2019/10/26 - 2019/10/26
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アジア好きの晴れおじさんさん
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今秋は台風が続いて東北でも多くの被害が出ました。こんな時に行楽に出かけるのは不謹慎な気もしますが、還暦を過ぎたおじさんでは、ボランティアに出てもあまり役に立たないことでしょう。
なので、ふるさと納税のサイトで、被害のあった市町に少しばかり復旧支援の寄付をした翌日、紅葉の見ごろを迎えた月山山麓に昼食を兼ねて出かけることにしました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
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ローカル新聞の「紅葉だより」によれば、山形県内では、山間地で紅葉の見ごろを迎えた模様。
このうち、西川町の志津(しづ)地区は、自宅から比較的近いし、「月山山菜そば」が有名で、ちょうど今日から「新そば」の提供が始まる。
そこで、新そばを食べがてら今年最初の紅葉狩りに出掛けることに満場一致で決定。※もっとも、妻が上京中なので自宅には私一人しかいませんが………。 -
国道112号線を庄内方面に進み、月山(がっさん)の麓にある西川町を目指します。
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「道の駅にしかわ」に立ち寄って、
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志津地区の観光地図をもらい、「紅葉狩り&新そば賞味」の準備OK。
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でもその前に、少し先にある「湯殿山神社」を初参拝。
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実は、この西川町にある「湯殿山神社」は、有名な鶴岡市にある「湯殿山神社」とは別物。以前から、通りすがりに「湯殿山神社」の標識を見て不思議に思っていました。
案内板で、江戸時代までは湯殿山の別当寺「本導寺」であったものが、明治時代の神仏分離、廃仏毀釈で「湯殿山神社」となった経緯がわかりました。 -
石段を上ってお社に行くと、
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湯殿山と書かれた名板と注連縄があって、まさしく神社のたたずまいながら、
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左脇に仏足石が安置されているという、ちょっと不思議な雰囲気が漂うパワースポット。
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参拝を終えて周りを見ると、紅葉がそこそこ進んでいます。
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弓張平公園(ゆみはりだいらこうえん)を過ぎ、
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暫く車を走らせて、
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志津温泉に到着。時刻は午後0時30分。
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まずは、五色沼の紅葉を観賞するとしましょう。
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新聞情報どおり樹々が程よく色づいて、水かがみが、その美しい姿を上下に増幅させています。
ここには、一昨年10月にも来ていますが、その時に勝るとも劣らない美景。いい時に来た。 -
一部散った落ち葉が「花筏」のように黄色い帯状に伸びて、湖面に色を添えています。
それでは、ここで一句。
「散ってなお 心を染める 紅葉かな」
お粗末。 -
次は、新そば。
通りに「昼食、入浴」の看板を出していたので、志津温泉では最も高級そうな「つたや」へ。 -
フロントで前金払いして、グランドピアノが置いてある吹き抜けのロビーで待つこと15分。
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「〇〇様、どうぞ」の声がかかって食堂に入ると、テーブルに「月山山菜そば」一式が並べられていました。
先客は、年配のご夫婦一組のみ。 -
鉄鍋には、鶏ダシのスープにキノコと月山筍(がっさんだけ)などの地元の山菜がたっぷり入っていて、熱々。
これをつけ汁にして、 -
手打ちの新そばをいただきます。
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付け合わせは、キノコの煮物と漬物。
価格は1,320円と高めながら、納得の味とボリュームでした。 -
さらに山道を走って志津野営場へ。
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駐車場に到着。
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先客は、二十台ほど。
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案内図では「地蔵池」と表記されている「地蔵沼」を暫し散策して、食後の紅葉狩りと行きましょう。
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こちらも、紅葉は見ごろ。
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標識に従って、散策を開始。
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中島に渡る浮橋は、かなり揺れるので、写真撮影していたおじさんに「すみません。通りまーす。」と声掛けしながら、そーっと渡りました。
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黄葉に一部紅葉が混じって、なかなかいい感じ。
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ズンズン進んでいきます。
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同上
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ブナの泉?
どんなのかな? -
沢に出ました。
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傾斜があって、小さな滝になっています。
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なかなかの絵になる風景。
このあと少し引き返して、標識を頼りにブナの泉を目指しましたが、なかなか辿り着かない。自他ともに認める方向音痴の晴れおじさんは、人影がない道を歩きながら、道に迷ってしまうのではないかとだんだん不安になってきました。 -
やっとこさ「ブナの泉」に到着。
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ブナの林の中に月山の湧水が湧き出ていますが、規模は小さく、道に迷う危険を冒してまで来るんじゃなかったと後悔し始めた時、人の声が聞こえてきました。
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声のする方に少し進むと、何とさっき渡った浮橋が視野に入りました。
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何のことはない。沼の周りを反時計周りに進む形で、スタート地点近くに戻っているのでした。
スタート地点から時計回りに進めば、目と鼻の先に「ブナの泉」があったわけで、ちょっと拍子抜け。 -
でも、まあ、ここでも美しい水かがみが見られたのだから、良しとするか。
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駐車場の方に少し引き返したところで、このお地蔵様を発見。
なるほど、ここは「地蔵沼」。赤い帽子にピンクの涎かけ。そして、お供えに紙パックの日本酒が二つ。
それでは、ここでもう一句。
「秋深し お地蔵さまも パック酒」
完
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