母娘二人旅★古希祝いで観光列車と霧島をめぐる旅

2019/10/14 - 2019/10/15

実家の母親が古希（70歳）を迎え、久々に母娘2人旅でお祝いしてきました！

JR九州の観光列車に乗ってみたかったのと、坂本龍馬ゆかりの場所を巡りたくて選んだのは鹿児島・霧島です(^^)

エリア 霧島温泉郷(鹿児島)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー 新幹線 JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

母の古希祝い旅行。
始まりは九州新幹線・筑後船小屋駅から。

父も一緒で良かったけど、父は割と一人で好き勝手に旅行行ってるので、今回は母娘二人旅にしました。
↑多分私の旅行好きは父親の遺伝で、父はこれまで何度か福岡から京都・奈良に原チャリ（カブ）で行っている強者です。

筑後船小屋駅から熊本までは新幹線で20分。
はやーい！！

熊本駅はさすが、くまもん一色。
あっちにもこっちにもくまもん( ´∀｀)

キングオブゆるきゃら！

熊本駅、やたら欧米人が多いな～と思っていたら、前日にラグビーの試合（ウェールズ対ウルグアイ）が行われていたようです。

最近4トラオフ会の影響で、鉄道の旅にすこーしだけ興味が出てきた私（少しだけですね）

まずは熊本→人吉へ、JR九州の観光列車「かわせみやませみ」を利用しました。

私の旅の装備「弾丸トラベラー」「海外女一人旅」に鉄の字が加わる日は来るんでしょうか。

ただ連結や切り離しを見てテンション上がる域に達するのは、まだまだ先だろうな笑

いざ乗車！！

わー、素敵( ´∀｀)

一人だったら、このカウンター席がいいな。

せっかくなので2人用のボックス席を予約していました。

先ほどのカウンター席やボックス席はインターネットでは予約できず、窓口でしか購入できませんのでご注意ください。

4人用のボックス席もあります。

ちなみにかわせみやませみ号は、席によってかなり当たりハズレがあるようなので、座席表を見ながら予約がオススメです。

カウンター席も、席によっては正面に窓がなく（！）、かわせみの絵とコンニチハする席があるようです笑

スタンプとかあったので押してみる。

11時半過ぎ、かわせみやませみは熊本駅を出発。

お昼ごはんは熊本駅で買った、くまもん弁当。

くまもんの入れ物に入っているというだけで飛ぶように売れていたから、くまもんの経済効果は恐ろしい。

くまもんのでかいおにぎりとか、ちくわサラダ、いきなり団子など、熊本尽くしのお弁当です！

いきなり団子、大好き！

列車は市街地を抜け球磨川沿いを進みます。

この日は天気も良くて、景色もご馳走。

球磨川の水の色はなんで緑色なんだろう。

木造駅舎の坂本駅。

素敵。

ちなみに途中、列車は球磨川とクロスするので、右側・左側どちらに座っても景色が楽しめます。

途中でコーヒーとスイーツのセットを購入。

ほよよ～って感じのくまもん、かわいい。

そんなかわいいくまもんを豪快に食す。

一勝地駅では10分弱の停車。

駅前の風景は何とものどか。

この時気づいたけど、かわせみやませみ号には欧米の人が結構乗ってました。

しかも人吉駅手前の、めっちゃ田舎の駅で下りていったのでなかなかのツウだと思われます。

一勝地駅はその縁起のよい名にちなんで、駅名の書かれた入場券が人気なんだとか。

特に勝負の予定はないけど、せっかくなので私も買ってみた。

宝くじ当たらないかな←

最後に係員さんがまわってきて記念撮影してくれました。

テンション上がってる私はノリノリで帽子までかぶって写りましたが、他の乗客の皆さんは帽子どころか写真をとってもらっている人も皆無でした（恥）。

13時過ぎ、人吉駅へ到着～

楽しい鉄道旅でした！

一人だったらこの先も鉄道でいいけど、母も一緒なのでこの先はレンタカーです。

トヨタレンタカーに人吉駅まで迎えに来てもらいました。

車種はヴィッツ！
普段乗ってる車もコンパクトカーなんで運転しやすかったです。

レンタカーで人吉から霧島へ。

見知らぬ土地を運転するのって、すごく楽しい～

まずやって来たのは、霧島で私がぜひ行きたかった「塩浸温泉」！！

坂本龍馬と妻・お龍さんが日本最初と言われる新婚旅行で霧島を訪れたことは有名ですが、中でもこの塩浸温泉に一番長く逗留しました。

この龍馬像、似てないなーと思っていたら、資料館のおじさんも「あの銅像、全然似てないでしょー」と言ってた。

こんな山奥に坂本龍馬が来たのかー。

私は函館に土方歳三のお墓参りに行くくらい幕末好き（と言うか土方歳三が好き）ですが、やっぱり坂本龍馬も好き。

塩浸温泉には小さな資料館もあります。

龍馬が霧島を旅行した際の様子を、姉・乙女さんに向け書いた手紙（複製）。

新婚旅行を楽しんでいる様子が伺えます。

幸せな一時だっただろうなぁ。

有名な「日本を今一度せんたくいたし申候」。

大河ドラマ「龍馬伝」で、高千穂峰の天の逆鉾のシーンで実際に使われた剣。

NHKから頂いたそうです。

「この剣には福山雅治さんの指紋がついてますよー」という資料館のおじさんの説明に一番興奮したw

資料館の前には足湯があり、一休み。

近くには公衆浴場もあり、地元の方々で賑わっているようでした。

塩浸温泉は川を挟んで駐車場がありますが、龍馬が訪れた当時はこの駐車場一帯も旅籠が建ち並んでいたそうです。

塩浸温泉の裏にある石段。

龍馬とお龍さんは、鹿児島に船で上陸して、この山道を下りてここ塩浸温泉まで来たそうです。

この石段は当時のままの物なんだとか。

二人が歩いた石段を、私も少しだけ歩いてみました。

下りるのこわい・・(´；ω；`)

塩浸温泉を後にしてホテルにチェックイン！

霧島温泉にある「霧島国際ホテル」にしました。

高台にあるので眺めは抜群！

遠くに桜島が見えるらしいんですが・・

部屋は和洋室にしていましたが広々！

ホテル自体は建物は古いものの、清掃やリノベーションも行き届いており、何より従業員の皆さんの接客が素晴らしかったです。

夕食付きのプランにしていました。

食事処で食べるんだろうなーと思っていたら、なんだか高級料亭風の個室に案内されました！！

母は少食なので「量より質プラン」にしていましたが、それでもかなりたくさんの品数でした！

あわびの踊り焼きまで。

火をつけるとあわびがウネウネと躍りだし、ご・・ごめんなさい(´；ω；`)という気持ちになります。

仲居さんと話しの中で「母の古希のお祝いなんです」と伝えたら、なんとホテルからワインのプレゼントがありましたー！！

薩摩揚げが島津家の家紋なあたりがさすが。

お腹いっぱいで最後の釜飯にたどり着けなかったので、ホテルの方がその釜飯でおにぎりを作ってくれました( ´∀｀)

細やかな心遣いで、ほんとにオススメのホテルです。

この後入った温泉も最高でしたー！

2日目。朝食はバイキングでした。

薩摩揚げはその場で揚げてくれるので絶品でした。

9時過ぎにホテルをチェックアウト。

まずは霧島神宮へ向かいます。

途中、霧島神宮近くの道の駅でお土産を物色。

霧島神宮に到着！

この辺りから、もう空気感が違う！！

秋は紅葉の名所らしいです。

結構な階段なので母には辛かろうと思い、ここからは行かず、この先の駐車場へ。

霧島神宮からは遠くは開聞岳など、素晴らしい眺望らしいのですが

この日は天気は良いけどかすんでいて何も見えず・・

この後鹿児島市内に行ったらすごい火山灰だったので、その影響かな。

ここにも龍馬とお龍さんのパネルが。

良い笑顔。

この幸せな一時を過ごした翌年、龍馬は命を落とすなんて二人とも思わなかっただろうなぁと、しみじみ。

駐車場から行っても最後に階段がありますが、先ほどの階段に比べたら楽です。

荘厳な雰囲気。

君が代に出てくるさざれ石がありました。

たしか出雲大社にもあったな。

霧島神宮の御神木。

カメラに収まりきらないほどの大きさ！

龍馬も手紙の中でこの御神木の素晴らしさに触れています。

今気づいたけど、右端にうつっている女の子のポーズがかわいすぎな件。

ずっと来てみたかった霧島神宮。

この日は平日で人もそこまで多くなく快適でした。

休日の観光バスが来た時なんかは、参拝するのに1時間待ちだとか。

御朱印も頂きましたー(^^)

「天孫降臨之地」って書いてあるのがかっこよすぎる・・

霧島神宮、予想以上に神々しい場所でした。

昔はパワースポットとかあまり興味なかったのに、最近惹かれるようになったのは、歳をとったという事だろうか・・

さて、霧島神宮から車で40分ほど。

「りんご黒酢」で有名な、坂本のくろずへやって来ました。

敷地内には圧巻の壺畑！！

ほのかにお酢の香りが漂っています。

ちなみに視界がよければ、こんな感じに桜島が見えるみたいです。
↑このセリフ、今回の旅行記で何回言っただろう

サザエさんのオープニングで紹介されたのかな？

こちらでは圧巻の壺畑を眺めながら、黒酢を使用した料理が頂けます。

母はレディースランチ。

メインは酢豚にしました。

こちらにデザートや黒酢ドリンクがついてきます。

私は酸辣湯麺の定食( ´∀｀)

こちらに点心3種やデザート、ドリンクまでついて1800円と、景色とボリュームを考えたらお得なランチです。

10月中旬とはいえ、さすがに鹿児島は30度近くまで気温が上がり暑い１日。

その中、壺を1つ1つ開けて作業をされていました。

お疲れ様です。

売店エリアでは試飲も行われていました。

りんご黒酢を牛乳で割ったものを頂きましたが、とっても美味しい！

焼酎で割っても美味しそう( ´∀｀)←

こんなお土産まで笑

誰が何目的で買うんだろうかと余計な心配をしてみる。

坂本のくろずを後にして、鹿児島中央駅まで。

鹿児島市内に近づいてきたら、ものすごい火山灰が((( ；ﾟДﾟ)))！！

車が通ると、ブワーッと舞い上がるのが肉眼で見えるほど凄かったです。

鹿児島の人は大変ですね。

お土産は大好きな薩摩蒸気屋の焼きドーナツ(*^^*)

博多阪急にも蒸気屋があり、いつも博多に遊びに行った時はお土産に買って帰るほど大好きです。

16時半過ぎの新幹線で鹿児島中央駅から帰路につきました。

母と2人で旅行するのは久しぶりで、母も喜んでくれたようで良かったです。