2019/08/07 - 2019/08/10
7位(同エリア15件中)
あこちゃんさん
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何十年か前、とある新聞に連載されていた小説に夢中になりました。その小説に出てきた「フンザ」という場所がずっと忘れられませんでした。
今は無理だけど、いつか絶対に行くんだ! と心に誓いました。あれから25年近くたちましたが、ようやく今年その夢を実現するべく行動を起こしました。もちろん連載終了後その本を購入しましたよ。みなさまご存知の「草原の椅子」です。
8月7日 関西空港11:45発イスラマバード泊
8月8日 イスラマバード~スカルドゥ
8月9日 スカルドゥ
8月10日 スカルドゥ~ギルギット
8月11日 ギルギット~カリマバード
8月12日 カリマバード
8月13日 カリマバード
8月14日 カリマバード
8月15日 カリマバード
8月16日 カリマバード~ギルギット
8月17日 ギルギット~イスラマバード~ラホール
8月18日 ラホール~深夜便でバンコクへ
8月19日 お昼の3時過ぎに関西空港へ到着
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- 交通
- 1.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- タイ国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今回の旅も関空から。
始発のサンダーバードに乗って大阪に向かいます。
11:45発のバンコク行き。 -
こちらの飛行機に乗ります。
-
機内食はおいしかったのですが、外国映画に日本語字幕がついていなくて映画を見られなかったのが悲しかったです。この便だけなのかな?と思いましたが、2週間後に次男がやはりタイ航空でヨーロッパに向かった時も、日本語字幕がついていなかったそうです。
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バンコクでイスラマバード行きに乗ったのですが、いきなりまわりが民族衣装を着たひげだらけの男性ばかりになってしまいます。1人でいる女性は私だけで、じろじろ見られたりして、少々びくついていました。。。
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イスラマバードのkhyber lodgeに泊まりました。booking.comの評価が高かったのでこちらに決めたのですが、全然ダメダメでした!
向かって右のベッドがダニだらけ。
向かって左がアリだらけ(もちろん噛んできます)
ダニかアリかの究極の選択でダニを選びます。
だってアリの方だと噛まれるたびに痛くて目が覚めるんですもん!
しかも宿のオーナーはおさわりしまくり!
こんなおばさんにさわってナニが楽しいのか?
現地時間の午前12時前に宿に着いたのですが、それから部屋に案内してくれるという名目で、1時間以上部屋から出ていかない・・・日本時間で午前4時になってしまいます。なんとか出て行ってもらいますが、虫のせいでほとんど眠れませんでした。
しかも翌朝は7時半ごろから部屋に押しかけて来るし!
イスラマバードに来る観光客が減ったらしく、ずっと宿泊客がいなかったようです。 -
今日は10:45発のフライトでスカルドゥに向かいます。
早く空港に向かいたいのに(オーナーの運転で空港に向かう約束をしたのを後悔・・・)いつまでたっても朝ごはんが出てこない・・・
せかして、せかしてやっとのことで8時すぎに出発できました。
渋滞なんかないよ~~と言っていたのに、しっかり渋滞にハマり、なんとか1時間前に空港に着きました。
もう二度とここには泊まりません! -
車中から見たイスラマバードの街並み
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なんか30年前に行ったインドみたい
こちらの方がインドより遅れているような気がします。 -
8月14日はパキスタンの独立記念日です。
いたるところに国旗がたなびいています。 -
飛行機が飛んでくれてうれしい!
この線はよく天候不良のせいでよくキャンセルになると聞いていたので!
機内食はなかなかおいしかったです。 -
晴れているので山がきれいに見えます
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スカルドゥに到着しました。
空港で荷物が出てくるのを待っていると、係の人に声をかけられて外国人登録をします。外国人は私1人のようです。
そこでどこに泊まるのか聞かれますが、飛行機がキャンセルになることを危惧して予約はしていませんでした。
「それじゃ困るんだよね~とりあえずどこか決めてよ」と言われて、前もって調べていた、コンコルディアホテルの名前を出します。
するとそのおじさんはわざわざ外にいたタクシーの運転手を呼びつけ、「このマダムをコンコルディアまで送っていくように」と言ってくれます。そして私に「彼がホテルまでまっすぐ連れて行ってくれるからね」と。
まっすぐ連れていってくれないタクシーの運転手がいるのかな?
ホテルまで向かっている最中に、滞在中の予定を聞かれます。行きたいところをいろいろ言っていると、案の定交渉が始まります。前にこちらの旅行記で1日5000で何か所かまわってくれた、という記載をみつけたのですが、その運転手は今日これからサトパラ湖とシガールフォート、空港~ホテル間で6000
明日カタパナ砂漠とシャングリラで5000って言うんですよ!
高過ぎでしょ!!
でも運転手はがんとして意見を曲げず、度重なる値引きにもうなづかず、その値段で決まってしまいました・・・・ -
コンコルディアホテルは実は2つありました。
コンコルディア スカルドとコンコルディア バルチスタン
booking.comにはバルチスタンの方が載っていたので、そちらにチェックインします。
ところがbooking.comには2泊で6800円と書いてあったのに、11000円って言われてしまいます。そこら辺を追求してみると、予約の値段と当日の値段では、当日の方が高いのは当たり前でしょ、と言われてしまします・・・
そういうものなのかな?と言いくるめられてしまいました。
部屋はなかなかよかったです。でもパキスタンって思ったよりどこもホテルは高めでした。 -
ホテルの庭から見たインダス河
-
あれ?隣のホテル(さっきのコンコルディア スカルド)のほうが見える景色がきれいかも・・・・
こちらのホテルは河が遠いのです。
しかも部屋は庭の奥にあり、景色は全く見えません。
これはないわ~と、こっそり隣のホテルに値段を聞きに行きます。
1泊6000・・・
う~~んせっかく泊るのだからやっぱり景色がいい方がいいよね?
ということで明日の予約をしてきました! -
荷物を置いてサトパラ湖に向かいます。
今日は天気がいいので湖もとてもきれいです -
-
いたるところでこのような家畜の群れと出会います
-
時間がないのでシガールフォートには行かない、と言われます。
ひどい・・・・
そのかわりもっといいところに連れて行ってあげる、と言われて連れていかれたのがこちら。 -
ただ岩に仏様が彫られているだけ・・・
一瞬で終わりました(100ルピー払いました・・・)
今日1日で6000ってやっぱりひどいと思います。
これでおしまい。ホテルに戻ります。
途中で小さなお店に寄ってもらい、ジュースとロイズ(ポテトチップス)を購入します。
昨夜は全く眠れなかったのでもうフラフラです。
今晩こそダニがいませんように!
ここのホテルは一応三つ星なのにお湯が出ません・・・悲しい・・・
冷房もありません。とても暑いです・・・(この日は32度もありました)
天井にファンがあるので気休めですがそれをまわします。
結局夜ご飯も食べずに7時半ごろ寝てしまいました。 -
翌日の朝食です。
朝食開始は8時からと言われましたがお願いして7時半には用意してもらいました。(350ルピーでした)
今回の旅行でも女性1人でレストランに入る勇気がなく、ほとんどすべての食事を泊まったホテルで済ましていました。
一応またしてもカップラーメンも2つほど持って行ったのですが、どのホテルにもポットがなかったという・・・
(そのまま持って帰ってきました) -
今朝はまずカタパナ砂漠へ向かいます。
草原の椅子の映画のロケ地だとか。
もっとゆっくり過ごしたかったのですが、せかされてあまりゆっくりできなかったのが心残りです。
ちなみに私がいる間、観光客はおろか地元民も1人も姿がなかったです。
この広い砂漠を1人占めできて大満足です。
もし次回があるならば、1人で何時間でも過ごしてみたい・・・ -
砂の色は白っぽい普通の砂の色です
でもどこまでも雄大でずっと眺めていたいです -
これは砂漠から見たインダス河です。
ものすごく景色がきれいで、これもまたずーっと見ていたかったのですが、やはりせかされました。 -
スカルドゥより20キロ地点にあるカチュラ。 美しい湖とシャングリラ・リゾート・スカルドゥ・ホテルがあることで有名です。
ドライバーはただ「シャングリラ」と呼んでいました。
彼はここに着くと私だけおろして戻ってしまいます。
どうやら地元民は入れないようです。
入場料300を払います。
観光客はほとんどいません。がらんとしています。
とりあえず湖の周りを散歩することにします。 -
こんなふうに遊歩道が湖のまわりにあります。
あまり大きくないので簡単に1周できます。
今度はせかされないのでゆっくり景色を眺めることにします。 -
ドライバーはここを絶賛していたけど、私はカタパナ砂漠の方がよかったです。
彼は英語があまり話せず、その割にお金にこだわりがつよかたっです。
最近外国人がまったく観光に来ないらしいので、生活が厳しいのかな?
値引きは一切してくれず、それどころか常に高い値段を言ってきます・・・
これまた次回があるならば、ホテルでドライバーを紹介してもらおうと思います。
オーナーはこことここでだいたいこのくらいの料金だよ、と言ってくれましたから。
もちろん彼はそれより高い料金を言ってきて、私が、でもオーナーはこれくらいだって言ってた、と言っても全く聞き入れてくれませんでした・・・
英語が話せないので、込み入った料金交渉ができなかったのがネックでした・・ -
1時間ほどぼーっと景色を見ていました。
-
こんなベンチがいたるところにあります。
誰もいませんね・・・ -
道の途中にあった紀元前2000年の(ホント?)の岩絵
-
朝ホテルのオーナーが「アッパーカチュラ湖がきれいだよ、行って来たら?」と勧められたので行くことにします。
湖に着くとボートがあり、そこのおじさんに250だよ、と言われ、え、安い、と思い乗ることにします。 -
小さな湖です。
ただボートで1周するだけ。
すぐ終わってしまいました。 -
お昼ご飯を食べよう、ということになりました。
すぐそばに食べ物屋があり、そこのおじさんが「うちの魚は最高だよ」というので魚料理をいただくことになりました。そこでこの魚がいいか、こちらの料理がいいか、とかいろいろ言ってくるので、「もうおまかせするのでお勧めの料理でおねがいしますね」といったところ、こちらの料理になりました。
ドライバーの彼と2人でいただきます。 -
下が魚を揚げたものとポテト料理。
上の小鉢がやはり魚の煮込み料理。
これいくらだったと思います?
ひどいんですよ!
レシートを見ると、な、なんと魚だけで2500ルピーでトータル3500ルピーもしています!
これはひどい!!
でも最初におまかせしてしまった私が悪いので「高すぎる!!」と文句を言いながら仕方なしにおじさんに5000渡します。
ところはそのおじさんは「これはボート代だよ」といっておつりの2500を私にくれます。
「え?食事代金じゃないの?」と聞くと、食事代はあっちの人に渡せと。
「ボート代金は250って言ったよね?」
と聞くも「いや2500って言った」と・・・・
ものすごいショックを受けてしまいました・・・
自分の甘さを認識させられました・・・
渡してしまったお金は戻りません。
再度食事代も払うことになりました。
もうひたすら自分の甘さに落ち込んでしまいます。
もう真っ暗になりそのままホテルに戻ってきました。
フロントでディナーの料金を確認すると、1350ルピーもします!
朝食は750ルピーです。高い、高すぎる!
予定外の出費でお金が足りなくなりそうです。
日本円で7万円分の現金しか持ってきていません(米ドルは100ありますが)
こちらではカード決済が一切できません。すべて現金払いなのです。
思っていたよりホテル料金が高めだったのが問題でした・・・
(いや、もっと安いところに泊まればよかったのですが・・・)
こちらでATMのキャッシングはできないと聞いていたので死活問題です。
本当に落ち込んでしまいました。
夜ご飯ものどを通らず、近くのお店でパンを2個買って、今日の夜と明日の朝の分にします。
とにかく節約です・・・ -
落ち込んでいますが、インダス河の美しさには救われます。
車を止めてもらって写真を撮ります。 -
-
ドライバーとは昨日5000ルピーで話がついていたはずなのに、アッパーカチュラに行ったから7000ルピー寄こせと言う・・・
英語がわからないふりして絶対に意見を曲げない。
スカルドゥの印象が最悪となりました。
しかも明日ホテルまで迎えに行くからバスターミナルまで行くのに1000ルピー欲しいという。
はっきり断りました。なんで1000ルピーもするのか聞くと、自分の家は空港の近くでここのホテルまで遠いから、とのことです。
それはあなたの都合でしょ!
ホテルにお願いしますから。
ちなみにホテルでお願いすると500ルピーでした。
大外れのドライバーでがっかりでした。 -
ホテルの裏側からインダス河に下りてみます。
ホテルの人に下まで下りられるか聞いてみると、わざわざ案内してくれました。
民家の敷地を通ったり、道なき道を行ったりして確かに1人じゃ行けなかったかも・・・ -
まるで海のように波が打ち寄せてきます。
夕暮れということもあいまってなんとも幻想的な気分になります。
ずっと見ていたいのですが、案内してくれた彼が後ろで手持無沙汰な感じで待っています・・・ -
もっといたいのですが、待ってくれている彼にも悪いのでほどほどのところで引き揚げます。
-
部屋の前から見える景色です。
部屋の前には椅子もあってゆっくり座って景色を堪能したいのですが、私がそうやって景色を見ていると100%の確率で従業員の男の人たちが私の前を行ったり来たりして私のことを見に来ます。
日本人が珍しいのか、1人旅の女性が珍しいのか・・・
そういえばこうやって1人旅をしているといつも現地の方に聞かれることがあります・
・年齢
・結婚の有無
・子供の数
・職業
そして結婚しているのに1人で旅行している、というと「どうしてご主人は一緒じゃないの?」とか「そのことはあんまり言わないほうがいいよ、結婚しているのにご主人と一緒に来ていない、となるとあなたに問題があるように思われるよ」・・・ということらしいです。
え、そうなのですか? 同じイスラム圏でもイランではそんなこと言われなかったけど・・・ -
翌日の朝ギルギット行きのバスに乗るためにバスターミナルにやってきました。
バスチケットはこちらでも買えますが、私は前日に街中にあるバスチケット売り場で事前に購入しておきました(ドライバーに連れて行ってもらったので詳しい場所はわかりません・・)
以前は8時発と10時発の2本あったらしいのですが、今は8時発がなくなって代わりに10時発と12時発になったようです。
もちろん早いほうの便にします。 -
チケットを売る小さな小屋の中でバスが来るのを待ちます。
なかなか来ません・・
女性が1人でいるのが珍しいのか、多くの人がわざわざ私を見に来ます・・・ -
こちらのおじいさん。
とことことわたしのところにやってきて、身振りで自分の写真を撮るように言ってきます。
そうしてその写真を確認すると満足そうに去っていきました・・・
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2019 Summer おばさんの一人旅 パキスタン
この旅行記へのコメント (4)
-
- pedaruさん 2024/05/27 06:18:44
- 修羅場
- あこちゃん おはようございます。
パキスタン、ひどい国ですね。こんなことだらけなら行きたくない国です。
イランも訪問しているそうですが、おーきな違いですね。
読み進めて行くと、だんだん腹が立ってきました。
でも、あのインダス川を見ただけで、嫌なことは帳消しになるくらいの素晴らしさですね。河岸に人工物がなくて、古代の景色をそのまま保っているというかんじです。
女性一人旅、危険を感じます。でもさらにいろんなところにお出かけということは、危険を回避し、上手に旅をされている証拠ですね。尊敬に値します。
pedaru
- あこちゃんさん からの返信 2024/05/27 09:39:55
- Re: 修羅場
- pedaruさま
コメントありがとうございます。
たまたまドライバーがひどかっただけだと思いたいです。
私はきれいな景色を見るのが本当に好きなので、少しくらい(?)つらいことがあっても大丈夫! 我慢できます。
なんといってもへこたれない私ですから!!
なんかこうしてみると最近は中東ばかり行っていますねえ。
先月ヨルダンに行ったときにその話になって「じゃあ、次はどこの中東の国に行ってみたい?」と聞かれて「う~ん・・チュニジアとアルジェリアとトルコかな?」と答えたら「トルコは中東じゃない! ヨーロッパだ!」
と言われました・ びっくり!
でも検索したら、トルコは中東枠に入っていますが。。
その国々で考え方の違いがあるのでしょうか。
まあ、そんなの関係ないですけどね!
行くときは行くまでです!!
-
- あこちゃんさん 2022/08/30 19:20:40
- そうなんです。。。
- でも過ぎてしまえば大変だったこともいい思い出です・・・
私もサンチャゴ巡礼に行くのが今から楽しみで、いろいろな方のブログをドキドキしながら読ませていただいております。やはり数ある中でもおくさんのブログが一番参考になります!!25年の4月に行こうと決めていますよ!(まだまだ先の話ですが)
おくさんもそのころには巡礼を再開されているのでしょうか?
お会いできたらいいですね~~
-
- おくさん 2022/08/30 18:41:08
- ひどい所
- 場所が場所だけに毎日が戦いなのですね。
ブログを読んだだけで私には向かないのが分かりました。
これと比べたらサンチャゴ巡礼は天国ですよ。
毎日が安心して過ごせて値段交渉一切なし。
物価も安いし、周りはみんな仲間意識を持った世界中の人達です。
お楽しみに~。
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