2019年11月 スペイン３都市旅行　サラゴサ２日目　サントゥアリオとアイススケート鑑賞

2019/11/12 - 2019/11/20

１１月１６日は、サラゴサから足をのばしてSantuario de Misericordiaという小さな村へ。
なぜそこへ？それは、2012年に突然有名になったある絵画を見にいくため。
夜はハビエル・フェルナンデスのアイスショー鑑賞。

エリア スペイン

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

サラゴサ２日目は、バスとタクシーを乗り継いでSantuario de Misericordiaという小さな村を訪ねました。
まずは路線バスに乗ってサラゴサのデリシアス駅へ。途中でオベリスクのようなものを見かけました。

デリシャス駅 駅

デリシアス駅の地下にあるバスターミナルからTherpasaという会社のバスで、一路ボルハへ向かいます。ボルハに近づいてくると、遠くに雪を被った山が見えました。
Therpasaはウェブサイトもあるのですが、バスのチケットはなぜかうまくオンラインで購入できませんでした。

ボルハの小さなバスターミナルにあったサラゴサ～ボルハ間のバスの時刻表。曜日によって運行時間が違うのでご注意を。
一番上の段がサラゴサからボルハ行き、その下がボルハからサラゴサ行き。私は１０時サラゴサ発のバスに乗りました。帰りのバスのチケットも念のため購入。１時半発だとゆっくり観光できなさそうなので３時４０分のバスにしました。

いろいろな方のブログでは、ボルハのバス停のおじさんがタクシーを呼んでくれるという話でしたが、番号を教えてくれただけでした。一服してからタクシー会社に連絡しようと思い外でタバコを吸っていたら、おじさんが出てきて「もう電話したか？まだならタクシー呼んであげようか？」と声をかけてくれたのでお言葉に甘えることに。しばらくしてタクシーが到着し、サントゥアリオへ向かいます。

ボルハのバスターミナルからタクシーで１０分ほど山道を登って村に着きました。運転手さんが、「帰りの足はどうする？３０分くらいなら待っててあげるけど」と言ってくれたので待っててもらうことに。親切に、教会まで着いてきてくれて、いろいろ説明したり写真を撮ってくれたりしました。

お目当ては、これ！以前は無料で入れたようですが今は２ユーロの入場料がかかります。この教会の維持に使われると思えば安いです。

この絵が時間とともに傷んできたことに心を痛めたセシリアさんが、２０１２年に修復を試みることに。

修復？後がこれ・・・。
インターネットでまたたくまにニュースが世界中に広がった直後は数万人の観光客がこの小さな村に押し寄せたようです。

３枚ならぶと修復後の残念さが際立ちます。。。(^_^;)

日本人もたくさん訪れたのか、日本語の説明もあってびっくりしました。
こちらは、オリジナルの絵を描いたエリーアスさんに関する説明。

こちらは、修復作業をしたセシリアさんに関する説明。いろいろ大変な人生を歩まれたのですね。

小さな教会ですが、絵だけでなく小さな祭壇なども見る価値があります。

水色の天井がかわいい！

教会の内部には、昔の暮らしを再現したちょっとした展示がありあした。

その更に隣のスペースでは地元の人が描いた絵も展示されていました。修復前の絵、修復後の絵とセシリアさん。

こんなものまで。。。もはやギャグ。

そしてTシャツやキーホルダー、ワインなどいろいろなEcce Homoグッズも売っていました。折角なのでワインを買うことに。ワインは２種類、熟成期間が違うものが売っていました（記憶がおぼろげですが）。４ユーロの安い方を購入。

記念品も買って満足したところでボルハに戻ります。
ボルハに戻る途中、運転手さんがいろいろなところに寄って説明してくれました。スペイン語での説明だったので半分くらいしかわかりませんでしたが、この辺りにはボデガがたくさんあること、ボルハに来る途中に見えた雪を被った山はモンカヨ山ということなど。

ボルハに戻ってきて、街の中心に近いところで降ろしてもらいました。さてタクシー代を。。。いくらなんだろう、ブログで見た情報では同じように運転手さんに待っててもらって往復で１０ユーロくらいってあったからそれくらいかなと思っていたらなんと２０ユーロ！待っててくれると言われたときに、その場合はいくらかかるか聞いておけばよかった・・・。そうしたらもうちょっと安い値段を言われたか、２０ユーロって言われたらじゃあ帰りは別のタクシーで、ということもできたのに。まあ仕方がない。

なんだかいきなりしょぼーんとなってしまい、ボルハを観光する気も失せてしまいました。天気も良くないし。
ということで観光もそこそこにサラゴサに帰ることにし、バスターミナルへ向かいます。今から戻れば１本早いバスに乗れるかも。

途中で見かけた案内板。ガルナッシュ種はアラゴン州が産地なのですね。

コンセプシオン修道院。

バスターミナルちょっと手前にあった教会。名前は不明。

バスターミナルに着くと、窓口は閉まっていましたがしばらくすると朝もいたおじさんが戻ってきました。３時４０分のチケットを１本早いバスに変えてくれるか聞いてみたところちょっとめんどくさいなーという顔をしながらも変えてくれました。

サラゴサに戻って来て、ランチはホテル近くにあるカフェLa Manonで。前日入ったカフェの２軒くらい隣にあります。お店に入ったときはガラガラでしたがしばらくするとおじちゃん、おばちゃんグループがたくさん入ってきてあっという間に賑やかになりました。

またまたトルティージャとコロッケ。いずれも美味。そしてこれもコーヒーも入れて全部で６ユーロ程度と安い！

隣に座っていたおばちゃん２人組の１人が、もう１人のおばちゃんにDo what you love every day の意味をスペイン語で説明してあげてました。カワイイ。

夜は、Pabellon Principe Felipeでハビエルフェルナンデスのショー鑑賞！
スペイン広場近くのバス停からバスに乗ると、同じくショーを見に行く様子の人たちがたくさん乗って楽しげに話しています。会場近くでたくさん人が降りたので私もついて行きます。

結構広い会場。会場内でビールやワインを売っていましたが、飲んだら絶対途中でトイレに行きたくなると思って我慢我慢。

席は、ちょっと奮発してかぶりつきの席を予約。

写真を何枚か撮ったのでアップしようと思ったのになぜかうまくいかないので写真は省略（涙）。

さて、次の日は午前中最後のサラゴサ観光をしてからマドリードに移動します。