2019年11月　スペイン３都市旅行（バルセロナ・サラゴサ・マドリード）バルセロナ市内観光

2019/11/12 - 2019/11/20

11月14日、バルセロナ3日目は朝からサグラダファミリアを見学。ちゃんと入場したのは26年ぶり！26年前はデジカメなどもちろんなく、今の様子と比べることができないのが残念ですが素晴らしいの一言に尽きました。
その後歩いてサンパウ病院へ行き、続いてグエル公園へ。グエル公園は3時からの入場を予約していましたがそれでも大混雑でした。次の日にサラゴサへ移動なので、バルセロナ最後の夜はタラントスでフラメンコを見ました。

エリア バルセロナ(スペイン)

朝8時ごろにホテルを出発、地下鉄を乗り継いでサグラダファミリア駅へ。
30分ほど早めに着いたので、しばらく生誕のファサードを通りの反対側から眺めてみます。
入り口にはもう10数人並んでいたので私も列に加わります。
この日は残念ながらあいにくのお天気でした。

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

生誕のファサードと糸杉。

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

9時より前に入り口の門が開き、荷物検査を済ませ、オーディオガイドを受け取って生誕のファサードの前へ。教会の中まではまだ入れないので、ガイドを聞きながら門や完成後の模型などを見て待ちます。

完成したときの模型。真ん中の一番高い塔がキリストを表し、そしてマリアの塔、福音書家4人（マルコ、ルカ、ヨハネ、マタイ）、12使徒の塔。4人の福音書家にはそれぞれ動物があてがわれていて、教会内部の柱の節目にも4人の絵が描かれています。

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

生誕のファサードにある柱の下にはカメが。
海に近い方がウミガメ、遠い方がリクガメとちゃんと区別しているそうです。
こちらはウミガメ。

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

こちらはリクガメ。もう一方のカメと足の形が違います。

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

生誕のファサード。言葉で言い表せない感動。

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

門の扉は、よーく見ると、クモやダンゴムシ？のような虫がいます。

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

ヤモリもいます。

生誕のファサードを堪能した後さっそく中に入ってみます。

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

なんだか、教会なのにあまり宗教っぽさがないと感じました（良い意味で）。
別の方も書かれていましたが、ナウシカの腐海の底にいるように感じました。

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

聖書の一節？がたくさんの国の言葉で書かれている扉。
日本語も見えるかな？

父と子と聖霊の名においてと書いてあります。
このでっかい貝みたいなものは本物かな～。

それにしても天井はいつまで見ていても飽きません。

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

階段も凝っています。

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

地下礼拝堂も見学できると思っていたのですがこの日は入れませんでした。なので窓から覗き見るだけ。

中央にキリストの像があり、かさの部分には葡萄の飾りが。

立派なパイプオルガン。

ここでいろいろなパーツを作っているのでしょうか。

受難のファサード側へ出る前にもう一度生誕のファサードへ。これは菖蒲でしょうか？

受難のファサード側に出てきました。6年前に来たときは、この上の灰色っぽい部分はなかったな～。
生誕のファサードとは違い、こちらはカクカクとした彫刻です。

キリストに接吻をするユダの像と、魔法陣。

名残惜しいけれど教会を後にして、最後に１枚だけ受難のファサードを。
実はちょうどこのときものすごい雨で、傘をさしても間に合わずびしょ濡れに。
サンパウ病院に行く前に、近くのバルでコーヒーを飲みつつ雨が止むのを待ちました。

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

雨が止んだすきにサンパウ病院へ歩いて移動します。
２０分ほどかかりますが、街並みが素敵なので全然苦になりません。

ガウディ通り 散歩・街歩き

振り返ればやつがいる。

ガウディ通り 散歩・街歩き

着いた！お天気が悪いのが本当に残念ですが、建物は素晴らしいです。
ちなみに、バルセロナの空港バスでもらった地図に割引券がついていたので１４ユーロのところ１２ユーロで入場できました。

サン パウ病院 現代・近代建築

サンパウ病院の模型。

サン パウ病院 現代・近代建築

病棟にはそれぞれ名前がついており、中に入って見学できる2棟のうちの１棟はSant Rafael です。

Sant Rafael病棟の中。こんなかわいい病院だったらしばらく入院してみたいとも思いますが天井が高いので冬は寒そう。。。

サン パウ病院 現代・近代建築

昔の様子を写した写真もあります。

ここでは昔の医療器具も展示されています。なんかおどろおどろしいな～。

タイル張りの天井も素敵。

２棟しか見学できず、ちょっと物足りないな～と思いつつ最後に入り口近くの建物へ。なんと！ここの装飾がとても素晴らしい！

サン パウ病院 現代・近代建築

カタルーニャ音楽堂のステンドグラスにも負けない！
いつまでも見上げていたい・・・でも首が痛い・・・。

サン パウ病院 現代・近代建築

モデルニスモ全開！

サン パウ病院 現代・近代建築

建物からちょうど正面にサグラダ・ファミリアが見えます。
病院にしておくにはもったいない立地。

この後、グエル公園に向かいます。
病院から歩いて１0分くらいのAlfons X駅から出ているシャトルバス（グエル公園の入場料に含まれています）に乗っていきます。
このAlfons X駅自体もサンパウ病院からは結構急な坂道を登っていきます。
ヒールのあるブーツを履いてくるという痛恨のミスを犯したので、足の痛みが限界。。。

サン パウ病院 現代・近代建築

シャトルバスは、グエル公園東側のバス停に着きます。
有料区域に向かって歩いて行く途中にグエルの家博物館が。ここは４時過ぎに予約を取っているので後で戻ってきます。

いい眺め。これでもっと晴れていたらなぁ。。。

グエル公園 広場・公園

波型のベンチ！ほとんどの部分が工事中でしたが一番長めの良い真ん中の部分は一部公開されていました。

グエル公園 広場・公園

ベンチを遠くから撮影。

グエル公園 広場・公園

太陽のメダイヨン？

グエル公園 広場・公園

超有名なトカゲ！撮影する人が絶えずやってくるので写真を撮るのに苦労しました。

グエル公園 広場・公園

こちらはお土産屋さんになっています。

グエル公園 広場・公園

サグラダファミリアで超感動したので、思わずガイドブック買ってしまいました。
日本語のガイドブックも売ってるんですねぇ。。。

グエルさんの家博物館に戻ってきました。
通常の入場料は5.5ユーロですが、サグラダファミリアの入場料に２ユーロ追加する形で予約できます。

ピンクっぽい壁の色と窓の緑色のコントラストとバルコニーの柵の装飾がすばらしい！

敷地内にはサグラダファミリアの完成模型が。

グエルさんは敬虔なクリスチャンだったとのことで家の中にもお祈りスペースが。

素敵なランプ～。

庭にあったタイルの壁。

カサ・バトリョだったかカサ・ミラにあるものと同じ椅子。

洗面台とランプもおしゃれ。

帰りは、シャトルバス乗り場から少し下ったところにあるバス停から２４番の路線バスに乗ってカタルーニャ広場に戻ってきました。
せっかくなので、カタルーニャ音楽堂に寄ってみました。ここにあるバルで軽～く１杯飲みたいなーと思ったのですが入り口が見つからず断念。

カタルーニャ音楽堂 建造物

３日間あるき回り、どうにもこうにももう足の痛みが限界だったので、カタルーニャ広場近くのお店でスニーカーを購入。３０ユーロで悪くないです。
スーツケースのスペース上、替えの靴を入れるスペースを節約したいと思ってたのに結局荷物が増えることに。とほほ。
フラメンコ見に行くときにおしゃれしたいからブーツ！と思って履いて来たけど、歩きでの観光は歩きやすい靴が鉄則ですね。。。

ホテルで一休みした後、ホテルから歩いて５分くらいのところにあるタラントスへフラメンコを見に行きました。
ここのショーは３０分と短いですが物価の高いバルセロナにあってお値段１７ユーロとお財布に優しい価格設定です。１ドリンク込みだと２２ユーロですが、当日バーでドリンクを買っても５ユーロでした。

ロス タラントス 劇場・ホール・ショー

席は早い者勝ちで好きなところを選べます。
私はステージ横の１段高い席をゲット。

ロス タラントス 劇場・ホール・ショー

オレー！な内装。
ショーは短かったですがEl Yijoさんも女性の踊り手さんも素晴らしく、大満足です！
フラメンコを見てみたいけど高いお金を払って席があまり良くないのはちょっと・・・という方はここオススメです。

ロス タラントス 劇場・ホール・ショー

フラメンコの後、ランブラス通りで客引きをしていたレストランに入りました。
コロッケとハム、どちらも美味しかった！

バルセロナ、名残惜しいけど次の日はサラゴサに移動です。