2019/09/15 - 2019/09/24
8位(同エリア12件中)
子青さん
武漢から上海までを、世界遺産や、歴史、自然を味わいながら、移動には主に鉄道を使って、歩きました;
1日目:移動(成田->武漢->九江)、九江泊
2日目:蘆山見学
3日目:九江市見学、蘆山市見学
4日目:移動(九江->南昌)、南昌見学、移動(南昌->武夷山)、武夷山泊
5日目:九曲竹筏下り、移動(武夷山->黄山)、黄山南門泊
6日目:黄山(蓮花峰、光明頂)、白雲賓館泊
7日目:黄山(光明頂)、移動(黄山->杭州:バス)、杭州泊
8日目:西湖見学、杭州泊
9日目:移動(杭州->紹興)、紹興見学、移動(紹興->上海)
10日目:帰路
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4日目は、武夷山へ移動する途中で、南昌に寄ります。岳陽の岳陽楼、武昌の黄鶴楼には以前行ったので、南昌の滕王閣にもいつか行こうと思っていました。岳陽楼には気品を、黄鶴楼には優美さを、滕王閣には格調の高さを感じます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- スプリングジャパン
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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5:30 起床。良く寝ました。
7:10 退房。明細に、夕食代が書かれていたので、てっきり二重計上かと思いましたが、単に記載されているだけで、ちゃんと、押金と宿泊費の差分を返金してくれました;以前 昆明の宿でトラぶったことがあるので、疑ってしまいました。すいません。
7:20 バスに乗って駅下(火車駅外広場西)まで行きます。 -
7:25 駅下(火車駅外広場西)着。駅の周辺は、どの地方都市もそうですが、工事中です。
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7:30 九江駅前着。
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「江沢民」の文字が見えます。これは昨日行った潯陽楼で揮毫したものですね。出身は揚州の人なので、九江に特別の因縁があったという訳ではないように思います。そう言えば、麗江に行かれた方はご存知と思いますが、麗江にも江沢民さんの揮毫した壁がありましたよね。目立ちたがり屋さん、ということかな。
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駅前の売店の上に、「一人参軍 全家光栄」、というスローガンが飾ってありました。田舎に行くと、軍隊の志願兵募集に熱心だなあ、と感じます。
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9:15 C633次検票開始。
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C633次は、九江から深セン北へ行きます。車体は、カモノハシ、ですね。
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長江に沿って走ります。
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10:35 南昌西駅着。南昌には北駅もありますが、目的地の滕王閣に近い西駅にこだわりました。
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2Fにあるこの売店で寄件します;2個で20元。
地鉄で滕王閣へ行きます;4元。南昌の交通カードは買いません。
10:55 先ずは2号線に乗って、地鉄大厦駅、へ行きます。 -
11:15 地鉄大厦駅着。
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地鉄大厦駅で1号線に乗り換えます。
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11:30 万寿宮駅着。一つ手前に、滕王閣駅、が在りますが、事前に地図で見ると、万寿宮駅、の方が近そうだったので、万寿宮駅まで乗りました。
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万寿宮駅から少し歩いて、中山路西口、というバス停から214路に乗って、滕王閣へ行きました;2元。
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11:40 滕王閣着。むだに牌坊が作られています。
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入場しないと、滕王閣の全景が写せません(入口の建物が邪魔)。
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券売所の建物は、昔風に作られています。
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入場料50元。65歳以上は無料ですが、60歳以上の優待はありませんでした。窓口に手書きで注意書きを貼るくらいなので、聞く人が多いのでしょう。
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滕王閣。建物は、どっしりとした重厚感があります。
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この狛犬は、左手(左足)に何か持っているようです。
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縁起物の、鶴と亀。武昌の黄鶴楼にもあったと思います。
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昔 タイやベトナムと交流があったので、象も飾られているのかも知れません。象の前足のたたみ方が、少し違うような気がしますが。
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滕王閣の碑板。名前の由来は、7世紀に滕王(李元嬰)が建てた楼閣だったからみたいですね。
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楼閣の前は広場になっています。
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酒宴を開いているところですね。
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これが李元嬰だと思います。最近の中国の観光地の人形は、結構リアルです。
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カン江の対岸の南昌市街です。カン江は、北にあるポー陽湖へ流れて行きます。海(太平洋)とは反対方向へ流れて行くので、直感的にはちょっと変です。
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エレベータで、最上階の6階へ上がります。
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最上階(6階)。天井に何やら飾りがあります。
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舞台も作られています。
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5階に下ります。
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衝立に彫られているのは、朱元璋が開いた宴会の様子のようです。
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1364年に朱元璋が陳友涼を破った後に、大祝宴を催した、と書かれています。
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商代の獣面紋青銅鎧、と書かれています。ヘルメットですね。殷の時代に、銅製のヘルメットを作っていたのは、凄いことだと思います。紀元前10世紀以前ですからね。
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西控蛮荊。調べたところでは、これは詩人王勃が書いた滕王閣序から引いた言葉のようです;意味としては、恐らく、西側には楚(野蛮な荊州人)が控えている。
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東引オウ越;東側は福建・越の土地と接している、ということでしょうか。
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広場の真ん中に描かれている、太極図です。周りに八卦も描かれていますね。
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4階に下ります。
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景徳鎮の陶器のようです。
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歴代の滕王閣の姿みたいです。時代によって、随分違いますね。
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3階に下ります。
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昔の男性の礼服のようです。
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昔の女性の礼服のようです。左下に見える厚底ブーツが今風かも。
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昔の楽器ですね。
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笙です。こういうのを見ると、日本の文化の先生は中国だな、と思ってしまいます。
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2階に下ります。
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滕王閣序印鑑譜です。ところで、詩人の王渤が書いた滕王閣序の写本が、奈良の正倉院にあるそうです。7世紀の当時も、中国との関係が深かったのですね。
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昔の滕王閣の姿が描かれている陶器(清代)です。焼き物は、昔の姿を今に伝える歴史書です。
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12:40 外に出ました。
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お腹が空いたので、歩きながら食堂を探します。
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13:00 昼食。肉沫茄子飯 11元。左下の豆腐はサービス。やっぱり地方は安いですね。とても美味しかったです。ご馳走様。
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ここがお昼を食べた店;大食頭。
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地鉄駅まで歩く途中に、行きに乗ったバス停がありました;地鉄駅までは、すぐそばです。この後に乗る列車の時間を気にしていたので、割とあせっていました(南昌西駅までの帰路は、バスに乗って、市内を見ながら行ってもいいかな、とも思っていましたが、渋滞すると嫌なので、止めました)。
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13:25 万寿宮駅着。
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13:40 地鉄大厦駅で乗り換え。
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14:00 南昌西駅着。
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まだ少し時間が有ったので、南広場へ行ってみました。
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南広場の施設は、まだ工事中でした。
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14:55 G1686次検票開始。
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G1686次は、紫色の標識です(乗車口が)。意外にちゃんと見ないと痛い目に遭うことがあります(失敗経験あり(笑))。
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G1686次は、貴州北から厦門北まで行きます。
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カン江を渡った後、南下して行きます。
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景色が山間になってきました。
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17:00 武夷山北駅着。武夷山へは、北駅以外に、武夷山駅、東駅からも行けるようですが、北駅の発着便の方が都合が良かったので、北駅を利用しました。
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武夷山北駅。近頃の駅にしては、シンプルでこじんまりしています。
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鉄道駅の隣りにあるバスターミナル。乗るのは9路バスです。
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9路の路線図。こんなに詳しい路線図を見たのは初めてです。
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これが星村行きの9路バスですね。ほぼ終点まで乗ります。
17:10 乗車;2元。途中 地元中学生が大勢乗り降りしました。 -
18:00 区徽駅着;終点の4つ手前です。バス停の看板だけの道端。周囲は見事に何もありません。
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宿へは、写真の細い路地を右手に登って行きます。こんな辺鄙なところに、ちゃんとした宿はあるのかなあ、とちょっと不安。
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今夜泊まる宿の入り口です。んーむ、失敗か。。。
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ところが、門を入ると、意外にきれいな建物でした;武夷山観景山房酒店。朝食付きで、245元です。押金300元。
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18:10 チェックイン。内部は作りもシックで、とてもきれいです。
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部屋の中に置いてある湯沸しポット。陶器製です。珍しくないですか。蓋も陶器なので、直ぐに割れそう。主旨は分かりますが、実用的ではないなあ、と他人事ながら心配してしまいました。
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フロントで夕食の相談をすると、部屋まで運んでくれる、とのこと。周辺に食事処はない模様。バス停からの坂道をみれば、想像がつきます。食事までの間、お茶を入れてくれました;名物の岩茶もご馳走になりました。買わされるのかな、と思いましたが、そんなこともなく、単なる接待でした。日本人 welcome、な雰囲気でしたよ。謝謝。
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18:55 注文した夕食が部屋に届きました;肉絲煮面 32元。
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西紅柿炒蛋18元。
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ビール10元。どれもとても 美味しかったです。
22:30 就寝。今日は、南昌の滕王閣しか観光していませんが、それでも非日常の旅は、何気ないことも楽しいんです(笑)。本日の歩行数は、12,462歩。辛苦了。
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