アイスランド山旅　ここは異世界？　ロイガヴェーグル縦走　二日目

2019/09/17 - 2019/09/17

アイスランド屈指のロングトレイル、ロイガヴェーグル縦走2日目です。

今日は、フラプティンヌスケル小屋を出発
アゥルフタヴァトンという湖のほとりの小屋までの約12キロ。
ほぇ～それにしてもアイスランド語の地名は難しい。
いつも頭文字で判断してました。笑。

今日も登り下りあり標高差がありますが、徐々に下がっていきます。

一晩中グォーグォー、グァーグァーのいびき攻撃でほとんど眠れていなかったですが、
朝、起きると素晴らしい景色を見ることができました。

ロイガヴェーグルの景色はとても変化に飛んでいます。
行けども行けども見渡す限り溶岩地帯。
それを越えれば、うねうねとした山がどこまでも続く。
かと思うと一転して地熱地帯。
雪の山を登ったら突然現れる緑の苔むす大地。

本当に今まで見た山風景とは全く違う世界です。

ここは、異世界？！どこかの惑星？
と、何度も思いました。
特にこの表紙の場所～！どう思います？

エリア その他の観光地(アイスランド)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 徒歩

一晩中のいびき攻撃でどうせ眠れないので、外が明るくなった頃カメラを持って外に出ちゃいました。
ちょうど太陽が上ったところで、美しい朝焼け！

向こうに続くトレイルは、昨日来た道か？それとも違うトレイルなのか？
嵐の中を来たので、どのトレイルから来たのかよくわからない。

昨日は結構きつい登りがあって大変だった。
今日はどう？ってガイドさんに聞いたら、今日もアップダウンあるよ。って。
でも、徐々に高度は下がって行くようです。

月がまだ残っていた。

山の一部に太陽が当たって素晴らしい光景

シリアルの朝食を食べて、
ランチのサンドイッチを自分たちで作って
さあ出発しましょう。

10時　行動開始。

左に見える石で囲まれたところはテント場です。
もうシーズン最後なのでテントは誰もいなかった。
山小屋も、私たちともう一グループだけです。

振り返れば山小屋が見える。
こんな風にうねうねとした山を登ったり降りたりが続きます。

川もうねうねしている。

見渡す限りこんな風景。

山を越え、川を渡り・・・。

遠くにキレイな三角の山が見えてきた。
この山をずっと見ながらトレイルが続きます。

山の名前も聞いたけど、忘れました。
アイスランド語の名前ってとっても難しくて、何度聞いても覚えられないんですよ～。

山で遭難した人のケルン。

地熱地帯です。
あちこちから地球の息吹。
流れる小川は暖かい。

また山を登ると、突然向こうに緑の大地が現れました。
このポイントに来た時、その素晴らしい光景にみんな思わず声をあげましたよ～。
雲が多くて写真は綺麗に撮れなかったのが残念。

まだまだ登ったり降りたりを繰り返します。

時々現れる道しるべ。
6.7キロ歩いてきた。
この先5.3キロ。
約半分のところです。

そして、ここの景色が素晴らしかった～！
この日一番のハイライトです。

雪ばかりだった山から突然向こうに現れる苔むす大地。
その向こうには氷河も見えるんです！
ここの下りはかなりの距離がありますが、あの光景に向かって歩いているんだと思うと、足が弾みました。

とにかく絶景！
ここはどこなの？地球なの？

左の奥の方に白く見えるのは氷河です。
右の方にも氷河があるんだけど、雲に隠れている。
この風景は見飽きない。
絶対に忘れたくない。と、思ってずっと見てました！

振り返るとこんな感じ。
この下りを主人は、トレイルランニングの要領で一気に駆け下りていったので、
みんなから喝采をあびました。
今まで写真を撮ったりでほとんど最後尾を歩いていたので、足の遅い人なんだ・・・と思われていたらしい。笑。

ほんとに足の遅い人は他にいて、主人はその人を見守りながら歩いていたのでした。
いつも先頭からかなり離れていて、ここでも30分ほど、その人が来るのを待っていた。
ガイドは先頭と最後尾と2人いるべきだよね。なんて話もしてました。
でも、お天気も安定していたし、待っている間に素晴らしい景色を堪能することができてよかったです。
ここはほんとに異世界みたいな景色でした～。
こんなところが地球上にあるんだね～。
すごいよ、アイスランド！

雪山から離れて、緑の世界へ降りていきます。

川渡り。
ちょっと水量が多いので、ガイドさんがここに足をかけて、あの石を踏んで・・・と、安全に渡れるように教えてくれます。

少しなだらかになってきましたね。

緑は苔。
赤いのは草紅葉。

今まで木や草が全く無かった世界から、少しずつ植物の生えた世界にやってきました。
まるで太古の地球の歴史を見ているような感じです。

このあたりはスーパージープが来る車道なのかな。
広い道が続きます。

わ～虹！！
素敵だわ～。
今日はお天気に恵まれてよかった～。

山小屋に到着。
湖の近くにある景色の美しい山小屋です。

向こうに見えるトレーラーは、プライベートルームと書いてあった。
え～追加料金出してもかまわないから、あそこで寝たいなあ。
もう夜中の騒音はごめんだわ～。
と、思ったのは私だけではなかったようで、あそこは泊まれるの？と聞いていた人がちゃんといました。
でも、もう閉めちゃってるんだって。
残念。

出発地点のランドマンナロイガルからは24キロ。
今朝のHrafなんとか（笑）から12キロ。

明日の目的地　Emなんとか（笑）までは15キロ
最終目的地のÞórsmörk まであと30キロ。

この湖の周りも異世界みたいな風景でした～。

湖と反対側。
山小屋の管理人さんが歩いて行く。
あそこに何か小屋があるみたい。
こっちの世界も凄いです。

とにかくどこを見ても凄い。しか言えない。
アイスランドの景色。
大自然。なんていう言葉では全く物足りない。
あ～ここへ来てよかった～～～。

今日は2部屋もらえたので、ゆっくり寝れる。
昨日は、夫婦は一つのマットで寝たのよ～。狭かったわ～～～。
イビキからは解放されるかと思いきや・・・。
お、お前だったのか～～～～。
というスゴイ人がこの部屋にいたのでした。
眠れない夜　2日目・・・。
ひょぇ～。

この日のGopro

https://url-c.com/46643

この旅行記へのコメント （4）

• りょさん 2019/11/02 03:19:13

  絶景！！

  はじめまして。
  アイスランドの絶景に見とれてしまいました。
  アイスランドの魅力にとりつかれて去年、今年と２回アイスランドに行きましたが、
  ElliEさんの旅行記を拝見しまして、「こんな地もあるんだ！」の連続で、
  またいつか再訪したいと強く思いました。
  GoProの動画も拝見させて頂きました。
  すごく映像が綺麗ですね！次にアイスランドに行った際は私もGoProを使ってみたいな～と思いました。
  
  

  ElliEさん からの返信 2019/11/03 08:53:04

  RE: 絶景！！

  りょさん、こんにちは〜。
  コメントありがとうございます。
  
  アイスランドは、どこ見ても絶景ですよね〜。
  空港から町へ行く道からして、こんな景色、見たことない〜！と、窓にかじりついていました。
  どこもお天気が悪かったのが残念ですが、アイスランドの魅力を十分感じることができて、うれしかったです。
  
  りょさんは、アークレイリにもいらしてましたね。
  私も次回は、是非北部、東部も行ってみたいです。
  
  GoPro動画も見てくださってありがとうございます！
  今回初めてのGoProでしたが、ビデオを撮るのも面白かったです。
  りょさんも是非挑戦してみてください。
  
  この後、まだアイスランドの旅行記が続きますので、よろしければまた見てください。
  
  りょさんも、10月に行ってきたばかりで旅行記は続きそうですね。
  楽しみにしています！
  オーロラが見えたのはうらやましい〜。

• rokoさん 2019/10/22 14:46:08

  絶景の連続

  ElliEさん　　こんにちは
  足跡からアイスランドの旅記にたどり着きました。
  
  ほんとにこの世の物とは思えないほどの、絶景に圧倒されてます！
  素晴らしい眺めの連続ですね～
  虹も見られて
  ゾクゾクする光景ばかり、
  いますぐ私も飛んで行きたくなります。
  
  確かに山小屋泊まりはきついですね！
  いびきには悩まされます。
  ただ山小屋に泊まったこそ見ることのできる景色が、最高なんですよね。
  
  見たことのない風景に感動しました。
  ありがとうございました。

  ElliEさん からの返信 2019/10/24 00:38:05

  RE: 絶景の連続

  rokoさん
  
  コメントありがとうございます！
  山旅旅行記、見せていただいてました。
  あとでゆっくりコメントしようと思っていたのですが、お先にコメントをいただき恐縮です。
  
  山はそれぞれの姿を見せてくれ、どこも素晴らしいですが、
  アイスランドの景色は別格でした。
  綺麗　というよりは、荒涼
  ただの大自然という言葉では表せない、どこか太古の地球を思わせる。
  自分が地球の中に溶けて行く感じがする。
  そんな景色でした。
  
  私はテントや食料などをしょっての山歩きは苦手で、
  今回も、大荷物は運搬してくれる。というツアーにはいったヘタレハイカーです。
  初めての山小屋泊まりは、想像以上でびびりました。
  山歩きだけなら、どこでも歩く自信はあるのですが・・・。
  あちこちの山に出かける山ガールrokoさんのような方は、憧れです。