2019/09/07 - 2019/09/07
467位(同エリア650件中)
Tomoさん
米原から近江鉄道に乗って旧鳥居本の街道を散歩、愛荘町の愛のりタクシーに乗って金剛輪寺と西明寺へ行ってきました。公共交通で旅をするのが難しいエリアですが、タクシーを予約しておくことでおトクに楽しめました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- タクシー JRローカル 私鉄
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大阪から8:30発の新快速に乗って、近江鉄道の始発駅である米原へ。青春18きっぷの期間中ですが、それも終盤なのでそれほど乗客はいないように思えました。米原に着くと、1デイスマイルチケット(フリー乗車券)を買って近江鉄道のホームへ行くと、赤電が待っていました。ここで、愛荘町の愛のりタクシーも3便予約しておきました。
米原駅 駅
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米原を出て、2駅先の鳥居本で途中下車しました。近江鉄道の彦根~米原間は昭和6年に開業し、そのときの雰囲気をよく残す駅。平成8年には駅舎で184時間におよぶコンサートが行われ、世界記録としてギネスに登録されたそうです。
鳥居本駅 駅
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鳥居本宿は中山道63番目の宿場町で、駅から少し歩いたところに街道が続いています。当時は旅人向けの道中合羽や、万病に効く道中薬を製造販売していた店が多かったようです。
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街道には古い建物が残っていますが、有川家もその1つで、350年前から製薬・赤玉神教丸という和漢健胃薬を扱っています。旧街道の雰囲気がよく残り、その前に丸いポストが立っているのがよいものです。
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鳥居本は各地の藩が利用したようで、有川家の隣には明治天皇鳥居本御小休所と書かれた石碑がありました。
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中山道を歩く旅をしている人に出会い、話をして鳥居本駅に戻りました。その方は醒ヶ井から歩いてきたそう。鳥居本駅に戻ると、電車を乗り継いで彦根の先にある愛荘町の豊郷という駅まで向かいます。JRの駅と隣接する彦根からは多くの乗客が乗り込み、車内は一気に賑やかになります。近江鉄道では昼間、自転車をそのまま乗せることができるサービスを実施しており、好評のようです。
鳥居本駅 駅
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豊郷駅に着くと、さきほど予約しておいた愛荘町の愛のりタクシーに乗り換えて金剛輪寺へ向かいます。この「愛のりタクシー」は廃止された路線バスに代わり運転されているもので、事前予約制。タクシー車両で運転されますが、金剛輪寺まで400円という格安の運賃です。
豊郷駅 駅
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タクシーの停留所は寺の前にあるため、とても便利。金剛輪寺は聖武天皇の勅願寺として、行基菩薩が741年に開山した寺で、湖東三山の1つとして知られています。
金剛輪寺 寺・神社・教会
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近江を代表する紅葉の名所で、秋には大勢の観光客で賑わいを見せますが、この時期は少ないようです。受付までの道は苔と紅葉がとても美しく、秋はより一層美しい景観となるでしょう。
金剛輪寺 寺・神社・教会
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本堂や三重塔が建つ場所まではしばらく石段を登っていく必要があり、夏には汗を流すことになります。。石段には風車とお地蔵様が並んでおり、霊場の雰囲気。
金剛輪寺 寺・神社・教会
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石段を登り詰めると、室町時代に建てられた二天門があり、百済寺と同じく大きなわらじが掛かっていました。
金剛輪寺 寺・神社・教会
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1573年、百済寺が鯰江城を援護したために織田信長によって焼き払われ、金剛輪寺にも火を放たれましたが、僧侶の機知によって二天門や本堂は難を逃れることができたそうです。行基菩薩の作と伝われる秘仏の本尊・聖観世音菩薩を祀る本堂は1288年建立された国宝建築です。
金剛輪寺 寺・神社・教会
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1246年に建立、昭和53年に修復工事が行われた三重塔の周りは紅葉が多く、秋は絶景スポットになるのでしょう。紅葉のときにも来てみたいです。
金剛輪寺 寺・神社・教会
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木々に囲まれているため、塔の全体を撮影するのは難しく、下にあるわずかなスペースで撮影。
金剛輪寺 寺・神社・教会
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金剛輪寺には国の名勝に指定された明壽院庭園もあり、みどころが多いお寺です。
金剛輪寺 寺・神社・教会
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史料がなく作庭の時期や作者が不明なのだそうですが、3つの池庭が続いているのが特徴。
金剛輪寺 寺・神社・教会
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南庭は桃山時代、東庭は江戸初期、北庭は江戸末期の作といわれ、時代ごとに造りが異なっているのが面白いものです。
金剛輪寺 寺・神社・教会
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どれも背景の木々を活かして、四季折々の風景を伝える庭園ですが、やはり秋の時期が一番よいでしょう。
金剛輪寺 寺・神社・教会
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この後、湖東三山館へ行って昼食をとろうと考えていましたが、予想以上に時間を要し、そのまま次の西明寺へ。西明寺まで2km少しあるので、湖東三山館からも愛のりタクシーを利用して移動しました。
西明寺(池寺) 寺・神社・教会
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西明寺は平安時代の834年に三修上人が、仁明天皇の勅願により開創されました。昔から祈願・修行道場として栄え、17の諸堂、300の僧坊があったそうです。
西明寺(池寺) 寺・神社・教会
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織田信長の比叡山焼き討ちの後で、西明寺も焼き討ちをしましたが、本堂・三重塔・二天門は難を免れました。
西明寺(池寺) 寺・神社・教会
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広目天・多聞天も重文に指定されています。
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本堂は鎌倉時代、飛騨の名匠によって建立された純和様の釘を使用していない国宝建築です。薬師如来を本尊とし、釈迦如来、不動明王、二童子像など重文の仏像も多数安置されています。
西明寺(池寺) 寺・神社・教会
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三重塔も鎌倉時代の和様建築で、本堂と同じく釘を使用していない塔で、国宝に指定されている。
西明寺(池寺) 寺・神社・教会
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最後に蓬莱庭へ。この庭の立石は、薬師如来・日光・月光の三尊仏をあらわす立石、十二神将を表しており、植木の刈り込みは雲で薬師の浄瑠璃浄土を表現しているそうです。
愛のりタクシーで帰りは愛知川駅へ。運転手さんから、このあたりの土地について、たくさん話をしていただけました。西明寺(池寺) 寺・神社・教会
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愛知川駅の前には愛荘町の伝統工芸・びんてまりの形をしたポストがあり、とても珍しい。素敵な工芸品ですが、お土産に気軽に買える値段では・・・ありませんでした。。
水分補給して15分後の近江八幡行きの電車に乗って終点まで。ゆっくりと車窓を眺めてと考えていましたが、車内は部活帰りの学生で大賑わい、あまり落ち着くことなく、近江八幡に到着。タイミングよく新快速にすぐ接続し、18時に大阪に帰ることができました。
次週は第18回・東北の旅を予定していますが、台風が次々に発生して心配です。愛知川駅 駅
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