランダでは数少ない野球だけで生計を立てていた選手で世界中で投げておりました。

オランダ代表として国際試合でも活躍しておりましたが、残念ながら今年の7/28に34歳の短い生涯を閉じました。
改めてご冥福をお祈り致します。

こちらはオーストラリアのアデレート・バイトでプレーしていた時のファンミル投手。

こちらは隣にあるサブグランドです。
ここで第1試合が始まり、試合が終わり切る前にメイン球場で次の試合が始まってそれを4試合繰り返したので全ての試合を最初から最後まで観るのが不可能なシステムでした。

雨が降ったり止んだりで寒くて最悪のコンディションで屋根も無かったので結構辛かったです。
16時位に日が出て来て初めて暖かくなりました。

こちらはネット裏にあった売店です。
食事やお酒などが売っておりました。

寒くてビールは飲む気にはなれずコーヒーを飲みました。

レベルは日本の独立リーグ位だと思います。
スピードガン表示はありませんでしたが、ニューヨーク・ヤンキースのスカウトが球速を測っていて一人だけ94マイル(150km/h)を出していましたが、他は速いなって思った投手でも85マイル(140km/ｈ)程度でした。

メジャーリーグのスカウトはこんな所にも現れるんですね。
2年前にドイツリーグで大活躍したライアン・ボリンジャーという米国人投手がヤンキースとマイナー契約をした事がありました。
そのボリンジャー投手は今年は台湾プロ野球でプレーしています。

球場の演出等はアメリカのマイナーリーグの様な感じでした。
グッズショップもあり、大会記念のパーカーを購入しました。

私が一番好きな夕暮れの野球場です。

なかなか見ないデザインのユニフォームが気になって、この日出場した全チームの選手を撮りました。
アムステルダム・パイレーツ(オランダ)

T&Aサンマリノ(サンマリノ/イタリア・リーグ所属)

ウニポルサイ・ボローニャ(イタリア)
自転車競技かサッカーの様なユニフォームです。
2012年にはGG佐藤選手がプレーして、2013年にはアジアシリーズにも出場しました。

キュラソー・ネプチューンズ(オランダ)
ニューヨーク・ヤンキースに似ています。

ルーアン・ハスキーズ'76(フランス)

マインツ・アスレチックス(ドイツ)

リミニ・ベースボールクラブ(イタリア)
なかなか派手なユニフォームです。

最終試合に地元のレーゲンズブルク・レギオーネが出て来たのですが、観客が一気に増えました。

個性的なフォームのマインツの投手。

この状態から立ち上がった姿勢になってから投げていました。

外野から撮った野球場。

夜間に入ってからもネット裏から撮りました。

全試合が終了。

試合後のグラウンド整備。

これにてこの旅のメインイベントは終了。
野球を観たいだけの為にドイツくんだりまでやって来た達成感。
翌日はいよいよ帰国日。

つづく