2019NOVハノイ～＜第３日目＞ハノイ大教会周辺でシュールなお買い物

2019/11/05 - 2019/11/12

2019年11月７日（木曜日）
家を出て早３日目。今日はハノイ大教会周辺でお買い物の予定。
この辺りは、ホーチミンでいうところのドンコイ通りみたいなもの。
キッチュで可愛い雑貨屋さんが軒を連ねています。
その分、観光客目当てだから、割高だけどね～。
でも、この時期雨季が明けて乾季に入ると
ウェディングシーズンだから
きれいに着飾った花嫁さんの姿も見られますよ♪

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レート：1円＝201円

何と何と1日で円が大暴落！
日本で何かあった？

それはそうと、０を２つ取って2で割ると
日本円になります。参考までに。

エリア ハノイ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

今朝は7時半にホテルを出て
タクシーでフォー・ティンへ向かいます。

とうとう池袋にまで出店したというフォー・ティン

ここのフォー・ボー（牛肉入りフォー）を
食べるためにハノイに来たと言っても過言ではない！
そのフォーをいざ食らわん！

と、店に入ろうとすると
以前、厨房にいたお兄ちゃんが会計してる。
そして私たちから60,000ドンずつひったくる。

ま、まあな、ハノイもインフレなんだろうなあ。
これだけ発展してるし、2年も経ってるし
10,000ドンくらい値上がりするわよね。

席に座ると、早速出てきた、
フォー・ボー

ん～、でもなんか違う気がするなあ。
あ、ネギの白い部分まで使ってるし、
ネギの量が少ない！
以前なら、肉が隠れるぐらい
ネギで表面が覆われてたのに！

ま、まずはスープですよ。
・・・・・
？
なんか、前と味が違う気がする。気のせいだろうか。
コクがない気がするのは私だけ？

お肉も、あの香ばしさがない気がする・・・

と思って黙って食べていたら
相方が
「なんか、味変わってない？」
とボソリ。


ああ、やっぱり味が変わったんだ?
それでも店内は人でいっぱい。
入り口にも並んでる。

儲かってあぐらをかいてしまったんだわ。
大体厨房のお兄ちゃんが金勘定なんて似合わないもの。

もう、行くことはないわね。

ま、何はともあれお腹はいっぱいになったし
教会へ向かって歩くぞ～！

と、地図を見たら交差点のすぐ近くに
チュングエン・コーヒー・レジェンドの文字が。

わーいわーい、これは寄っていかなくちゃ。
フレームの中に偶然入ってしまった女性。
う～ん、バブリーねえ。
今のハノイを象徴してる。

門を入り、右手に折れると、店内へと続いています。
半地下になっているところが、レジェンドざ～ます。

元々、ハノイにはハイランズしかありませんでした。
でも、ハイランズはパーラーみたいな感じで
純粋にコーヒーを楽しめる店ではなく、
ハノイが好きな私たちは、
今一つ、納得してなかったんですよねえ。

ところが2年前にハノイに来てみると
ホーチミンを拠点にしていたチュングエンが
何と、レジェンドとして出店をしているじゃないですか。

うれしかったですねえ。

店内は広々としていて、高級感漂う作り。
語らうマダムたちも、本物の上流階級のマダムっぽい。

そう、大衆派のハイランズと違い
ここチュングエンは、
ハノイでは高級店をコンセプトに目指してるみたい。

お値段もちぃっぴりお高め。
でも、美味しいの?

こちらは、相方が頼んだスア・チュア・カフェ。
ヨーグルト・コーヒー。
メニューには載っていなかったんですが
頼んだら、作ってくれました。

ヨーグルトは甘いものを使っているので
全然、酸っぱさを感じさせないですよ。
４～5年前からハノイで流行っているものです。

こちら68,000ドン（350円くらい）

私が頼んだのはある意味王道とも言える
カフェ・スアー・ダー（練乳入りアイスコーヒー）

一番左にあるのが今まさにドリップしてるコーヒーです。
グラスの底に１センチくらい練乳を入れて
そのグラスの上にフィルターを乗せて蒸してドリップするんです。

すっかりドリップし終わったら
フィルーターを外し、グラスの中のコーヒーと練乳を
よ～くかき混ぜます。
そこに、中央のグラスに入った氷を入れて行きます。

ホーチミンでは、逆に
氷の入ったグラスにコーヒーを入れてましたが
それだと要領が悪いとこぼしちゃうことも。

さすがレジェンド
品がいいのね。

練乳とコーヒーを混ぜ合わせ
そこへ氷を入れたところです。

これで85,000ドン（400円ちょっとかな）

ちなみに、メニューのトップページにあった
レジェンドコーヒーは150,000ドンでした。

ハノイ大教会に到着～。

この周辺を雑貨や洋服屋さんも見て回りましたが
雑貨はイマイチセンスが悪く、
洋服は夏物ばかりで
秋物を売っているのは１軒だけでした。
おまけに観光客目当てだから
割高だしねえ。

アオザイはかな～り昔に作ったことがあるし
モダンアオザイは、すでに２着持ってるし～。

アートブックも言うほど
プロパガンダらしい感じがないし

結局、ホテルの近くにあった
山岳民族の小物を売ってるお店で
お土産買おうかな・・・



と、思っていたらちょっと気になる店が！

TIREDCITY（疲れた街）という
アーティスティックなお店。

ポストカードを買うことにしました。
アオザイのお姉さんや、天秤棒を担いだおばちゃんんが
スケボーをしているというシュールな絵の葉書です。

１枚45,000ドン（225円）とお高いですが
私はこれで友人にエアメールを出すつもりだったので
５枚とも買いました。

そしてこれが、相方が買ったTシャツ。

540,000ドン（約2,500円）です。
本人曰く、ベトナムで
こんな高いTシャツ買ったの、初めてだ！
と申しておりました。

けど、品物はしっかりしているし、
市場なんかで買う安物よりも
ずっといいと思うよ（＾＾）

さて、11時半も回り、お昼の時間です。

私たちが目指したのは、チュンフオンブンダウ
という、ブンダウのお店です。
ブンというのはハノイでよく食べられる
米の麺の一種で、若干発酵して居ます。
そしてダウというのが揚げ豆腐。
こちらもやや発酵させてあるのか
ほのかに酸味を感じます。
（腐敗ではなく、あくまで発酵です！）

ブンは固まってしまっているのを
ハサミで三角形に切って出してくれます。

これを、タレにつけてほぐしながらいただきます。
タレも酸味ベースでさっぱりしてて美味しいです。
そしてダウも外はカリッと、
中はふんわりと揚げてあって
クセになっていくらでも食べられそうです。

こちら20,000ドン（100円）

そんなブンダウのお店で
相方は鍋を食べていました。
鍋といっても、火にかけてあるわけじゃないし
ブンと一緒に食べるので
つけ麺のような感じでしょうか。

60,000ドン（300円）


美味しくお食事を済ませた後、私たちは
INTIMEX というスーパーへ向かいました。
お土産ものを買うためです。
お土産は、実は教会周辺やドンスアン市場で買うよりも
こういうスーパーの方が
面白いものがあって、安いんです。

ここで、相方は会社へのお土産に
68,000ドン（340円）のチョコを
2個買いました。

とりあえず両替だけを済ませて
あとはひとやすみすることにしました。

この、人一人通れるかどうかという狭い路地。
この先にNOLAというカフェがあります。
ちょ～っと勇気がありますが
ただの通路ですから
思い切って行ってみることを
お勧めします。

確か、最上階は３階だったと思います。

ここの一番奥の席に座りました。

左が私の飲んだマンゴー・ヨーグルト・スムージー。
55,000ドン（300円弱）

右が相方が頼んだヨーグルト・コーヒー。
40,000ドン（200円）

どちらも美味しかったです。

カフェでのんびりしたのも束の間。
相方が「Hoa Vien」に行きたいと。

Hoa Vien というのはチェコのピルスナービールのお店で、
樽から注いでくれるので、とても美味しいお店なんです。
ハノイまで来てチェコのビール。
う～ん、複雑（笑）

タクシーで店に着くと
表通りに面したテラス席で
平日の昼間から
おじさんたちが、出来上がってます。
やれやれ。

メニューまでビールです。

ウルケルのドラフトビールを
私は３３０ml（右）
相方は５００ml（左）を２杯。

つまみはこちらのポークスライス。
添えてあるタレにつけていただきます。
このタレは塩胡椒にカボスのような
柑橘類の汁を絞ったもの。

とても美味しかったですよ。


が


ちょっと不愉快な思いも。
何と、スタッフの一人が客の飲み残したビールを
片付けるフリをして飲んでしまっているんです。

私たちが帰る頃には酩酊状態。
タクシーを頼んだら
プイと顔を逸らせて「ノー」ですって。

本来はちゃんとタクシーを呼んでくれるお店です。
いい店だけに残念です（＞＜）

ちなみに、全部で530,200ドン（2600円くらい）

15時頃。部屋に戻って、少し休憩。
部屋からは、高級住宅街とその向こうにタイ湖が見えます。
ただスモッグで霞んでしまっているのが残念。

2年前よりも大気汚染はかなり進んでいるらしく
ニャチャンに住んでる友人が
薬局でグレーのマスクをしなさい、と
LINEで忠告してくれたし
第一、2年前は感じなかった目の痛みが
今回は、チクチクとしましたからね。
毎日、ホテルに戻っては目薬をさす始末でした。

１８時。夕食どきです。

本当は、ウクライナ料理へいく予定でしたが
なんか、カレーが食べたいね、ということになり、
後日行く予定だったダルチーニというインド料理店へ行くことになりました。

カレーって、油は使ってるけど
ほとんど漢方薬と同じでしょ？
胃に優しいかな、と思ったんですよ。

入店すると、そのすぐ後から
インド系の方々5人ほどが入ってきて
予約席に落ち着きました。
どうも、ご家族での来店のようです。
しかも、この店の責任者と懇意にしているらしく、
すぐにやってきて会話に入っていきました。
しかも出されたカレーを食べて
最長老らしいお父さんが
責任者らしき人に「美味しい」と。

へ～、ということは、本物のカレーを出す店なんだ。
高級店というのがわかる気がする。

こちらは、相方が食べた　Lagen Ke Pasiliyan
ラム肉の骨付き肉のリブカレー
（リブなんだから骨付きだよね）
リブだからほとんど食べるところがないと
相方は言ってましたが
美味しかったらしいですよ。

あとライタというヨーグルトサラダ。
塩味です。

そしてタンドーリ・ロティです。

これは、マンゴーラッシー。
カレーと言ったら、ラッシーでしょう。
塩味もありましたが、
塩味のラッシーは
以前飲んだことがありましたが
私の口には合わなかったので
甘いマンゴーラッシーにしました。

これは、私が注文したパラックパニールです。

私は、本当はサグチキンが食べたかったんですよ。
でも、ほうれん草しか通じなくて？
もしくはほうれん草とチキンのカレーがないのか？
ほうれん草とパニール（チーズの一種）のカレー
（パラックパニール）
が出てきました。

物凄いボリュームでしょう？
私は、半分しか食べきれなくて
相方が、残った分を食べてくれました。

が、どうも私たちの胃には合わないらしくて
この日の夜は、二人とも胃もたれでうなされました。

こちらは、私が注文したバターナン。
特別、バターの風味は感じられませんでしたが。

トータル
572,000ドン（3,000円弱）


その後、水を買って
ホテルに戻った私たちは
胃腸薬を飲んで、ヨーグルト食べ
ベッドに倒れ込みました。