2019/09/05 - 2019/09/10
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nitarikujiraさん
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ピエモンテ州の美食とワインを求めての旅。
バルバレスコに日本人の経営しているワインバーがあるということを聞きつけて行こうと思ったのですが、どんなに検索してもアスティからバルバレスコを通るバスが見つからない。バルバレスコ自体はアルバの町に近いので、アルバのバスターミナルに行けば何かわかるかもしれないという、淡い期待を胸にアルバ行きのバスに乗ることにした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
アルバ行きのバスはアスティ駅前のバスターミナルの一角から出るのですが、これが非常に分かりづらい。アルバ行きのバスの路線番号を調べて、グーグルマップ上のバス停をいちいちクリックしてその番号を探すしかない。結局は駅前ではあるが、単なる道端が始発のバス停であることが判明した。
バスはアスティから西に向かい、小さな町を経ながらアルバの町に行くのだが、その間にバルバレスコの村があるので、もしかしたら近くで降りられるかもしれないとかすかな期待を抱いていた。しかし、バスは無情にもバルバレスコの村の手前でタナロ川を渡り、高速道路に乗ってしまった。
写真は増水したタナロ川を渡る時に見たバルバレスコの丘。 -
バスはアルバ駅前に着き、折り返しアスティ行きとなる。
駅にバスターミナル、あるいは何らかの窓口があるかと思ったのだが、ここにはなく、バスターミナルはもう少し北にあるとのことだった。
バスターミナルの窓口に並び、やっと順番が来てバルバレスコ行きのバスの有無を尋ねると、窓口のおばさんは少し困惑したような顔でいったん席を立ち、路線図と時刻表の書かれた用紙を持ってきてしばらく眺めた後、申し訳なさそうにこう告げた。
次のバルバレスコ行きのバスは3日後に一つだけあり(帰りはない)、帰りのバスは6日後に一つある(行きはない)、とのこと。
いや、いったいどんな田舎なんですか!
バローロ、バルバレスコというとイタリアワインを少しでも知っている人ならまず誰でも知っているほど有名どころなのに、これほど田舎とは思っても見ませんでした。まあ、ブドウ畑しかないからでしょうかね。
タクシーで行くことも考えましたが、そんな田舎のバルバレスコにタクシーなどあるはずがないので、ここからチャーターになってしまうので断念し、ここアルバの町でランチにすることにしました。 -
とりあえず旧市街に入ります。
平日の昼間なのであまり人影はありません。 -
道なりに、自分の勘だけを頼りに進んでいきます。
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サン・ロレンツォ大聖堂、というのがありました。
ちょっと教会系には食傷気味なのでパスしましたが、後で調べると結構な見どころだったようです。 -
こちらは美術館だったようです。
もう頭の中はランチ、だったのでここもパス。 -
実はこの建物の左手の路地によさそうなお店を見つけたのですが、昼でもコース料理しかないような高級店でしたのでドレスコード的にアウトなので断念しました。
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自分の嗅覚を頼りに町を彷徨っていると、ほどなく私のアンテナに強烈に引っかかってくるお店を見つけました。
一見、どこにでもあるようなカフェ風ですが、ここ、大当たりでした。
お店の名前は Voglio di Vino Locanda -
何も知らずに入ったのですが、何しろワインの品ぞろえが凄すぎます。
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何席かのカウンターと、その向こうにも椅子席があるようです。
どこに座ってもいいというのでこの席に着きました。 -
まずは地元ピエモンテのロエロのファヴォリータ100%の白ワイン。
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お通し?
左はバターです。 -
このフォアグラのテリーヌは本当に絶品でした。
今回の旅行で一番だったかも。 -
多分、お店の人には不思議な選択。
ニッツァです(笑) -
ウサギのもも肉
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席の横にはバローロ
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バローロ、バルバレスコに囲まれてニッツァの飲む、の図
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本当はドルチェにエスプレッソという流れなのでしょうが、あまりにワインが美味しいので生ハムを追加注文。
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トイレのドアにはバルバレスコの畑の詳細図
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バローロもありました。
実はこのお店、この建物の上には最近3部屋の宿泊施設を作り、それとは別にアパートメントがひとつ、それとワインショップも経営されているようです。 -
期待以上のランチとなり、観光もそこそこにアスティの町に帰ることにします。
今夜はアスティのレストランを予約しています。
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