真っ青な秋空だったので、美味しいお寿司を食べに行って来た！　in　増毛町

2019/09/21 - 2019/09/21

とっても爽やかな日だったので、日本海側の町へ、美味しいお寿司を食べに行こうということにしました。
増毛町には、予想よりも見所があって面白かったです。

エリア 増毛・雨竜(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• グルメ: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車

廃線になったばかりの留萌線。
終着駅の旧増毛（ましけ）駅は、現在はぐるめ食品直売店になって、きれいに保存され、多くの観光客に利用されていました。
公衆トイレが併設されています。

増毛駅 駅

内部はこんな感じ。明るい雰囲気でいい。

駅前には、今は閉まっていて見学はできないけど、昭和８年に建てられた大きな「旧富田屋旅館」があったり。

旧旅館富田屋 名所・史跡

隣にも昭和８年に建てられた「多田商店」があります。
こちらは現在、観光案内所になっています。

風待食堂 名所・史跡

中は、高倉健さんが主役の映画「駅～ステーション」のセットがそのまま残っています。
昭和時代の雰囲気がプンプンしていて素敵。

すごいな～！と感心したのは、こちらの旧家。
「旧商家丸一本間家」
今は重要文化財に登録されています。

旧商家丸一本間家 名所・史跡

広ーい店内には、売っていた雑貨日用品などを明治の当時のまま展示されている。
明治８年、初代の本間泰蔵が荒物雑貨店を始めた。ニシン景気で商品が飛ぶように売れ、雑貨から呉服、ニシン漁の網元、海運業、酒造業など時代とともに多岐にわたる事業を展開。天塩（てしお）国一の豪商と呼ばれるほどになったそうな。

店舗の２階に上がると、これまた広い部屋がある。
ここでは、無料のコーヒーを飲みながらのんびりできます。

テーブルの上には折り鶴が置かれている、なんかいい感じ。

住居側を見学。
中庭をコの字に巡る廊下。広い！

豪華な仏間があり。

立派な神棚のある部屋があり。

茶の間というか食堂かな。

食器には「丸一」の屋号が書かれている。
ウーン、こだわっているな～。

日差しがいっぱい入る廊下。
でも、寒風が吹く増毛では、窓を二重にしても非常に寒かったそうな。

趣きのあるトイレ。

急で狭い階段を上がって２階に行くと、女中頭の部屋がある。
部屋の中央に囲炉裏があるけど、かなり注意しないと火事になっちゃいそう。

３階の客間。

事業の拡大とともに住居部分や蔵などが増築され、２０年以上の歳月をかけて明治３５年に完成されたという。

平成１０年から増毛町が修繕・復元をして、平成１５年に重要文化財に指定されました。
平成７～８年まで、本間家の方々が実際に住まわれていたんですって！
掃除や管理、大変だったろうな～。

本間家の人々が使用していた食器や生活用品、ひな人形なども展示されています。
たっぷり、見応えありました！
入場料４００円、ものすごくお得。

町のマンホール、おしゃれ。

本間家から徒歩５分（坂道なので）、厳島神社へ向かう。

増毛厳島神社 寺・神社・教会

朱色の本殿と彫刻が素晴らしい。
御朱印をいただきたかったけど、社務所が開いているのかわからず、もらえまなかった、残念。
丘の上の神社から、海が見えます。
とことこ歩いて、海の近くまで行く。

空の青、海の青。
ほのかに潮の香りがする。
今日の波は静か。

「気持ちいい～」
気温は２０℃くらい、湿度も低い。

さて、一番のお目当てのお寿司を食べに行こう！
ほどほどにお客さんが入っている、こちらのすし屋に入りました。

生ちらし寿司２５００円
美味しかったです！
シャリの酢かげんもちょうどいい。
とにかく、ネタが新鮮ぷりぷりで、こんなに美味しいお寿司は久しぶりでした。

丸一本間家が営業している「國稀（くにまれ）酒造」を見学。
中は、お酒ももちろん売っているけど、増毛のお土産勢ぞろいという感じでした。

隣のフルーツラボ（佐藤果樹園直営）のラズベリー・ブルーベリーのスムージーを飲んでみました。味が濃い！

丘の上に立つ「旧増毛小学校」へ。
昭和１１年建築、北海道内でも最大最古の大型木造校舎。
すごい迫力でした。
今でも使えそうですけど、光熱費が非常に高くつくか…。

旧増毛小学校 名所・史跡

校舎の壁に立てかけられた、ステキな標語。

ショートトリップのし〆は、いつも通りソフトクリームで。
帰り道途中の雨竜町の道の駅で食べました。

自分の運転で日本海側に行ったのは初めてでした。
増毛町の見所はすべて徒歩圏内。
目的のお寿司がサイコーに美味しかったので、大満足なトリップになりました。

道の駅 田園の里うりゅう 道の駅