テオティワカン遺跡周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
19年10月17日(木)、ツリブス社(Turibus)のテオティワカン(Teotihuacan)1日バスツアー、テオティワカンでの自由行動の最後。1時50分、ラシウダデーラ(La Ciudadela)と大通りを挟んで反対側にあるゲート1(Puerta 1)でトイレを済ませて、死者の大通り(La Calle de los Muertos)を引き返す。集合まで50分あるが、太陽のピラミッド(Piramide del Sol)を登るのに20分掛かるとガイドさんが云ってたので、本当なら結構きつい。サンファン川(Rio San Juan)を越え、死者の大通りの段差ブロックを頑張って歩き、15分で太陽のピラミッドまで戻って来る。自由行動になった時には、2時間って長く思われ、時間余ったら太陽のピラミッドの南側にある遺跡博物館(Museo de Sitio Teotihuacan)にでも寄ろうかと思ってたが、そんな余裕は全くない。<br /><br />太陽のピラミッドは高さ65m、底辺222m×225mでこの遺跡で最大の建造物。名前はアステカ人(Azteca)が付けたもので、元は何と呼ばれていたかは不明。メソアメリカ(Mesoamerica)で現存するもののうち3番目に大きな建造物で、メキシコのトニナ遺跡(Zona Arqueologica de Tonina)のアクロポリス(Acropolis de Tonina)の75m、グアテマラ(Guatemala)のエルミラドール(El Mirador)遺跡のラダンタ(La Danta)の70mに次ぐ。登頂できるピラミッドとしては世界最大級であり、高さでは146mあるエジプト(Egypt)のクフ王(Khufu)のピラミッドには遠く及ばないが、大きさでは世界第3位を誇る。頂上までは248段の階段があり、その真下には長さ120m以上もの地下洞窟が延びている。このピラミッドの正面にもこちらは1段だが、基壇がある。<br /><br />西暦100年頃から建造が始まり、その後増改築されて完成した。建造には1万人もの労働者と10年ほどの歳月を要したと推測され、最終的には150年頃に完成した。この遺跡に残るピラミッドや神殿の中では一番古く完成したもの。あたらめて完成の時期を並べると下記のようになる。<br />・太陽のピラミッド 西暦100年から150年<br />・ケツァルコアトルの神殿(Templo de Quetzalcoatl) 西暦150年から250年<br />・羽のある貝の神殿(Templo De Los Caracoles Emplumados) 西暦200年から300年<br />・月のピラミッド(Piramidal de la Luna) 西暦100年から450年<br />・ケツァルパパロトルの宮殿(Palacio de Quetzalpapalotl) 西暦450年から500年<br />・ジャガーの宮殿(Palacio de los Jaguares) 西暦450年から650年<br /><br />20世紀初頭に行われた発掘調査の際に、5層のピラミッドとして復元されたが、内部にさらに古いピラミッドが残っており、元は4層のピラミッドで、その頂上に神殿が建っていたものの周りに造られたものと考えられている。また真下にある地下洞窟の先には4つの花びらの形の小空間が存在し、重要な宗教的象徴であったと考えられている。4つの花びらのリリーフは羽のある貝の神殿にもあった。周辺の地域から運んだ石膏で仕上げられ、表面に鮮やかな色彩の壁画を施していたが、ほとんど現存しておらず、ジャガーの脚や星、ガラガラ蛇など、わずかに何点かの絵のみが残っている。<br /><br />また、このピラミッドは正面が西側を向いており、年に2回、真上を太陽が通り、ピラミッドの真向かいに太陽が沈むように造られている。これがいつかはいろいろと違う説があるようだが、4月29日と8月11(12?)日と云うのがどうやら正しいようだ。4月29日は雨季入りを、8月11日は雨季明けを意味し、乾季の日数が260日となり、これはメソアメリカで使われていたツォルキン暦(Tzolk&#39;in)の1年の日数260日に等しい。古代の農耕社会では雨季、乾季は今以上に大きな意味を持っていた。当然、テオティワカン族が計算して造ったとしか思えないし、大昔の人は本当に大したもんだ。<br /><br />ラッキーにも雨が止んで来て、傘ささずに登れる。階段が急なので、片手に傘だと危ない。でも、さすがに248段はしんどくて、一気には登れない。各層で休みながら10分ほどで登り切る。よかった、20分は掛からなかったので少しゆっくりできる。5層目の上にはさらに基壇があり、祭壇があったらしいが、自然の風化だけでなく人の手に依っても破壊されたので、どんな神が崇拝されていたかは分かっていない。<br /><br />月のピラミッド(Piramide de la Luna)の上からの景色が最高だと云う話を書いたが、私は四方を広く見渡せるここの方がいい。月のピラミッドとセロゴルド(Cerro Gordo)、まあ似てると云えば似てるし、違うと云えば違う。死者の大通り、よく歩いたわと自分で感心。ケツァルコアトルの神殿(Templo de Quetzalcoatl)は近くで見るよりでかく感じる。頂上にいる間はまた雨で、写真撮ってもらうと、レンズに雨粒が付いてしまう。<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.3338681812868486&amp;type=1&amp;l=223fe1adec<br /><br />2時25分、ピラミッド頂上から集合場所のゲート4(Puerta 4)へ移動開始。降りるのは、各層で写真を撮りながらでも10分も掛からない。降りる時にはまた雨は弱くなってて助かる。最後は太陽のピラミッドの北側を回り込んで、集合時間の3分前に集合場所のゲート4に無事到着(下の写真1)。ところが、駐車場にツリブスいない。最初同じツアーの人も見つけられなくて、ゲート番号の案内もないので、あれ?、ここじゃなかったっけと焦る。やっと英語組ではなかったが、同じツアーのシールを付けた人を見つけて一安心。バスいないねって話し掛けたら、まだ時間になってないからって。なんかその感覚も日本人には分からん。って思ってたら、2時40分を過ぎてやっとやってきた(下の写真2)。<br /><br />これからようやく夕食。月のピラミッドの裏(北側)にあるインテンシオナル(Internacional)レストランで、メキシコ料理のビュッフェ。サラダ、スープ、メイン、デザート、それぞれ種類も多く十分。ソフトドリンクは飲み放題だが、私はコロナ(Corona)ビールを追加でもらう(50ペソ)。音楽演奏や伝統的な踊りのパフォーマンスもありいいんだけど、3時に昼食は日本人感覚には遅い。中南米はどこも昼は遅いように思うが、3時はその中でもかなり遅いな。<br /><br />1時間ほど昼食タイムで、4時10分前に出発でこれで戻れるかと思ったら、甘かった。レストランの前の通りを500mほど東に行ったところにあるプレミエール(Premier)と云う土産物屋に移動。最初の15分ちょっとは、メキシコ原産のリュウゼツラン(Agave)の繊維としての利用の仕方とか、同じくメキシコの高地で算出する黒曜石(Obsidiana)の加工方法、銀細工工房の紹介があり、最後にリュウゼツランから作るお酒、テキーラ(Tequila)とメスカル(Mezcal)の試飲がある。その後は大事な大事な土産物屋でのフリータイム。これがあるからツアー代金を安くできるんだし、しゃあない。<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.3338692032867464&amp;type=1&amp;l=223fe1adec<br /><br />5時前、ようやくすべて終了、帰路に付く。天気は最後には上がったけど、ずっと雨だったけど、それでもテオティワカン、良かった~。前回のメキシコ旅行で来たかったんだけど、現在の私には個人的じゃない制限がいろいろあって行けなかったので、わざわざ8ヶ月の間隔でやってきたんだけど、その価値は十分にあった。報われた~<br /><br /><br />アラメダ公園周辺へ続く。

メキシコ テオティワカン 太陽のピラミッド(Piramide del Sol, Teotihuacan, Mexico)

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2019/10/17 - 2019/10/17

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旅行記グループ テオティワカン

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ちふゆ

ちふゆさん

19年10月17日(木)、ツリブス社(Turibus)のテオティワカン(Teotihuacan)1日バスツアー、テオティワカンでの自由行動の最後。1時50分、ラシウダデーラ(La Ciudadela)と大通りを挟んで反対側にあるゲート1(Puerta 1)でトイレを済ませて、死者の大通り(La Calle de los Muertos)を引き返す。集合まで50分あるが、太陽のピラミッド(Piramide del Sol)を登るのに20分掛かるとガイドさんが云ってたので、本当なら結構きつい。サンファン川(Rio San Juan)を越え、死者の大通りの段差ブロックを頑張って歩き、15分で太陽のピラミッドまで戻って来る。自由行動になった時には、2時間って長く思われ、時間余ったら太陽のピラミッドの南側にある遺跡博物館(Museo de Sitio Teotihuacan)にでも寄ろうかと思ってたが、そんな余裕は全くない。

太陽のピラミッドは高さ65m、底辺222m×225mでこの遺跡で最大の建造物。名前はアステカ人(Azteca)が付けたもので、元は何と呼ばれていたかは不明。メソアメリカ(Mesoamerica)で現存するもののうち3番目に大きな建造物で、メキシコのトニナ遺跡(Zona Arqueologica de Tonina)のアクロポリス(Acropolis de Tonina)の75m、グアテマラ(Guatemala)のエルミラドール(El Mirador)遺跡のラダンタ(La Danta)の70mに次ぐ。登頂できるピラミッドとしては世界最大級であり、高さでは146mあるエジプト(Egypt)のクフ王(Khufu)のピラミッドには遠く及ばないが、大きさでは世界第3位を誇る。頂上までは248段の階段があり、その真下には長さ120m以上もの地下洞窟が延びている。このピラミッドの正面にもこちらは1段だが、基壇がある。

西暦100年頃から建造が始まり、その後増改築されて完成した。建造には1万人もの労働者と10年ほどの歳月を要したと推測され、最終的には150年頃に完成した。この遺跡に残るピラミッドや神殿の中では一番古く完成したもの。あたらめて完成の時期を並べると下記のようになる。
・太陽のピラミッド 西暦100年から150年
・ケツァルコアトルの神殿(Templo de Quetzalcoatl) 西暦150年から250年
・羽のある貝の神殿(Templo De Los Caracoles Emplumados) 西暦200年から300年
・月のピラミッド(Piramidal de la Luna) 西暦100年から450年
・ケツァルパパロトルの宮殿(Palacio de Quetzalpapalotl) 西暦450年から500年
・ジャガーの宮殿(Palacio de los Jaguares) 西暦450年から650年

20世紀初頭に行われた発掘調査の際に、5層のピラミッドとして復元されたが、内部にさらに古いピラミッドが残っており、元は4層のピラミッドで、その頂上に神殿が建っていたものの周りに造られたものと考えられている。また真下にある地下洞窟の先には4つの花びらの形の小空間が存在し、重要な宗教的象徴であったと考えられている。4つの花びらのリリーフは羽のある貝の神殿にもあった。周辺の地域から運んだ石膏で仕上げられ、表面に鮮やかな色彩の壁画を施していたが、ほとんど現存しておらず、ジャガーの脚や星、ガラガラ蛇など、わずかに何点かの絵のみが残っている。

また、このピラミッドは正面が西側を向いており、年に2回、真上を太陽が通り、ピラミッドの真向かいに太陽が沈むように造られている。これがいつかはいろいろと違う説があるようだが、4月29日と8月11(12?)日と云うのがどうやら正しいようだ。4月29日は雨季入りを、8月11日は雨季明けを意味し、乾季の日数が260日となり、これはメソアメリカで使われていたツォルキン暦(Tzolk'in)の1年の日数260日に等しい。古代の農耕社会では雨季、乾季は今以上に大きな意味を持っていた。当然、テオティワカン族が計算して造ったとしか思えないし、大昔の人は本当に大したもんだ。

ラッキーにも雨が止んで来て、傘ささずに登れる。階段が急なので、片手に傘だと危ない。でも、さすがに248段はしんどくて、一気には登れない。各層で休みながら10分ほどで登り切る。よかった、20分は掛からなかったので少しゆっくりできる。5層目の上にはさらに基壇があり、祭壇があったらしいが、自然の風化だけでなく人の手に依っても破壊されたので、どんな神が崇拝されていたかは分かっていない。

月のピラミッド(Piramide de la Luna)の上からの景色が最高だと云う話を書いたが、私は四方を広く見渡せるここの方がいい。月のピラミッドとセロゴルド(Cerro Gordo)、まあ似てると云えば似てるし、違うと云えば違う。死者の大通り、よく歩いたわと自分で感心。ケツァルコアトルの神殿(Templo de Quetzalcoatl)は近くで見るよりでかく感じる。頂上にいる間はまた雨で、写真撮ってもらうと、レンズに雨粒が付いてしまう。
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.3338681812868486&type=1&l=223fe1adec

2時25分、ピラミッド頂上から集合場所のゲート4(Puerta 4)へ移動開始。降りるのは、各層で写真を撮りながらでも10分も掛からない。降りる時にはまた雨は弱くなってて助かる。最後は太陽のピラミッドの北側を回り込んで、集合時間の3分前に集合場所のゲート4に無事到着(下の写真1)。ところが、駐車場にツリブスいない。最初同じツアーの人も見つけられなくて、ゲート番号の案内もないので、あれ?、ここじゃなかったっけと焦る。やっと英語組ではなかったが、同じツアーのシールを付けた人を見つけて一安心。バスいないねって話し掛けたら、まだ時間になってないからって。なんかその感覚も日本人には分からん。って思ってたら、2時40分を過ぎてやっとやってきた(下の写真2)。

これからようやく夕食。月のピラミッドの裏(北側)にあるインテンシオナル(Internacional)レストランで、メキシコ料理のビュッフェ。サラダ、スープ、メイン、デザート、それぞれ種類も多く十分。ソフトドリンクは飲み放題だが、私はコロナ(Corona)ビールを追加でもらう(50ペソ)。音楽演奏や伝統的な踊りのパフォーマンスもありいいんだけど、3時に昼食は日本人感覚には遅い。中南米はどこも昼は遅いように思うが、3時はその中でもかなり遅いな。

1時間ほど昼食タイムで、4時10分前に出発でこれで戻れるかと思ったら、甘かった。レストランの前の通りを500mほど東に行ったところにあるプレミエール(Premier)と云う土産物屋に移動。最初の15分ちょっとは、メキシコ原産のリュウゼツラン(Agave)の繊維としての利用の仕方とか、同じくメキシコの高地で算出する黒曜石(Obsidiana)の加工方法、銀細工工房の紹介があり、最後にリュウゼツランから作るお酒、テキーラ(Tequila)とメスカル(Mezcal)の試飲がある。その後は大事な大事な土産物屋でのフリータイム。これがあるからツアー代金を安くできるんだし、しゃあない。
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.3338692032867464&type=1&l=223fe1adec

5時前、ようやくすべて終了、帰路に付く。天気は最後には上がったけど、ずっと雨だったけど、それでもテオティワカン、良かった~。前回のメキシコ旅行で来たかったんだけど、現在の私には個人的じゃない制限がいろいろあって行けなかったので、わざわざ8ヶ月の間隔でやってきたんだけど、その価値は十分にあった。報われた~


アラメダ公園周辺へ続く。

  • 写真1 集合場所のゲート4

    写真1 集合場所のゲート4

  • 写真2 ゲート4にやってきたツリブスバス

    写真2 ゲート4にやってきたツリブスバス

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