タイふらふら１１日間（ペッチャブリー）

2019/08/27 - 2019/09/06

バンコクから、少しだけ足を延ばしてペッチャブリーまで、行ってきました。
いい意味で予想に反して、見どころ満載でした。
なのに、なんで、あんまり観光客がいないんだろう。

エリア ペッチャブリー(タイ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自転車 徒歩

足をのばしてといっても、バンコクの現地ツアーに参加したんですが、これが、とっても正解（あまり有名でないのか、結局プライベートツアーでしたし。）、とっても良かったので、独立の旅行記にしてしまいました。

マルカッタイヤワン宮殿 城・宮殿

最初に行ったのは、マルカッタイヤワン宮殿。
ラーマ６世の夏の宮殿だそうで（贅沢なことです。）、確かに高床式みたいな涼し気な宮殿です。

マルカッタイヤワン宮殿 城・宮殿

この宮殿は、世界で唯一、海に面した宮殿ということで、目の前が海になっています。しかも、海に出るには、王族専用の２階建て通路があるという豪勢さ(奥に見える建物は、その通路です）。
当然、完全なプライベートビーチなんでしょうね。

マルカッタイヤワン宮殿 城・宮殿

一代限りの王宮らしいですが、かなり広い王宮でした。

マルカッタイヤワン宮殿 城・宮殿

続いて行ったのは、プラ・ナコーン・キーリー歴史公園。
岡の上にあるラーマ４世が建てた離宮なんですが、行ったはいいもののケーブルカーが運休、風もないし天気もいいのに理由は不明～～お客さんが少ないせいかなあ？？
仕方ないので、お猿さんを見ながら、徒歩で岡に登ります。

プラ ナコーン キーリー歴史公園（カオ ワン） 史跡・遺跡

１５分くらいのぼって、ようやく到着～と思ったら、とりあえず、一番下の建物に到着ということで、ここからさらに、山道を登って行きます。（山道といってもきれいに整備されていますが）

プラ ナコーン キーリー歴史公園（カオ ワン） 史跡・遺跡

さらに１５分くらい歩いて最初の目的地、白い山の上の塔に到着です。

プラ ナコーン キーリー歴史公園（カオ ワン） 史跡・遺跡

といっても、近くの写真じゃ分からないので、後から遠くから写した写真を一枚。こんなふうに山の上に建っている仏塔です。

プラ ナコーン キーリー歴史公園（カオ ワン） 史跡・遺跡

この仏塔、内部から２階のテラスみたいなところに出ることができ、涼しい風を受けながら、しばし、街の景色を眺めて休憩できます。

プラ ナコーン キーリー歴史公園（カオ ワン） 史跡・遺跡

ちょっと休憩した後の、次の目的地は、この遠くに見えるお寺。
完全ハイキング状態ですが、雨でも快晴でもないので、歩きやすいのは救いです。

プラ ナコーン キーリー歴史公園（カオ ワン） 史跡・遺跡

汗だくになりながらも、無事到着。まずは、左側に見えた赤茶色の塔の見学です。

プラ ナコーン キーリー歴史公園（カオ ワン） 史跡・遺跡

塔にも、もちろん入ることができます。
内部は、こんなピンク色でした。

プラ ナコーン キーリー歴史公園（カオ ワン） 史跡・遺跡

ここからの景色もなかなか、ハイキングみたいに登ってきたかいがあります。

プラ ナコーン キーリー歴史公園（カオ ワン） 史跡・遺跡

塔の隣には、けっこう立派なお寺があります。

プラ ナコーン キーリー歴史公園（カオ ワン） 史跡・遺跡

これが、ご本尊でしょうか。

プラ ナコーン キーリー歴史公園（カオ ワン） 史跡・遺跡

ここも、ベランダ風のテラスがあり、街の景色を楽しむことができます。

プラ ナコーン キーリー歴史公園（カオ ワン） 史跡・遺跡

お寺を見学して、また、歩いて本来ロープウェイの到着口だった場所あたりまで、戻ってきました。
手前に見えるのが、最初に行った白い仏塔、遠くにかすかに見えるのが、次に行った赤茶色の塔とお寺です。
ここから見ると、いや～よく歩いたなあ～～と実感。

プラ ナコーン キーリー歴史公園（カオ ワン） 史跡・遺跡

ここには、ラーマ４世が建てた離宮があり、内部は、博物館のようになっています。
内部は写真禁止～タイでは、お寺とかは結構写真OKですが、王様関係の施設は、ほとんど写真NGです。

プラ ナコーン キーリー歴史公園（カオ ワン） 史跡・遺跡

ランチは、川沿いにある小さなお店。
冷房がなくても、川からの涼しい風と、お店のいい雰囲気にまったりできます。

お店では、こんなかわいい子猫ちゃんも、すりすりして歓迎してくれました。

窓の下はすぐ川、というか、乾季はそうでもないんでしょうが、雨季で水量が多い今は、店の下に川が流れているみたいな感じになっていました。
じつは、この時１メートル以上もある水オオトカゲが泳いでいるのを発見して、慌ててカメラを出したんですが、残念、間に合いませんでした。
一瞬、ワニ？とか思ったんですが、お店の人が、コモドオオトカゲと同じ種類だよって教えてくれました。
大きいのは、３メートル近くになるそうです。

ランチです。
白いカレーみたいのが、けっこう美味しかった。

ランチに行ったのは、ラーマ５世の雨期専用の宮殿。
フランスの王宮に憧れて建てたそうですが、生前には完成せず、息子の６世も利用してないので、結局、誰も利用しなかった大宮殿です。
ちょっと、もったいないというか、
タイの王様って自分専用の離宮をバンバン建てちゃって、贅沢すぎません？
ガイドさんも、ちょっとなあと批判的な感じで説明してくれてました。

ラーマ５世の宮殿 城・宮殿

中にも入って見学できますが、豪勢な割には、ちょっと寂しさも感じてしまいます。生活した跡がないせいですかね。
王室関係の施設なので、内部はここも写真禁止。
写真は、裏口？にある、ラーマ５世の像です。

ラーマ５世の宮殿 城・宮殿

次に行ったのは、豪華な宮殿とは打って変わって、いかにも歴史のありそうなラテライトで造られた塔のあるワット・カムペーン・レーンです。

ワット カムペーン レーン 寺院・教会

境内には、崩れそうなのを含め、５つの塔があります。
どれもこれも、歴史を感じさせるいい雰囲気。

ワット カムペーン レーン 寺院・教会

もちろん、各塔の中には、仏像が安置されています。

ワット カムペーン レーン 寺院・教会

最後は、本日のメインイベントみたいな感じのカオ・ルアン洞窟です。
こんな急な階段を降りていきます。

カオ ルアン洞穴 洞穴・鍾乳洞

一番下まで降りると、こんな幻想的なスペースが広がっています。
これ、洞窟の中ですよ、すごいと思いません。

カオ ルアン洞穴 洞穴・鍾乳洞

洞窟に明かりを取り入れてくれる天窓みたいな穴。

カオ ルアン洞穴 洞穴・鍾乳洞

こんなにきれいな場所なのに、こんなに人がいません。
おかげで、観光地の騒がしさもなく、神秘的な雰囲気をゆっくり味わえます。

カオ ルアン洞穴 洞穴・鍾乳洞

この奥にもさらに洞窟は続いていて、何かある雰囲気ではあるんですが、光がないので全く不明。

カオ ルアン洞穴 洞穴・鍾乳洞

行けるところまで行って、振り返ってみました。これ以上行くのははまっ暗で、本当に無理。遠くに小さくさっきの仏像が写っているのが見えますでしょうか？

カオ ルアン洞穴 洞穴・鍾乳洞

広場まで戻ってきました。
午後の２時半くらいなんですが、このくらいの時間がちょうど日が差し込んできれいだそうです。

カオ ルアン洞穴 洞穴・鍾乳洞

幻想的な旅を満喫して、バンコクに戻ってきました。
夕食は、打って変わって庶民的なお店。イムちゃんです。

イムチャン (プロンポン駅店) アジア料理

プロンボン駅付近の口コミナンバーワンは伊達じゃなく、確かに安くて美味しかったです。

イムチャン (プロンポン駅店) アジア料理