2019/08/30 - 2019/09/03
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この旅行記のスケジュール
2019/08/30
2019/08/31
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ホルムスク バスターミナル
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プリモールスキー公園
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真岡郵便電信局
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ホルムスク南駅 (旧真岡駅)
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レーニン広場
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真岡神社
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日本時代の橋
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チョールナヤ・コーシュカ
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この旅行記スケジュールを元に
2019年8月30日~9月3日にかけて、日本から一番近いヨーロッパであり、北海道から宗谷海峡を隔てて僅か43キロ先にある極東ロシア・サハリンへ成田空港発着で4泊5日の日程で行ってきました。
私は小学校の頃から樺太に関心があったため、どうしても行ってみたい場所でした。そして今回、樺太へ行くチャンスが巡ってきたため、同じく樺太を含む地理や旅行に熱心な友人と共に樺太旅行の計画を4ヶ月前ぐらいから立て始め、2ヶ月半ほど前に大手旅行予約サイトのエクスペディアで航空券+ホテルで予約しました。また樺太へは、昨年の9月1日以前はツアー旅行が必須で個人旅行(自由旅行)が不可能でしたが電子ビザの適用範囲がサハリン州にも広がったことで、それが可能になり自由旅行をしてみる事にしました。海外旅行は何度も行ってますが、樺太に旅行者や日本人が殆どいない又は行かないため、行くまではすごく不安でした。電子ビザ(E-visa)などの書類の不備がないかどうかを含め無事に入国できるかどうか… 治安は大丈夫かどうかなど旅慣れした人でも未踏の人が多いような場所ですので治安などもかなり心配しました。しかし、実際に行ってみると上記のような偏見や不安が嘘のように解消されました… 寧ろ腰抜けするぐらい簡単に入国審査も終わりスムーズにホテルへ向かうことが出来ました。滞在中、トラブルもなく治安も思っていた以上に良好でした。また北海道のすぐ真上の島に、当たり前のようにロシア人が住んでいることとヨーロッパの町並みが広がってるのを見て驚きと共に違和感を覚えました。こうして、樺太旅行を通じて学べたことが沢山ありました。例えば北方領土問題や過去の戦争などで、あまり良いイメージが無かったのですが、ロシア人は日本人に対してすごく親切でした。そうしたこともありロシアやロシア人に対するイメージが大きく変わりました。
日程
(1) 8月30日 (金)東京→ユジノサハリンスク
(2) 8月31日 (土)ホルムスク(真岡) ユジノサハリンスク(豊原)
(3) 9月1日 (日)ユジノサハリンスク(豊原)
(4) 9月2日 (月)コルサコフ(大泊) ユジノサハリンスク(豊原)
(5) 9月3日 (火)ユジノサハリンスク→東京
8月30日(金)
オーロラ航空 4543 エコノミークラス 所要時間 2時間15分
東京・成田 (NRT) 16:50 → ユジノサハリンスク (UUS) 21:05
9月3日(火)
オーロラ航空 4542 エコノミークラス 所要時間 2時間20分
ユジノサハリンスク (UUS) 14:15 → 東京・成田 (NRT) 14:35
宿泊 パシフィック プラザ サハリン
手配 エクスペディア
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- オーロラ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エクスペディア
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成田空港16時50分出発のオーロラ航空(機材はA319)
乗客は9割以上ロシア人でした。日本人はあまりいなかったです。
成田空港から週2便 新千歳空港から週5便 -
機内サービスではドリンクと軽食が配られました。
パン+サンドウィッチ+はるさめ+いちごケーキです。 -
手前に北海道の宗谷そして利尻島 奥に礼文島が見えます。
このあと宗谷海峡に差し掛かり樺太が見えるのを楽しみにしてましたが、雲が掛っていたため中々姿を現しませんでした…
しかし、雲を抜けようとしたタイミングで空は薄暗いですが遂に姿を現しました
見えた瞬間ワクワクが止まらず興奮してしまいました笑 -
樺太・サハリンに到着しました。ユジノサハリンスク・ホムトヴォ空港(日本時代は大澤空港)
ユジノサハリンスクの夜景が綺麗に見えてます。旭ケ丘も見えてます。ユジノサハリンスク空港 (UUS) 空港
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入国審査を終えて外へ出てみました。
気温は13℃でした。成田空港は33℃だったので寒く感じました…ユジノサハリンスク空港 (UUS) 空港
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写真中央の赤い明かりは並木道です。
ユジノサハリンスク空港 (UUS) 空港
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空港から車で20分ほどでパシフィックプラザサハリンホテルに到着。
時刻は22時です。日本より時差が2時間早いです。
宗谷海峡を僅かに隔てただけなのに‥
部屋はとても広く快適でした。このホテルは数年前に出来たばかりのホテルです。ユジノサハリンスク 散歩・街歩き
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ソビエト風というかロシア風のアパートが見えてます。
夜は誰も歩いてないし、このようなアパートが沢山あり
夜になると町は異様な雰囲気を醸し出してます… -
おはようございます! 午前7時(日本時間は5時)
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パシフィックプラザホテルの朝食
毎朝、バイキングですが豪華な朝食を満喫出来ました~ -
何と言ってもサーモンが一番美味しかったです。
樺太では数少ない貴重な野菜も豊富でした。 -
パシフィックプラザサハリンホテル☆☆☆☆
遂にホテルを出て町を歩きます。 -
ホテルから大通を歩いて20分で駅前の
バスターミナルへ到着しました。
各都市へのバスが出てます。
今からホルムスクへ向かいます。ユジノサハリンスク駅 駅
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ホルムスク行きのバス券
バスチケットは、窓横のドアを開けたら入れます。←少し分かりづらいです… -
バスで1時間半かけて日本海に面する
西部の港町ホルムスクへ向かいます。
道中は手付かずの自然豊かな光景が広がってました。
植生が北海道に非常によく似ているのが分ると思います。
道中常に窓を見てましたがホントに貴重な景色を感じられました。 -
熊笹峠
1945年8月20日~8月23日にかけて
日本軍とソ連軍の間で激戦が行われた戦場… -
ホルムスク(日本時代は真岡)
日本海からの冷たい風が吹いてるためか8月でもやっぱり寒い
町はユジノサハリンスクとは違ってソ連時代からの古い建物ばかりで
ソ連にタイムスリップしたような印象を受けます…王子製紙真岡工場跡 史跡・遺跡
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ホルムスクのバスターミナル
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歩いて直ぐにある真岡郵便局および真岡郵便電信局事件の跡地
1945年8月20日のソ連軍真岡上陸によって10人の女性電話交換手が青酸カリを飲んで自決を図り9人が死亡した悲劇の場所…北のひめゆり事件とも呼ばれる -
港が見える公園
ヨーロッパらしく花で彩り綺麗な公園です。
樺太にある公園は殆どこんな感じでした~ -
プリモールスキー公園
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日本海および間宮海峡
灯台も見えてます。日本時代からあるのかもしれません… -
間宮海峡 間宮海峡の景色は美しいです…
日本人で数少ない間宮海峡をみた人になりました。
間宮海峡なんて普通は見れませんから一生の思い出になりました~ -
灯台の近くまで行ってみました。海岸には昆布が沢山落ちてました。
折角なので樺太の日本海(間宮海峡)の水を触ってみましたが冷たかったです~ -
ホルムスクの港と町並み
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ホルムスク(真岡)は丘の町という意味だそうです。
ソ連風の団地が丘の上に建ち並んでいます~
すてきな景色です。 -
公園の直ぐそばにあるショッピングモールに来てみました。
中にはトイレもあります。
*樺太旅行での悩みはトイレ問題です。探したらありましたが見つけるのが大変 -
再び中心部へ戻ってきました。
真岡郵便局の跡地です。 -
ホルムスク港の入り口
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町の下の方へ行ってみます。
樺太南部の地図と石碑がありました。
右が日本時代の真岡港の海景色 左が樺太に元々住んでいたアイヌの方々の写真 -
ホルムスク南駅 元々はココが真岡駅だったようです。
駅舎の跡はハッキリと残ってますね~ 道路側は日本の駅前の名残がありました。 -
鉄道では日本時代の狭軌からロシア式の広軌へ改軌作業が進んでました。
こちらは既にロシア式の広軌へ改軌作業が完了していました。 -
鉄橋の上を歩いてます。 間宮海峡が綺麗に望めます。
私達が歩いていると線路付近で作業している軍服を着た男性数名から怖そうな顔をして不思議そうに見つめられていました。日本人を含め外国人が樺太さらに真岡に居ることは相当珍しい事なのでしょう。歩いているとロシア人の方々からジロジロ見られます。 -
写真中央の線路沿いが先程までいた旧真岡駅
真岡市内が一望できます。
ここは写真左の坂道から登ってきた鉄橋の上です。
下の線路は旧樺太西線 日本時代の狭軌からロシア式の広軌へ改軌されたばかりです。 -
イチオシ
王子製紙真岡工場~
真岡(ホルムスク)に来たら絶対に
見逃せないスポットです!王子製紙真岡工場跡 史跡・遺跡
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丘の上に続く道を上ってみました。一段上も街が広がってました。
ホルムスク市役所前に立つレーニン像 後ろの旗はロシア国旗 -
レーニン像の反対側はショッピングセンターです。
ショッピングセンター前の広場にあるベンチで少し休憩
試しにWi-Fiを起動してみたら何と使えました!
ユジノサハリンスク以外はエリア外となってますが普通に使えました! -
ホルムスク市立博物館
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戦勝記念塔
1945年8月23日と書かれています。
真岡町をソ連軍が占領した日ですね…
真岡郵便局事件の3日後ですから少し複雑な心境です… -
真岡神社の階段 真岡神社の跡地です。
ここだけ不自然に森になってますし神社っぽさが未だに残ってますよ~ -
神社の石碑
むかし日本だったんだな~と感じさせられます… -
名前が刻んであります。
真岡町に住んでおられた方々だと思います。 -
真岡神社の手水場(ちょうずば)
これはお見事に残っています! -
神社の石です。
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真岡神社から真岡の町と間宮海峡の景色を見下ろせました。
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そろそろユジノサハリンスクへ帰ります。
バスチケットはココで買います。
14時のバスを予約しました。値段は片道350R -
バスの車窓
釧路湿原のような湿原が遠くまで広がっています。
風景は北海道と全く同じです。 -
ユジノサハリンスク(日本時代は豊原)
ユジノサハリンスク駅(豊原駅)の駅前に広がる公園ユジノサハリンスク 散歩・街歩き
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立派なレーニン像
ユジノサハリンスク 散歩・街歩き
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北海道拓殖銀行 豊原支店
現在はサハリン州立美術館の建物として使われています。ユジノサハリンスクの街路 散歩・街歩き
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三越ビル
現在はサハリンショッピングセンターとなっています。ユジノサハリンスクの街路 散歩・街歩き
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さらに700メートルほど北へ進んだところに日本時代の橋が残ってました。
現在は横の橋を車が走ってますが、この橋を歩いて渡るロシア人を見かけました。ユジノサハリンスクの街路 散歩・街歩き
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日本時代の橋 横から見たらこんな感…
ユジノサハリンスクの街路 散歩・街歩き
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王子製紙豊原工場
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少し早いですが夜ご飯 18時ですがまだ明るいです。
チョールナヤ・コーシュカ
パシフィックホテルの裏の団地の中庭にあるので見つけにくいです。ユジノサハリンスク 散歩・街歩き
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チョールナヤ・コーシュカの店内
店主さんが英語が話せたので注文に、そこまで困らなかったです。
ロシア語に加え英語のメニューもあり種類が豊富です。 -
ロシア料理を食べてみます。
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ロシア料理
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ホテルへ戻ってきました。今日はホテルでゆっくり休みます~
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