オーストリア：インスブルックからウィーンまで 　シャーフベルク山、ヴォルフガング湖（5）

2019/08/20 - 2019/08/20

オーストリア旅行4日目は、朝ザルツブルクのホテルからモントゼーへバス移動（30㎞、30分）です。
シャーフベルク登山鉄道で山頂まで登って雄大な景色を堪能。
ヴォルフガング湖畔の白馬亭で昼食のマス料理をいただきました。
午後は湖をハルシュタットまでクルーズして町を散策。
「ヘリテージホテル　ハルシュタット」別館に宿泊。

この日は山と湖、オーストリアの自然の美しさを堪能した1日でした。写真枚数が多いので午前（５）と午後（６）に分けます。
表紙写真はシャーフベルク山頂の景色。

エリア ザルツカンマーグート周辺(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

ホテルからバスで30分ほどのモントゼー。モントゼー湖の湖畔の町です。バスを降りて、シュティフト・プファール教会までのどかな道を歩きます。草地と遠くの山並みが美しい。空気もさわやかで気持ちがいい朝です。

並木道。湖に続いてます。

モントゼーのパステルカラーの街並み。

広場前。色違いの建物が可愛い。

教会入り口にある碑。

モントゼーのシュティフト・プファール教会。ここは「サウンドオブミュージック」で大佐とマリアが結婚式を挙げたロケ地として有名。黄色と白の外壁も清潔感がありますね。

シュティフト プファール教会 寺院・教会

中は白壁にピンクの梁がかわいい印象。

主祭壇はオーストリア最古のゴシック祭壇。装飾が見事です。

主祭壇の奥には、なにやらちょっと怖い本尊。

明るく白い教会内部。ここで結婚式の撮影があったのですね。

聖母子の絵。

古いオルガン？

立派な説教壇

ひとつひとつ金の装飾が豪華です。

天使の顔と金の羽。

これは入り口の木製扉だったかしら、古さを感じさせる立派なレリーフでした。

またバスに乗って、ザンクトヴォルフガングのシャーフベルク登山鉄道の乗り場に向かいます。車窓からモントゼー湖が見えてます。

草地と山の美しい景色がずっと続きます。どの民家も大きくて素敵なのです。

こんなところに住んでみたい、夏の間だけでも・・・。

湖が見えました。この風景も夢のような景色です。

シャーフベルク登山鉄道の乗り場です。夏場は長い行列ができるので、早めの到着です。まだ10時前です。機関車が来るまで待ちました。

シャーフベルク登山鉄道 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

乗車です。
最初に乗せてもらったのは、私たち団体ツアーのメンバー、そして一般の客が後に乗ります。もう満員でした。
初めのうちは左側の景色がよく、上るにつれて右側がよくなると聞いて右側に座ったのですが、右は窓から入る日差しが強くて、頭や首筋が暑くてたまりませんでした。オーストリアは窓にUVカットがしてあるとも思えず、待ち時間を入れて50分間、日焼けが怖いよ・・・紫外線は強いです。この日はかなり暑かったです。

蒸気機関車。アプト式というのか、車輪を歯車に食い込ませるようにしてガタンガタンと登っていきます。

30分過ぎた頃、だんだんと右側の景色が開けてきました。

エメラルド色の湖水と遠くの山の重なり。溜息です。

山頂駅に到着。
それほど寒くなく、地上よりやや風があるくらい。下が暑かったぶん、山頂もちょうどいい気温。

シャーフベルク山頂 山・渓谷

駅からさらに歩いて上がっていきます。駅があんなに下に見えるようになりました。

大パノラマのはずですが、ちょっと霧がかかっています。霧の間から見える景色がきれいでシャッターチャンスを待ちます。そのうち晴れるでしょうか。

わあ～1783mの山頂、ついにここにやってきました。ずっとすごい景色だなあと思っていた所に来た！

この崖、下までどのくらいあるんでしょうか。晴れていたら下に湖が見えるそうですが。

霧の中、十字架が・・。日本の山の頂にある祠みたいなものでしょうか。

下を覗きますがが、白い世界。

断崖絶壁感、伝わりますよね。

ホテルの裏で牛が草を食んでいます。

レストランのテラス席です。絶景ポイントなはずですが視界はいまいち。

リンドウのようなきれいな花！

ホテルとレストランです。

かなり急な斜面なので、そろそろと下ります。下はヴォルフガング湖。

しばらく座って、湖畔の町を見ていました。

左の山の形に見とれました。Sparber1502m。氷河が削った形。
完璧に視界良好とはいかなかったけれど、やはり絶景は絶景、これだけのものを見られれば大満足。

登山鉄道のレールは歯車のようにギザギザで、これを噛みながら進むのですね。
散策の後、また機関車に乗って降りていきました。

今度も右側に座りました。帰りなので来た時と反対側が見えます。

湖畔に点在する建物と緑の草地。なんといい風景だろう。

途中の駅。

この駅で停車して、上がってくる機関車とすれ違い。

だんだん降りてきました。高い木が生えるようになっています。

ずっと絶景を堪能。

登山鉄道を降りて、ヴオルフガング湖のほとりを歩いていきます。向こうに白馬亭や教会の塔が見えます。

ヴォルフガング湖 滝・河川・湖

この湖の道もとてもきれいな所。

シャーフベルク山頂から見たあの山がここからも見えます。

建物も素敵です！バルコニーの花がきれいですね。

こちらの3色のペチュニアもきれい。

建物に飾られた花、ついつい写真を撮ってしまいます、紫と黄色。

ホテル白馬亭です。壁に楽譜が書いてあります。
「白馬亭にて」 (ドイツ語原題: Im weißen Rößl、英語タイトル: White Horse Inn ) はラルフ・ベナツキーとロベルト・シュトルツが共同して作曲した、オペレッタやミュージカルコメディーと呼ばれるジャンルの作品です。

街並みが見ていて楽しい。

昼食のレストラン白馬亭に行きます。白い馬のマークが見えます。

マス料理が有名。

白馬亭。壁に白馬のマーク。

レストランの窓際の席に座りました。ヴォルフガング湖が見える席。

フリタッテンズッペ。
コンソメスープにクレープの細切りが入っています。好きなお味。

マス料理。ヨーロッパにありがちな塩味の薄さですが、さっぱりとして臭みもなくて完食。

デザートはケーキとアイスクリーム。こちらもおいしかった。

昼食後は町の自由散策、ヴォルフガング湖を遊覧してハルシュタットに向かいます。
午後の部は（６）に続きます。