極上のバルベーラを求め、ニッツァ・モンフェッラートへ（イタリア　ピエモンテ）

2019/09/05 - 2019/09/10

　ピエモンテ州の美食とワインを求めての旅は、極上のワインを求めてニッツァの町へ向かいます。
　もともとはバルベーラ・ダスティDOCGに含められていたニッツァですが、その特別な美味しさが認められ、2014年にニッツァDOCGとして独立を果たしています。どれほど美味しいのか興味があるではありませんか。

エリア その他の都市(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

アスティからニッツァ・モンフェッラートまで普通列車で約30分。3.05ユーロ。
券売機で買いました。

イタリアンカラーの刻印機ですが、どうやら券売機で買った切符には反応しないようです。

アスティ駅のプラットフォームは地下道で結ばれていますが、思いの外SF的でした。

英語併記です。

電車はあっという間にニッツァ・モンフェッラート駅に到着

のどかな駅です。
ここは地下道などありませんから線路を渡ります。

駅舎ですが、例によって「駅」としか書かれていません。

駅前の駐車場には素敵な車が。

グーグル頼りにとりあえず中心街と思しき方向に進みます。
トラクターが中央を走って来ます。

突然、素敵な広場に出てしまいました。

市役所前の広場のようです。

実はこの町に鮨屋があることを発見し、行ってみたのですが営業は夜だけとのこと。残念。

失意の元、市役所前の広場に戻ります。

するとそこでこんな素敵な看板を見つけてしまいました。
ニッツァのワインが飲めそうです。

どうやらここのようです。

エノテカ入り口

正面がレストラン、右手がエノテカのようです。
様子をうかがっているとエノテカの方が出てきて中に招き入れてくれました。

6種類のワインが無料で試飲できるとのことでした。

まずは普通のニッツァ

続いてニッツァ・リゼルヴァ2016
アルコール度数が15度もあります。
24ユーロですから3000円足らずですね。

結構濃いガーネットです。
正直、こんなに美味しいバルベーラは初めてです。

こちらは普通のバルベーラ・ダスティ
8ユーロですから1000円足らずですね。
お安い！

同じブドウ品種（バルベーラ）なのに、ニッツァ・リゼルヴァに比べるとずいぶん薄くなります。

ニッツァのブドウ畑の地図

ご主人？と話していると、ここニッツァ出身の男性が日本人と結婚し、東京でトラットリアを開いているそうです。その名刺を見せていただきました。

恵比寿にあるようです。

東京に戻ったら必ず訪ねてみると伝え、ご主人の名前をいただきました。

さて、試飲の後は食事です。
併設されているリストランテでいただくことにしました。

せっかくのいい天気ですのでテラス席でいただくことにしました。

もうニッツァ一本やりです。

とにかく地元料理を、というチョイスでお勧めをいただきました。

右は多分カルネ・クルーダ

これはブラザートでしょうね。

お店の人も着席して食べ始めました。

美味しくいただき、帰りにもう一回エノテカにお邪魔しようかと思ったら、閉まっていました。昼食に出かけたのでしょうか。

市役所前広場に戻るとすっかり晴れ上がり、気持ちいい天気になっていました。

さて、これからアスティの町に帰ります。