2019/09/13 - 2019/09/23
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xindeさん
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アメリカ南西部、アリゾナ州、ユタ州、ネバダ州にまたがる絶景スポット、”グランドサークル”を巡る旅です。フェニックスを起点に、訪れたのはセドナ、グランドキャニオン国立公園、モニュメントバレー、ホースシューベンド、アンテロープキャニオン、ブライスキャニオン国立公園、ザイオン国立公園。そしてラスベガスまで、約2000キロをレンタカーで走ります。
今回は、アンテロープキャニオン編。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- レンタカー 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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アンテロープキャニオンがどんなところか、説明するのはなかなか難しい。私も事前に写真で見たときは、「こんなふうに見えるときもある」あるいは「インスタ映えを狙って写真を細工したものだろう」と考えていた。しかし実物を見て、不思議さに圧倒された。ひとが手を加えずに、どうしてこんなものができたのだろうか?
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9月17日、旅行5日目。前夜はモニュメントバレー近くの町、カイエンタに泊まった。朝そこを発って1時半ほどでホースシュー・ベンドへ。そのあとペイジの町へ入った。アンテロープキャニオン観光はこの町が拠点となる。
セーフウェー(食品スーパー)があったので、昼食に”チキン・チポトレ”を買い、店の前のパティオでコーラとともに食べた。辛いソースを足していただく。実はセドナのセーフウェーでも同じものを買って食べ、おいしかったので、またこれにした。 -
さて、アンテロープキャニオンはアッパー・アンテロープキャニオンとロウアー・アンテロープキャニオン、2ヶ所あるが、いずれもはガイド付きツアーに入らないと見ることができない。(昔は自分で勝手に見ることができたらしい)
ツアーを主催する会社がいくつかあるが、昨今はアンテロープキャニオン観光は人気があるため、事前に予約することが望ましい。特に太陽光が真上から入る昼時はキャニオンが特にきれいなため、予約は必須。しかもその時間帯は値段も高い。
私はペイジの町中にある”スロット・キャニオン・ツアー”という会社で、昼1時の
ツアーを予約していた。集合は12時半。値段はひとり80ドルと結構高い。 -
受付にチェックインして、午後1時ツアーバス5台が連なって一斉に出発。アッパー・アンテロープキャニオンへ。
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サイトまで町から20分ほど。道路をはずれて干上がった川床を疾走する。我々の車は完全に覆われているが、別の会社のはピックアップトラックの荷台に座席を付けたもので、砂ほこりをかぶる。ツアー会社毎に値段がいくらか異なるが、これも関係するのだろう。
雨が降ると、ここが川になる。 -
ここに見えているのは、他社のピックアップトラック。すごい数。
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車を降りて洞窟に向かう。実は洞窟ではなくて、岩の裂け目。
カメラと水以外の、カバン、リュックなど持ち物持参はできない。壁を傷つける可能性があるため。 -
たまに雨が降ると狭い岩の裂け目に鉄砲水が押し寄せ、裂け目内部で渦を巻いて、岩肌を削って行く。こうして長い時間をかけて、幻想的な岩の造形が出来上がる。
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光の加減で色が変わる。
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見上げているのがガイドさん。このあたりは元来先住民居留地であり、ガイドさんは皆先住民の子孫のようだった。(先住民の利権?)
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ガイドさん。アンテロープキャニオンの成り立ちを説明している。
また写真の撮り方を教えてくれる。ここにアップした写真には彼が撮ったものもある。(どれだか覚えていないが、多分最もきれいなやつ) -
アッパー・アンテロープキャニオンは比較的平坦。また裂け目内部は比較的広い。(ロウアー・アンテロープキャニオンと比べて)
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水がどう流れていったか、神秘...
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複雑な動きをしていることは間違いない。
アッパー・アンテロープキャニオンでは写真を撮りながら、一番奥まで行き、同じ道の帰りは入ってくるひとに道を譲る...というシステムになっている。 -
また車に乗って、ペイジの町に帰っておしまい。
またセーフウェーのあるモールに戻って、ロウアー・アンテロープキャニオン・ツアーの時間まで少々時間をつぶす。 -
ロウアー・アンテロープキャニオンのツアーは別のツアー会社が主催している。私は”ディクシー・キャニオン・ツアー”という会社で、午後4時15分の回を予約していた。こちらはペイジの町でなく、現場近くに30分前、3時45分に集合。費用はひとり55ドルほど。
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受付を済ませ、時間まで待つ。
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出発。ガイドさんに率いられて砂地を10分ほど歩く。
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入り口。アッパー・アンテロープキャニオンでは同じ道を往復したが、ここでは入り口と出口が別。
階段を下っていく。危険だから階段では写真を撮るな、との注意がある。ここでは何ヶ所か階段の昇り降りがある。 -
空が見える。
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日は傾いているが、それでもきれい。昼前後でなくても見る価値あり。
マクロソフト・ウィンドウズの壁紙には、ロウアー・アンテロープキャニオンのどこかを撮ったものがあるそうだ。 -
アッパー・アンテロープキャニオンに劣らず、複雑な形。
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ここでもガイドさんが写真を撮るのを手伝ってくれる。スマホの普及がアンテロープキャニオンの人気の高まりを助けただろう。
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狭い出口。
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帰り道、恐竜の足跡の化石を見る。歩幅1m以上ある。
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足跡の大きさ比較。
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これは恐竜の足跡のレプリカ。
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ロウアー・アンテロープキャニオン参観を終え、まだ日没までいくらか時間があったので、グランドキャニオン・ダムを見に行った。
このダムによってできた人造湖、レイク・パウエルはアリゾナ、ネバダ、カリフォルニアの水源になっている。
この写真の手前、左手に資料館があるが、午後5時で閉館していた。
ペイジの町はグランドキャニオン・ダム建設工事に伴って生まれた。それまでは先住民居留地で何もない土地だったと。 -
ペイジのホテルにチェックイン。ハンプトン・イン&スウィーツ。
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部屋はこんな感じ。
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夕食にはネイティブ・アメリカンのショーが見られるという”Into the Grand”というレストランを予約した。
しばらく極端にカジュアルな恰好のおやじが(80年代の曲を)弾き語りで歌っている。 -
2種のビールと...
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食事はチキン、ビーフ、BBQビーンズ、マッシュポテト、コーンブレッド。
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ネイティブ・アメリカンの老人の”講話”(これが長い)の後、いよいよ歌とかダンスとか...
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フープ・ダンス、というらしい。
7時半から始まって、ホテルの戻ったのは10時近かった。
この日は14千歩余り歩いた。
明日は、ブライスキャニオン国立公園へ。(続く)
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