2019/11/19 - 2019/11/26
430位(同エリア1699件中)
らぱぱ代さん
私の渡航希望先リストには入っていなかったアイスランドでしたが、同行者の希望で訪問することになりました。アイスランド=首都はレイキャビク、2010年に火山噴火、くらいしか知識が無かったのです(アイスランド国民の皆様、申し訳ございませんでした)。がしかし、訪れてみると、高緯度のこの時期ならではのか弱い太陽の光を受けた手つかずの山、川、滝、氷河等の自然に圧倒されて、感動ひとしおでした。オーロラもみることができたし。
その1は2日目のゴールデンサークルの観光まで。
1日目 成田出発、深夜セルフォス着
2日目 ゴールデンサークル観光(ストロックル間欠泉、グトルフォス、シンクヴェトリル国立公園)
3日目 アイスランド南部観光(セリャリャンス滝、スコガ滝、黒砂海岸)
4日目 ヴァトナヨークトル国立公園観光(ヨークルサルロン氷河湖、スーパーブルー、ダイヤモンドビーチ)
5日目 ブルーラグーン、オーロラツアー
6日目 レイキャビク市街観光
7日目 早朝レイキャビク出発
8日目 成田帰着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
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アイスランドまでは直行便がないので(夏の時期にはチャーター便が飛ぶようですが、夏だとスーパーブルーもオーロラも見れない。。。)、今回は、スカンジナビア航空を利用してのコペンハーゲン乗継ぎです。
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スカンジナビア航空を利用するのは始めて。エコノミーの座席配置は2-4-2。搭乗すると、座席には、ブランケット、イヤホンと一緒に、500㎖の水のペットボトルが置いてありました。これはうれしいサービス。他の航空会社にも広がるといいな。
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さて、スカンジナビア航空のユニークなのは、エコノミーの無料のドリンクサービスが最初だけというところ。あらかじめTDさんから説明もあり、客室乗務員から日本語のアナウンスもあったので、了解済みではありましたが、最初に配ってしまうと、2回の食事の際は、コーヒー、紅茶、日本茶以外のサービスは有料です。ドリンクサービスのメニューは座席前のモニターで確認できます(スパークリングワインのみ有料)。で、3つまでお願いできるので、ジントニックと赤ワインと白ワインをお願いしたら、ジンで1つ、トニックで1つ、と言われてしまい、白ワインは断念。まあ、そんなに飲めませんからね。ジュース類はカップに入れてサービスされるので、何時間も抱えているわけにはいかないし、どうなんでしょうか。でも、1つだけお願いしても、他に何かどう?と積極的に聞いてくれるので、堂々と3つ頼めますよ。
ということで、旅は定番のジントニックでスタート。 -
1回目の食事。選択肢なし。パンが温かくておいしい。デザートもあっさり目の甘さでおいしかったですよ。
下膳は、再利用するのはトレイだけらしく、あとの物は全部袋にポイ。トレイだけカートの上に乗せます。カートの中に収納しないので早い。ドリンクサービスといい、この下膳方法といい、人手をカットする方法を追求している航空会社だなと感じました。 -
2回目の食事。飲み物はどうなるんだ、と心配していましたが、ちゃんとパックジュースがついていました。野菜たっぷりがうれしい。パンは温めてあります。もちろん、コーヒー等のサービスがありました。
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定刻が16:05のところ、1時間近く早くコペンハーゲンに到着し、20:05の次のフライトまで、ひま~。
コペンハーゲンからアイスランドのレイキャビクまでは、アイスランド航空で国際線ですが、食事のサービスは無し。コペンハーゲン空港で何か食べておかないとお腹ペコペコになります。 -
アイスランド、ケフラビーク空港到着。
お約束の看板。荷物をピックアップするターンテーブルのフロアへ下りる手前にあります。
こうやって地図を見るとアイスランドはフィヨルドだらけですね。 -
お約束の写真。ターンテーブルの上のパフィンちゃん。この時期、ホンモノにはお会いできませんでした。
この隣に免税の売店があります。アイスランド・クローナに両替を希望する場合は、ここで少額の物を日本円を出して買い、おつりをアイスランド・クローナでもらうよう案内されました。しかし、アイスランドは超カード社会で、何でもカード払い可ということでしたので、両替せず。(トイレチップは現金のみというところもあるようですが、無料のところを利用すればそもそも必要ありませんし。)
現地通貨に全く両替しなかった旅行は今回初めてです。 -
日付が変わる頃、宿泊するセルフォスのホテルセルフォスに到着(写真は翌朝撮りました)。ホテル3軒を2連泊ずつしましたが、ホテル外観の写真があるのはここだけ。あと2軒は日照時間が短く、暗くなってから到着、暗いうちに出発の繰り返しで、写真を撮ることができませんでした。9時半頃ようやく明るくなり、4時半には暗くなるみたいな感じです。
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ホテル裏側。オルプス川に面したこちら側の客室だと、オーロラを部屋から見ることができます。もちろん、オーロラが出現すれば、ですが。残念ながら反対側の部屋でした。
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十分な広さ。暖房はパネルヒーターです。3軒ともそうでした。ほんわかした暖かさ。
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シャワ-のみ。床がひやっとしないのは床暖房が入っている?
アイスランドでは水道水がそのまま飲めます。そしておいしい。で、温水はほのかに硫黄臭がするという話をきいていましたが、そのとおり。シャワーはもちろん、洗面台の温水も硫黄臭のお湯でした。わ~い、聞いていたとおりだ、と喜びましたが、硫黄臭のお湯はこのホテルだけ。あと2軒はとくにそのようなにおいはしませんでした。 -
2日目朝食のビュッフェ。スモークサーモンや魚の酢漬け、スキールなど、アイスランド料理もあります。
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出発は11時で、昨晩遅かったので助かります。全体に出発遅め、ホテル着早めのツアーでした。暗い時間に屋外の観光はできないので、必然的にそうなるのでしょうね。いつもなら朝食前にホテルの外を散歩するのですが、真っ暗な中歩いても仕方ないので、今回のツアーでは恒例の朝食前お散歩は中止。
出発前にホテル近くの教会まで散歩しました。シンプルで清楚な感じの教会です。この裏手に墓地があり、オーロラ観測の定番ポイント。墓地といってもおどろおどろしい感じはありません。人工光が無いことがオーロラ観測に向いているのでしょう。 -
ホテルからバスで45分ほどで、ストロックル間欠泉に到着。駐車場でバスを降りて道路を渡ると、もうそこは箱根の大涌谷状態。あちこちでボコボコしています。
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英語で間欠泉を意味する「ガイザーGeyser」という単語の語源となったゲイシールは今はあまり活動が活発ではなく、現在一番元気なのはこのストロックル間欠泉。観光客が群がっているのですぐわかります。
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ボコボコ、ボコボコ、ボコボコ。。。
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きたー!!!
回りの人に比べると噴き上げた高さがわかりますね。
到着して早々、3連発を打ち上げてくれたので大満足。5分から10分に1回、といいますが、最悪15分も待てば噴き上げるのが見られるような感じです。
別府温泉の龍巻地獄も間欠泉ですが、残念ながら水量と高さで負けてます。何も無い野原に噴き上がるってのが豪快ですよね。 -
名前のついていない間欠泉もたくさん。青い熱湯で満たされた洞窟が地底へ伸びています。
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昼食は駐車場隣のホテルゲイシールのレストランで。
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ビュッフェでした。ビール1000ISK。1ISK≒1円です。物価が高いことは覚悟してきましたが、やっぱりたか~い! お水はテーブルに用意されているので、飲み物を頼む必要は無いのですが、でもビールをいただきましょう。
そして飲み物代は、各自カード払いできます。どこでもそうでした。 -
次はグトルフォス。ストロックル間欠泉からバスで15分くらいです。バスは左側の駐車場に着きました。駐車場トイレは有料。ショップ内トイレは無料です。川に近い右側のトレイルは凍結のためか通行禁止でした。○で囲んだ3つがビューポイントです。
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まず、真ん中のビューポイントから。歩くのがおっくうならここだけでも十分かも。
グトルフォスはアイスランド語で「黄金の滝」を意味します。日の光を受けた滝が黄金に輝くことからこの名がついたそうですが、この時期、ちょっとそれは無理。でも、水沫が河岸段丘に白く凍り付いてよりスケールを大きく見せてくれました。 -
一番上のビューポイントから。ヴィークタウ川の流れが轟音とともに落ちていく様を足元に見ることができます。まだ2時くらいですが、日の光がか弱い。
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一番下のビューポイントへ行くにはこの階段を下りる必要があります。下りるということは帰りは登らなければいけないということ。覚悟して。
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でも、下りたら下りたで絶景が待っています。滝2段の段差、そして落差がよくわかります。
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アップ。
雪解けの時期には水量がもっともっと増えるそうです。すばらしいでしょうね。 -
言葉もなくただひたすら滝を見続けるワタクシ。足元がごついのはトレッキングシューズを履いているから。
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ゴールデンサークルの最後、シンクヴェトリル国立公園。グトルフォスからまたストロックル間欠泉の前をとおってバスで1時間くらい。私たちは地図左のP1でバスを下ろしてもらい、右のP2で廻送したバスに乗り込みました。行った道を戻らずにすむのがツアーのいいところ。
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このあたりで、ユーラシアプレートと北アメリカプレートが生まれて、1年に2~3㎝ほど広がっているそう。ギャウはその新しい大地が生まれる地球の裂け目。大概は海中にあり、地上で見られるのはたいへん珍しいらしいです。ちなみに写真左側がユーラシアプレート、右側が北アメリカプレート。もうちょっと生々しいかと思っていましたが、ギャウの上には遊歩道が整備されて単なる谷間、観光客だらけです。
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上からみれば裂け目です。ギャウの向こう、雪をかぶり、光を浴びた山が美しい。
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反対側には湖沼群が広がります。
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シンクヴェトリル国立公園は2004年に世界遺産に登録されています。ギャウがあるのでてっきり自然遺産だと思っていたら、文化遺産でした。
930年、ノルウェーからの移住者によって、この地で「アルシング」と呼ばれる民主的な全島集会が開催されました。この集会を議会と捉えるならば、中世の身分制議会ではなく、近代議会がすでに存在していたことになります。それを踏まえての登録でしょう。 -
アルシングがなぜこの場所で開かれたのかは私の語学力では理解不能。
シンクヴェトリル国立公園を出発する頃には辺りは暗くなりはじめていました。 -
5時頃ホテルに戻り、7時からの夕食まで時間があったので、ホテル近くのクローナン(Kronan)というスーパーに行ってみました。ロータリーを渡ってすぐです。この建物にはスーパーだけでなく、ミニイケアみたいな雑貨ショップ(?)もあって時間を潰すにはぴったりでした。何も買わなかったけれど。
7時からの夕食。ビュッフェ。ラムの冷製などアイスランド料理をいただきました。飲み物は、バーカウンターで7時までハッピーアワーで半額だそうで、600ISKでビール500㎖を購入、そのまま食事のお供に。 -
3日目朝食。
昨晩、数名の方がオーロラをご覧になったそうです。羨ましいなあ。12時前だそうで、そんなに遅い時間ではなかったのですが、時差ぼけも引きずっていて爆睡していました。オーロラコールはありませんでしたが、あっても起きたかどうか自信がありません。残念。
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