2019/07/20 - 2019/07/21
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さっとん姉さん
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2019年7月下旬にベトナムへ旅した。ベトナムはこれで3回目である。
すでに、ホーチミン、ハノイ、サパ、ハロン湾、フエ、ダナン、ホイアン、フーコック島を訪れている。
今回は、南部の高原都市ダラットと、メコンデルタ最大の都市カントーを訪れた。
この旅行記は前半のダラット訪問の記録である。
ダラット滞在三日目には、ベトナム人に混じって地元の旅行会社のツアーに参加してみた。
何かの参考になれば幸いである。
(2019.09.23暫定版)
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【07月20日(土)ダラット2日目、風邪をひく】
06時30分にセットしたアラームで起床した。
夜中に何度か目を覚ましたが、すぐに寝付くことができた。
外気温が低いのであろう。部屋の中も涼しく寝やすかった。
しかし、今朝起きた時から身体に異変が。鼻水が出る。喉も少し痛い。
喉(扁桃腺)が腫れやすい私は、日本でも外国でも、夜寝る時にはどんなに暑くてもエアコンやクーラーは必ず止めてから寝るようにしている。
この部屋にはエアコンやクーラーはなく、ファンだけである。
昨夜はファンを止めて寝たのだが、上半身は裸だった。その上に毛布をかぶっただけであった。
( 一泊あたり約2500円のこのホテルには、ガウンのようなものは備え付けられていない 。)
明け方冷え込んで、かなり寒くなったことをよく覚えている。 どうやら鼻風邪を引いてしまったみたいである。とほほ。 -
シャワーを浴びた後、部屋でのんびりする。
昨日ツアーへの申し込みを保留したため、今日は特に予定がない。
12時に外出する。昨日昼間に立ち寄った居心地が良かったAn Cafeへ。
ドリンクとパスタで軽めのブランチにする。
パスタのトマトソースが程良い酸味で美味しい。パスタは少し茹で過ぎかな。アルデンテではない。 -
その後ダラット市場へ向かう。宿泊しているホテルのすぐ近くにある。
周囲の道路から階段を下りて市場に入る。
窪んだ谷底のような場所に市場の建物が建っている。
中はタイの市場の構造と同じで、小さい店がぎっしり入っている。 -
市場の建物の前の広場には、立派なモニュメントがあった。
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☆☆☆市場の周辺にて。☆☆☆
市場内の通路の狭さや雑然とした印象は、タイよりもかなり劣ると感じた。
市場の先の坂を下る。大した距離ではないが、道が曲がりくねっていてガイドブックの地図を読み取りにくい。
日本語ガイドブックに載っているシンツーリストという旅行会社のオフィスへ行く。
建物が小さい。クレープ売り場ほどしかない。ホテルからの距離を考えると、ここでツアーを申し込むメリットはないと判断した。オフィスの中には入らなかった。 -
ホテルの方向へのんびり引き返し、昨日の夕方は外観(看板が汚い、シャッターが少し下りている)だけでパスした、ホテルから徒歩1分の旅行会社TSC Travel Serviceのオフィスに入る。
男性スタッフが愛想良く迎えてくれた。
ツアーのメニューと料金が印刷されたパンフレットを見て、明日の日帰りツアーの内容を選び、申し込むことにした。
ツアー代金として、300,000VND(約1,500円)を前払いした。 -
15時少し前にホテルに戻る。部屋の清掃は完了していた。
夕方遅くから降り始めた雨は、外出時もまだ少し降っていた。
遠出を避け、手近な店で夕食を済ませることに。昨日の昼間入ったハンバーガーショップへ。スープとハンバーガーとビール。
リエンホアのバインミーと缶ビールを買って部屋に戻った。
【2日目、了】 -
【07月21日(日)ダラット3日目、日帰りツアーに参加】
05時30分アラームで起床。
06時30分過ぎ、向いのリエンホアでバインミーを1個買う。このところ立て続けに買っているので、どの種類が美味しいか分かってきた。
部屋に戻り昨日買っておいたジュースとバインミーで簡単な朝食を済ませる。
07時55分にホテルを出て昨日ツアーを申し込んだTSCトラベルサービスのオフィスへ。
昨日までの雨模様ではなく、今日は晴れときどき曇の好天である。昨日の男性スタッフではなく、幼児を連れた女性スタッフが一人だけいる。予約確認書を見せると、「ここで待て」とのこと。 -
☆☆☆ツアーのバンの車内。☆☆☆
オフィス内の椅子に座って大人しく待っていると、08時26分に外から若い男性(今日のツアーのガイドさんだった)が私を迎えに来た。
オフィスのすぐ近くに停まっているバンに乗り込む。すぐに発車した。
今日のダラット郊外を巡るツアーの参加者は、自分以外はベトナム人が9人である。それに男性ドライバーとガイド(最初に名前を教えられたが例によって難しい名前なので覚えられなかった)。
後にはっきりしたのは、9人の内訳が、5人家族(中学生と小学生くらいの男の子3人)と3人家族(老夫婦と30歳台半ばくらいの娘さん)と色白の若い女性(20歳台後半くらいか?)1人であること。
車内にエアコンは入っていないが、窓から吹き込む風だけで快適である。
ダラット市街から郊外の標高が高い場所へ向かう。ガイドさんがベトナム語で説明した後、私だけのために英語で丁寧に説明してくれる。
今日のツアーで訪れたのは以下の7箇所。
1、花の農園(Van Thanh flower village)
2、コーヒー園(Weasel coffee plantation)
3、米焼酎の醸造所(Cricket farm)
4、シルク工場(Silk factory)
5、リンアン寺(Linh An Pagoda)
6、象の滝(Elephant Waterfalls)
7、ダラット駅(Da Lat Railway Station) -
最初のスポット、花の農園(Van Thanh flower village)に到着。車を降りて少しだけ歩いた。
薔薇(花が小振り)とデイジーがたくさん植えられている。イチゴも少し植えている(ダラットの名産品)。
村ではなく、1軒の農家のビニールハウスに案内された。さして面白くはない。 -
デイジー。タンポポに似ている?植物全般に疎い私。
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ツアーにはベトナム人の若い(比較的若い)女性2人が参加していた。
彼女らや他の参加者は、花と一緒にポーズを取りさかんに記念撮影をしていた。 -
小さな花でもたくさん並ぶとそれなりに。
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マスコットの子犬。ガイドさんも遊んでやっていた。
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2番目のスポット、コーヒー園(Weasel coffee plantation)。
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斜面にたくさんのコーヒーの木が植えられている。
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コーヒーの収穫から豆になるまでの説明がほとんどなかった。
私は解説の英文パネルなどを期待していたのだが。 -
観光用の建物の地階で謎の動物たちを飼育している。イタチの仲間か、アライグマか、よくわからない。
コーヒー栽培との関連も不明である。コーヒー農園にとって、動物は不衛生という感覚がないようだ。 -
☆☆☆コーヒー農園に付随するカフェ。テラスからの眺望がとても良い。☆☆☆
観光客向けのカフェで高いホットコーヒーを飲まされる。1杯85,000VND(約425円)。
私の淹れ方が悪いのだろう、値段が高い割にちっとも美味しくない。
コーヒー農園の見学は申し訳程度で、このカフェと隣の充実した土産物コーナーに観光客を連れてくるのが主目的に違いない。 -
☆☆☆看板には醸造所と書かれているが。☆☆☆
3番目のスポット、米焼酎の醸造所(Cricket farm)。 -
☆☆☆ベトナムに来て初めてワニを見た。☆☆☆
ここも、なぜか敷地内にワニ、ダチョウ、ハムスター?等の動物を多数飼育している。 -
一次発酵させた原酒を蒸留する装置。アルコールの匂いが施設内に充満していた。
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パイプの先から蒸留された米焼酎が滴り落ちている。
酒税に関する管理がかなり緩い感じである。
衛生面でも、私はここの酒をたくさん飲む気にはなれない。 -
この青い容器の中に米焼酎が蓄えられ、熟成させているようだ。
ツアー参加者の中の3人家族(初老のご夫婦と30歳台半ばくらいの娘さん)のご主人(私より少し歳上だろう)が、土産用のペットボトルに入った米焼酎を買い求めていた。 -
醸造所の隣では、食用のコオロギcricketを大量に飼育している。こちらが本業なのかもしれない。
焼酎の蒸留の際の排熱を有効に活用しているのであろうか。 -
見学後に焼酎の試飲があった。まさに米焼酎の味がする。
ツマミに素揚げのコオロギが出された。
ベトナム人の大人たちは皆平気で食べている。
深夜放映の若い女性アイドル(A○B48)の冠番組の中の罰ゲームで、彼女たちが食べさせられて泣いていた食材の一つである。
私も周りのベトナム人に促されて、1匹だけ恐る恐る味見する。生姜の味付けがした。 -
4番目のスポット、シルク工場(Silk factory)。
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工場の建屋内にネコが3匹。その辺もベトナムは寛容みたい。
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女性スタッフが実際に作業をしていて工程がよくわかる。
観光客の質問にも愛想よく答えていた。 -
蚕の蛹の試食を勧められたが、手が出ない。
他のツアー参加者の中には、平気で試食している人もいた。 -
5番目のスポット、リンアン寺(Linh An Pagoda)。
この地域最大の仏教寺院(ガイドさん曰く)。 -
寺の建物内。仏像の前には僧侶のかなりリアルな像が置かれている。
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境内に白亜の巨大観音像がある。
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☆☆☆昼食を取った食堂の入り口。☆☆☆
寺の見学後、12時近くなっていた。
寺のすぐそばのレストランで昼食を取ることになった。ガイドさんが気を使って一緒のテーブルで同じ物を食べるか否か、私に聞いてくれた。もちろんYESと答えた。
池を眺めるテラス席で5人・5人の二つのテーブルに分かれたため、5人家族以外の私を含めた5人で1卓を囲んだ。
繁盛店らしく、自分たちの後からも団体客が何組も来て賑わっていた。
昼食用のコースメニューが決まっているようだ。ご飯、漬物、スープ、デザートのバナナの他に、肉と野菜をふんだんに使った数種類の料理が出される。十分過ぎる量である。 -
☆☆☆昼食会場のテラス席からの眺め。☆☆☆
料理の味は、これまで私がベトナムの飲食店で食べたベトナム料理の中でベストである。奇をてらった料理ではないのに、材料も良いのであろう、どれも実に美味しい。
(私は、ベトナムの観光地で、外国人向けの英語メニューがある店でベトナムの料理をかなり食べて来た。それらの店はひょっとしたら外国人向けに味付けを変えているのであろうか?)
同じテーブルの人たちと一緒に会計してもらった。食事分が一人90,000VND(約450円)。安い。
飲物(缶コーラ)は観光地料金で、15,000VND(約75円)だった。
一緒のテーブルの4人のベトナム人はとても気さくで、外国人である私にも何かと話しかけてくれた。
若い女性二人は、当然のように食事を取り分けてくれるなど、とても細やかな気遣いができるようだ。
ベトナムの民族性について、私の認識がかなり変わる貴重な経験をさせてもらった。 -
☆☆☆滝の入り口。中から撮影。☆☆☆
6番目のスポット、象の滝(Elephant Waterfalls)。 -
駐車場からさほど離れていない場所から金属製の手摺伝いに崖を下りていく。
さほど大きな滝ではないが、滝の水量が申し分なく、凄い迫力である。 -
滝の上で滝壺の方向へ水が流れ落ちる様を見ると、水路が人工的に作られている疑惑も浮かぶ。かなり昔に見た日光の華厳の滝の様子を思い浮べた。
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この滝が、人の手がほとんど加わっていない状態に近いのであれば、高く評価できるのだが。
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7番目のスポット、ダラット駅(Da Lat Railway Station)。
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昨日もらったツアーのメニューには載っていなかったが、時間調整なのだろう、最後に立ち寄った。
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風情があって、なかなか良い場所である。
当初は明日自力で訪れるつもりだったので、手間が省けた。 -
ツアー終了。ホテルの近くでバンから降ろしてもらい、14時30分部屋に戻った。
シャワーを浴びる前に、溜まっている洗濯物をランドリーの店に出しに行く。
ランドリーの料金は、2.5kg(店頭の重量計で計られた)で100,000VND(約500円)と安い。前払い。
※注:後に訪れたラオスやミャンマーの地方都市では、1kgあたり100~150円くらいであった。
店に着いたのが15時近い頃。明日の15時までにノーアイロンで仕上がるとの由。 -
ベトナムもドリアンの季節だった。
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夕食は、Google Mapで検索した新たな店にチャレンジ。Goc Ha Thanhというベトナム料理と西洋料理を両方提供している店である。
注文した3品のうち、海老のスープはまあまあ美味しかった。
部屋に戻り静かに缶ビールを飲む。今夜も寝落ちに気をつける。
【3日目、了】
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