クチン (マレーシア) 旅行 ~オラウータンに会いに行く旅 ~ ① 全体

2019/09/14 - 2019/09/15

2019年9月、マレーシアのクチン(Kuching)に行ってきました。
メインの目的はオラウータン。昔はコタキナバルでも観れるところがあったようですが、今はマレーシアではサンダカン(Sandakan)とクチンだけ。ただし、現在のサンダカンは渡航禁止区域なので、実質クチンだけです。
オラウータンは野生ではなく、いわば半野生で、広大な敷地をもつオラウータンの保護センターで観る事ができます。ただし動物園とは違うので見れる保証はありません。午前と午後、二回の餌やりタイムがあり、運が良ければオラウータンが餌を食べにきます。

クアラルンプール発着の2泊3日の日程ですが、オラウータンの他、トレッキング(グヌン ガディン国立公園、バコ国立公園)、街歩きもしました。

グヌン ガディン国立公園は、ラフレシアが咲いていれば訪れる価値ありです。
バコ国立公園は、テングザル等々野生の動物をばっちり観ることが出来るので行く価値ありです。

クチン、いいとこでしたが、最大の問題は、ヘイズ！！ いわゆる煙害で、空はもちろん真っ白ですが、山々も煙に覆われちゃってます。ヘイズは7月-10月にかけて特に問題になりますが、今回は特にひどかった…
できれば、ヘイズがない時期に行くのがおススメです。

では、詳細は以下に。

エリア クチン(マレーシア)

毎度お世話になってます、エアアジア。
8:35クアラルンプール発、10:25クチン着の飛行機でクチン国際空港へ。

クチンはマレーシアのサラワク州にあるわけですが、同じマレーシア(半島)からの移動でも、クチン国際空港では入国審査を受ける必要があります。

初レンタカーinマレーシア！！ Easy Rent Carsというサイト経由でHERTZレンタカーで借りました。

クチン国際の到着口出て少し歩いたところにカウンターがあります。
値段は丸2日間で7799円
50時間借りたかったのですが、ネットで予約すると丸々3日分の料金になるので、48時間のみ事前予約。カウンターであと2時間借りちゃダメ？と聞いてみたら、いいよーとのことで、追加料金なしで済みました！

まずは空港からフェアリーケーブ目指して移動。
所要時間1時間弱。

フェアリーケーブ到着！のはずが、なにやら閑散と…
看板をみると、”Temporary Closure”

フェアリーケーブは閉まっているようですが、その近くに”保霊山”というちょっとした観光スポットがありまし。

フェアリーケーブを調べるとここの写真もよくでてきます。

小さな洞窟です。

フェアリーケーブから、グヌンガディン国立公園 (Gunung Gading National Park)へ。

目的は、ジャングルの中のトレッキング。
運が良ければ、ラフレシアが見れるそう。

駐車場に車を止めて、ここから山の中へ。
山に入る前にビジターセンターでラフレシアの開花情報を聞いたところ、咲いてないとのこと。
残念ながら、今回はただただジャングル歩き。

マレーシアに来て、ちょこちょこトレッキングしてますが、ここのトレッキングは結構整備されていない方かも。 滝を目的地にして1時間ほど歩きます。

目的地の滝。 あまり、感動はない。笑

水辺でカエルを見つけることができました。
これが一番な収穫。笑

マレーシアのジャングルでお馴染みのトカゲも発見！！

休憩含めて2時間ほど歩いて、トレッキング終了。ちなみに、道は基本一本道なんで、好きなとこまで行って、引き返します。奥まで行くと、それだから戻らなくちゃいけないのが辛い。
因みに、トレッキング中は誰とも会いませんでした…

国立公園では、飲み物や食べ物が帰る場所がありませんでした。国立公園近くのスーパーに寄って、飲み物とお菓子を調達！

グヌングガディン国立公園から2時間ほどドライブして、今回の旅の宿泊先へ。

泊まったのは、The Matobe a Boutique Lodging House。
クチン市街にあり、夜の散歩に良いウォーターフロントへも歩いて行けます。
一泊5800円。
余裕持って事前に予約すればもっと安いかも。

駐車場がついていて、ウォーターフロントから近くて、安くて、清潔という観点で選びました。

条件にがっちり合ったホテルで、部屋は至って簡素。

簡単な(パンとコーヒー)朝食、プール付き。
外見も素敵。

ただ、１つ大きな問題が…

ホテルのレストランかその近くから、夜中の3時まで音楽の音が… 正直、うるさくて全然慣れませんでした。この問題がなければ、大満足だったのですが…

1泊目の夕飯は日本人ブログ等々で乗ってたお店へ。
Information Chai Seafood レストラン

お酒を飲みたいので移動はGRAB。
ホテルから15分ほど走って、値段は11RM(300円弱)

ブログ等々でのオススメされていた、蟹とサラワク 野菜チャンコマニス(Cangkok Manis)に加え、イカの揚げ物注文。

値段は忘れたけど、高くはなかったはずです。
ただ、すごい美味しかったかと言うと…
お店自体もそんな流行ってませんでした。

夕食後は、グラブでウォーターフロントへ移動。
川沿いにきれいな夜景が見え、散歩にぴったりです。

出店もあります。

クエ•ラピスというマレーシアのケーキも売ってます。

ウォーターフロントでは、15分の噴水ショーが1日3回(平日は2回)やってます。
わりときれいなので、一見の価値はあるかと。

2日目は、今回の旅の一番な目的、オラウータンを見に、Semenggoh Wildlife Centreへ。

9時から餌やりタイムですが、口コミを見てると、8時半にはもう餌やりを始めてたというものがあったので、8時に到着。

1時間以上待ちましたが、餌を食べにオラウータンは来ませんでした。
が、しかし、近くまでは来てくれて、少し離れた木の上で子供含めて3頭のオラウータンを見ることができまはさた！ これはこれで、野生のオラウータンを見れたような気がして嬉しい！

オラウータンを無事に見れたので、そこから、バコ国立公園(Bako National Park)へ。

バコ国立公園へは、船で移動します。

砂浜に到着。

降りる時は、靴を脱いで、水の中へ。予想外。笑
(写真は帰り船に乗り込む時)

バコ国立公園の1番の目玉は、テングザルかと思います。 浜に上陸して、すぐに遭遇することができました。テングザルの他にも、カニクイザル、シルバーリーフモンキーもいます。
シルバーリーフモンキーは会うことができませんでした。

国立公園恒例のトレッキング開始。今回は時間がなかったので、片道30分程度のコース。

こちらも結構手入れが荒いトレッキングコース。

楽なコースかと思ってたら、展望ポイントまで登るかなりコースで、結構大変だった。
そしてヘイズのせいで景色が…

トレッキングを終えて、ビジターセンターやな戻ると、ヒゲイノシシを発見！！

一通り、トレッキングと動物発見を終えて、帰路へ。

時間があれば、少し内陸の方にトレッキングはな行くと食虫植物が見れたりして良いようです。

バコ国立公園から戻って、遅めの昼食。
MOM’s LAKSA

サラワクラクサ
癖が無くておいしい

ホテルに帰るにはまだ早いということで、クエ•ラピスの専門店(MIRA CAKE HOUSE)へ。店舗は色んなところにあるよう。今回訪れたのは、Sunday Marketの近く。
Sunday Marketは夕方行ったらほぼ閉まってました。
朝に行くものなのかも。

色んな種類のクエ ラピスが売ってます。

試食し放題！！

夕飯は、Bla Bla Blaというマレーシア料理のレストランへ。
マレーシア料理って正直あまり美味しいとは思ってないけど、ここで食べた料理は良かったです。

前日も食べましたが、サユマニスというサラワク野菜より炒め物も頼みました！こっちの方が美味しかった！！

ホテルに戻っても特にすることがないので、またウォーターフロントを散歩。

この日も外がうるさくて夜はよく寝れませんでした。

3日目。
前日、オラウータンを見れたものの間近で見れなかったので、再度Semenggoh Wildlife Centreへ！

8時半後、スタッフがオラウータンを呼び始めると、わりとすぐに姿を現してくれました、オラウータン！

この日来てくれたのは、13歳のオス一頭のみ。今の時期は、森にフルーツがいっぱいあるので、わざわざ餌を食べにはあまり来ないようです。
ということで、一頭しか来ませんでしたが、この一頭、めちゃめちゃ果物食べまくってました。30分くらい食べ続きで、森の中に帰って行きました。

最終的のお昼は、クチン名物麺のコロミーをたべれるお店へ。
カーペンター通りのKIM JOOという店に行こうと思ってましたが、お休みの日だったため、Fock Hai Tim Sam Cafe 福海點心というお店へ。

ここでは、コロミー他、チャーシューマンのようなものも食べられます。ラクサも。

コロミーはコロミーを作っているワゴンで、チャーシューまんは奥の方のカウンターでそれぞれ注文して席に着きました。

コロミー。 汁無し麺です。 味も濃すぎず、脂っこ過ぎず、日本人好みの味かなと。

チャーシューまん。スモールとビックがありますが、すでにスモールが売れ切れで、ビックを頼みました。

2泊3日を満喫して、クチン国際空港へ。
レンタカーは、空港駐車場へ適当に止めて(駐車場内ならどこでも良いから止めておいてと借りた時に言われました)、鍵はレンタカーのカウンターの返却ボックスへ入れて終了。
スタッフはいませんでした。

14:20発の飛行機で、クアラルンプールへ戻って、終了です。