2019/09/13 - 2019/09/23
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takkeyurianさん
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国境を船で通過する経験がなかったので、いくつかの航路を検討した結果、いっそのこと憧れのクルーズ船に乗ることにしました。クルーズ会社によっては意外とお安い値段であることも知り、定年退職後に乗れたらなあ、というおぼろげな夢を早くも叶えてしまえ!と勢いで決めた旅。ただし、日本発着のクルーズもあるというのに、日本語が耳に入ってこない環境でぼーっとしたいと、マイアミ発着のコースを選んだことから・・・クルーズ代プラス、当然、現地までの航空代も必要となり、貯めていた旅行資金を使い果たしたぞ。すっからかんになったぶん、楽しもう。忘備録のような構成ですみません。
9月13日(金)18:25成田発
16:25シカゴ着
18:40シカゴ発
22:52マイアミ着
↓↓↓↓↓↓ここからクルーズ↓↓↓↓↓
14日(土)17:00マイアミ出港
15日(日)終日クルーズ
16日(月)17:00サン・ファン(プエルトリコ)入港
17日(火) 1:00サン・ファン出港
7:00シャーロット・アマリー(米領ヴァージン諸島)入港
19:00シャーロット・アマリー出港
18日(水) 7:00フィリップスバーグ(セント・マーティン)入港
14:00フィリップスバーグ出港
19日(木)終日クルーズ
20日(金)13:00ナッソー(バハマ)入港
19:00ナッソー出港
21日(土) 7:00マイアミ入港
↑↑↑↑↑↑ここまでクルーズ↑↑↑↑↑↑
19:35マイアミ発
22:10ロスアンゼルス着
22日(日)10:10ロスアンゼルス発
23日(祝)14:20羽田着
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深夜1時前にプエルトリコはサン・ファンを出港して、ひと眠りして、いまは朝6時ちょいまえ。もう陸が見える。あれが米領ヴァージン諸島のセント・トーマス島らしい。
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水先案内ボートがやって来た。入港へのお導きよろしくおねがいします。
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そして水先人をシーサイド号に乗せて、いったん、去って行く。
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港に入り、ぐるっと旋回します。船はバック進行で埠頭に着岸するようです。
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ここらへんも2年前のハリケーン・イルマによって被害を受けたそうだけど、復興されたのかな・・・
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一晩でこんなかんじで船は移動しました。ここは首都のシャーロット・アマリーです。
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予定どおり7時に到着して、うようよと特徴的なタクシー(屋根があるやつ)が集まってきましたが、
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下船は急がず、まずは16階のビュッフェで朝ごはん。
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停泊中のビュッフェは、朝の港を見下ろす高層レストランになります。
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9時半あたりに下船しました。さあ、どんな島かな?
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まずはwi-fiスポット探し。乗下船口すぐにある観光案内所に入って、メールチェック。同じくスマホとにらめっこする人々。
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人魚姫を発見!米領ヴァージン諸島は、かつてはデンマーク領だったので、なるほど。「コペンハーゲンにある本物の像の半分サイズのコピー」と案内版がありました。本物を拝見したことはないけど、この「ふうん」という印象は、世界三大がっかりスポットの実力発揮ということだろうか・・・
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埠頭のショッピングモールに突入します。
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こんな宝石店多し。
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カリブ海の島々ってトルコ好きなの?プエルトリコにもおなじような店があった。
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とあるスーベニアショップにて。「私のアキタは米領ヴァージン諸島のセント・トーマス島が好きです。」何を言わせているんだ(笑)
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シバイヌも好きだって。
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店先にTAX FREEとかDUTY FREEとの表記多し。ポストカードを買ってレシートを見たら確かに課税されていない。ここはノータックスヘヴン。
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それでは船を背にして街歩きへ出かけます。
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自動車のナンバープレート。
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別のヴァージョンもあった。こっちのほうが主流のようです。
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港にいちばん近いスーパーマーケットに寄ってみる。
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こんなかんじ。
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ランチョンミート天国!
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ほう、ドミノが売られている。
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アメリカ映画の食卓で何回か目にしたバケツアイスコーナー!
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これもアメリカらしいケーキだなあ、と勝手にアメリカっぽさを個人認定した。
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スーパーの前に停まっていたコカコーラのトラック。アメリカっぽい!←しつこい
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我々の前には女子学生と、そのとなりにはヴァージン諸島のシェアタクシーが走る。左の女子学生の腰にはスピーカー。ズンタタズンタタとリズムを刻んでいます。ちなみに、アメリカ領土なのに自動車が左側通行ですね。
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歩行者が何か小脇に抱えているデザインの標識。
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廃墟みたいな建物はハリケーンにやられたのか!?と心配したり、
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かといって、かわいらしい住居もあったり。
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婦警さんに声をかけられました。「どこに行くの」「99steps」「ここをまっすぐ行くのは危険だわ。あのガソリンスタンドを左に曲がってこうやって行きなさい。」とアドバイスをしてくれて去って行きます。
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・・・しばらくしたら、また路上でパトカーが待っている。あらためて車中から道順を教えてくれました。そして走り去って行きます。
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そして、しばらくすると、またいた!
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しまいにはパトカーから降りて、分かりやすい地点まで誘導してくれました。自動車を停止させながら、「イッツ・マイ・ジョブ」と言いながら。ありがとう!
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シーサイド号が見えるベテランズ・ドライブという海沿いの道を歩きます。
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工事中につきここで歩道が反対側になります。婦警さんが言っていた「opposite」とはこういうことか。
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婦警さんと別れて15分後、観光スポットが見えてきた。「クリスチャン砦」です。デンマークスタイルの要塞です。
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砦と道を挟んだ湾岸警備隊にはためく米領ヴァージン諸島の旗。
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クリスチャン砦を正面から眺める。オープンしてなさそう。
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クリスチャン砦を背にしてちょっと歩くと、これもデンマークスタイルの教会です。でも、ドアにDANGERとの文字が。界隈の活気がないぞ?という寂しさをうすうす感じる。
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郵便局を見下ろすベンチで一休み。
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そのまわりにはニワトリたち。道すがら、同じように何羽か見かけたのですが、近づくと逃げてしまう。
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そして自由に卵を産み落としていて、それをトカゲが狙っているという。
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さあ、99stepsはすぐそこだ、と歩みを進めるも、
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ここ・・・?右側の緑のポールには案内板が掛かっていたはず。閑散とした雰囲気を察します。オフィシャルトラベルサイトにも紹介されているスポットなのに?まあ、登ってみよう。
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ヴァージン諸島はイグアナがたくさんいるらしいので、階段を登りつつ、ひょっこり出てこないかなあ、と見渡すと、こんなのはいた。君はイグアナじゃないのかな。
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頂上からは我らがmscシーサイド号が見える。お、もう一隻の他社クルーズ船が増えている。
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階段を登りきってすぐの建物はクローズ中です。見どころの黒ひげの城にも入れない。そもそもツーリストがいない。男性が2人だけいた。うち、一人は大工さん。
「ここらへんの建物って、もしかしてタイフーンで破壊されたの?」
「それもあるけど、オーナーが変わったりして、こんな感じ。せっかく来たのにごめんね。」と苦笑い。
※拙い英語による会話です。 -
仕方ない。引き返そう。つい数日前に猛威を奮ったハリケーンドリアンの被害が心配でしたが、さらにそれ以前の、2年前のハリケーンイルマの爪痕が影響していたのです。
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由緒ある古いホテルも廃墟のように。
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メインストリートに入りますが、これは単なるインフラの整備中なのか。それとも、これもハリケーンの被害なのか。宝石店からスタッフが暇そうに外を眺めている活気のない街です。いつもこんな感じなのかな?
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とにかく暑い。寄港地のノルマの一つ。アルコールを呑んで一休みしよう。カリブ海の定番ビール、Caribです。軽い呑み口です。
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寄港地のノルマのこれまた一つ。ポストカードの投函です。郵便局へ戻ってまいりました。
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局内には2つの壁画があります。
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これと、
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これ。
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派手なポストカードは港で買っておいたやつ。カフェでアルコールを補給しながら書いておきました。あとは切手を貼って投函するだけ。
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郵便局の敷地内にもニワトリ。雛たちは人間を怖がらずに近づいて来ます。誰かにおやつを貰っているのかね。
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郵便局からすぐ近くのクリスタル・ストリート沿いにシナゴーグがあるということで、移動してみます。こんな路地です。
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だんだん坂がきつくなります。静かな街だな・・・
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こんな坂を上ってきました。
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坂の途中に駐車スペースが・・・1830年から予約してあります、との看板があります。190年前からですか!と驚いていると、
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ここが西半球で2番目に古いシナゴーグでした。入口でスマホをいじっているマダムが、どうぞどうぞ、と、歓迎してくれました。「ロムシッ?」とニコニコ。「?・・・あ、フロム・シップか!そうです、クルーズ船でやって来ました!」簡単な問いかけに反応できなくても、とてもフレンドリーです。
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このシナゴーグは床に砂が敷き詰められているのです。これは室内です。
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ほら。
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小さなショップが併設されていて、マダムから水を購入しました。世界の水シリーズ。ナイアガラウォーター。日本にも輸入されていたな。
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しばらく路地をうろうろします。メインストリートよりたのしい。
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しかし地元民からしたら、こんなトコ歩いているツーリストは道に迷っているのかもしれない、と親切に声をかけてくれる。「シナゴーグ探しているの?」「もう行ったよ。どうもありがとう。」
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郵便局の裏手にはおみやげを扱うマーケットがありますが、埠頭の前に並ぶショップと値段が変わらないか、もしくは高かったりします。ディスカウントに応じてくれるのかもしれないけど。さあ、船に帰るよ。
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再びクリスチャン砦の横を歩きますが、よくよく見ると、ベンチの横に大砲が落ちている。かつては、きちんと展示されていたのでしょう。
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親切だった米領ヴァージン諸島のパトカーです。ドアにはWORKING WITH YOU 24/7だって。24時間/7日ですね。いつでもあなたたちのために、という意味ですね。さすが。
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往路とおなじベテランズ・ドライブを辿って帰ります。
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途中からマリーナ入口があり、埠頭までショートカットできました。
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またニワトリだ。どこにでもいるね。
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ただいま。船をバックに寿司バーがありますが、
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イグアナが中華の料理人みたいなのでダメです。
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ラスタなイグアナ。本当にイグアナがヴァージン諸島のシンボルなんですね。
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船に戻るには、茶色のトタン屋根ゲートでクルーズカードとパスポートを見せます。しかし、パスポートを身につけていない場合でも見逃してくれます。
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14時半に帰船。アトリウムのバーでビールをぐいっ。暑かったからうまい。出港までにあと4時間ちょいあるから、朝一番から行動していたら、隣の島に行ったり、もうちょっと冒険できたかも。
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キャビンのバルコニーから埠頭をあらためて眺める。山腹に鉄塔が並んでいますが、あのロープウェイで高いところから港を見下ろすのもありだろうけど、お値段が高くてパスしちゃった。ここ数日は張り切って早起きばかりで寝不足なので、このあとは昼寝タイムです。
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寄港地のノルマは全て達成しました。Wi-Fiスポット探し、アルコールを呑む、ポストカード投函、そして恒例のマグネットはこれ。栓抜きにもなるかわいいやつ。
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埠頭のショップでミニボトルのラム酒を買いました。船内に戻るX線検査時には「スーベニアのアルコールがあるよ」とわざわざ申告したのに、いいからいいから、といった対応でスルーでした。飲食物の船内持ち込みは禁止されていて、下船まで預けなければダメだと、聞いていたので拍子抜けです。
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今晩もディナーはビュッフェですまそう。ハンバーガーやコールスローサラダやリゾットなど。右上はギョウザではなくて、ピカタです。
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ハンバーガーを頬張っていると外の景色が動き始めました。みなさんも早めに船に戻ったのか、予定より早く出港となりました。隣に停泊していたカーニバル・サンシャイン号より一足お先に。
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さよなら。ヴァージン諸島。セント・トーマス島。
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プールサイドから離れてゆく夜景を眺める方々。
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キャビンに戻ったら脱ぎ捨てたユニクロがたたんでありました。恐れ入ります!このキャビン担当はRANDYさんというかたです。廊下で会うと、コンニチワ、コンバンワと日本語で挨拶してくれます。つねにどこかを掃除している。大変だなあ。
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就寝前にシーサイドラウンジでスムースジャズの生演奏を聴きます。あちこちで音楽を聴く機会があるのが嬉しい。
さあ、明日はセント・マーティン上陸です。いちばん楽しみにしていた寄港地です。
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