2019/09/18 - 2019/09/19
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pipicoさん
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この旅行記のスケジュール
2019/09/18
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バスでの移動
博多バスターミナル → 杖立(高速バス)
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米屋別荘にて立寄り湯
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この旅行記スケジュールを元に
9月は原鶴温泉に行こうと考えていました
少し季節外れに向日葵が見頃を迎える所だから
夏に宿泊したトップメガさんにも再訪したくて
大輪の向日葵畑にきっと元気もらえるだろうな
最高やんっ!
けど、数日前になんとなく気が変わりました
海が見たいなとふと思い、別府に行こうかなと
ただただ穏やかな海眺めるだけで絶対癒される
最高やんっ!!
けど、直前になってコロリと気が変わりました
なんだか疲れてるから極力人には会いたくない
観光客が少ないところでもっとぼんやりしたい
よりシンプルに自然を感じられる温泉地がいい
‥‥
で、決めた行き先は熊本県阿蘇郡の杖立温泉
大分県との県境に位置する山間の静かな温泉地
黒川温泉方面に行く際の通過地でもあるため、
温泉街の風景は今まで何度か目にしていました
初見の感想は「めっちゃ寂れてる~‥」でした
でも、最近不思議と心が欲するこの侘び寂び感
歳をとってきたせいでしょうか
手が加えられていない良い意味で質素な町並み
昭和の面影を色濃く残す昔ながらの原風景‥
こういう土地に何とも安らぎ感じる今日この頃
杖立にはそんな私の心情に寄り添う空気があり
そして気持ちよい掛け流しの純粋なお湯があり
またまた気持ちを無にして癒されてきました☆
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
杖立温泉に行くには博多から黒川温泉行きの高速バスに乗り途中下車するだけ。
車を持たない私にとっては大変便利なところでもあります。
朝から野菜を何も摂っていなかったため、野菜サンドをつまみ補給。 -
大分県の日田を経由し山道をうねうねと走って行きます。
-
大きなダム・湖見えてきたらもうすぐ目的地。
あぁ、マイナスイオン豊富だろうな‥。 -
見えてきました!
杖立の中では珍しい大きなホテル『ひぜんや』
このホテルがちょうど大分と熊本との県境に建っているそうです。 -
杖立のバス停に到着~。
杖立川の両岸に宿が隣接している、のどかで趣深い温泉地です。 -
こんなかんじで、こじんまりとしつつも温泉宿が結構建ち並んでいます。
1800年以上も前から続く由緒ある温泉地とか。
今回のお宿はバス停からすぐ近くの『泉屋』さんですが、チェックインまで時間があるので一旦素通りしてひと風呂頂きに行きます♨︎ -
杖立はバス通りもこのような道幅の狭さで、山あいにひっそり存在する昔ながらの温泉地といった風情。
商店らしき建物も昔ながらです。 -
熊本の中でも同じ小国地方の黒川温泉と比べても全く雰囲気は異なり、作り上げられた感の無いナチュラルな日本の原風景という癒しの雰囲気がありますが、案内所の看板やHPなどにはお洒落なフォントで『杖立温泉』の文字が。
-
立ち寄った温泉宿『米屋別荘』さん。
こちらもこの上品お洒落フォント。
うーん、ちょっとこのフォントは私としては湯布院のイメージかなぁ。
一人泊はできないようですね。
九州八十八湯巡りとして立寄り訪問です。 -
入口ではチャボちゃん達がお出迎え。
-
「わー可愛い♡」と思えないのは、どうしても楳図かずお先生の『14歳』を思い出してしまうからでしょうね。
『まことちゃん』『洗礼』『おろち』『漂流教室』…小学生の頃かなりハマって読んでいましたが、もうなんとも言えない独特の世界観でした。 -
話が逸れましたが、こちらは米屋別荘さんの受付&休憩スペースなのかな?
小国地方らしいと言うか、黒川温泉寄りの雰囲気。
とても感じの良いお姉さんが受け付けてくれました。 -
半露天・露天・打たせ湯・そして、杖立名物の蒸し湯と、コンパクトながらいろいろ楽しめる造りとなっていました。
シャワーは無く、源泉のかかり湯が洗い場スペースに流されています。
杖立温泉はかなりの高温泉らしく、その熱を活かして蒸気で入浴する「蒸し湯」が売りのようで、湿度がある分普通の乾式サウナよりも身体への負担も少なく、健康・美容に良いとか。
別府鉄輪温泉にも有名な蒸し湯があり、興味はあるのですが、お湯に浸かっているとついつい後回しにしてしまって未だ未体験。
今回も入らずじまいで、ちょっと勿体なかったかなぁと帰宅して後悔しました。
杖立にはこれ目当てで来る方も多いのではないでしょうか。 -
日差しの強い日だったので、長湯は控え、打たせ湯を楽しみました。
うりゃッ!と足を当てるとしぶきがほとばしる!
無色無臭のお湯ですが、やっぱり天然の掛け流しは気分が上がります。
でも、ふと浴槽の隅を見ると、白くて丸い『バブ』のような固形物が。
消毒剤かなぁ‥‥。 -
チェックインまでまだ少し時間があったので、宿の周りを散策。
平日だからか観光客の姿も無く、こちらの結構広めの足湯もこの日は使用ができないようになっていました。
眺めはなかなか良いです。 -
川べりに下りてみました。
うーん、気持ちいい!
川の流れの音だけが辺りに響く静かな町です。 -
逆向きの風景。
立っているところは熊本県ですが、奥に見えるホテルのすぐ先は大分県。 -
対岸に見えるちょっと廃墟っぽい建物。
-
‥の上の看板が気になった。
昔ながらの温泉地では必ず目にしそうな昭和なポイント。
あとで近くまで行ってみよう。 -
この日のお宿。
私の部屋はどこなのかなー♪ -
小腹空いたし、おやつも確保しなければ。
たぶん温泉地唯一のコンビニへ。
こちら、上品なお母さんがおひとりで切り盛りされているようですが、どうやらとてもお話好きな方のようで、物色中にいろいろ話しかけてこられました。
商品アピールもお上手で、大プッシュされた牛肉の練り物みたいなヤツ、つい買ってしまったけど、かなり美味しかった♪
翌日再来店し、息子へのお土産としても購入。
お母さんにつられて互いの身の上話でも時間を費やしているうちにチェックインの時間がやってきたので宿へ向かいます。 -
『 純和風旅館 泉屋 』さん。
杖立の小規模旅館はどこも温泉掛け流しのようですが、露天もあって内湯も雰囲気良さそうだったので今回はこちらに予約。
バス通りから川べりにかけての傾斜地に建てられているため、こちらの玄関は宿の3階にあたるらしい。
裏の1階にもすぐ川に出られる玄関がありました。
先ほど川岸から見上げたのが1階側です。 -
築100年以上の木造3階建。
古さを感じさせないくらいしっかり磨き上げられています。 -
お部屋はリバービュー。
これも、こちらの宿に決めた理由のひとつ♪
中居さんもいらっしゃいましたが、ちょうど別のお客さんの案内をされていたため、若女将さんが質問や要望にもいろいろ親切に対応してくださいました。
好印象。 -
川沿いや橋を歩く人からは丸見えになってしまうけど、ホッと安らげる眺めです。
使われている木材もいい感じ♡
コテコテの古民家造りも素敵ですが、このくらいの奇をてらわないシンプルな古さがほんとに丁度いい!
でもって清潔感◯、窓にはそこまで古くなさそうなしっかりした網戸があり、快適さに関しても充分でした。 -
昭和を感じるシンク。
鏡だけがちょっと曇ってて残念でした。 -
素泊りなので予め布団も敷かれていました。
入口横には、次の間かな?2畳くらいの畳のスペースも。 -
あ、もうひとつ残念だったのは浴衣‥。
羽織るとかすかに生乾きのような臭いを感じ、使わずじまい。
たまたまだと思うのですが‥。
部屋着代わりの服持ってきててよかった‥。 -
あとはトイレが共同ってことくらいが不便でしたが、トイレ自体は新しめでしかもこちらも清潔感あり。
それ以外はこちらのお宿、ほんとに古き良き建物といった風情で非常に居心地が良かったです☆
日差しにヤラれたか、軽い頭痛がしていたこともあり、しばらくこの気持ちの良い部屋でゴロリとまどろんでいました。 -
いつもなら「さっそくお風呂へ!」ですが、飲んだ頭痛薬が効いてくるまで外の風に当たろうと、散歩に出かけることに。
こちらが旅館の1階にある裏玄関。 -
番傘の朱色がアクセントになって素敵。
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川向こうに渡ってみました。
川沿いに温泉宿が立ち並んでいます。 -
杖立温泉は存在は地味ながらも名物が色々あるようです。
先述の蒸し湯・温泉蒸気を活かしたプリン・川沿いに見える湯煙り・そして、この「背戸屋(せどや)」と呼ばれる路地。 -
「通っていいんですか‥??」と躊躇してしまうくらい細い道が迷路のように続いています。
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ポッと小洒落た感じの雑貨屋(休業日でした)が姿現したかと思えば‥
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かつては繁栄していたであろう旅館が廃業し、処分前の食器がゴミ袋満タンに何袋も置かれていたり。
杖立は全体的にコッチの雰囲気が濃かった。
とにかく静か。 -
路地を奥まで進むと小さな神社が。
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「お湯の守護神」かぁ。
「なやみ」「苦しみ」‥無いこともない‥。
参拝して後にしました。 -
背戸屋はまだまだ続きます。
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あまりにも静かで、そよ吹く風が軒下の風鈴をチリンと鳴らしただけでビクッとしてしまうほどw
側溝の蓋からはところどころ温泉の蒸気が噴き出てきたりもしていました。
いや、でもこれはかなり郷愁誘う風景です。
なんだか胸温まるような思いに駆られるのは、たぶん今は亡き祖母の家の風景に似たものがあるからでしょう。
福岡市内ではありましたが、あそこも車一台が通れるかどうかという細い道の突き当たりに掘建て小屋のように佇んでいたなぁ。 -
植物の植わり方なんかも、整えられ過ぎた感の無い雑然とした感じが絶妙に胸を熱くします。
で、ふと視界が開けたかと思ったら‥ -
またもやどん詰まりに、今度は温泉が。
杖立にはいくつかある共同浴場のひとつである『御前湯』のよう。 -
誰も居なかったので中を拝見。
肥後藩主ゆかりの湯らしいけど、脱衣場が外の延長のような小屋だったため若干潔癖な私が入るには勇気が要るかんじでした‥。 -
小道が入り込み過ぎてどこをどう歩いたか分かりませんが、この階段下りればまた川べりに出そう。
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表通り(?)に出ました。
背戸屋の中にもこのように「◯◯通り」とそれぞれの道に名前が付いていました。 -
昭和ノスタルジーに癒され、薬も効いてきたのか頭痛が治ってきました。
もう少し歩いて宿に戻ろうかな。 -
川の反対側にも背戸屋が。
なんとも哀愁漂う路地です。 -
温泉地の各所にこのような蒸し場があり、なんか自由に使って良さ気。
泉屋さんにも玄関前に蒸し場があって、宿泊に食事を付けていなかった私はそこで野菜や玉子を蒸して夕飯にしてもいいなと考えていましたが、頭痛と、蒸し場付近で大の苦手の〝G〟の姿を目撃してしまい、すんなり諦めることに‥。
暖かいから寄ってくるのかなぁ。 -
杖立の湯に感銘を受けた弘法大師が詠んだ句とか。
温泉は本当に昔から人々の心と身体を癒してきたのですね。 -
チェックイン前に川向かいから見ていた『夜の城』まで行ってみました。
やはり今はもう営業はしていない模様。 -
春になると杖立川の上には無数の鯉のぼりが泳ぎ壮観らしいのですが、私はなんとなく何の飾り気の無い物寂しくも感じるほどに静かなこの風景と空気がとても心落ち着き好きでした。
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散策を楽しんだら少し小腹が減ってきました。
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杖立は町を挙げてのプリン推し。
宿や施設ごとにオリジナルのプリンを提供されており、プリン好きには食べ比べも楽しいかと思います。
泉屋さんでプリン頂いてみることにしました。 -
囲炉裏端の休憩スペースで頂けるよう。
宿泊者は50円引きの200円でした。
無料のコーヒーサーバーも有り。 -
泉屋さんのほうじ茶プリン。
ほうじ茶風味のゼリーが乗った、やや大人向けのほろ苦プリンで、私はコレ、かなり好みでした♡ -
プリンを食べた囲炉裏端は兼売店でもありましたが、わずかに工芸品が置いてあるくらいであまり売店っぽくはなかったかな?
看板のフォントが年代を感じさせます。 -
で、ようやくお風呂へ。
泉屋さんは男女それぞれに雰囲気の異なるお風呂の造りになっており、日替りなので宿泊すればどちらも楽しめます。
脱衣場はシンプルで清潔感あり。
アメニティはほとんど無し。 -
浴室に入ると‥
おぉ、なかなか素敵な雰囲気☆
斜傾地だからか脱衣場よりも低い位置にあり、数段の階段を下りていく造りでしたが、それがまたちょっとした気品を感じました。 -
隣の部屋にももう一つ浴槽が。
古い宿だけど、お風呂も古さの嫌な部分は特に感じません。 -
もちろん、蒸し湯があります。
小さな扉をくぐると寝そべることができる小さなスペースがあり、蒸気に蒸されることによって老廃物を排出し疲労回復や美容に効果があるよう。
私は入らずじまいだったんですけど^ ^; -
内湯の奥には露天風呂も‥。
-
山景色も望め、なんとなく落ち着く規模の露天です。
お湯はどの浴槽も源泉掛け流し♪
高温泉なので加水はされているようです。
写真もひと通り撮れたからいざ入浴!‥と、スマホを置きに脱衣場に戻ると、ちょうど若い女の子グループが入ってきてなんだか浴室内がうるさくなりそうだったため、私は時間をズラすことにしました。
折角なら静かにゆったり湯に浸かりたい‥。 -
利用はしなかったけど、家族風呂もありました。
-
他の宿泊客が夕食中だった時間に合わせて再度風呂場へ行ってみると、今度は誰も居なくてのんびりお湯を楽しむことができました♨︎
無色透明で匂いもほとんど無い、クセのないお湯ですが、なんでしょうね、この温泉独特のふとした拍子にほわんと鼻をくすぐる優しい匂い‥。
それがこちらのお湯でも感じ取ることができました。
温泉に浸かって一番気分高まる瞬間です♪
メタケイ酸豊富なお肌にも嬉しいお湯とか。
寝湯もできる浴槽になっていて、極楽、極楽♡ -
夕食は、宿のすぐ近くの食堂『こまつ』さんへ。
夕方の仕込み時間を除いて昼と夜とで営業しているようです。 -
清潔感のある店内。
引き戸を開けると、奥からすぐに女将さんの元気な「いらっしゃいませー!」の声が。 -
お腹も空いてて食べたいものいろいろあったけど、少し肌寒くもあったためちゃんぽんを注文。
お野菜盛り沢山、あっさりめで美味しく頂きました。
テレビではバレーボールワールドカップが放映されており、女将さんは熊本出身の選手(スポーツあまり観ないから分からない >_< )を応援していました。 -
夜の杖立はネオンなど何も無く、川沿いの宿と湯煙だけが暖かな灯りの中で静かに存在感を放っていました。
心が落ち着く風景です。 -
泉屋さん、ただいまです^ ^
-
就寝前の一湯♨︎
スマホ撮影の画像では撮りきれませんが、見上げれば星空です☆
優しいお湯の温かさと香り、そして、チョボチョボと響く掛け流しの音に包まれ、今宵もほんとに贅沢な夜じゃ~♪ -
翌朝。
前日とは男湯と女湯とか入れ替わり、朝風呂はこちらのダイナミックな岩風呂で。
結構広かったなぁー。
誰も来ず、またもや独占状態。 -
反対側から見たところ。
水風呂(だったっけ?)と、超音波風呂。 -
そしてこちらにも蒸し湯。
-
もひとつ蒸し湯。
‥は結局利用せず、また湯に浸かってばかりでした^_^; -
広々としてかなり開放感あります。
窓の外の緑がまた気持ちいい。 -
露天風呂。
朝方ちょっと冷え込んだためか、湯温はややぬるめでした。 -
ふぅ。
気持ちいいわー。 -
チェックアウト後も入浴予定があったため長湯は控えて、しばらくはお風呂と同じくらい居心地良かった部屋で川の流れの音を聴きながらゴロゴロしていました。
-
いつもギリギリの時間まで宿に居すわる私w
部屋を出る頃には既に隣のお客さんはチェックアウトしていた模様で、部屋の入口が開放されていたのでちょっと拝見。
こちらは角部屋で広い☆
一人客にはなかなかあてがわれない部屋かな。
でも、一人客の受け入れを歓迎して頂けるだけでも有難いことです。 -
チェックアウトの時に若女将さんと少しお話させて頂きました。
幼い頃からこの杖立のお湯に馴れ親しみ、一時期地元を離れて沸かし湯を使用するようになったらすごく手が荒れてしまったとか。
杖立温泉は天然の保湿成分メタケイ酸たっぷりで、しかもこれまた保湿効果が高いと言われる塩化物泉。
毎日こんなお風呂に入れるなんて羨ましいなぁ(*´◒`*)
前夜、宿の裏道を通った時に小学生くらいの子供ちゃんの話し声が建物の中から聞こえてきていたので若女将さんに聞いてみると、同じ建物内に自宅を構えているとのこと。
お客さんの入浴時間後に宿の方々も入浴して清掃に入るみたいで、そんな職住一体で頑張る旅館業のお話にはなかなか大変だなぁと思いつつも、なんだかほっこりもして若女将さんを応援したくなりました。 -
さて、この日はもうひと風呂のんびりして福岡へ戻る予定。
営業開始前に腹ごしらえを‥といっても食堂も営業開始前。
少しお散歩します。
立ち寄ったのは『Pホール』というお店。
建物の形が「P」の字になっているからこのネーミングとか。
お土産屋さんなのか雑貨屋さんなのかよくわからないお店でしたが、時間潰しにはちょうど良いところでした。 -
杖立っぽくない、なんとなく湯布院感のある建物でした。
-
Pホール裏の橋から見た杖立の風景。
山間を流れる川岸に立ち登る湯煙り。
うん、やっぱり「ただこれだけ」が杖立らしいなぁ。 -
地元のおじいちゃんが散歩している以外は人の歩く姿もなかなか見ない。
代わりにカマキリが道の真ん中を堂々と歩いていましたw -
営業開始時刻に、前夜伺った食堂『こまつや』さんへ。
おかみさんの対応の良さが気持ち良く、また来ちゃいました♪
と、そしたら、となりの席のお客さんも前日からの再訪の様子。
そのお客さんが「昨日教えてもらった滝を見てきましたよ~!」と話しかけていたところからもおかみさんのお人柄が伺えそうです^ ^
私は、前日の食事の際にちょっとしたアクシデントがあったためか、「昨日ご迷惑かけたから^ ^;」と言っておかみさんがかぼすを持たせてくれました。
家に持ち帰り、ジュースに絞って美味しく頂きました♡
そうこうしていると注文のから揚げ定食、すっかり写真に収め忘れてしまった(*_*)
もちろんこちらも美味しく完食です! -
お腹も満たされ、程よい時間になったので、次のお風呂に向かいます。
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『ホテルひぜんや』さんが経営する温泉施設
『吉祥の湯』です。
温泉街から10分ほど歩いたかな?
1,500円とややお高めだけど露天のお風呂がいくつかあり、しかも全て掛け流しだそう。
また、杖立は宿泊施設の立寄り湯はゆっくりさせてもらっても良いものなのかどうかいまいち不安だったので、今回はこちらで思う存分帰りのバスまでのんびりしようと伺いました。 -
入ってすぐ受付かと思いきや、いきなりの休憩所。
自由に飲めるウォーターサーバーがあり、このガラスの器いっぱいいっぱいに入れられたお水と氷の何とも美味しそうなこと☆
ひと口サイズのお上品な紙コップがきれいに並べられていて、このおもてなしにお風呂への期待も高まります(˃̵ᴗ˂̵) -
入浴前の水分補給もさせて頂き、フロントへ。
下駄箱に靴を入れ、やたら長い階段を下りて行きます。 -
階段、まだ続きます‥。
どこが受付なんだ???? -
フロント休憩所と同様に木材に囲まれた落ち着いた雰囲気の受付では女性のスタッフさんが「今日お客さまが一番風呂ですよ^ ^」と仰っていました☆
ここも誰も居ないのか~
ラッキーというか申し訳ないというか^ ^;
で、誰も居ない脱衣室。
一番乗りはお掃除されたそのままの状態なのでとても綺麗。 -
吉祥の湯は露天オンリー。
ちょっと季節を選んでしまいますね。
暑さも落ち着いた9月は絶好のタイミングだと思いました。
予想よりはこじんまりした敷地でしたが、いくつかの浴槽があります。 -
それぞれの浴槽は生い茂る木々でうまく日陰になり、紫外線の心配も軽減。
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ひとり用の桶風呂もありました。
どの浴槽も泉質は同じですが杖立の源泉が掛け流しのようです♪ -
洗い場は半露天状態。
やっぱり真冬は厳しそうかな?
馬油のシャンプー・リンスがありました。 -
ほとんど見えませんが、すぐ横には杖立川が。
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岩から流れ落ちてくる新鮮なお湯♡
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竹筒から飛び落ちる新鮮なお湯♡
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初秋を感じさせる落ち葉♡
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鮮やかな緑の隙間から覗く快晴の青空♡
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最高~~~♡♡
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途中、岩場で昼寝を挟みつつ2時間は費やしましたが、その間入浴客は私だけ。
1500円使ってよかったー。
ちょうど脱衣室に戻った時に次のお客さんが来られましたが、なぜかいつもこんなグッドタイミングで温泉を独占できることが多いなぁ。
しかも、その方々は私が髪乾かしている間に先に出て行かれた‥早っ(@_@)!!
こちらのお湯も無色無臭でやや物足りなさはありましたが、このロケーションでひとりのんびり湯浴みができただけでも満足です♪ -
温泉を満喫し、心も身体もすっきりさっぱりし、長い階段を登って施設を後にします。
夏場はちょっとキツそうw -
階段を登り切るとこの景色。
あぁ、癒されるなぁー。 -
バス停近くまで戻り、前日立ち寄ったお話好きなお母さんがいるコンビニでお土産を購入。
お母さんが少しサービスしてくださいました♡
ここ、杖立も接する人が皆温かかったなぁ。
‥‥もしかして、独りでさみしそうに見えたりするからなのかしら‥(~_~;)
そんなことは気にせず、ジャージー牛乳ソフトで乾いた喉を潤します♪ -
そろそろ帰りのバスの時間。
もう一度、この景色を目に焼き付けて杖立を出発。
少し寂れた温泉地という雰囲気は予想通りではありましたが(失礼)、それがこの杖立の良さでもあります。
なんだか心のお洗濯ができたような、そんな気持ちにさせてくれる、どこか懐かしい胸温まる風景。
来てよかったなぁ~。 -
博多に着く頃にはもう日が落ちる時間でした。
夕陽が綺麗。
山・川・空・そして温泉。
心と身体にたくさんのエネルギーと癒しを与えてくれる自然に感謝☆
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