2019/10/30 - 2019/11/07
989位(同エリア3770件中)
パロコさん
この旅行記スケジュールを元に
フィレンツェ観光2日目のハイライトはウフィツィ美術館。
日本で事前予約をしていたのですが、なんとその前日は入場無料日でした!
美術館の後はヴェッキオ橋を渡ってアルノ川の反対側へ。
ピッティ宮殿からブランカッチ礼拝堂まで歩きましたが、中には入らず^^;
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- その他
- 利用旅行会社
- ANAセールス
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-
11月1日 朝の風景。
今日は晴れるかも、と期待して観光をスタートしました。 -
8時15分が予約時間でしたので8時ごろウフィツィ美術館に到着。
バウチャーの地図の示されていた3番窓口(と思われる)場所あたりで待っていましたが、時間になってもどこのドアも開く気配がない。
他にも迷っている観光客がいて、不安になりながらうろうろしていると、
地図上のポイントとは全然違う場所のドアが開き、
3番と書かれた札が立てられました。ウフィツィ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
日本からコピーしてきた館内地図を頼りに、見て回ります。
-
ジョット「荘厳の聖母」1310年頃
当時人気のあった主題でさまざまな芸術家が同題の作品を残しています。
ジョットの聖母はそれまでとは違い肉感的で人間的、
シンボルやアイコンではない、感情を持った人間を表しています。
絵に奥行きも生まれています。 -
ドゥッチョ「玉座の聖母子と6人の天使」1285年頃
まだ平面的です。衣の襞が自然な感じで描かれています。 -
フィリッポ・リッピ「聖母子と二天使」1465年
リッピといえば、修道士のくせに素行が。。。と言われることが多いですが、
美しい絵を描き、フィレンツェを代表する画僧のひとりです。
聖母のモデルは妻だと言われているそうです。 -
ボッティチェリ「春(プリマベーラ)」1482年頃
師匠は上のフィリッポ・リッピ
この作品の解釈については現在でも論争中だそうです。 -
「ヴィーナスの誕生」 1484年頃
ギリシャ神話とキリスト教を融合した作品 -
第18室トリブーナ(特別展示室)
円蓋は赤く透き通ったワニス地に真珠貝がちりばめられています。
6000個の貝はインド洋産だそうです。
2012年修復 -
外は快晴。
真下にアルノ川。その先にヴェッキオ橋が見えます。 -
第35室 レオナルド・ダ・ヴィンチの部屋へ。
展示室が変わっていたので、係の男性にDove?と言いながら
地図を見せて聞きました。 -
「キリストの洗礼」1472~1475年
レオナルド・ダ・ヴィンチが師匠アンドレア・デル・ヴェロッキオと描いた作品。
一説によると、ヴェロッキオの助手であったボッティチェリも一部描いた箇所が
あるそうです。
また、ヴェロッキオは弟子であるレオナルドの腕前が彼をしのぐ物であることをみて、自ら絵筆を絶った、とも言われています。 -
「受胎告知」1475~1480年
2000年に修復が完了。
すぐれた自然観察によって描かれた草花が緻密さ、
空気遠近法を用いた背景の町並みから岩山の景色が
素晴らしいです。 -
「当方三博士の礼拝」 1481年
未完のまま残された作品。
この未完成作品に替わる、同じテーマの祭壇がは
フィリピーノ・リッピによって描かれました(第8室展示) -
ミケランジェロ・ブオナローティ 「聖家族と幼い洗礼者聖ヨハネ」
フィレンツェに現存するミケランジェロの唯一の絵、壁画以外で
持ち運び可能な作品ということです。 -
ラファエロ「ヒワの聖母」1506-06年頃
ラファエロはこの絵で、レオナルド風の背景をバックに
全面中心部に人物をすえる、という構図に
初めて取り組んだということです。 -
どの作品も、余裕を持ってゆったりと鑑賞できます。
こんな環境は、日本の美術館にはなかなかないです。 -
途中のカフェでひと休み。
ヴェッキオ宮殿を眺めながらエネルギーをチャージします。 -
ティツィアーノ・ヴェチェッリオ 「ウルビーノのヴィーナス」1538年
その後の裸婦像を描く上での基準となった絵。
絵の中には様々なシンボリックな小物が描かれています。 -
ブロンズィーノ 「エレオノーラ・トレドと息子ジョバンニの肖像」
この作品のことは全く知らなかったのですが
観光客の多くが写真を撮っているので私も撮りました。
初代トスカーナ大公となるメディチ家コジモ1世の妻と
第2子のジョバンニの肖像です。
ゴージャスな衣装に描かれているのは豊穣のシンボル
ザクロです。 -
カラヴァッジョ 「バッカス」
大好きな画家です。現在名古屋で展覧会が開催されています。
来年秋にも東京で見られるらしい。 -
レンブラント・ファン・レイン 「自画像」
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数多くの作品を浴びるほど見て、
ちょっとふらふらとしながら出口へ。 -
ジョットの像
祭壇絵を見ることができて幸せでした。 -
ヴェッキオ橋へ向けて歩きます。
-
立ち寄ったレストランでの昼食
イタリア初のパスタ・ランチです。 -
橋を渡ってロマーナ通りをまっすぐ歩きます。
-
ピッティ宮殿
このあとミケランジェロ広場に行く予定にしていたのですが
お天気が怪しくなってきたのと、
私が行きたかったブランカッチ礼拝堂とどちらにするか迷い、
礼拝堂まで歩くことに。 -
サンタ・マリア・デル・カルミネ教会からさらに歩いて
たどり着いたブランカッチ礼拝堂
この中にはマザッチョのフレスコ画が描かれているのですが、
予約をしなかったので少し待たねばならず、
少々お疲れ気味、ということもあり、
残念ながら今回は見ずに戻ることにしました。
ま、次でいいか。ミケランジェロ広場も行ってないし。 -
帰り道 カッライア橋を渡ります。
-
明日、出発前に訪れる予定でいるサンタマリア・ノヴェッラ教会のファサードを見に。
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美しくライトアップされていました。
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