ダラット旅行記【１日目】～ベトナム南部の高原都市で風邪をひく～

2019/07/19 - 2019/07/19

2019年７月下旬にベトナムへ旅した。ベトナムはこれで３回目である。
すでに、ホーチミン、ハノイ、サパ、ハロン湾、フエ、ダナン、ホイアン、フーコック島を訪れている。

今回は、南部の高原都市ダラットと、メコンデルタ最大の都市カントーを訪れた。
この旅行記は前半のダラット訪問の記録である。
ダラット滞在三日目には、ベトナム人に混じって地元の旅行会社のツアーに参加してみた。

何かの参考になれば幸いである。
（2019.09.21暫定版）

エリア ダラット(ベトナム)

【07月19日（金）ダラット１日目、高原都市に到着。】

☆☆☆写真はホーチミンシティの中心部からタンソンニャット国際空港へ向かうバスの車内。☆☆☆

午前03時、ホーチミンシティのホテルでアラームが鳴る前に目が覚めた。05時05分ホテルをチェックアウト。
まだ真っ暗である。フロントの前で仮眠していた若い男性スタッフが起きて応対してくれた。

☆☆☆ダラットへ行く前、ホーチミンシティで２泊したリトル・サイゴン・ブディックホテル。☆☆☆

今回は、バンコク・ホーチミンシティ間を往復し、ホーチミンシティを拠点にダラットとカントーを訪れた。

☆☆☆152番のバスの車内で。☆☆☆

事前に今日の早朝にチェックアウトすることをスタッフに伝えておくべきであった。反省。

空港行きの109番のバスに過去何度か乗ったことのあるPasteur（パストゥール）通りのバス停へ向かう。
05時10分頃から待つが、他の路線バスは何本か来たのに109番のバスが来ない。

このバス停から出発する便と発車時刻に関して、Google Mapの情報を信用し過ぎたようだ。
乗客のほとんどが空港へ行く外国人観光客である109番のバス（しかもこの後知るが料金は通常の路線バスの４倍）が午前05時台に走っている可能性はほとんどない。

途方に暮れてバス停に佇んでいると、05時40分に152番の路線バスが来た。
車内から車掌さんが「エアポート？」と私に声をかけて来る。咄嗟の機転で「タンソンニャット・エアポート（へ行きますか）？」と聞き返すと、YESとの返事。

迷わず乗車し、料金5,000VND（約25円）を払う。それほど混んではいない。
救世主のごとく私の前に現れた152番のバスのおかげで、寸でのところでタクシーを使わずに済んだ。
時間が早いので空港へ向かうホーチミン市内の道路はまだ空いている。05時台後半に早くも通勤する人がけっこう多いことが分かる。

この152番のバスには、空港スタッフの制服姿の女性も何人か乗車していた。
06時00分に国際線ターミナルに到着した。歩いて国内線ターミナルへ向かう。

☆☆☆ダラットの玄関口リエンケオン国際空港にて。☆☆☆

出発便の案内表示がほとんどない。
あたりをつけてベトナム航空のカウンターの方へ行き、係員から教えられたカウンターの前に並ぶ。とくに問題なくチェックインできた。

国内線のセキュリティ・チェックが大混雑していた。通過に15分以上かかる。日本の国内線ならば乗り遅れる人が続出すること間違いないレベルである。
案内表示といい、乗り遅れてもすべて自己責任ということか。

08時00分発のダラット行きフライトは、ほぼ満席である。08時20分離陸。飛行時間が短いので水だけが配られる。08時55分リエンケオン国際空港に着陸。

ターミナルのボーディング・ブリッジが二つだけの小さな空港だ。ターミナルビルはまだ新しいようだ。

アライバルの出口の手前のカウンターで、空港とダラット市街の中心部を結ぶシャトルバスの切符を買う。40,000VND（約200円）。距離を考えるとかなり安い。

出口で受託手荷物のタグをチェックされる。今回の旅では初めて。

建物の外は涼しい。長袖の人の姿も目立つ。日本の５月くらいの気温だろうか。

中型バスは乗客が満員になったことを確認後09時22分発車。
どんどん高い場所へ登って行く。寝不足が祟ってバスの中では起きていられなかった。

午前10時を回った頃終点に到着した。Ngocphat Hotelの前で全員降ろされる。

バスの終点。

☆☆☆ダラット中心部の街並み。☆☆☆

スーツケースを転がしながら、ゆっくり歩いて今日から宿泊するホテルへ向かう。
小雨が降っていたがすぐ止んだ。小さな町の割にバイクと車が多く、道路を渡りにくい。

Google Mapの検索がうまく機能せず、ガイドブックの地図を頼りに進み、迷わずに10時30分チューリップホテルTulip Hotelに到着した。
フロントの女性スタッフは、あまり愛想が良くない。
尋ねると、チェックインは14時からとのこと。スーツケースを預かってもらう。

ロビーのWifiに繋いで近くにある飲食店を検索する。
ブランチはハンバーガーショップで取ることにする。
さらに近くのカフェに寄って時間調整（暇潰しとも言う）。

ハンバーガーショップの外観。

坂道の途中に入り口があるカフェに入った。

ドリンクとヨーグルト。まあまあ美味しい。

店内の様子。

帰るときに撮影。

14時チェックイン。２階の窓なしの部屋。狭いが部屋は清潔。エアコンは無く、天井にファン。涼しいダラットではこれで十分であろう。
今回ダラットで４泊するホテルは、１泊あたり約2,500円、朝食なし。

チェックイン前、朝食（１食500 円）を追加で頼むか否か迷ったが、Google Mapによればホテルの周囲に午前07～08時から営業しているレストランが複数あるとのこと。頼まないことにした。

一旦外出して近くの店（コンビニはない）で水と缶ビールを買う。

夕食は、道路を挟んでホテルの正面にあるリエンホアという有名店に入った。
１階がベーカリー、２階以上がレストランになっている。

２階の席で食事をしたが、周りのテーブルは地元民で大賑わいだった。
英語のメニューが申し訳程度にしかなかった。
各料理がかなり安いようだ。
私は２品頼んで計85,000VND（約425円）だった。
味はさほど美味しくもない感じ。頼んだ料理が口に合わなかったのかもしれない。

この麺料理もさほど美味しくなかった。

上の写真の右側の店舗は、日本のガイドブックでも紹介されているレストランがあったと思われる場所である。
しかし、私の滞在中はずっと閉まっていた。廃業したのではないだろうか。

ダラットでは、英語のメニューを置いている適当な店を探すのに苦労した。

商店の入り口近くで、犬たちをよく見かけた。

リエンホアの１階で１個15,000VND（約75円）のバインミー（ベトナム式サンドイッチ）を買って帰る。こちらはかなり美味しい。

部屋で缶ビールを飲みながらTVでたまたま放映していた「エイリアン３」を途中から見る。
寝落ちはしなかった。
【１日目、了】