3連休+αのジャワ島紀行（３）ボロブドゥール遺跡

2017/10/09 - 2017/10/09

3連休を利用してインドネシアのジャワ島中部へ。世界遺産のボロブドゥール遺跡とプランバナン遺跡を訪れ、アマンジウォに泊まりました。
アマンリゾートは言うまでもなく素敵ですが、その中でも特に憧れていたうちの1軒がアマンジウォでした。ボロブドゥール寺院を模したつくりで、どこを切り取っても美しい。
世界3大仏教遺跡に数えられるボロブドゥール遺跡はもちろん、ヒンドゥー教遺跡も素晴らしかったです。
この旅行記では、ボロブドゥール遺跡を紹介します。

エリア ボロブドゥール遺跡周辺(インドネシア)

• 旅行の満足度: 4.5

アマンジウォのアクティビティでボロブドゥールサンライズツアーに参加します。
4:00にモーニングコールがあり、ロトンダに向かうと、ペストリーとコーヒーが用意されていました。

4:30に専用車でホテルを出発。マノハラホテルの受付でチケットを買いますが、運転手さんがすべてお世話してくれます。

懐中電灯を照らしながら真っ暗闇の中を進み、遺跡の階段を一直線に上っていきます。一番上のあたりに陣取って日の出を待ちます。

だんだん明るくなり、無数の鐘型の仏塔（ストゥーパ）が輪郭を現し始めます。しかし雲と霧が濃い。

やっぱり分厚い雲に覆われています。

本当にうっすらとですが、少し赤みがかりました。

こうやってたまに雲の切れ間から太陽が顔を覗かせてくれました。
でも空が赤くなることなく、すっかり太陽が昇ってしまいました。
茜色に染まった空に黄金の太陽が昇ってきてストゥーパを照らす写真を見ていただけに、お天気のことなので仕方ないとはいえ、残念無念。
とはいえ、円錐状に段が重なった上にずらりとストゥーパが並んでいる様子は圧巻で、一番上の10段目の大きなストゥーパのまわりをぐるっとまわって歩くと、ストゥーパのスロープの向こうに広々とした緑が広がっていて、素晴らしい景色でした。

日の出を鑑賞した後は、日本語ガイドさんの案内で遺跡を見学します。
本当は下の段から上っていくほうが、お釈迦様が誕生して悟りを開いて天上界に至るストーリーの流れがよくわかるらしいのですが、サンライズツアーの場合は逆に下りていくことになります。
9段目には蓋を開けて中の仏様の姿がわかるようにしているストゥーパがあります。この仏様を起点に何周かしてお祈りすると願いが叶うそうなので、ぐるぐるまわります。

後光が差しているようです。

段によってストゥーパの穴の形が違うそうです。

下の段のほうに下りて行きます。

見上げると中央に10段目の大きなストゥーパが見えます。

回廊のようになっています。

足元の石組みも緻密ですごい。

下界を見守る仏様。

下のほうの段になるとストゥーパはなくなり、壁沿いに歩いてレリーフを見学します。
お釈迦様誕生を描いたものもあれば、農民の生活を切り取ったものもあります。

見上げると何層にも重なっている様子がよくわかります。

摩耶夫人が白い像が胎内に入る夢を見て釈迦を懐妊したシーン。

物語は続きます。

一番下まで降りてきました。下から全貌を見ても迫力があります。

階段を下りて行った先はマノハラホテルのレストラン。
サンライズツアーにはここでの軽食も含まれています。ボロブドゥール遺跡を眺めながらのティータイム。
でもこの後ホテルに戻って朝食なので、軽めにいただきます。ホテル滞在の様子は「3連休+αのジャワ島紀行（２）アマンジウォ滞在」をご覧ください。