2019/11/23 - 2019/11/24
1638位(同エリア5147件中)
jokaさん
二日目は長年の宿願だった三徳山の投入堂へ。
以前はりきって国宝建築巡りをしていた頃、行こう行こうと何度も思いながら『危険なため単独での参拝禁止』という厚い壁に阻まれた因縁の場所です。
ほぼ一人旅しかしないわたしには縁のない場所かな…とすっかり諦めていましたが、三徳山の受付で単独者同士を組み合わせたり、他のグループに編入をお願いしてくれるシステムがあると知り、挑戦してみることにした次第。
予定した時間内に同行者が見つかるかどうかは運次第ですが、なんとかなるでしょう。
そのあとはこれまたずいぶん前からの課題である鳥取牛骨ラーメンの食べ歩き。
予定通りにいけば積年の宿題が二つも片付けられて万々歳!
さて、どうなることでしょう…
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ホテルのフロント脇にウーパールーパー!
ちょっとマヌケな後ろ姿が最高です。ホテルモナーク鳥取 宿・ホテル
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5時半過ぎ、朝まだきの鳥取駅。
鳥取駅 駅
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こんなところにも!空港名になったりと、今や鳥取一の有名人?ですね。
ちなみにわたしは“金田一少年”派。
どちらも連載開始当初しか読んでいませんが…
“金田一少年”派だったのは、絵柄もありますがなによりトリックの出来栄えでした。
まあ、それもそのはず少なくともわたしが読んでいた頃のトリックはほぼ国内有名作品の丸パクリ。許可を得ているのかどうか心配しつつ、一人で出典当てクイズをしながら楽しんでいました。 -
6時46分、倉吉駅着。
昨日と同じく、不要な荷物はロッカーに預けて小型ザック担いで出発。倉吉駅 駅
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“交番がむやみにデカい!”
私的『鳥取あるある』に認定です。 -
駅から徒歩7~8分、『コメダ珈琲店 倉吉店』。
当初二日目の朝食は鳥取駅構内で購入したカニ系の駅弁か『すなば珈琲』でモーニングを考えていました。
が、カニは初日で満喫したし、鳥取駅近くの『すなば珈琲』では開店時刻が遅くて(6時半~)その後の計画に支障をきたすということでこちらに変更。 -
今となっては東京にも多数出店しているコメダ珈琲ですが、ふだんコーヒーも飲まなければカフェや喫茶店にも立ち寄ることのないわたしにとっては旅先でもなければ二度と訪れる機会のないお店。
地方の有名店を訪れた時と同じくらいワクワクしています♪ -
コップも洒落てます。
訪問を決めてから、ネットで“コメダ珈琲人気メニューランキング”的な記事をたくさん読んで予習をしてきました。
玉子好きだし定番の“エッグサンド”が本命か。この季節なら“エッグトースト”にしてもいいかも。でもいろいろな記事を比較すると“あみ焼きチキンホットサンド”がイチオシのような気もするし、名古屋発というなら“みそカツパン”も捨てがたい。いっそのこと“あんかけスパ”という手もあるな……などなど。 -
散々迷った挙句、選んだのはこちら!
“たっぷりたまごのピザトースト”
勢い余ってコーヒーも注文。基本的に旅先でしか飲まないので、姪さん達と訪れた京都のイノダコーヒ本店以来かも。
11時までにドリンク類を頼むと無料サービスのモーニングセット(トースト&ゆで卵など)を断ったらかわいらしい豆菓子をくれました。 -
卵&チーズが美味くないわけがない!
それにしてもコメダ珈琲の食事メニューは時代に逆行したハイカロリーですね。思い切った振り切り方が素晴らしい。
「光が強ければ影もまた濃い」ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
会社の同僚絶賛の“シロノワール”を注文するか最後まで迷いましたが、4時間後にラーメン三杯食べる予定なのでやめておきました。
オトナになったなあ… -
倉吉駅7時45分発のバスに乗車。
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30分ちょっとで三徳山参道入口。
三徳山三佛寺は天台宗の古刹。由緒は明確ではありませんが、寺伝によれば慶雲三年(706)に役小角が堂宇を建てて修験の行場にしたことが始まりと言われています。三徳山 紅葉
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参詣時間は8時から17時。
この受付で支払うのですが、訳あってわたしは受付脇のベンチで待機。 -
三徳山三佛寺自体歴史ある古刹ですが、なにより写真家土門拳をして「日本第一の建築は?と問われたら、三佛寺投入堂をあげるに躊躇しないであろう」といわしめた国宝建築の投入堂で有名です。
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投入堂は三徳山山腹の断崖絶壁にあるため、間近で見るには“日本一危険な参道”として知られる山道を登らないといけません。
参道では毎年滑落が起き、死亡事故も複数件発生していることもあって単独での入山は禁止。つまり一人旅のわたしは登れないということ!
でも諦めるのはまだ早い。
受付で一人だと伝えると、同じ状況の人と組み合わせたり、他のグループに同行を頼んだりしてくれるわけです。 -
というわけでわたしはまだ見ぬ相棒待ち。
10時26分発のバスに乗らないとこのあとの予定に差し障る。バスは二時間に一本程度なので乗り過ごしたらタクシーを呼ぶしかありません。それも祝日にこんな辺鄙な場所まで予約なしで来てくれればの話ですが、昨日の大山を考えたら難しいような…
投入堂まで往復1時間半~2時間程度と言われていて、さっさと歩けば1時間ちょいだとは思うけど、それも相棒のペース次第。無理に急がせるわけにもいかないので、できれば8時45分ぐらいまでにはスタートしたいところです。 -
待機すること15分弱で待望の相棒到着!
広島から車で一人旅してきた若人です。
受付で参拝料800円を支払って境内に。
ちなみに投入堂まで行かないのであれば400円。 -
お参りして投入堂参拝口へ。
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こちらの参拝登山口で靴のチェックがあります。
バリバリの山道を歩くので、革靴はもちろん普通のスニーカーもダメ。底に凹凸のあるアウトドアシューズでないといけません。山道や木の根を傷めるため金具が付いた靴もダメです。同じ理由でストックや杖も禁止。
相棒はスニーカーだったためアウト。 -
その場合、こちらでわらぞうりを購入して履き替えることになります。
ここからわたしの中で相棒の名前が“ぞうりくん”となりました。
この時間から登ろうとする人は本気度高めなので、ぞうりくん以外にチェックに引っかかる人は周囲にはいませんでした。 -
あくまでも“参拝”登山なので、ペットの持ち込みや食事、喫煙は禁止などいくつかのルールがあります。六根清浄と記されたこの輪袈裟を掛けるのもその一つ。
六根とは「眼・耳・鼻・舌・身・意」を表し、三徳山の急峻な岩肌を登り、荘厳な寺院に祈りを捧げることにより六根を清らかに浄化させるという考え方が六根清浄です。 -
8時46分、身支度を整えて出発!
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初っ端から木の根の急登。
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カズラ坂
薄手のウールのベースレイヤー一枚ですが、歩き出して10分もしないうちに汗をかき始めました。袖を目いっぱいめくって半袖状態にするも焼け石に水。 -
大山近辺では麓でも紅葉は終わっていましたが、こちらはまだ若干残っています。
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クサリ坂
一番長い鎖場。それなりに距離はあるものの右側の登りルートは鎖を使わなくても問題なし。アスレチック気分で楽しめます。
ただし左側の下りは岩肌が湿って滑ることもあり、少なくともわたしの技術では鎖が無いととても無理。登りよりずっと長く感じました。 -
三佛寺文殊堂(重要文化財)
クサリ坂の上に見えていた建物。桃山時代の建立と推定されています。 -
四方の縁の幅は60cmほど。しかも水はけをよくするためかほんの少し外側に傾斜しています。
縁を歩くかどうかは戻り際に決めることに。 -
それなりの岩歩きが続きます。
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大きな岩を乗り越えるぞうりくん。
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似たような建物がもう一つ。
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何でもないような道でも、雨上がりだと神経使いそうです。
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三佛寺地蔵堂(重要文化財)
こちらは室町時代末期に建てられました。
ひとまずこちらもスルー。 -
撞いてみました。
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三佛寺観音堂
観音堂の裏はほんとに真っ暗。手探りでないと進めないほど。
短い距離とはいえ“胎内くぐり”の名は伊達ではありません。 -
観音堂の先の角を曲がると
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いきなりドンッ!
三佛寺 寺・神社・教会
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ネットでは何度も見たことあるけれど、間近で見た方がさらに不思議という…
CGが現実世界に飛び出してきたかのような違和感があります。 -
目いっぱい近づいてみた。
ここに建てようと思った動機を知りたいし、建てられると思った自信の源はもっと知りたい。けっきょく意志の強さがすべてだとは思うけれど…
役小角が法力で投げ入れたという伝承が残るのも無理はありませんね。 -
今でも補修や手入れはされているはず。
その様子が見てみたいなあ。 -
10年越しの願いが叶って大満足です。
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観音堂もこちらから見るとかなりの“すっぽり感”。
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まさにオーダーメイド。
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地蔵堂に戻ってきました。
ぞうりくんが縁を回るというのでわたしも付き合うことに。 -
おいおい、マジですか
最初の角を曲がると… -
だーーーーーっ!バカバカ!!
壁にへばりつくようにして進んでいます。 -
一つ先の角にはぞうりくん。
こうして見ると縁の幅もけっこう広く見えますが、実際歩くととてもそんな風には思えません。 -
一番高度感のある角を通り過ぎたところ。
これ以上は見下ろせません。ましてや、ちょっとやってみたいなと思っていた縁に腰かけるなんて真似は不可能です。
なぜだか「ごめんなさい!ごめんなさい!」と呪文のように心の中で唱えながら歩いていました。 -
全力で謝ったおかけでなんとか無事戻ってくることができました。
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お次は文殊堂。
このあたりまで相棒のぞうりくん以外わらぞうり着用者無し。
というわけで人とすれ違うたびかなりの確率で声を掛けられるぞうりくん。大人気です。
ところがここから先、ぞうりを履く人が急増してバブル人気はあっさり崩壊。やはり早朝出発組にはガチ勢が多いということなんでしょう。 -
こちらは大混雑。
これだけの数の老若男女、体力も違えば参拝の動機も異なる人たちが登ったり縁を回ったりしていて、数人の死者で済んでいることがむしろ驚き。
山歩きの際、いつも感じてることです。 -
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持ち前の無駄なコンプリート癖を発揮してこちらも縁側一周。
もちろんちゃんと謝り続けました。 -
すれ違いが難しい区間は登りと下りとで別ルートになっています。
文殊堂脇も登りは大きな岩を越えて、下りは文殊堂床下を迷路のようにかいくぐって進まなくてはいけません。
ぞうりくん右手の上下を木材と岩で挟まれた狭い部分が通路。
物理的に通れない人はどうするんでしょうか? -
足元が湿っていて滑りやすかったため、下りはずいぶん長く感じました。
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10時7分、無事戻ってきました。
10時26分発のバスにちょうどいい時間。 -
汚れた我が身を清めてくれた輪袈裟ともここでお別れ。
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参拝受付は朝よりもずっと賑わっていました。
ゆっくり自分のペースで登りたいなら朝一がおススメです。 -
わらぞうり推しの貼り紙。
お寺だって参道で怪我されるのは困るだろうしね。
せっかくなのでわたしも履き替えればよかったかな。 -
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趣のあるお地蔵さん達。
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ここで三朝温泉に立ち寄るという“わらじくん”とお別れ。
時間に余裕さえあれば同行したところでしたが、わたしも行き先が決まっているので…
おかげで楽しく参拝できました。ほんとにありがとう! -
倉吉駅行きのバスに乗って三徳山をあとにします。
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倉吉駅の一つ前のバス停で降車して、11時の開店と同時に訪問。
『ラーメン幸雅』
牛骨ラーメンの人気店です。ラーメン幸雅 グルメ・レストラン
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鳥取県中西部は山口県の下松と並ぶ牛骨ラーメンの本場。どちらも50年以上の歴史を誇ります。牛骨のクセの強さを逆手に取った個性的な味わいのスープが特徴です。
中でも倉吉は多くの人気店が集まる鳥取牛骨ラーメンの中心とも言える場所。
個人的には鳥取を訪れるなら外せない場所だったんですよね。 -
評判のいいチャーシュー丼や牛すじ丼とのセットメニューにするか激しく迷いましたが、このあとのことを考えて看板メニューを注文。
『なつ旨ラーメン』580円
白醤油ベースの塩味です。
塩気が牛骨特有の甘さを絶妙に抑えて、コクと旨さと甘みのバランスがとてもいいラーメンでした。開店直後にほぼ満席になるのも納得の味。
ご馳走様でした♪ -
駅前まで5分ほど歩いてタクシーでワンメーター。
『いのよし』
11時25分着で4人待ち。こちらも人気店です。いのよし グルメ・レストラン
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いろいろ頼みたいメニューはありますが、食べ比べという目的上その店のスタンダードの一杯をいっとかないといけないわけで…
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頼んじゃいました…
連食するからと思って『ラーメン幸雅』さんでは我慢したのに…… -
ついでに牛すじも…
毒を食らわば皿までです。
だって牛骨ラーメン屋の牛すじなんて旨いに決まってるじゃないか! -
『しょうゆラーメン』580円
どちらかといえば甘さを前面に出したいかにも牛骨っぽいスープ。
油分少な目でスイスイいけます。 -
この脂が牛骨スープの命だと思います。
ご馳走様でした♪ -
『いのよし』から歩いて数分。
『中華そば八兵衛』
12時ちょうどの到着です。 -
家族連れや若者が中心だった前二軒と異なり、こちらはガテン系のお兄さんたちが目立ちます。
メニュー構成もなんだか潔い感じ。 -
『牛骨ラーメン』660円
当然こちらでもスタンダードメニューを。 -
見るからにわかる油膜の厚さ。おかげでいつまでも熱々です。
油を若干焦がすことによってパンチとコクを引き出した力強いスープが特徴的。
ガテン系のお兄さんが多い理由もわかります。
ご馳走様でした♪
同じ牛骨ラーメンとはいえ、味の傾向がまったく異なる三杯でした。
これぞ食べ比べの醍醐味ですね。満喫しました♪ -
くらよしフィギュアミュージアムでタツノコフェスティバルを見学するか迷ったのですが、バスの時間が中途半端だったためやめておきました。
倉吉駅発12時36分の電車に乗って鳥取駅まで。 -
駅前のバスターミナルから循環バス『くる梨』に乗車。
鳥取駅バスターミナル 乗り物
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14時14分、『仁風閣・県立博物館前』にて下車。
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鳥取城跡の久松公園です。
鳥取城跡 久松公園 名所・史跡
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『仁風閣』
明治40年(1907)鳥取池田家の第14代当主池田仲博侯爵が、宮内省匠頭であった 片山東熊博士に池田家の別邸として設計を依頼して完成させ、同年皇太子嘉仁親王(のちの大正天皇)の山陰行啓時の御宿所として利用されました。
国の重要文化財に指定されています。仁風閣 名所・史跡
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初めから皇族の利用を念頭に置いて設計されたと言われるだけあって、白亜の豪勢な造りです。
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真横には鳥取城跡。
石垣の圧が凄い!
見下ろされているというか、威圧されている感が拭えません。 -
室内展示はこんなものから始まります。
ちなみに撮影可のものと不可のものが半々くらい。 -
たしかに素材的に掃除は楽そうですが…
よほどお金が余っていたんでしょうね。 -
俗に言う“便所スリッパ”もこの仕上がり。
統一感がインテリアコーディネイトのカギなわけですね。 -
“天気晴朗ナレドモ波高シ”
皇太子行啓に同行した帝国海軍元帥、東郷平八郎が鳥取県の内務部長に送った直筆の書。
出典は日露戦争の雌雄を決した日本海海戦において、連合艦隊司令長官東郷平八郎が大本営へ打電した電文の結びの言葉。起草は『坂の上の雲』の主人公、先任参謀秋山真之中佐です。
堺雅人さんが色紙に“倍返しだ!”って書く感覚でしょうか? -
池田家13代当主池田輝知の娘、亨子(当時6~7才)が15代将軍徳川慶喜の五男、徳川博(当時12~13才)に送った手紙。
輝知と博は従弟同士で、輝知が跡継ぎを残さず30歳の若さでこの世を去った際、博が婿養子として亨子と結婚し14代池田家当主となりました。 -
いくら大家のお嬢様とはいえ今で言えば小学校一年生。小さな子どもが一生懸命書いた手紙はそれだけで胸をほっこり暖かくしてくれますね。
むかし(といってもたかだか6~7年前)までよくもらっていた姪さん達からの手紙を懐かしく思い出しました。 -
支柱がない優美な螺旋階段。実は使用人が昇降する裏階段だったようです。
なるべくスペースを取らないようにとの配慮からこの形になったのでしょうか。
まさに用の美! -
またしてもトイレ。企画者のこだわりが感じられます。
こういう生活感が伝わる展示が大好きです。 -
砂を敷き詰めて使うところといい、なんだか猫気分♪
百年間の進歩に感謝です。 -
続いては寝室。
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畳敷きに暖炉の組み合わせが斬新。
薪が爆ぜて畳が焦げたりしなかったんでしょうか?
焦げるだけならまだしも、火事にでもなったら取り返しがつかないと思うのですが… -
御座所
建物内で最も豪華な内装を施した部屋だそうです。
角のソファに以外に落ち着けそうな場所がありません。 -
白亜の洋館に和服がよく映えます。
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テラスから見下ろした裏の庭園。
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そして仁風閣といえば『るろうに剣心』。
実写第一作において敵のラスボス、武田観柳の屋敷として登場しました。
映画の中ではCGで横に1.5倍ほど大きくなっていましたが… -
先ほどの螺旋階段を二階から見下ろしたところ。
外壁が八角形になっているのがわかります。建物を背面から見て右側にある尖塔がまるまる階段室になっているわけです。 -
建物裏手の宝隆院庭園へ。
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右端の尖塔が螺旋階段のある階段室です。用の美というよりも凄く贅沢な造りだったわけですね。
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こちらから見ると『るろうに剣心』感が強し。
るろ剣のロケ地は、覚えている限り大谷資料館(志々雄真実のアジト)に次いで二か所目の訪問となりました。 -
下調べが足りなかったのと時間が足りなかったのとで迷った末スルーしてしまいましたが、鳥取城址は球形の石垣など見どころ満載の場所のようです。
知っていればこのあとの予定を変更したのに。残念… -
俯瞰で見ても、仁風閣を圧する鳥取城址。
意図的にこの配置なのだとしたら、なかなか挑発的だなと思うのですが。 -
またしても『くる梨』で移動。
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鳥取駅近くの旅館、『観水庭こぜにや』さんです。
鳥取温泉 観水庭こぜにや 宿・ホテル
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お目当てはこちら。
入浴料1080円(小タオル付)、バスタオルレンタル300円でした。 -
開放的で快適な浴室。
まあほとんどの時間、露天風呂に入っていたわけですが…
極楽♪極楽♪
おにいさんに声を掛けてから撮影してます。 -
駅近とは思えない風流な庭園。
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が、見上げればマンションが…
それはそれで趣があってわたしは好きですけど。
家族で来るならかなりおススメです。 -
池をのぞくと一瞬にして鯉がわらわらと集まってきてちょっと驚く。
写真を撮った瞬間に一斉に散ってしまったのでこの状態ですが、実際は気持ち悪いぐらいに密集して全員がわたしの方に顔を向けていました。 -
なるほど…
-
温泉の後はやっぱり生ビール♪
通りがかりのこちらに立ち寄ろうかと思いましたが、残念ながら営業時間外。
あとで調べたらアルコールは扱っていないようなので、いずれにしても入店はしなかったかもしれませんが。すなば珈琲 ホープスター店 グルメ・レストラン
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というわけで駅ビル構内のこちらへ。
一見よくあるカフェレストランですが、右の通路の突き当りまで続く巨大店舗。
店員さんによれば夜には満席になることもあるとのことで、鳥取の駅構内にこれだけの需要があることにちょっと驚きました。トットリ バル キンサッタ グルメ・レストラン
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うま~~~♪
サクッと飲んで店をあとにしました。 -
鳥取駅16時21分発のスーパーいなば8号で岡山を目指します。
自由席は満席のようでしたが、指定席は乗車率1割未満でとても快適。鳥取駅 駅
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暮れ行く夕陽を眺めながら読書三昧。
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18時11分、岡山駅着。
なかなか個性的な銅像がお出迎え。
こちらは青春感謝の像。旧制第六高等学校の創立百年を記念して卒業生が建てたものだそうです。待ち合わせ場所として大人気の桃太郎像のすぐそばですが周囲には誰もいません。
凛々しい顔立ちといいい、颯爽とした立ち姿といい、わたしは断然こちらを支持します!六高生記念像 名所・史跡
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岡山駅のホームから駅構内に上がった瞬間、あまりの人の多さに立ち眩みしそうになりました。まさに“大都会岡山”!
たった二日間の鳥取滞在なのに。これまでにない衝撃的な感覚でした…
駅前の地下通路を渡ってすぐ、お目当ての店に到着。
『竹浜』
鰆が名物の居酒屋というか小料理屋というか。竹浜 グルメ・レストラン
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ショーケースの中身も渋い!
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入店と同時に女将さんが「鰆丼でいいですか?」と。
一見の客には自動的に尋ねているみたいですね。
カウンター奥には常連さんらしきお二人が飲んでます。
わたしも一杯やるつもりで来たわけですが、ビール、日本酒気分ではなかったため、おとなしく食事だけにしておくことにしました。 -
海苔の下には鰆のヅケがたっぷり。大葉の風味が効いています。
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半分程食べたところで出汁をかけてもらい茶漬け風に。
色の割に出汁の風味は弱めでした。ちょっと残念。
ご馳走様でした。 -
続いてこちら。
『中華そば山冨士 本町店』
あっさり豚骨ベースの醤油味という岡山ラーメンの王道を歩む一軒だとか。
とてもこじんまりとした店内。 -
一番人気の“ねぎ中華”を注文。
予想以上にあっさり味。ネギとの相乗効果ですいすい食べ進められます。
後味にかすかに残る魚介系もいいですね。
少なめの麺量といい基本的には飲んだ後の締めに最適の一杯かなと思いました。
おそらく深夜の方が混んでるのではないでしょうか。
ご馳走様でした。 -
最後にサクッと飲もうと駅前をぶらつくもなかなかピンとくる店が見つかりません。スマホで検索してあたりを付けた駅ビル内の店も駅ビル自体が改装中らしく見当たらず。
そうこうしているうちに時間切れで夕食タイムは終了。 -
相変わらず大混雑の駅から新幹線に乗って帰宅。
初めて訪れた鳥取は、食べ物が美味しいうえに人が少なくてのどかでとても過ごしやすい場所でした。次は花の時期か雪山の大山と米子、境港あたりの食べ歩きでしょうか。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。岡山駅 駅
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