2019/10/28 - 2019/10/28
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belleduneさん
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富弘美術館は、星野富弘さんの水彩画や詩画作品が展示されているみどりの市にあります。事故に遭って、首から下が麻痺してしまったそうで、病院で口に筆を咥えて、文字を書く練習から始め、次第に絵も描くようになったそうです。
心に訴える詩やその絵を見ていると、心が洗われるような気がしました。
この建物は、コンペで最優秀となったqqt+ヨコミゾマコト建築設計事務所の設計で建てられました。
正面から見ると変わりませんが、上から見えると実にユニークで、大小33個の円形の部屋で構成せれています。内部は一切撮影禁止なので、残念です。周囲の環境を考慮して建てられた美術館は、静かな草木湖に面していて、ゆっくりと時が流れていました。
2006年日本建築学会 作品賞受賞。2007年日本建築家協会賞受賞。
S造一部RC造、地上1階敷地面積は18114平方m、建築面積は2463,50平方m。
構造設計はArup Japan、設備設計はArup Japan,イーエスアソシエイツ、内装設計はオズカラースタジオ(色彩計画)。
- 旅行の満足度
- 4.5
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美術館前にある「土の中の豆」と題された大きなそら豆は、豆の上の棒が地表面を表しているいて、「忍耐して待ち、失望してはならない。時が来ると、芽を出して、葉、更に花を咲かせ、多くの実を結ぶことができる。悩み苦しみの中に必ず希望に光新しい芽が芽ばえる。」といったことを象徴させたそうです。
『わたしは あなたのみおしえを 喜んでいます 苦しみに会ったことは わたしにとって しあわせでした 』 -
美術館正面
ここから見て、半円形に凹んだところがエントランスとなっています。 -
右手が草木湖。
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草木湖に面したところにガラス張りのカフェがあります。
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草木湖への遊歩道がありますので、下って散歩できます。
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間も無く秋の紅葉で真っ赤な景色になるのでしょうか。
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このところの雨で、草木湖も濁っています。
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ここからは、内部の展示を見てから、風の部屋に入ると、デッキに出ることができ、この景色を見ることができます。
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右手に美術館があります。
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こんなテラス部分です。
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この美術館の全体図で見ると、右の上にピンク色で「風のへや」とあります。
この建物は、非中心性、非全体性、非相対性、非均質性が特徴。構造学でいう「座屈軸剛効果による大きさの異なる円柱が寄り集まることによるネットワーク効果」。 -
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全て見終わって、外観を見ます。こちらは白なので、反射して側面がよく分かりませんね。
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パンフレットの写真ですが、小さいのでボケてしまいました。円形の部屋の屋根の色が白からグレーの濃淡で色付けされています。
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エントランス
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エントランスを入った建物中央のロビーです。円形の周囲の壁に初期の文字や絵が拡大印刷されています。
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草木湖に面したガラス張りの休憩室
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展示室は4室、その横に其々小展示室が2室あり、円形の局面に沿って流れるような動線で作品を見るようになっています。その他に、ビデオルーム、空の部屋、海の部屋、図書コーナー部屋、ミュージアムショップがあります。展示以外の収蔵庫、応接間、レクチャーしつ、備品庫、機械室、管理室、事務室などが全て円形の部屋となっています
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大分暈けていますが、右が展示室で、手前左が小展示室。
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この「空のへや」は、ガラス張りでその外に中庭に富弘さんの詩絵に出て来る草花が植えられています。こういう空間が好きです。
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正面の左から側面を見ます。
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美術館左がなぜ緑色というかこの色なのか、分かりません。コンテナーのようですね。
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裏手に回りました。
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裏手から見た草木湖です。
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