2019/10/27 - 2019/10/27
14位(同エリア57件中)
まほりんさん
蔦沼の紅葉を撮りたい!
ふと思い立って蔦温泉旅館の予約を試みるも当然満室。来年にするか・・・、と諦めた数日後、なんと1室奇跡的に空きが!
すぐさま予約を入れ蔦沼行きが決定。
せっかくだから奥入瀬渓流もあわせて行こう!
しかし青森空港便には空きがない。えーい、それじゃ秋田空港inだ!ついでに白神山地も行ってやる!
といった具合で3泊4日の秋田・青森旅行に行ってきました。
白神山地、十和田湖・奥入瀬渓流、蔦沼を巡る紅葉撮影旅行です。
旅のお供はOM-D EM-5 markⅡ+M.Z.D ED 12-100mm F4.0 IS PROと、EOS5DmarkⅢ+EF16-35mm F2.8L Ⅱ USMとEF24-70mm F2.8L Ⅱ USMです。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- ANAグループ 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2日目は5時起床。
今日は白神山地(岳岱自然観察教育林)へ向かいます。
1日の活力は朝食から、ということでしっかり頂きます。
朝食は和食か洋食か選べたので和食にしたのですが、これが大正解!
とても美味しい。
昨日あんなに食べたのに朝になるとお腹がすく不思議wビジネスホテル八木 宿・ホテル
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喫茶店もやっているようで朝食は喫茶エリアで頂きました。
カウンターがすごくオシャレ。
食べ終わったらそのままチェックアウトして岳岱へ向かいます。ビジネスホテル八木 宿・ホテル
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藤里町に入ってしばらく走ったら「権現の大銀杏」の看板が。
気になったのでちょっと寄り道。 -
すごく立派な銀杏です。秋田県の天然記念物に指定されているそうです。
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本当に大きい・・・。樹齢何年位なんだろうか。
黄金色に染まるとそれはそれは素晴らしいでしょうね。 -
さらに西目屋二ツ井線を北上すると太良峡にさしかかりました。
太良峡 自然・景勝地
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赤い橋が黄葉に映えますね。
太良峡 自然・景勝地
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橋の上からの眺め。
水がすごく透き通っていて美しいです。太良峡 自然・景勝地
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太良峡からしばらく走ると岳岱への分岐があるのでそちらへ入ります。
分岐から岳岱までは行き違いが難しい細い山道が続きます。
対向車来ないでくれよ~と願いながら走ること数十分。
岳岱自然観察教育林に到着です。岳岱自然観察教育林 自然・景勝地
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足を踏み入れると森全体が黄金色に輝いています。
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一体どれくらいの長い間こうして生きているのでしょう。
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ブナの根が岩を飲み込んで。
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岩(無生物)とブナ(生物)が一体となって森を形作っています。
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倒れた木々はほかの植物の苗床となり、新たな命を紡いでいきます。
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想像していた以上に素晴らしい森です。
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森のエネルギーを浴びながらゆっくりゆっくり歩いてモリアオガエルの池に到着。
6月にはモリアオガエルの繁殖地となるそうです。
今はわずかな水を湛えて森の木々を映しています。 -
そしてこの森を象徴する「400年ブナ」。
ブナの寿命は通常300年ほどだそうですが、白神山地には樹齢400年となる木がいくつかあるようです。
暗門のマザーツリーが有名ですね。 -
400年ブナの周りにはロープが張り巡らされているため近づくことはできません。
このようにあえてロープを張って保護しなければならないというのは残念なことです。
森の木々の中には刃物で名前などを彫られたものもありました。
400年生きてきたブナ。人に侵されることなくその命を全うしてほしいものです。 -
ブナ林を満喫して岳岱を後にし、そのまま西目屋二ツ井線を青森側に抜けていきます。
途中の釣瓶落峠で。
余談ですが、最初は西目屋二ツ井線を秋田側に戻り、十二湖に向かう予定だったのですが、藤里町のHPを見ると西目屋二ツ井線が開通していて2年ぶりに釣瓶落峠の紅葉を見られるとのこと。
かたや、インスタを見ていると十二湖の青池は水量が少ない上に一面の落ち葉で覆われてしまっていたので、それならこのまま青森側に抜けてしまおうと。釣瓶落峠 自然・景勝地
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紅葉はピークを迎えていてまさに見頃です。
雲が出てきてしまっているのが残念ですが、少し日が射した瞬間を狙って一枚。 -
釣瓶落峠を越えて青森県突入。
実はこの西目屋二ツ井線(秋田県道317号線)は「険道」などともいわれるなかなか素敵な道だと事前情報を得ていたのでドキドキしながら走っていたのですが。
確かに青森県側に入ってすぐにダートになり、それが津軽ダム直前まで続くのでそれは嬉しくなかったけど(車めっちゃ汚れた)、道自体はそれほどでもなかった。
正直岳岱分岐から岳岱への道のほうが嫌だったな。
しばらくすると岩木山が正面にドーン!
7年前に青森に訪れた際に登ったなぁ(もちろん車で行けるところまでですが)。
なんかこうやっぱり単独峰見ると「おおぉ~~!」って言いたくなるよね。 -
岩木山をぐるっと迂回して、鰺ヶ沢町へin。
少し遅い昼食を「潮風ドライブイン」で頂きます。
鰺ヶ沢町ではご当地グルメとしてヒラメの漬け丼を推していて、町内では数店舗で頂けます。
一番有名なのは多分「地魚屋食堂たきわ」かな。
でも私が「潮風ドライブイン」を選んだのには理由があります。
なぜならここではヒラメの漬けと「幻の魚」イトウの漬けをハーフアンドハーフにした「いとひら丼」が食べられるから!
イトウとヒラメでいとひら丼。安直なネーミングだけど正しい!
添えられた黄身まで漬けになっていてもう漬けづくし! -
手前がイトウ。奥がヒラメ。
照り照り~。
イトウは柔らかいけどもっちり。鮭よりはあっさりした風味。
ヒラメはエンガワも入っていてコリコリもっちり。
黄身と薬味もいい仕事してます~。
一見するとどんぶりが小さく見えるのだけど、結構深さがあって、米もヒラメもイトウもしっかり入っているので思ったより量があります。
美味しく完食! -
さて、日本海に沈む夕日を撮るために(懲りない)千畳敷海岸に向かっていると「日本一の大銀杏」の看板が。
おお、ここにも大銀杏が。しかも日本一とな!
少しすると大きな銀杏が目に入ったので立ち寄ります。
うーん、確かに立派。
でもこの銀杏はご神木にはなってないのね・・・。 -
と思って再び車を走らせていると「日本一の大銀杏→」と看板が。
え!?さっきのが日本一じゃないの!?
と、看板につられて脇道に入ると・・・ありました。さらに立派な大銀杏が。
確かに・・・これは・・・すごい。日本一かもしれない。北金ヶ沢の大銀杏 名所・史跡
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この大銀杏は「垂乳根の大銀杏」として古くから女性の信仰を集めてきました。
銀杏と言えば「触るとおっぱいが出るようになる」という言い伝えがありますからね。
これだけ立派な大銀杏ではご神木として信仰を集めるのも納得です。
藤里町の大銀杏も相当立派でしたが、こちらの銀杏はさらに輪をかけて立派。
さすが日本一。
是非黄葉の時期に見てみたいものです。
それはそれは黄金色に輝くのでしょう。まるで燃えるように。北金ヶ沢の大銀杏 名所・史跡
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日本一の大銀杏にもパワーをもらって(今回の旅は木からたくさんパワーをもらっています)、千畳敷海岸へ。
木と水は相性が良いからきっといいことあるぞ!
ちょうど潮が満ちてきている時間帯でした。
青空と雲がリフレクション。千畳敷海岸 自然・景勝地
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千畳敷海岸と言えば奇岩と打ち付ける波です。
風が強いこともあって、波しぶきがすごい。 -
カモメ(ウミネコ?)の群れもじっと風に耐えているようです。
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一羽佇んで夕日を眺める(ように見える)カモメ(ウミネコ?)。
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そろそろ日没ですよ。
・・・かなり雲が出てきましたよ・・・。 -
やっぱり沈む瞬間は見えませんでした・・・。
でも、これはこれでドラマティックな画になったような。
一部分だけ、燃えるように紅くなっています。 -
夕日を撮った後は(撮れてないけど)本日の宿泊地である五所川原に向かいます。
五所川原と言えば立佞武多ですが(7年前に観に来ましたよ!吉幾三がねぶたに乗って歌ってましたよ!)、ねぶたの時期でもないのに何故五所川原?
これもちゃんと理由があるんですよ。
ホテルにチェックインして夕食を摂りに出かけます。
今日はこちらの「小鈴」へ。 -
日曜日の夜なのに、常連さんで店内は一杯!
カウンターの一席を譲って頂いて、さあ、美味しいもの頂きましょ。
つきだしはおでんでした。このおでんがめっちゃ美味しかった!
外が寒かったからなおさらありがたい~。
「どこから来たの?」と女将さんやお隣さんとお話すると「なんでまた五所川原に?」と。やっぱりそう思いますよね。。普通なら弘前に泊まりますよね。
「お刺身とか食べたいでしょ」と、刺盛を出して頂きました。
右からツブ貝、イカ、ヒラメ、マグロ(大間産)、アオソイ、左端の貝は何かわからない・・・けど、どれも美味しい。ツブ貝好きだから嬉しいなぁ。アオソイも脂がのっていて美味しいです。
私の住まう県もマグロの産地ですが、大間産はやはり安定の美味しさです。
本当はもっとたくさん美味しいもの頂きたかったのですが、昼が遅かったのでこれでお腹パンパン(ビールは2杯飲んだ)。
明日は早いし、昨日の教訓を生かして(お腹がいっぱいすぎると眠れない)、残念ですがここでごちそうさま。
ホテルに帰ってゆっくりお湯につかってから寝ます(だって青森めちゃ寒い)。
2日目はこれにて終了。
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