つくば_Tsukuba　『西の富士、東の筑波』！秋には紅葉も楽しめる学園都市

2018/11/23 - 2018/11/24

茨城県南西部、つくばを訪れました。
★駅前に泊まり、筑波発祥のとんかつ店と、学園都市を象徴するつくば宇宙センターを訪問。
★筑波山の紅葉と筑波山神社へ。

[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]
◎とんＱのとんかつ

エリア つくば(茨城)

筑波山の紅葉をメインに、初めてつくばを訪れてみました。”つくばエクスプレス”のつくば駅前。

日本共産党の志位委員長が街頭演説をしていました。

前日夕方に筑波に入って翌日に観光の計画です。この日泊まるのは、駅前の「ダイワロイネットホテルつくば」。

エントランスとラウンジ。

客室。

ダイワロイネットホテルは、設備も新しくきれいでスタッフの対応も良いので、私たちのお気に入りです。

バスルーム。

さて、ホテルに車と荷物を置いて夕食です。ホテルから徒歩10分くらいでしょうか、とんかつ屋の「とんＱ」へ。

つくば市創業で茨城を中心に千葉・埼玉等へ店舗展開しているとんかつ屋さんで、ここつくばが本店。とんかつ大明神がお出迎え。

まずは、おつかれさま！で生ビールと枝豆。

代表メニューともいえる、”やまと豚ロースかつ定食”。

それにカキフライが付いた、”やまと豚ロース＆カキフライ定食”

白ごまがすり鉢に入って出てきました。これをソースと混ぜていただきます。

分厚くて柔らかジューシーなとんかつは人気です。お店はほぼ満席でした。

翌朝…チェックアウトして向かったのは、研究学園都市つくばを代表するJAXAの施設です。

その名は「筑波宇宙センター」。

「H-IIロケット」、NASDAと三菱重工が開発・製造した人工衛星打ち上げロケット。主要技術が国内開発された最初のロケットで、1994年に最初の打ち上げ成功。

展示館「スペースドーム」。JAXAの宇宙開発の歩みが紹介されています。

国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟の実物大モデル。

中に入ることができます。

アストロノーツのオブジェ。装備から顔を出して記念撮影できます。

宇宙ステーション補給機「こうのとり」試験モデル。

データ中継技術衛星「こだま」の試験モデル。

技術試験衛星「きく」シリーズ。

陸域観測技術衛星「だいち」の試験モデル。

燃焼試験で使われた本物のロケットエンジン…は、当時放映中だったドラマ”下町ロケット”に貸し出し中。

日本のロケットたち（1/20スケールモデル）。

月の精巧な模型。

月から見た地球。（動画）
「日の出」ならぬ、月から見た「地球の出」が体験できます。

お土産コーナーでは”宇宙食”が販売されてました。

宇宙センターで研究学園都市の雰囲気を味わったところで、つくば市街を後にし筑波山へ。通りの木々も色付いてきています。

日本百名山にも選ばれている筑波山が見えてきました。標高は877mと高くはないですが、平野にそびえるその姿は古来より「西に富士、東に筑波」と言われる存在感だったそう。

まずは、山の中腹にある筑波山神社の拝殿を目指します。さすがにこの時期は混んでますね。しばし駐車場の空き待ち。

駐車した後、門前町を通って神社へ。筑波山麓の牧場で飼育されている黒毛和牛「紫峰牛」の像。

「筑波山神社」の拝殿周辺。本殿は双耳峰である筑波山の男体山・女体山にあります。

「隋神門」、現在の楼門は文化8年（1811年）建造とのこと。

「大杉」。樹齢およそ700年ということです。

「拝殿」、明治8年（1875年）の建造。明治以前には中禅寺という寺の本堂があったのだが、神仏分離で本堂がなくなった後に神社となりこの拝殿が建てられたそうです。

拝殿のシンボル「大鈴」、鈴緒がなく鳴らすことはできません。両側の切れ込みが猪目（いのめ）になっていて、これが偶然にもハート形に見えます。

神社ではおなじみの”さざれ石”。

さて、拝殿を抜けて次に向かうのはケーブルカー。

見事に染まってますね。暗くなってからはライトアップもあります。

もみじを眺めながらのケーブルカー乗車。

宮脇駅から筑波山頂駅へ約８分の乗車です。大正14年10月に開業、1台に107名（車掌を含む）乗車することができるそうです。

山頂駅に到着……あれ？

…ケーブルカーは、山を下りる人々で既に大渋滞。

まぁ、山頂をぶらついている間に行列も縮むでしょう。展望台から望む関東平野の絶景。

山頂広場から少し散策路に入ると「男女川源流」と「紫峰杉」があります。

樹齢800年とも言われる紫峰杉。

時間の都合もあり、筑波山神社の男体山・女体山本殿はあきらめ、ケーブルカーにて下山。帰りは結構並びました。

紅葉のライトアップが始まってました。

宮脇駅の周辺は、ちょっとした公園になっています。

夕暮れのライトアップも、鮮やかさが強調されてなかなか良いですね。

再び拝殿を通って帰路へ。
これまで候補に上がりつつも、なかなか訪れる機会が無かった“つくば”ですが、今回こちら方面に来る予定と併せてようやく機会を得ました。古来より「西の富士、東の筑波」と称され、万葉集にも登場するという筑波山は、百名山および紅葉の名所として現在も多くの人が集まります。