![必ず日本に帰国する。ただ、それだけの3日間。<br />パリで、パスポート、現金、クレジットカード等、<br />一切合切を盗まれた状況下、日本に帰国する為には<br />何をどうすれば良いのか。これについて記す。<br />【帰国の為に必要な物】<br />(1)「被害届(警察に届け出て発行してもらう)」<br />(2)「帰国のための渡航書(日本大使館で発行してもらう)」 <br /> ・「本籍の記載された住民票(本人確認のため)」<br /> または<br /> 「戸籍抄本(戸籍個人事項証明書)」いずれか1通<br /> [申請日より6ヵ月以内に発行したもの]<br /> ↑<br /> この時はそうだったが、2023年3月27日より、<br /> パスポート申請時の必要書類が「戸籍謄本」のみに変更<br /> されたので、要確認。<br /> ・「パスポート申請用サイズの本人写真2枚」<br /> [6ヵ月以内に撮影したもの]<br /> ・渡航書の発給手数料「19ユーロ」(支払いは“現地通貨”のみ)<br /> ・日本に帰国するための帰国便「Eチケット控え(予約票でも可)」<br /> [本人の氏名が確認出来るものに限る]<br />(3)「現地通貨と日本円」そして「クレジットカード」<br /> 上記で最も重要なのは(3)である。<br /> コレさえ手元に残っていれば時間が掛かったとしても、<br /> 総支払い額が恐るべき金額になったとしても、<br /> 日本に生還する事は出来るだろう。<br /> しかし、全く手元に無い状態での生還は、限りなく困難だ。<br />*JCB[大事なお知らせ]海外専用緊急再発行カードのサービス終了*<br /> ↑これで緊急時を凌ぐ手段が1つ失われた。。。<br />-- -- -- -- -- -- -- -- --<br />要所要所で賜ったご高配に<br />厚く御礼を申し上げます。<br />-- -- -- -- -- -- -- -- --<br />※サバイバル・メソッドは殆ど記していません。<br /> 使える手段は各々同じでは無いからです。<br /><br />この時は一人旅だったので、どうにか何とか出来ました。<br />これが複数名だったり、三世代での旅行中だったら・・・。<br />想像しただけで恐ろしいです・・・。<br /><br />*2025/01/01<br /> 海外専用緊急再発行カードのサービス終了と<br /> 必要な書類等について変更の可能性について加筆をしました。](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/11/55/11/650x_11551182.jpg?updated_at=1735708873)
2019/09/25 - 2019/09/27
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必ず日本に帰国する。ただ、それだけの3日間。
パリで、パスポート、現金、クレジットカード等、
一切合切を盗まれた状況下、日本に帰国する為には
何をどうすれば良いのか。これについて記す。
【帰国の為に必要な物】
(1)「被害届(警察に届け出て発行してもらう)」
(2)「帰国のための渡航書(日本大使館で発行してもらう)」
・「本籍の記載された住民票(本人確認のため)」
または
「戸籍抄本(戸籍個人事項証明書)」いずれか1通
[申請日より6ヵ月以内に発行したもの]
↑
この時はそうだったが、2023年3月27日より、
パスポート申請時の必要書類が「戸籍謄本」のみに変更
されたので、要確認。
・「パスポート申請用サイズの本人写真2枚」
[6ヵ月以内に撮影したもの]
・渡航書の発給手数料「19ユーロ」(支払いは“現地通貨”のみ)
・日本に帰国するための帰国便「Eチケット控え(予約票でも可)」
[本人の氏名が確認出来るものに限る]
(3)「現地通貨と日本円」そして「クレジットカード」
上記で最も重要なのは(3)である。
コレさえ手元に残っていれば時間が掛かったとしても、
総支払い額が恐るべき金額になったとしても、
日本に生還する事は出来るだろう。
しかし、全く手元に無い状態での生還は、限りなく困難だ。
*JCB[大事なお知らせ]海外専用緊急再発行カードのサービス終了*
↑これで緊急時を凌ぐ手段が1つ失われた。。。
-- -- -- -- -- -- -- -- --
要所要所で賜ったご高配に
厚く御礼を申し上げます。
-- -- -- -- -- -- -- -- --
※サバイバル・メソッドは殆ど記していません。
使える手段は各々同じでは無いからです。
この時は一人旅だったので、どうにか何とか出来ました。
これが複数名だったり、三世代での旅行中だったら・・・。
想像しただけで恐ろしいです・・・。
*2025/01/01
海外専用緊急再発行カードのサービス終了と
必要な書類等について変更の可能性について加筆をしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
パリ=シャルル・ド・ゴール空港 ターミナル1。
-
帰国のためにやって来た、まさにその時、
空港で、パスポート、通貨(ユーロ、日本円)、
クレジットカード等、一切合切を盗まれた。 -
こんな状況下で日本に帰国するためには、
何をどうすれば良いのか。 -
そして、もし、
必要な物全てを揃えることが出来ないと、
どのような運命が待ち受けているのか?
これらについて記す。
__ __ __ -
【帰国するために必要な物】
(1)「被害届」
現地警察署に被害届の作成を依頼して発行してもらう
----
写真はシャルル・ド・ゴール空港、Airport Police建屋。
グランドフロアの各ドアはロックされていた・・・。
ドア脇のインターホンを押し来訪を告げロックを解除して
もらい入場したが、退出した時はこちら側へ案内されたので、
裏口にまわってしまったのでしょう。。。 -
(1)「被害届」まず真っ先にコレ。
一番最初におこなうべきこと。
近くの警察署に被害届を出して作成してもらう。
コレ無くしては何も始まらない。
作成費用は勿論(もちろん)無料である。 -
(2)「帰国のための渡航書」
在フランス日本大使館(以下「在外公館」と表記)にて発給を申請
しかし、これが大変。
[「帰国のための渡航書」発給申請に必要な物]
を揃えないといけないからだ。 -
[「帰国のための渡航書」発給申請に必要な物]
・本人確認のための「本籍の記載された住民票」
または「戸籍抄本(戸籍個人事項証明書)」いずれか1通
(代理申請者が親族以外だと取得に「本人からの委任状」が必要)
※在外公館へ元本を持参するか、FAX、
或いはE-mailに添付して送信でも良い。
・渡航書の発給手数料「19ユーロ」
(手数料支払いは“現地通貨”のみ) -
・「パスポート申請用サイズの本人写真2枚」
(METRO入り口等に設置されているスピード写真で可・・・5ユーロ)
・“本人の氏名”が記載されている帰国便の「Eチケット控え」
(予約票でも可)
・(1)で作成してもらった「被害届」 -
「帰国のための渡航書」は、
これら全てを揃えない限り『絶対に発給されません』
何とかならないものかと期待しても『絶対に発給されません』
たとえ【行き倒れになるしかない】としても『絶対に発給されません』 -
繰り返しますが在外公館では
全てが揃わない限り、
帰国のための渡航書は、
『絶対に発給されません』 -
★帰国便は直行便にすべし。
「帰国のための渡航書」は“1度限りの帰国専用”で“有効期限も最低限”。
経由便だと申請時に経由地の記載も必要となるし、そこで何かが発生
した場合、有効期間満了日を超過してしまうという重大リスクを招く
ことになるからだ。 -
上記の全てが揃っており、在外公館の開館と同時に入館し窓口へ
行けたとしても、フランスの場合、当日中に発行されることは、
まず無い。
パスポートの盗難は毎日相当数発生しているので時間を要する・・・
と言う事になっているが、実際は簡単に発行はしないと決めて
いるのだろう。不正申告に神経を尖らせているのだ。
∴数日以上の現地滞在(ホテル宿泊)が必要となるだろう。
と言うことで、ここで更に必要となるものが出来る。
[現地滞在(ホテル宿泊)に必要な物]
・パスポート・クレジットカード・現地通貨
そもそもパスポートを失っているのに
どうやってホテルに泊まるのかが大問題。
優先順位としてはこの時点では低いが、
「帰国してから自宅に辿り着くための方策」
も考えておかなければならない。
クレジットカード会社への「カード停止の連絡」は
最終段階で良い(理由は後述)。
これらの対応を同時並行しておこなってゆかねばならない。 -
*JCB[大事なお知らせ]海外専用緊急再発行カードのサービス終了*
上記の決定により以下に記載した海外専用緊急再発行カードと言う手段は
不可能となった。
これ、命を救うサービスだったのだがどうして止めたのだろう??
_ _ __ _ __ _ __ _ __ _ _
クレジットカード会社によっては
「緊急再発行カードを即日発行」してくれるところもある。
そんなカードを所持していたなら利用しない手は無い。
[緊急再発行カードの特徴(注意点)]
・ICチップ、PINコードが無い→決済は署名のみでしか出来ない
・使用できるのは日本国外のみ→帰国便の機内販売でも利用出来ない
・限度額はこのカード独自に設定される→元カードより大幅に少ない
・元カードにキャッシングの設定が無いとキャッシング利用は不可
最も重要な点は、大幅に少なくなる利用限度額。
1/3とかそれ以上に減少するため、元のカードの限度額が
大きくない場合や既に枠近くまで使っている場合は
支障が出るかも知れない。
そして、ICチップが無いので磁気テープを読み込んで
サイン決済が出来る所でないと使えないということだ。 -
実際、シャルル・ド・ゴール空港の
Check-inカウンター端末では
緊急再発行カードを受け付けなかった。
さて、ここで考えて欲しいのは、
ANAスーパーフライヤーズや
JALグローバルクラブに加入している場合
「提携カード」を決済用として航空会社の
webサイトに登録している可能性が、ある。
もしそうならばチャンス。
PINコードを覚えていれば帰国用のチケットを
Web決済で購入する事が出来るからだ。
盗難に遭ったからと言って、急ぎ全ての
クレジットカードを止めてしまったら、
航空券購入の有効な手段を自分自身で
無くしてしまうことになりかねない。
ここは、慎重に行動すべきところだ。
だからクレジットカード会社への連絡は、
最優先で行うことでは無いのだ。
(今後決済に使用する可能性のあるカードは、
盗難に遭った、という事の連絡は入れても
即停止にはしない) -
通常、在外公館に何度か足を運ぶこととなるので
パリ市内の移動手段も必要だ。
この移動で貴重な時間を費やすのが厳しい。
何事につけ時間内に処理出来なければ、帰国日が
ドンドンと遠ざかり滞在費用もかさんでゆく。
一般的には日本国内の親族なり友人からの支援を
受けて帰国するだろうが、その間は無一文なので
身の安全を確保する術が無いと、相当に過酷な運命
が待っているだろう。
(日本国内より支援を受けられないとなると帰国は
困難を極めるだろう) -
[必要な物全てを揃えることが出来ない場合は・・・]
誰も助けてくれない。
海外の大都会、無一文での“サバイバル”だ。
何日生き長らえるのかはわからないが、
それ程長くは保たないだろう。
身分証を全く所持していないので
パリ警察では身元不明者として処理され、
日本では失踪者とされてしまうだろう。
(失踪後7年経過すれば死亡認定)
『ゼロ・グラビティ(原題:GRAVITY)』
2013/12/03 日本で公開された映画、
まさにこの映画のような、危機に次ぐ危機を
パリでリアルに体験した。本当に危うかった。 -
【日本帰国時の手順】
・「帰国のための渡航書」は通常のパスポートと同様に扱われるが、
自動化ゲート(指紋認証ゲート)や顔認証ゲートは利用出来ないため、
有人ゲートに並ばなければならない。税関は通常と同じである。
【帰宅に必要な物】
・「日本円」入国後に自宅等まで帰還するための費用
(帰還手段の確保が出来れば日本円の必要は不要ではある) -
華の都PARISの輝きを表しているかのような、
シャンパンフラッシュで煌めくエッフェル塔。
----
『教訓』
「パスポート」は命と等しい。
失うと、手間と危険度が桁違いに上昇する。
「缶詰を開ける為の缶切りが缶詰の中に入っている状態」
となってしまうからだ。
とにかく『何が何でも死守』しなければいけない。
繰り返すが『命=パスポート』である。
そして「現金(お金)」と「キャッシュカード」が
最も重要だ。
極限の選択だと命に等しいパスポートを失っても、
「現金(お金)」と「キャッシュカード」 さえ
手元に残ればそれで良い、とまで言える程なのだ。 -
消灯された深夜のエッフェル塔。
----
『予防策』
「日本人だから狙われる」と言うが、これはウソだ。
「高価なブランド品だから狙われる」これもウソ。
生業として日々盗難行為をおこなっている輩は
人を選んで実行しているのかと言えば、それは違う。
相手が誰だろうが、とにかく「チャンス」と見れば
犯行に及ぶ訳だ。
だから、所持品の安価、高価も余り関係が無い。
特に海外では、
『何時でも、何処でも、誰でも、狙われている』のだ。
防ぐ手立ては一般的に言わる通り。
バッグは斜めがけのショルダータイプ
・・・口はファスナーで閉じる事が出来て、
中は出来れば仕切りが多いものを、
何時であっても身体の前に手を添えて持つ。
そして『貴重品は分散収納』する。
家族連れの場合は、
「1人が纏めて持つ事は厳禁、
各々が自身の貴重品を分散して収納」
これが、盗難等に遭ったとしても、
全てを失ってしまわない予防策と言えるだろう。
※スリと一括りに言われているが、日本で言う
「スリ盗る、抜き取る」だけでは当然、無い。
チャンスとみるや何でも丸ごと持って行くし、
コードで留めていても、やられる時はやられる。
何より、その場の全員がグルな時など、
どうしようも無いだろう。
そんな輩達とカチ合ったら運の尽き。
しかし、それでも、備えがあれば全てを失う
確率を下げる事は出来る。
・・・と経験者は語るのであった。
__ __ __ -
~~~以下蛇足~~~
今回の旅行は、珍しい事に随分前から
航空券を購入していました。
その為、座席も選び放題でしたが、
何故か気分は盛り上がらず。。。
出発する気には全然なれなかったのです・・・。
何となく予感のようなものを感じていたのでしょう。 -
パリ到着時、RER A線が運休となっていました。
-
この時、出発前からの“嫌な感じ”は
いっそう増してきていました。 -
「PARIS VISITE」購入時、窓口のお姉さんは
お:「空港線の運休期間と滞在が重なっているから
ゾーン5にする必要はないわよ」
と言って、なかなかチケットを販売して
くれませんでした。 -
全くその通りなんですが、
滞在中の全日が運休と言う訳ではなかったので、
私:「了解してますので、
21日~25日のゾーン5でお願いします」
と購入しており、このチケットがポケットに
残っていました。使える交通手段はこれのみ。
しかも、このチケットの有効期限は本日まで・・・。
ここは思案のしどころでした。 -
このチケットを使って今から市内へと移動
した場合、One Wayとなってしまうし、
宿泊場所の確保等々の問題も全くの未解決。
結局、初日は空港にとどまる事に決めました。
この間、カウンターのOpen・Closeの様や、
搭乗手続きに訪れる旅客の方々を眺めていました。
そんな中、どうやって空港から移動するのか等々の
難問について考え続け、待合の椅子に座って過ごし
ました。 -
幸運だったのは、行動食として購入た
チョコダイジェスティブビスケットを
1袋残していた事でした。
これを3時間ごとに2枚づつ食べて空腹を抑え、
合間に椅子に座ったまま少しずつ分割して
眠りました。
深夜となり発着する航空機も無くなると、
Floorの清掃カートが入ってきました。
これを最後に朝まで静かになりました。
静かになったと同時に空調が落とされ、
寒さを感じるようになったので
キャリーバッグからレイヤリングピース
を取り出して、眠っている間も適温維持と
なるように重ね着しました。
空港泊ではビバークの知識が役に立ちました。
そして、無事に朝を迎え本格的に活動を開始
したのです。 -
__ 空港泊した翌日の夕方 __
~~目まぐるしい1日が終わりました~~
アッと言う間に過ぎた1日でした。 -
時間に追われ、対応に追われ、
綱渡りをし続けた1日でした。
(綱渡りの連続では無くずっと綱渡り状態) -
定められた時間内に次々と処理して
ゆかなければなりませんでしたが、
奇跡的に何とかクリアする事が
出来ました。
日本との時差が・・・少々厄介。 -
温存していたボトルウォーターは
午前中に消費し尽くしていました。
そんな中、とにかく、
時間内に到着しなければならない
事ばかりでしたから、移動中ずっと
喉がカラカラのままでした。
此方にCheck-inするのも、
定められた時間内に到着する必要が
あったので、急ぎに急ぐ移動だったため、
その間何も飲むことが出来ませんでした。
(一時道に迷って約束の時間までどころか
目的地に到着出来ず、大都会で遭難するところでした・・・) -
移動中ずっと苦しかったのですが、
お部屋のミニBarでやっと水分を
補給することが出来ました。
そして、オレンジジュースも頂き、
これで一息つく事が出来ました。 -
お部屋にはバスタブがありました。
有り難い、大いに助かりました。 -
お風呂からあがりミネラルウォーターを
もう1本頂いてベッドに少し横になったら、
そのまま眠ってしまいました・・・ 。 -
__ 翌日の朝 __
起きたのが8時30分位。
すぐに着替えて在外公館へと向かわなければ
開館前に並ぶことは出来ません。さて、どうする?
バタバタと急いでもロクな事にはならないでしょう。
ここは落ち着いて行動すべき。
昨日の食事は寝る前に飲んだオレンジジュースだけ。
今は何ともないけれども、食事はパスすべきでは無い。
そう考えて、まずは食堂へと降りました。 -
先客の方がお一人いらっしゃいましたが、
入れ違いとなり、この時間の利用は
私1人となりました。 -
席は自由でしたので此方に座りました。
-
コーヒーとオレンジジュース。
パンとヨーグルトの朝食。 -
係の方がサーブしてくださった
朝食をシッカリと噛みしめました。 -
美味しく頂きました。
ごちそうさまでした。 -
食堂から戻り、
忘れ物が無いか再度点検し、
「大丈夫、全て上手くゆく」
詰んだ状況を打開するミラクルな言葉を唱え、
覚悟を固めてお部屋を出ます。
↑これ、大事。 -
パンチカード鍵って珍しかったです。
奥までしっかりと差し込まないければ
開閉出来ませんでした。
扉の先は小さい階段となっていて
キャリーを持ち上げてエレベーターまで
行きました。 -
エレベーターもクラシック。
-
扉も手動開閉です。
-
ホテルの方に「頑張って」と励まされ、check-out。
本当にありがとうございました。
感謝!感謝!幾ら感謝してもたりません。。。 -
ここで再び急がば回れ。
在外公館へと直ぐには向かいませんでした。 -
まずその前に、
JCBプラザ ラウンジ・パリに寄りました。 -
ロワシーバス乗り場、
メトロ出口等の地図を頂こう、
と思ったからです。 -
紙の地図を頂いた事で
随分と安心することが出来ました。 -
此方でも「お気をつけて!」
「頑張って!」等々、
スタッフの皆様に励まして頂きました。
本当にありがとうございました。
それでは、いよいよ在パリ日本大使館へと
向かいます。 -
今気付きましたが、
在外公館の写真がありません。
撮っていたつもりだったのですが・・・。 -
ところで、
○○は何処そこと比較して治安はどうですか?
とか
何とかのスリ事情を聞きたいとか、
4トラで定期的に尋ねられている質問と
その回答は、影響力が大きいのでチョッと・・・
と個人的には感じています。 -
このような質問をされる方は旅行上級者で
安全対策もシッカリとされているのでしょう。
ご回答者の方々もエキスパートとお見受け
いたしますが。。。
何事も無い、無かった、
それ程危険だとは感じなかった、
それらは単に運が良かっただけ。
海外(の特にヨーロッパの観光地)では
『何時でも、何処でも、誰でも、狙われている』
と考えた方が良いです。 -
もし何かが起こったとしても対応出来る
備えと自信のあるエキスパートな方々
だからこその質問と回答であるので、
相当に割り引いて読まれるべきです。 -
多くの方が、
在フランス日本大使館に駆け込みさえすれば
何とかしてもらえると思われているみたいですが、
決してそうではありません。 -
在外公館では全てが揃わない限り、
帰国のための渡航書は、
『絶対に発給されません』
※発給が即日なのかどうかは、
「各国の在外公館によって違う」
これは実際に私の友人が某ヨーロッパの国で
体験した事例と今回の私の経験から事実です。
(フランス在外公館は相対的に厳しいほう) -
空港~ホテル間の移動、
そしてて空港内で過ごす時間は、
往路復路共に最大の警戒が必要です。 -
どんな旅行者であっても、
この間は全財産を携帯しているからです。
ハイヤーやリムジンサービスを利用する
価値は、この間の安全が確保されること
にあるのです。(空港内ラウンジもそう) -
「帰国のための渡航書」発給のためには、
求められるもの全て(必要書類とキャッシュ)
を揃えることが出来なければ駄目です。
パスポートは命の次に大切、ではありません。
パスポートは命と等しいのです。
(厳密に言えば命の次だけれども、
それでも等しいと断言します)
ホテル ラッフルズ ロイヤル モンソー パリ辺りに
路駐のLSやポルシェを横目に歩いたこの時。
車に乗って移動出来ない辛さが身に染みました。 -
在フランス日本大使館から凱旋門まで歩くと、
結構あるのだと、この時実感しました。 -
オペラ座のオベール駅までの移動となります。
-
駅に到着したのは良いのですが・・・。
-
駅構内は工事中でした。
これがまた厄介。 -
工事中で仮設の案内表示が出ていましたが、
海外あるあるで、
どう進んだら何処の出口に出るのかが
分かり難いものだったのです。 -
エレベーターを利用して上階へ。
-
何とか意図した場所に出る事が
出来ました・・・良かった。。。 -
そして、そこから地上へ。
地図とメトロ駅構内の道順について
朝立ち寄った
JCBプラザ ラウンジ・パリで
確認しておいたことが大いに役立ちました。
感謝、感謝です。 -
Roissybusの乗り場への案内標示は
地下鉄の仮設のものとは違って
わかり易かったです。 -
しかし、この界隈は泥棒だらけの危険地帯。
そりゃそうです、普通のパリっ子は
こんな所に来ることなどありませんから。 -
あくまで勝手にそう思っているだけですが、
LE-BUSの方が私的には安心感があります。
(注)Le Bus Directは現在サービスを終了、残念。 -
オペラ座界隈は私的には近づきたくない要注意地帯。
そんな真っ只中にバス停があるのがRoissybus。
念には念をいれ、警戒度Maxで乗り場までゆきました。 -
乗り場に到着。
-
待つこと無く、
直ぐバスに乗車出来ました。 -
程なく出発となりました。
Roissybusのルートって
街中を結構な距離走るのですね。 -
高架道路を走り始める頃、フッと過ぎった不安。
今所持しているカードはCheck-inカウンターの
端末で利用可能なのか???
空港で見た端末はホテルと同じ物だったので、
側面に磁気テープリーダーは有りましたが・・・。 -
シャルル・ド・ゴール空港到着。
-
賽は投げられた。
ANAのCheck-inカウンターOPENまで待つしかない。
これまでは時間の経過がとても早かったのですが、
ここで待っている間、突然、時間がユックリと
進みはじめました。
随分と長い時間、そう、丸1日以上待っていたように
感じました。 -
遂に運命のカウンターOPEN。
ここで様々な事が起こり、様々な対応策を考えて
いただき、多大なお手数をお掛けいたしました。
大恩を頂戴し本当にありがとうございました。 -
ありとあらゆる手段を考え、トライし、
Check-in終了時間の間際に何とか発券。 -
かなり際どいタイミングでした。
-
搭乗開始まであと僅かではありましたが、
ラウンジへと向かいました。
(ラウンジとは身の安全を守る場所です) -
レセプションでの応対ですが、これが大変に
感じが良くてビックリしてしまいました。
どの方も皆そう、素晴らしかったです。 -
屋外の席もありました。
何名かの方が寛がれていました。 -
2階へあがってみました。
此方にあがったら1階以上に
日本語が彼方此方から聞こえました。 -
時間となったのでラウンジを出ました。
-
ゲートへと向かいます。
-
チケットをかざして通過します。
-
保安検査を通過した、すぐその先が搭乗口。
カンボジアのプノンペン発便では
Diamondメンバーのレーンに並ぶ人は
誰も居なかったのですが、PARISでは
ボチボチの人数がいらっしゃいました。 -
搭乗開始。
-
様々な方々から頂戴したご厚情で、
何とか帰国便搭乗までこぎ着ける
ことが出来ました。
多大なお手数とご迷惑をお掛けし
誠に申し訳ございませんでした。 -
[アミューズ]
洋梨のコンポートとマスカルポーネチーズ
ビーツのムース
フォアグラムースとオレンジマーマレードのカナッペ -
[アペタイザー]
鴨とアプリコット クランベリーのパテ
海老と烏賊をフヌイユのサラダとともに -
[スープ]
コーンスープ
スープはチョッと残念でした。
国際線のラウンジで提供されているスープの方が良いです。
食事中、瞬間忘れる事はありましたが、それでもず~っと、
羽田到着後に打つべき手段について考え続けていました。 -
[メインディッシュ]
シャロレー牛フィレ肉のステーキ ポートワインソース -
[デザート]
マンダリンオレンジケーキ -
コーヒー&チョコレート
-
[朝食]
かき揚げうどん
着陸したらいつも通りに降機の準備をします。
機内でも、降機時にも、そしての後にも
アシストしていただきました。
本当に感謝、感謝、感謝いたしております。 -
日本帰国時は有人ゲートに並んで
通常通り通過しました。
税関は普段通り、全く同じです。
羽田着便を選んだのは非常に大きかったです。
直行便なら何処でも良いといった訳ではありません。
緊急再発行カードは帰国便に搭乗した瞬間から
使用不能。
日本円も全く所持していないままの帰国です。
成田だと即座に空港間移動は出来なかったことでしょう。 -
羽田空港国内線ターミナル1(2019/09/27)
SUITEラウンジのシャワールーム。
降機後にここまでの間にもドラマがありました。
コンシェルジュの○橋さん、
本当にありがとうございました。 -
シャワーを浴びて身繕いしたら、
着替えてラウンジを出ます。 -
グループ1搭乗開始。
-
何時もの流れ通りに、
ボーディングブリッジを渡り機内へ。
これが本旅行のFinalフライト。 -
夕食は機内のお弁当。
お食事時間は正味10分少々。
コーヒーを頂いて一服したら
ファイナルアプローチ。
いつも通りにアッと言う間に着陸、
そして降機しました。
(「いつも通り」と言うことの
素晴らしさを噛みしめました)
国際線・国内線と乗り継ぎ、
お陰様で無事に帰還することが出来ました。
両便のクルーの方々、地上の方々、
本当にありがとうございました。 -
必ず日本に生還する。
ただ、それだけの3日間でした。
(生存を掛けた静かな戦いでした)
しかし、そうではありましたが、
多くの方々のご厚情にあずかった
3日間でもありました。
お世話になりました多くの皆様へ、
改めまして御礼と
お詫びを申し上げたいと思います。
お陰様で無事に帰還することが出来ました。
ありがとうございました。
そして大変なお手数とご迷惑をお掛けしてしまい、
誠に申し訳ございませんでした。
<(_ _)>
-----とりあえずはEnd----- -
追伸
パスポートが新しくなると行わなければならなくなること。
・自動化ゲート登録
手続き受付時間は出国審査場OPEN時間中。
[2025年顔認証に移行(完全移行かどうかは未確認)] -
成田だと保安検査場は07:15からなので
通過が早いと07:30の受付開始まで少し待ちます。
1番度登録を済ませておけば、
そのパスポートの有効期間中はずっと利用する事が
出来ますから、出国時に立ち寄って登録しておくと
良いです。 -
新パスポートなので再度の登録が必要なのに
うっかり忘れてて先日通過が出来ませんでした。
慌てて急ぎ登録。
「顔認証ゲート」と「自動化ゲート」は違います。
自動化ゲートの方が並ぶ人が少なくて早いです。
以上で
パリからの脱出。「帰国のための渡航書」を得て日本に生還するまで
全記録を終えますが、ここで一言。
この様な状況下となったら問題解決するのは自分自身。誰も頼れません。
ネットで質問しているような暇な状況ならそれでも良いですが、
何処の誰だかわからない真偽不明の回答にすがる時間があるのなら、
自身でサッサと各方面に交渉し、絶対にしなければならないことを
抽出、兎にも角にも問題を1つずつ解消してゆくべきです。
皆様のご旅行がご安全であることを切に願っております。
ありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (7)
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- ちゅう。さん 2021/04/22 22:47:56
- たいへん参考になりました。
- H"(エッジ)さん、初めまして。
たいへんな経験をされましたね。
最近フランスとは疎遠ですが、以前は毎年、尋ねておりました。
幸い、自分自身は盗難にあったことはありませんが、同行者がホテル室内で盗難にあい警察に同行したことはあります。
詳細ご報告いただき、大変参考になりました。
特に、住民票や謄本がファックスやE-mail添付でもOKというところ、
以前から原本を持参しなければならないのかと疑問に思っていましたので。
差し支え無ければ、掲示板で恐縮ですが、今後の参考に教えてください。
空港泊をされたとのこと、この時点では、緊急再発行カードは手に入っていなかったのですね?翌朝、JCBのカウンターが空港にあり、緊急再発行カードを手に入れ、パリ市内に移動、パリのホテルに宿泊できたという流れでしょうか。
帰路の飛行機のチケットは、登録されていたカードで決済、あるいは、変更できるチケットだったということでしょうか。
お忙しいところ恐縮ですがよろしくお願いいたします。
ちゅう。
- H"(エッジ)さん からの返信 2021/05/01 23:33:30
- RE: たいへん参考になりました。
- ちゅう さん、はじめまして。
旅行記にコメントを頂き、ありがとうございます。
同行の方が“ホテル室内で盗難に遭われた”との経験談をシュア
させていただき、 ありがとうございます。Parisのホテルでの盗難は
ロビーは特に注意と聞き及んでおりましたが、ホテル室内も
気を抜かないようにしたいと思います。
さて、遅くなってしまいましたが
ご質問について回答させていただきます。
> 住民票や謄本がファックスやE-mail添付でもOK~。
私が在フランス日本大使館の窓口で伺った時、
それでも良いと言われました。
しかし、はじめからこのような案内がなされた訳では無く、
帰国のための渡航書発給に必要なものについての説明を
受けている時に私の方から質問して、もらった回答です。
実際、私は上記の方法でOKでしたが、何も質問しなければ
この説明がなされたのかはわかりません。
> 空港泊の時点では、緊急再発行カードは手に入っていなかったのですね?
はい、その通りです。
> 翌朝、JCBのカウンターが空港にあり、緊急再発行カードを手に入れ、
> パリ市内に移動、パリのホテルに宿泊できたという流れでしょうか。
以下、「HOME>JCBのサービス>JCB PLAZA」より転記します。
(https://www.jcb.jp/ws/index.html)
-- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
「JCBプラザ ラウンジ」・「JCBプラザ」共通サービス
・緊急サポート
JCBカードの紛失・盗難時のサポート※
※JCBプラザ ラウンジおよび一部のJCBプラザでは、
海外専用緊急再発行カードを受け取れます。
再発行をご希望の場合、まずはJCB紛失盗難受付デスクへ
ご連絡ください
-- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
パリですと緊急再発行カードを受けることが可能な場所は
「JCBプラザ ラウンジ・パリ」ですから、パリ市内への移動は必須。
只し、移動方法については熟慮のうえ決定しなければなりません。
幾つか方法が考えられると思いますが、ご自身が取り得る方法から
最も安全で確実な手段を選択し『何としても辿り着く』しかありません。
> 帰路の飛行機のチケットは、登録されていたカードで決済、
> あるいは、変更できるチケットだったということでしょうか。
搭乗予定便に乗れなくなったとは言え、そのままと言う訳にはゆきません。
航空会社が最も嫌うのが「no-show(ノーショー)」
それは避けなければなりませんので、搭乗予定便のカウンターで事情を
説明する必要がありました。この時に今後について交渉することとなります。
貴重品一式をかっさらわれて精神的にも大変ではありましたが、
“話を聞いてもらえる人”など誰もいない環境に居る訳ですから、
ここは数少ないチャンス。命懸けで事情を説明しなければなりません。
そうすれば一筋の光明を見いだすことが出来る・・・かもしれません。。。
ここの部分について旅行記では(非常に長くなるので)全て割愛していますが、
大変親切に対応していただきました。感謝、感謝、感謝いたしております。
この時、女性職員の方が手渡してくれた1杯のお水、これが非常に有り難
かったです。お陰様でカラカラに乾いた喉が潤い、グッと落ち着く
ことが出来ました。
繰り返しとなりますが、命懸けで事情を説明し交渉にあたることです。
昨今は何でもネットで、という風潮でありますが、対面交渉は何より重要
なのです。
そして、空港泊を決めた後も非常に忙しかったです。
移動方法、必要書類の入手等々、どうやって解決するのか考えなければ
ならないことばかり。その間、現在置かれている自身の「身の安全」にも
留意しつつ、どんどん手を打ってゆかなければなりません。
使える手段はその時々で変化しますし、皆が同じ手段を使える訳では無い
のでサバイバルメソッドとして纏めることは無理だと思います。
何にしても私は運が良かったと思います。
そうそう、「登録されているカードで決済」という方法ですが、
クレジットカードのPINコードの入力は慎重に。
3度間違えると、もうそのカードは使えなくなってしまいますから。
十分な答では無いかも知れませんが、以上が私の体験です。
- ちゅう。さん からの返信 2021/05/02 23:29:26
- ありがとうございました。
- H"(エッジ)さん、こんばんは。
お忙しい中、ご回答いただきありがとうございました。
私はカードを今は2枚、現金を数カ所に分散して持って旅行していますが、復路の空港でチェックインカウンターに並ぶ前に、ロビーの端で預ける予定の荷物に入っていた貴重品も取り出し、最近は手荷物のバッグにまとめてしまいます。この後に、バッグをすられたらお終いですね。
特にフランスをはじめ西欧では最後まで気を抜かないように、ランニングポーチに入れ身につけるように気をつけます。
また、今回、学ばせてもらったのは、現金は1~2万円を4、5箇所に分散して持っていますが、物価の高いパリなどでは十分な金額ではないなと思ったことです。現金は紛失したら戻りませんが、再発行カードが使えない可能性も考えるとやはり最後は現金が頼りですね。ラウンジや大使館が休みの土日祝日にかかったら最悪ですし。
住民票を取り寄せる、飛行機の予約がないと書類が発行されない↔️いつ発行されるかわからないのに飛行機の予約をしなければならない、パスポートがないとホテルに泊まれない等々、並々ならぬハードルや心配がたくさんあったのではと想像する中、航空会社がANA、日本のカード会社JCBでおそらく日本人のスタッフに相談できたのはとても心強かったことと思います。
10年前までに、二十数回渡仏していますが、いま、振り返ると、ほかの国に比べ、パリが一番緊張する街であったなあと思います。
再訪する際は、気を引き締めて行きたいと思います。
ありがとうございました。
追伸:ホテル室内の盗難は、テーブルの上に貴重品の入ったポーチ(財布・カード全部など)等を出しっぱなしにして、朝食に行ったため、朝食中に被害にあいました。当初、ホテルの人に、夜中に窓を開けっ放ししたから泥棒が入ったんでは?と言われ納得しましたが、ホテルのスタッフと考えるほうが自然でした。
部屋は整理し、金目のものはきちんとしまっておけば良いだけですね。
現在は、朝食に行く際は、テレビをつけっぱなしにする、ドアに起こさないで!のカードをかけたり等、在室を装うようにしています。
ちゅう。
-
- こぶぞうさん 2020/04/21 08:59:52
- 冷静過ぎてExcellentです!
- H"さん
日本に帰ることだけのパリ旅行記、大変勉強になりました。
「明日は我が身・・・」と思いながら拝見させて頂きました。
上級トラベラーだからこそ狙われるパリやイタリアでのスリ、、、。
こぶぞうであれば、間違いなくパリで野垂れ死にします、、、。
H"さんの旅行記を拝見して、
「最低でもクレジットカードと現金は2つの場所にしまおう」
と固く心に誓いました(最近まったくやっていませんでしたので、、、)。
全くパニックにならず、冷静?に御対処されたH"さんを尊敬します。
ありがとうございました!
こぶぞう
- H"(エッジ)さん からの返信 2020/10/04 16:43:04
- RE: 冷静過ぎてExcellentです!
- こぶぞう 様
こんにちは、亀レスで申し訳ございません。
メッセージありがとうございます。
私が“恥を晒す”ことにしたのは、類似の状況時、日本に帰国する為には
「何をなさねばならないのか」について纏めておきたかったからと、
そして、
> 「最低でもクレジットカードと現金は2つの場所にしまおう」
> と固く心に誓いました(最近まったくやっていませんでしたので、、、)。
そう、まさにこの事をお伝えしたかったからなのです。
今振り返ってみると、この時、(慣れで)脇が甘くなっていたと思います。
こぶぞう様は私のような事など無いでしょう。
しかし、僭越ながら今一度ご注意いただけたら、と思います。
クレジットカードも現金も全て失ってしまったら、それはもう、
筆舌に尽くしがたいものでしたので・・・。
さて、私の今後(2021年以降)ですが、機内持ち込み手荷物が1つのみ、
等の規制が続く限りTripはチョット・・・と考えております。
もっとも、未来がどうなるのかは全くわからないのですが。
そんな現状ではありますが、また何処かでお目にかかれる日を
楽しみにしております。
メッセージありがとうございました。
H"(エッジ)
-
- wakupaku2さん 2019/11/16 01:12:03
- パリ、怖い
- H"(エッジ)さん
大変、お辛い思いされて、それをシェアして頂き、読ませて頂きました。
帰国されるまで、大変でしたね。
もう、お心は回復されましたでしょうか?
シャルルドゴール空港までは電車を使われたんでしょうか?空港線は危険だから、とスペイン人ガイドさんが言っていました。
「帰国のための渡航書」初めて聞きました。
海外の大都会、無一文での“サバイバル”
「パスポート」は命と等しい。空港泊ではビバークの知識 『何時でも、何処でも、誰でも、狙われている』
大切なお言葉、大事に覚えておきます。
私はパリの地下鉄で囲まれてスリにあい、ショルダーバッグ(お財布ポシェット)を開けられ、無防備に輪ゴムでくくったユーロを盗まれました。その時、パスポートもクレカ見えたはずですが、札束だけ、綺麗に抜かれて、でした。今から思えば、輪ゴムでくくった大量の札があったから、それでよし、だったのかも、スリは集団で、さっと去っていきました。
その後は気を付けて、ウエストポーチにしています。
怖いので、パリではその後、地下鉄にも電車にも乗れません。
旅行記、有難うございました。
- H"(エッジ)さん からの返信 2019/12/04 16:05:44
- RE: パリ、怖い
- wakupaku2さん
温かいコメント、ありがとうございます。
お伝えしたかったことを正確にキャッチしてくださり嬉しく思いました。
また、ご体験についてもお聴かせいただき御礼申し上げます。
私の場合は、帰国便搭乗の為に訪れた空港のCheck-inカウンター至近で
“パスポート、クレジットカード、現金の全てを失った”ことで、身動きが
とれなくなったのが「最初の大問題」でした。
あの状況を何と表現したら良いのでしょうか。
空港内に流れる時間は普段と変わらず、Check-inカウンターや搭乗者の列
なども何時も通り。レストランの良い香り、お土産物等が溢れている中、
飲食も何も出来ずに待合の椅子に座っている私は
「その場に居るのだけれど、そこに存在していない」
上手く言い表せませんが・・・何処か別の次元に行ってしまったような感じ・・・
そう、まさに、「幽霊(ゴースト)に“なりかけていた”」のです。
パリ滞在中、車窓から眺めた風景に「橋の下に張られたテント、使い捨ての
ペラペラなテントが密集している場所」や「着の身着の儘(きのみきのまま)の
路上生活者の姿」がありました。
現世から完全に弾き出されてしまったら、外の世界から救援がやって来ない
限り、もう自力で元に戻ることは出来ないでしょう。
> シャルルドゴール空港までは電車を使われたんでしょうか?
> 空港線は危険だから、とスペイン人ガイドさんが言っていました。
パリ最終日・・・盗難に遭った日の空港までの移動は「LE-BUS」を使いました。
宿泊が「プルマン パリ トゥール エッフェル」でしたので、ホテルから
至近に乗り場がある此方が、他の手段よりも安全度が高いと考えたからです。
そしてCheck-inカウンターに到着するまでの間、最大級の警戒をしていた
のですが・・・最終盤となって、フッと気を抜いた、その一瞬にやられたのです。
パリ到着時と出国前の盗難は良くあると聞き知ってはいましたが、やられました。
現世に戻ることが出来たのは、何より「ご縁のあった皆様方のご厚情」
これに感謝するしかありません。そして「運」。
あと、幾許かの知力と体力配分が上手くいったことでしょう。
これに懲り、「安全バッグ(パスポート等の収納用ウェストバッグ)」を購入し、
以降使用しています。
全ての決済手段とパスポートを失なうと、こんな状況となるのですから。
お返事を書き始めてから、なかなか纏めることが出来ず、大変に時間を要して
しまいました。申し訳ございません。(旅行記のUpよりも時間を要しました)
この旅行記が幾許かの注意喚起となりましたら、嬉しく思います。
追伸
重要な局面局面で、ヒヤリやゾッとする事続きでしたが、わけても約束の時間
までに辿り着かなければならない最中、迷子となった時のゾッとした感覚は
筆舌に尽くしがたいものでした。
また、在外公館から引き返し、ホテル ラッフルズ ロイヤル モンソー パリ周辺
に路駐しているLSやポルシェを横目に、喉がカラカラでしたが耐えて歩き
進んだのは、良くやったと自分でも思います。
(この時、飲み物の購入で時間を消費していたら間に合わなくなっていた)
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