2019/07/12 - 2019/07/14
923位(同エリア1671件中)
m-aさん
バリバリ山ガールな今日この頃。立山に行こう!という計画が持ち上がり、だったらついでに黒部アルペンもだよね。そしたらついでに扇沢からどこか登りたいよね。と、ついでがたくさんくっついてきました。
あいにくのお天気でしたが。。。お天気が悪い日は雷鳥に出会いやすいのです!残雪から顔を出すお花もきれいで、まあまあな夏山スタートでした。
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新宿から夜行バスで着いた扇沢駅。金曜の朝なので人は10人もいないくらい。トイレに行って、身支度して、出発です。今日の目的地は針ノ木岳!他の人たちはみんな鹿島槍ヶ岳に登るらしく、かなり長いことひとりぼっちでした。
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まだまだ遠い目的地。まずは森の中を2時間ほど歩きます。
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しとしと雨が降ったりやんだり。足元の背の高い草が濡れているので、降雨量以上に濡れます。
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天気が悪いのと、背負ってるテントが重いのとで、すでにヘロヘロになりつつ着いた大沢小屋。
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雨宿りがてら、コーヒーをいっぱい。ついでにウトウト一休み。夜行バスってのも体力に響いていたかな。
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雨があがった9:30頃、ようやく大沢小屋を出ました。30分ほど歩くと、日本三大雪渓のひとつ針ノ木大雪渓です。これをあの上まで登るのです。
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雪渓は、岩や根っこを気にしないでいいのは楽なんですけどね。とにかく急登なのがね。テントも重いしね。辛くなったら後ろをむいて、爺ヶ岳を眺めます。
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雪渓登りのコースタイム3時間半を5時間かけて、ようやく針ノ木小屋。
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小屋でラーメンを食べてから、針ノ木岳山頂に向かいます。
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山肌はお花畑♪チングルマ。
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イワカガミ。
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また天気が怪しくなってきました。
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山頂。何も見えない(泣)
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しばらく待っていると、雲の切れ間から立山がチラッと見えますが、それだけ。
本当は黒部ダムと立山がどどーんと見える絶景らしいのですが。 -
小屋に戻る最後の30分ほどは本気の雨になりました。ビールを飲みつつ雨宿り。
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今夜のテントをセッティング。天気悪めの平日だけあってテン場はガラガラです。
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夕飯。アルファ米とフリーズドライの味噌汁とレトルトの中華丼。山中のテントだし、外は雨だし、多くは望むまい。
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翌日、黒部アルペンからの立山をご一緒する友達と落ち合いに、扇沢に戻ります。
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7月の三連休の初日なので、混雑必死。大沢小屋で教えてもらった裏道を通って下りました。ラッキー♪
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黒部アルペンはダムカレーでスタート。辛いというよりしょっぱいカレー。
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バスでダムに向かいます。
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このトンネルが映画『黒部の太陽』の舞台です。
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出水で何ヶ月もトンネル工事を足止めした破砕帯は、あっというまに通り過ぎました。
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ダムは迫力だし、水量がすごい!
ダム工事のドキュメンタリーを見ると、人間は小さいな、人間はすごいな、と思うわけですが。。。 -
でも、こんな大自然の中にこれだけのものを作るのはほどほどにして欲しいかな。黒四ダムはドラマチックだけど、やっぱり山を大発破されるのは山ガールの心は痛みます。『黒部の太陽』にも、「アルプスの水を全部抜いてしまえ」なんてセリフがあるし。
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その後もケーブルカーやロープウェイを乗り継ぎます。
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前日登った針ノ木岳も見えました。
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立山が近づきます。
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室堂到着!
お天気下り坂。宿をとってある雷鳥沢まで向かいます。 -
みくりが池。青空が映るとそれはそれは綺麗だそう。曇ってて残念・・・。
でも翌日はガスで何も見えなかったので、これだけ見れただけでも良し! -
地獄谷。硫黄のにおいがぷんぷんします。
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あそこがキャンプ場。テント泊も気持ち良さそう。残雪の模様が美しい!
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室堂ターミナルから雷鳥沢は、石段がしっかりついていて安心なのですが、固い道は足腰に響く・・・。なかなか大変な道のりでした。ようやく雷鳥沢ヒュッテに到着です。
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ボロボロの建物で驚いたけど、どうやらこの建物は冬になると雪ですっぽり覆われ、春に掘り出すのだとか。そりゃ傷むわけだ・・・・。
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シーズン前なのか、ターミナルから離れているせいか、相部屋には私たちともう一人だけでした。
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素泊まりなので、調理道具をもってきて夕飯は手作り。サンマ缶をニンジンを炊き込んだ炊込みご飯と、小松菜・きのこ・餃子を入れた鍋。そして地ビール。美味!!
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朝6:00出発で、雄山登山に向かいます。室堂ターミナルへの分岐点で動くもの発見!
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ライチョウだ!
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けっこう近づいても逃げず、ドアップを撮影させていただきました。その間、素通りする方多数。いいんかいな。
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どんどんガスってきて、目的地の雄山は見えなくなりました。
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7月半ばなのに、がっつり雪が残っています。踏み跡はしっかりあるのでアイゼンは不要ですが、傘はね・・・。後悔すると思うんですがね。滑ったら手が必要だし、この後の登りも手が必要だし。
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中間地点の一の越。雨で冷えた体を山荘でいったん温め、ここからが急登です!
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見上げれば、岩がゴロゴロ。
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見下ろせば、一の越山荘はだいぶ遠く見えます。
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岩にへばりついて咲く花は綺麗です。
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ハクサンイチゲ
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シナノキンバイ。これが一番綺麗だったかな。山バッジにもデザインされてたし。
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こういう石積みを乗り越えて、
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ようやく山頂です!
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本当の山頂は、拝観料を払って入るあの頂上。
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何とも本格的な神社がありました。しっかりお祓いしてくれて、お神酒もいただきました。さすが霊山。
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帰り道。温泉に入ってお昼食べるには急いで降りなきゃね、と話しているそばからライチョウ現る。
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メスもいます。しかもあの膨れた羽の中からはヒナも顔を出しています。もうランチなんて諦めて、完全に足止めです。
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メスが羽をぱっと開いたら、5羽のヒナ。
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残雪のほうに移動してくれたので、写真が撮りやすいこと。
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再びヒナはメスの羽の中へ。オスも近づいてきました。ライチョウファミリー、堪能しました!
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ライチョウのおかげでランチは諦めたけど、雨にぬれてたので温泉は入りたい!みくりが池温泉に立ち寄りです。
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バスやケーブルカーを乗り継いで、富山駅に向かいます。これが噂の雪の大壁か。
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ランチ代わりにバスの中で地ビールタイム。このビール美味しいです。缶のデザインもgood!
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飛行機に乗る前に、何がなんでも富山グルメを堪能したくて、駅ビルのお店に入りました。高岡名産の鋳物の酒器がステキ♪
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特産品盛り合わせ。白エビのかき揚げやら、昆布巻きかまぼこやら、イカの黒作りやら。どれも美味♪
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お刺身も美味♪
日本海側のお酒と魚、大好きです。空港でしっかり買って帰りました。
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