2019/07/02 - 2019/07/03
441位(同エリア657件中)
旅四郎さん
レンタカーで沖縄本島中部から南部を回って那覇に戻る。次に日、那覇の名所を見学。
7月2日(火)金武町のコンドミニアムをチェックアウトして、うるま市の石川歴史民俗資料館、安慶名城跡、勝連城跡、沖縄市郷土博物館、中城城跡を回って、城南市の斎場御嶽、糸満市に移動して平和記念公園、ひめゆりの塔を見学して那覇で宿泊。
3日(水)首里城、円覚寺、玉陵、対馬丸記念館を見学して、国際通りで土産物を買って、那覇空港空港からJALで関西空港へ。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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7月2日(火)宿泊したスノーボール・コンドミニアムの部屋から海が見る。
Snowball Condominium 宿・ホテル
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コンドミニアムからビーチに行く手前に「日本軍屋嘉捕虜収容所の碑」が建てられている。第二次大戦中に米軍が設けた捕虜収容所があった。
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宿をチェックアウト後、うるま市立石川歴史民俗資料館へ行った。沖縄戦の早い段階から米軍による民間収容所が設置されていた。写真は戦後復興のためアメリカから運ばれ2×4インチ(ツーバイフォー)の角材で造った規格住宅を復元したものだ。
石川歴史民俗資料館 美術館・博物館
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製糖用窯跡の復元したものも展示されている。この資料館は無料で見学できる。
石川歴史民俗資料館 美術館・博物館
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資料館を南に行くと安慶名城跡がある。14世紀の築城と推定されている。
安慶名城跡 名所・史跡
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サンゴ石灰岩の岩山を利用した山城で、内側と外側に石垣を巡らしている。沖縄県で唯一の輪郭式の城跡。
安慶名城跡 名所・史跡
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石川は闘牛のメッカで安慶名城跡の北側には安慶名闘牛場があり、写真は城跡から見たもの。円形すり鉢状のこの闘牛場は県内でも指折りの規模を持つ。
安慶名闘牛場 名所・史跡
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さらに南に行くと与勝半島の付け根に立つ勝連城跡に出る。60~100mの丘陵上に立ち、高さが段違いになった4つの郭から構成されいる。
勝連城跡(世界遺産) 名所・史跡
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勝連城は傾斜地を利用した連郭式の城で、郭と郭の間は石畳のスロープや階段で結ばれている。本丸のある最高郭の上ると、周囲の海や街が見渡せる。
勝連城跡(世界遺産) 名所・史跡
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沖縄市文化センターの中にある沖縄市立郷土博物館に行く。コザ市から1974年に沖縄市になった。
沖縄市立郷土博物館 美術館・博物館
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第一展示室は沖縄市の歴史と民俗、第二展示室は沖縄市の身近な自然。沖縄では古来風葬であり、海岸の壁に掘った窪地に遺体を安置した。写真は龕(がん)と呼ばれ、遺体を墓まで運ぶもの。
沖縄市立郷土博物館 美術館・博物館
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国道329号を南下すると中城湾に面した標高150~160mの高台に築かれた中城城跡に出る。
中城城跡 名所・史跡
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太平洋と東シナ海を東西に臨む断崖に立地し、沖縄戦の戦禍を免れ、もっともよく残った城壁やアーチ門は現存するグスクの中でも有数の美しさを誇っている。
中城城跡 名所・史跡
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さらに南下すると知念半島の先端部の高台にある斎場御嶽に到着する。琉球第一の霊地で、琉球の始祖アマミキヨが造った琉球七御嶽の一つ。
斎場御嶽 寺・神社・教会
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鬱蒼と茂る樹々の中に六ケ所の拝所がある。
斎場御嶽 寺・神社・教会
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二枚の巨岩がもたれあって三角形のトンネルを造っている。このトンネルの先に三庫理と呼ばれる拝所がある。
斎場御嶽 寺・神社・教会
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斎場御嶽から国道331号線を西に進むと平和祈念公園に着く。沖縄戦最後の激戦地摩文仁につくられた公園。平和祈念資料館に行くが十数分で閉館になるので見学をあきらめ、写真は高さ45mの平和祈念堂。平和祈念公園を見て回る時間的余裕がなかったので、ひめゆりの塔に向かう。
平和祈念堂 名所・史跡
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写真はひめゆりの塔で、陸軍病院第三外科棟の上に立てられている。沖縄戦の時に、県立第一高等女学校と沖縄師範学校女子部の生徒たちで編成された従軍看護婦隊をひめゆり学徒隊といった。この学徒隊と職員217名を合祀したのがひめゆりの塔。
ひめゆりの塔 名所・史跡
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御影石でつくられた乙女の像がひめゆりの塔の前に立っている。
ひめゆりの塔 名所・史跡
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那覇市内に戻って、ダイワロイネットホテル沖縄県庁前にチェックイン。夕食はホテル近くのちゅらさん亭に行く。
ちゅらさん亭 グルメ・レストラン
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沖縄に行ったら食べようと思っていた海ぶどう丼。グリーンキャビアと呼ばれる海ぶどうの口に入れた時のぷちぷち感がいい。
ちゅらさん亭 グルメ・レストラン
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店のおすすめでグルクンのフライを食べた。これも美味しかった。
ちゅらさん亭 グルメ・レストラン
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7月3日(水)ゆいレールの1日乗車券を購入して、首里城公園に行く。首里駅から首里城公園へ行くと、まず久慶門に出る。次に出てきたのが写真の瑞泉門で1470年の創建といわれている。
首里城 名所・史跡
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さらに階段を上ると、瑞泉門と同形式の漏刻門に出る。ここには日影台という日時計が設置されている。日影台は首里王府時代に首里城で正午及びその前後の時刻を計ったといわれており、水時計の補助的な道具として古くから使用されてきた。
首里城 名所・史跡
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さらに上ると、木造の櫓門で赤瓦葺きの広福門に出る。この門を通り抜けると写真の奉神門が見え、正殿に通じる最後の門である。出入口が三カ所あり、真ん中の門は国王や賓客、左右は家臣たちが使用した。
首里城 名所・史跡
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奉神門を通り抜けると、写真の正殿に出る。正殿は政務や儀式を行う最も重要な建物で、日本や中国の様式を取り入れたもので、琉球建築の粋を凝らしたもの。この日は年に2日しかない建物の保守点検の休館で中には入れなかった。火災が起こったことを考えれば、外見だけでも見られたので良かった。早く再建されることを願う。
首里城 名所・史跡
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正殿を出てしばらく歩くと西のアザナに出る。標高約130mの城郭の西側に築かれた物見台で、ここから那覇市内が一望できる。
首里城 名所・史跡
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写真は1477年の創建の歓会門で、「あまえ御門」と呼ばれた首里城の第一門。
首里城 名所・史跡
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歓会門を出て、守礼門に行く途中にある写真の園比屋武御嶽石門がある。1519年に築かれた門で、王家の拝所として使用され、木の扉以外は琉球石灰岩で作られている。国王が城外を巡る際の安全の祈願、最高位の神女の聞得大君の即位式も最初にここを参拝したといわれる。
首里城 名所・史跡
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城郭の外に立つ楼門である守礼門は1529年の創建。「守礼の邦」の扁額が掲げられている。沖縄戦で破壊されたが1958年に復元され、正殿などが再建されるまでは、首里城観光といえば守礼門、歓会門、久慶門と外郭が見られるだけだった。
首里城 名所・史跡
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首里城の南側の約300mにわたる坂道が金城町の石畳道。
首里金城町石畳道 名所・史跡
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石畳道を下りると伝統的な琉球木造建築を再現した金城村屋に出る。首里金城町の旗頭が飾られている。
金城村屋 名所・史跡
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金城村屋の隣に金城大樋川がある。樋川は共同井戸で急な崖の下から2つのかけ樋?で地下水を導き出している。周囲は「あいかた積み」といわれる石積みで頑丈につくられ、井戸端の広場も石敷されていてる。
金城大樋川 名所・史跡
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首里城の西側にある玉陵は第二尚氏王家歴代の陵墓。琉球石灰岩の高い石垣が二重に巡らされていて、外側の石垣の石門をくぐると、左側に玉陵碑が見える。沖縄で現存する二番目に古い石碑。右側に2つ目の石門がある。
玉陵 名所・史跡
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2つ目の石門を入ると玉陵が広がる。玉陵は当時の板葺屋根の宮殿を表し、家屋のような造りの破風墓。連続した3つの墓室に分かれ、中央の中室は洗骨場所で、骨になるまで遺体を安置し、東室は洗骨後の王と王妃の遺骨を、西室にはその他の家族の遺骨を安置した。
玉陵 名所・史跡
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首里城の隣にある円覚寺跡は第二尚氏王統歴代の菩提寺。写真左に円覚寺の第一門の総門。門の前にあるのが放生池で沖縄最古の石橋である放生橋が架かっている。
円覚寺跡 名所・史跡
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円覚寺総門の西側に龍潭公園がある。円盤池の真ん中に1502年に建てられた弁財天堂があり、琉球石灰岩の切石を積んだ単アーチ橋の天女橋が架かる。
首里城 名所・史跡
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首里城の近くにある沖縄そばの名店首里そばで昼食をとる。午前11時30分開店なのでそれより前に行ったが、すでに行列ができていた。
首里そば グルメ・レストラン
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沖縄そばを食べたが、さすがに美味しかった。
首里そば グルメ・レストラン
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ゆいレールで県庁前駅まで戻り、そこから歩いて対馬丸記念館に行った。2階建ての建物で、太平洋戦争中の1944年8月に沖縄の民間人や子どもたちが多数犠牲となった「対馬丸撃沈事件」に関する記念館。2階から入場する。
対馬丸記念館 美術館・博物館
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2階展示「対馬丸の出航」から始まり、学童集団疎開の子どもたちをたくさん乗せて対馬丸は那覇港を出航。次の展示「対馬丸の撃沈」は撃沈されるまでの経緯を対馬丸の航路図や、撃沈した米軍の記録を使って解説。大型スクリーンで映像も使った説明もある。
対馬丸記念館 美術館・博物館
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1階展示「沖縄の学童疎開」は戦争激化の中、老人や女性、子どもを避難させる「疎開」についての展示で、当時の教室が再現され、ノートや教科書なども実際に使われていたもの。次の展示「犠牲者の名前と遺影」は犠牲者の遺影と、残された数少ない遺品を展示。
対馬丸記念館 美術館・博物館
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対馬丸記念館を出て国際通りで土産物などの買い物をする。
国際通り 名所・史跡
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ゆいレールで那覇空港に行き、食べたかったタコライスを空港の中のスナックコートbyロイヤルで食べた。午後5時30分発のJALで関西空港へ。通り過ぎる台風と入れ替わった行った沖縄は晴天に恵まれた楽しい旅だった。
SNACK COURT by ROYAL 那覇空港店 グルメ・レストラン
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