【クレタ島とヘルシンキ＆タリン】クレタ島であの素晴らしい夏をもう一度、マレメとハニア空港編

2019/07/27 - 2019/08/05

以前クレタ島に滞在したことがあり、その時の印象が素晴らしかったので家族でまたクレタ島で夏を過ごしたいと思い再びクレタ島へ。
クレタ島へは何だかんだで3回目です。今回は過去2回クレタ島に来た際に泊まった素晴らしいアパートメント2箇所に連泊してゆったりとしたバカンスを過ごそうと思いました。

クレタ島には全部で9泊します。そのうち前半の3泊がハニア郊外のマレメという村に泊まります。
マレメには2013年の6月に今回宿泊するSunny Suitesというアパートメントに宿泊してアパートメントが安かった割にとても良かったので再訪してみました。

素晴らしいアパートメントに滞在できるのが確定していた状況での2度目のマレメは果たして楽しめたのでしょうか。

【旅程】★が付いているのがこの旅行記に該当するスケジュール
7/24 フィンエアで成田からヘルシンキへ。その後ヘルシンキ港からタリンクシリアラインでタリンへ。[Silja Europa号船内泊]
7/25 朝からタリン観光後にタリンクシリヤラインでヘルシンキへ。[Holiday Inn Helsinki Expo泊]
7/26 ヘルシンキ観光後LCCのNorwegianでハニアへ。[機内泊＆ハニア空港で野宿]
★7/27 クレタ島のハニア空港から3泊するマレメへ。[Sunny Suites泊]
★7/28 マレメからバスでキサモス港へ、その後バロスビーチとグラムボウサ島に行く現地ツアー参加。[Sunny Suites泊]
★7/29 マレメ滞在。[Sunny Suites泊]
★7/30 バスで6泊するレシムノに移動しレシムノ観光。[Afroditi泊]
7/31 レシムノ観光。[Afroditi泊]
8/1 レシムノ観光。[Afroditi泊]
8/2 レシムノ観光。[Afroditi泊]
8/3 レシムノから日帰りでサマリア渓谷トレッキング。[Afroditi泊]
8/4 レシムノ観光。[Afroditi泊]
★8/5 レシムノからハニア空港に移動しフィンエアでヘルシンキへ。[Holiday Inn Helsinki Expo泊]
8/6 フィンエアでヘルシンキ空港から福岡空港へ。[機内泊]
8/7 JALで福岡空港から羽田空港へ。そして帰宅。

エリア ハニア(ギリシャ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 徒歩
• 航空会社: フィンランド航空 ノルウェー・エアシャトル JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

【クレタ島初日】

クレタ島へはアテネ経由ではなくフィンランドのヘルシンキ経由でハニア空港に直接飛んで来ました。
ヘルシンキからハニア空港へはLCCのNorwegianで預け荷物と諸税込みで1人82EUR位と1万円しない位で飛んでこれたので料金的にはとても良かったです。

しかし、ヘルシンキを23時過ぎに出発しハニアに朝3時過ぎに到着するスケジュールの便だったので空港内で野宿する必要がありました。
今回はレンタカーは使わないのでハニア空港の始発バスの朝の6時半まで3時間位空港内で野宿します。

ハニア空港は最近出来たばかりの新しい空港で1階の到着エリアと出発エリアの間に豊富なベンチがあるので野宿できない事はないと思います。
しかし、夜はエアコンが効いていてとても寒く、半袖だと凍えるので上着は必須です。私は薄手の長袖のパーカーを着て過ごしましたが寒すぎて風邪を引いてしまいました。
空港内の治安は全く問題ありません。警備スタッフも何人かいるし、空港利用客や空港スタッフ以外は誰もいませんでした。

空港内にフリーWIFIが飛んでいて1GB位までは結構普通に使えますが、1GB以上使った辺りから速度制限がかかり非常に遅くなりました。
深夜のハニア空港はレンタカー店のカウンターなんかは全て閉まっていますが、出発エリアの方にあるEverestは開いていたので軽食やコーヒーなんかは買えると思います。

スマホの充電が必要ならコンセントが柱の下部に付いている場所があったのでそういう場所の椅子をキープしてそこから充電することが出来ると思います。

クレタ ハニア空港 (CHQ) 空港

始発のバスは6時半発でした。
これはKTEL（バス会社）のサイトを見ればタイムテーブルなんかは乗っています。
チケットもWEBから買えるようですが試していません。

https://www.e-ktel.com/en/

このバス停は出発エリア側のEverestの近くにあります。

クレタ ハニア空港 (CHQ) 空港

バス停からの景色です。
始発バスは私達と同じように深夜にハニア空港に到着してバス待ちをしていた人達が一斉に乗るのでほぼ満席でした。

ハニア空港からハニアのバスターミナルへのバスは大人1人2.5EURでした。子供は6歳以上で大人料金です。6歳未満は無料となります。
娘は7歳だったのでしっかり大人料金を取られました。
バスのチケットはバス停の横にKTELのカウンターがありましたが閉まっていたのでバスに乗り込む際に係員の人から現金で購入しました。係員から買う場合は多分クレジットカードの支払いは出来ないと思います。
預け荷物は無料でバスの横の収納スペースに入れられます。

ギリシャのバス代は物価の割に高く感じるので3人以上である程度の距離を移動する時はレンタカーを借りたほうが割安になる事もありそうです。

クレタ ハニア空港 (CHQ) 空港

バスは30～40分位でハニアのバスターミナルに到着しました。
次はハニアからマレメへバスで移動する必要があるのでバスターミナルのチケット売り場でマレメ行きのチケット（2.6EUR）を購入しました。

ハニアのバスターミナルではクレジットカードが使えます。

こちらがチケットカウンターで購入したマレメ行きのチケットです。
クレジットカードで購入できます。

チケットはギリシャ語しか書いていませんが、バスターミナルにいるチケットカウンターやインフォメーションにいる係員以外にもバスに乗っている車掌さんなんかにも普通に英語が通じるのでバス移動はそれ程難易度は高くないです。

マレメ行きのバスの時刻まで30分以上あったのでバスターミナルの中で朝食用のパンを調達しました。

この美味しそうなサンドイッチやクロワッサンを買いました。
サンドイッチは大体1個3EUR位で物価高のヘルシンキから来たので安く感じます。

テイクアウトしてホテルで食べましたが味は見た目通りとても美味しかったです。
この店は前回ハニアのバスターミナルに立ち寄った際も使っていますが相変わらず美味しくて良かったです。

ハニアのバスターミナル内にはこのような軽食の店やコンビニと言うかキオスク的な店があります。
トイレもあり無料で使えます。

待合スペースもありますが、大抵満席です。

ハニアからマレメ行きのバスは長距離用のバスではなく、路線バス用の車両でした。
スーツケースは車内に持ち込んでドア近くのスペースに置かせて貰いました。

朝の8時半頃にこれから3泊するマレメのサニースイーツに到着し、チェックイン時間はまだまだ先でオーナーのマノリスさんもまだアパートメントに居なかったので、とりあえずオーナーの携帯電話に電話すると荷物は預かるけどチェックインまで時間があるからまだ部屋には入れないということだったので、とりあえずアパートメントのプールバーのテーブルを借りてハニアのバスターミナルで買ったサンドイッチやクロワッサン等をそこで食べているとオーナーのマノリス氏がやってきたので挨拶して6年前に泊まったことがあるけど覚えてる？と聞いてみたら本当に覚えていたのでちょっと驚きました。

本来のチェックイン時間よりも4時間以上早かったですが、清掃スタッフが部屋をセッティングした段階で呼びに来るから待っててと言われて暫く待っていると清掃スタッフが来て部屋に案内してくれました。

Sunny Suites ホテル

案内された部屋は2階のプール側の部屋でした。
6年前も2階のプール側の部屋でしたが、今回はその隣の部屋でした。

アパートメントの中に入ると6年前よりも綺麗になっています。
所々リノベーションしているのが解ってとても好印象です。

ここはアパートメントなのでキッチンもあり自炊も出来ます。
ギリシャの場合ヨーロッパやロシア人の長期滞在するバカンス客が主な客層なのでこのように長期滞在に適したアパートメントが多数あります。

Sunny Suites ホテル

リビングも綺麗です。
第一印象はとても素晴らしいです。

昔は床の清掃が甘かった印象がありましたが、今回はバッチリ改善されていて綺麗です。

6年前はこのアパートメントのレビューはそこそこ高かったですが、今回はbooking.comの評価で9.6と超絶高評価になっていたので予約しようと思った時にびっくりしました。

予約したサイトはbooking.comではなくもっと安い料金があった別のサイトからでしたが3泊で174EUR（約21,000円）と7月末のトップシーズンに1泊58EUR（7千円位）で泊まれるので非常に高コスパのアパートメントでした。

ちなみに6年前に泊まった時は6月半ばのシーズン前の安い時期で1泊27EURと破格でした。

Sunny Suites ホテル

テレビも液晶に変わっていました。
6年前は小さなブラウン管のテレビだったので凄い進化を感じます。

ここのエアコンはコロナの日本製のエアコンで年季が入っていますがバッチリ冷えます。
このアパートメントはエアコンを無料で使えます。ギリシャのアパートメントはたまにエアコンは別料金の所もあるので注意です。

WIFIも6年前は遅いし部屋の中まで電波が来なくてあまり使い物になりませんでしたが、それも改善されていて部屋の中でも普通に電波を掴むし速度も改善されていました。

Sunny Suites ホテル

そしてバスルームがリノベーションされていて劇的に良くなっています。
前回は非常に小さなバスタブ付きの古いバスルームでしたが、今回は小さめのシャワーブースが付いて綺麗になっていました。

お湯もバッチリ出ました。

ギリシャのアパートメントはバスルームが残念なアパートメントが多いですが、ここはそれをよく解っているのかちゃんとしています。

Sunny Suites ホテル

洗面台も新しくなっていますが狭いです。
この辺はまあ普通に我慢できる範囲内だし、普通にキッチンにシンクもあるのでまあこんなもんでしょう。

Sunny Suites ホテル

そしてこのアパートメントはプールがちゃんとあります。
朝8時から夜8時までプールが使えてジャグジー、キッズプール、大人用（最深3m）とそれぞれ分かれていてパラソルやチェアもあります。

プールバーも使いませんでしたが毎日営業していました。

今回は娘とこのプールでたっぷり遊びました。
プールの水も綺麗で毎日ちゃんと清掃されているので衛生面も問題ありません。
予め日本国内で浮き輪なんかを買って持参しましたが、その辺はギリシャでも現地調達可能です。

プールで泳いでいた他の人とちょっと話したらその人はオランダから来てこのアパートメントに2週間滞在しているとの事。
やっぱりオーナーのマノスさんの人柄が素晴らしいと言っていました。これは完全に同意です。

Sunny Suites ホテル

バルコニーも広くて洗濯物を干す洗濯台なんかも用意されています。
洗濯機はこのアパートメントにはありませんが、このアパートメントのオーナーの家族が運営する徒歩7分位のMaleme Imperial hotelまで行けば有料のコインランドリーがあるのでそこで洗濯することも出来ます。

Sunny Suites ホテル

部屋でゆっくりした後はマレメの街を散策しつつスーパーに買い出しに向かいます。
これは宿泊したサニースイーツの外観です。

立地は海沿いではなくバス通り沿いですが、最寄りのバス停（Louis Hotel前）から徒歩1分位にあります。
車があった方が圧倒的に便利な立地ではありますが、最寄りのバス停からハニアやプラタニアス、キサモス港（バロスビーチ）、ファラサルナビーチ、エラフォニシビーチにも行けます。

今回はレンタカーは借りませんでしたが、この近くにオーナーの家族が経営するレンタカー屋があり、そこは保険込みで結構安い金額で借りれそうでした。
車があればバスが1日1便しかないエラフォニシビーチやその他の場所に行くのにとても便利なのでレンタカーを借りようか出発まで非常に迷っていましたが、国際免許の費用やガソリン代、車代を合わせるとバスよりも高いかなと思ったので借りませんでした。

サマリアに行くには一旦ハニアのバスターミナルに行く必要がありました。

Sunny Suites ホテル

マレメの街はハニアから結構離れていてこんな感じの普通の田舎の村です。
特に何かあるわけでもない何の変哲もない村ですが、とても落ち着いている場所なのでのんびり過ごすには良いところです。

逆に短期滞在でアクティブに色々な場所を見に行きたいなら車がないと不便なのでレンタカーを借りる事をおすすめします。

これはマレメインペリアルホテルです。
サニースイーツのオーナーの家族が経営しているホテルなのでこのホテルのプールなんかもサニースイーツの宿泊客が使うことが出来ます。

クレタ島の夏は暑いですが、6年前や3年前に来た時と比べたら今年はそれ程暑く感じませんでした。

これはマレメの村外れにあるビーチです。
石のビーチで特にこれと言った特徴はありませんが、人が少ないのが利点でしょうか。

水の透明度もそこそこあります。
娘はビーチよりもホテルのプールが好みだったのでここでは泳ぎませんでした。

今回は街歩きとスーパーでの買い出しが目的だったのでビーチで軽く写真を撮って海岸沿いを歩きます。

ここはマレメの海岸沿いにあるWAVEレストランで、6年前ここで食べたイカ焼きが超美味しかった記憶があったので今回も食べに行くつもりです。

マレメもビーチ沿いにタベルナやレストラン、カフェなんかが数件あるのでパラソルに座ってドリンクを飲みつつ海で泳ぐというようなギリシャスタイルの海の楽しみ方も可能です。

6年前も同じ道を歩きましたが、6年経つと店が増えていたりして変化も感じました。
以前よりも活気が出ています。
マレメにはリーズナブルな宿が多いので訪れる人が増えたのでしょうか。ポジティブな変化なので良かったです。

そしてマレメにはSYNKAスーパーがあります。
6年前はINKAスーパーで名前が微妙に変わっていますが、店の場所は以前と変わらずマレメ中心部のバス停のすぐ横にあります。

ここのスーパーは品揃えが良くて安いです。村の規模からしたら結構オーバースペックなスーパーです。ハニア～キサモス間にあるスーパーの中でもトップクラスの品揃えだと思います。
食料品等の他にも地下に衣料品やらビーチ用のグッズやら色々あるし、日曜も開いているので非常に使えるスーパーです。決済もクレジットカードが普通に使えます。

そしてスーパーの入り口にはPiraeus BankのATMがあります。
Sony Bank WalletのVISAデビッドカードで翌日ここのATMからユーロの現金を降ろしたらその時は大体1EUR118円位のレートにも関わらず日本円建てで100EURで13，000円以上の請求が来てびっくりしました。
ソニー銀行のSony Bank WalletのVISAデビッドカードはユーロの口座に残高があればそこから直接ユーロ建ての金額を降ろせますが、ここのATMはユーロ建てではなく日本円建てで決済された上、為替手数料がぼったくりレベルで高いのでギリシャでATMからお金を下ろす時はピレウスバンクのATMは避けたほうが良さそうです。

シンカスーパーで買い物をする前にすぐ近くにあるギロピタのお店でギロピタをテイクアウトします。

ギロピタは2EURの豚肉のギロピタと2.5EURのチキンのギロピタを頼みました。ここもカードが使えます。
店内にテーブルがあるので店内でも食べれますがスーパーで買い物した後にアパートメントで食べたかったのでテイクアウトしました。

ここのギロピタの店は6年前にもあってその時も結構ボリュームがあって美味しかったので再訪しましたが、相変わらずボリュームたっぷりで美味しくて安いのでマレメに滞在するならおすすめの店です。

ギロピタをテイクアウトしてからSYNKAスーパーで買い物をします。
水やら肉やら食料品やらを色々買い込みます。
物価高のヘルシンキから来た後なのでギリシャの物価の安さにホッとします。

写真のスイカは1kg当たりたったの0.29EUR（36円）です。5kgのスイカでも200円しないのでスイカはもちろん購入しました。
この価格を知ってしまうと日本でスイカを買うのがバカバカしくなります。
味も勿論ちゃんとしたスイカなので美味しいです。

SYNKAスーパーでたっぷり買い物をした後はアパートメントに戻り、その日はアパートメントのプールで子供と遊んで満喫しました。

【クレタ島2日目】

この日は日曜で11時オープンのSYNKAスーパーに行って水とタオルを購入し、ATMでお金を降ろしてからバスでバロスビーチに行って夜にマレメに帰ってきました。
本当はエラフォニシビーチに行くつもりでしたが朝起きるのが遅くなり、準備に時間がかかってしまいエラフォニシビーチに行くバスの時間までに間に合わなかったのでバロスビーチに行くことにしました。

バロスビーチの旅行記は写真が多いので別の旅行記として書いています。

夜にマレメに戻ってから向かったのは6年前に行ってイカ焼きが絶品だったWAVEレストランです。
今回もイカ焼きを頼む気満々でしたがイカ焼きがメニューから消えていました。
なので仕方なくスブラキをオーダー。

このスブラキは結構なボリュームで1皿でお腹いっぱいになって味も美味しかったですが前回のイカ焼き程の感動はありませんでした。

嫁はイカを揚げたカラマリをオーダー。
ギリシャは1皿のボリュームが結構あります。

店内は6年前と比べて大きくなっていて綺麗になっていました。
子供が遊べるプレイエリアも出来ていたので凄い進歩です。

ギリシャのこういうリゾート地は子供連れにぴったりです。ギリシャ自体子供のマナーなんかにうるさくないしギリシャ人は子供にもとてもフレンドリーなので子連れでも気兼ねなく楽しめます。
レストランも気軽に入れるし、大抵のアパートメントにはキッチンもあり自炊も問題なく出来るので子連れで旅行するには最高の国だと思います。
おむつやベビー用品なんかもスーパーで普通に買えます。

食後にはサービスでアイスクリームとラキ（強いお酒）が出てきました。
料理2皿と水で23EURとそこまで高くも無いのが嬉しい点です。

どちらも美味しく頂きました。
その後アパートメントに戻って就寝です。

【クレタ島3日目】

3日目はこの日こそエラフォニシビーチに行こうと思っていましたが風がとても強かったのでエラフォニシビーチ行きは止めて主にホテルのプールで遊びました。

そしてスーパーに行って食材を買ったりして夕飯は自炊です。
この牛肉はSYNKAスーパーで購入しました。これで5EUR位でそこまで安くは無いですが中々美味しそうです。

Sunny Suites ホテル

肉が焼きあがりました。

見た目通りとても美味しかったです。
調味料なんかはギリシャのスーパーでも手に入りますが、日本から胡椒なんかは持参してきました。胡椒はギリシャでも売っていますが日本より割高です。
塩もギリシャのスーパーで安く買えますが、1袋や1本量が多くとてもじゃないけど使い切れないので塩コショウなんかは日本で小瓶を買って持っていくと良いと思います。

ローズマリー等のハーブ類はギリシャの名産なのでスーパー等で格安で手に入ります。軽くて嵩張らないのでお土産にも良いです。

Sunny Suites ホテル

ヤギ乳のアイスクリームがあったので1つ2EUR位と結構高かったですが買ってみました。
ややヤギ乳特有の臭みはあるものの濃厚でした。

3日目はアパートメントのプールで娘と沢山遊んで良い思い出が作れました。

このアパートメントは6年前よりも全てが良くなっていてオーナーのマノス（マノリス）さんの人柄も誠実で全く問題なく過ごすことが出来ました。
今回は3泊でしたが、もう1,2泊滞在しても良かったと思いました。
トップシーズンに1泊7千円でこのクオリティのアパートメントに泊まれたので大満足でした。

翌日、アパートメントをチェックアウトして路線バスでハニアのバスターミナルまで行き、その後レシムノ行きのバスに乗り継いでレシムノで6泊して再びハニア空港へと戻ってきます。

Sunny Suites ホテル

【クレタ島最終日（10日目）】

レシムノで6泊した後、レシムノのバスターミナル16時半発のハニア空港行きの路線バスに乗ってハニア空港へ。
レシムノの出発が10分位遅れましたが1時間位でハニア空港へ到着しました。

クレタ ハニア空港 (CHQ) 空港

この日乗る便はFinnairの20:45発のヘルシンキ行きの便です。
ハニア空港に到着したのが18時前位でそれなりに時間の余裕がありました。

空港でチェックインする前に適当なベンチに座ってスーツケースを広げてお土産物やら預けるものなんかを整理しました。

クレタ ハニア空港 (CHQ) 空港

ハニア空港は新しくて快適です。
深夜着の時はエアコンが効き過ぎて寒いので注意しましょう。

クレタ ハニア空港 (CHQ) 空港

そしてチェックインカウンターへ。
帰りの便はJALのWEBサイトで購入したハニア→ヘルシンキ→福岡→羽田でハニアからヘルシンキまでがフィンエアー、ヘルシンキから福岡がフィンエアー運航のJALのコードシェア便、福岡から羽田がJALというかなり変わった航空券です。

正直わざわざ福岡に行く理由もないのでヘルシンキから成田に直行したいところなのですが、これが最安で成田行きだと1人1万円以上高かったのでこんな感じになっています。

ハニア空港のカウンターでチェックインした時に羽田までの3人分で9枚の航空券がズラズラ印刷されて来た時は苦笑いしました。
荷物も通しで福岡まで預けられるようでしたが、ヘルシンキでの乗継が16時間程ありホテルで1泊するのでヘルシンキで荷物をピックアップ出来るようにお願いしました。

クレタ ハニア空港 (CHQ) 空港

チェックインが終わってエスカレーターで2階の出発階に上がり、ハニア空港のセキュリティチェックを通過しました。
セキュリティチェックで結構並んでいましたが進みは早くてスムーズでした。

そして免税店が並ぶエリアへ。
ハニアの空港はそれ程大きな規模ではありませんが、空港の規模と見合わない位に免税店が非常に充実しています。

クレタ ハニア空港 (CHQ) 空港

ここの免税店ではクレタ島の特産品なんかが結構売られていて、そのセレクトのセンスがとても良く、価格も結構普通でした。高品質なものがそれなりの価格で売られている感じです。

普段空港の免税店で買い物はしませんが、ハニア空港はギリシャならではの物が売られているので私も嫁も幾つか商品を購入しました。

正直、クレタ島の街で売られているお土産物よりも高品質でセンスが良く価格もそれなりなので街のスーパーで買うよりもこっちで買えば良かったと思う物もありました。
お菓子なんかは素敵なパッケージに入っていてなおかつ個包装されている物もあったのでこっちで買うべきでした。

オリーブオイルなんかはスーパーで購入したほうが多少安かったです。

クレタ ハニア空港 (CHQ) 空港

嫁は自分用にOXETTEの25EURのネックレスとLOISIRの35EURのネックレスを購入していました。
これは物もちゃんとしているし街中で買うよりも安いと思います。
接客してくれた店員さんもとても親切で当然押し売りなんかも無くて気持ちよく買い物が出来ました。

私はオリーブ石鹸をここで購入しました。
価格は1個0.96EURと街中の土産物屋の一番安いオリーブ石鹸と比べると高めですが、サイズも大きくちゃんとしたメーカーの物なので割安でした。

クレタ ハニア空港 (CHQ) 空港

ハニア空港内にはレストランがありますが空港価格なので街中と比べると割高です。

ただ、搭乗口付近の待合スペースにあるRefillという軽食スタンドでは水0.5lが0.5EURだったり、バゲットのサンドイッチが1.7EURと空港価格どころか下手すると街中よりも安い価格で売られていて衝撃でした。

クレタ ハニア空港 (CHQ) 空港

免税店が充実していて買い物だけでも結構時間を潰せました。
その後待合スペースの椅子に座って搭乗を待ちます。

フィンエアーの飛行機は30分遅れの表示が出ていて搭乗開始も30分遅れていました。
ゲートを通ると目の前に飛行機がありますが、歩いて1分もかからないこの距離でもバスで移動します。

クレタ ハニア空港 (CHQ) 空港

バスを降りて機内に乗り込みます。

クレタ ハニア空港 (CHQ) 空港

ハニア空港はヨーロッパの地方空港にしては異常なほど免税店が充実していて驚きました。
新しく出来た空港なので快適に過ごせます。

イラクリオンの空港も使ったことがありますが、設備や快適度は明らかにハニア空港の方が良かったです。

クレタ ハニア空港 (CHQ) 空港

そしてフィンエアーの機内に乗り込みました。
ハニアを30分遅れで出発し、ヘルシンキに30分遅れで到着しました。
そして30分遅れたせいでその後ヘルシンキ空港発の終電をギリギリ逃してしまいます。

クレタ島は3度目、マレメに滞在するのは2度目、ハニア空港を使ったのは初めてでしたが今回も相当楽しめました。
短期間で観光地に行きまくるスタイルではなく、1箇所に連泊してダラダラ過ごすスタイルの旅だったので子連れでスローライフを満喫しました。

今年のギリシャの夏はそれ程暑すぎず過ごせたのも良かったです。
クレタ島は相変わらず物価も安いし人も親切だし食べ物も美味しいし海は綺麗だしで大満足でしたが、やはりレンタカーを借りてもう少しアクティブに過ごすか、フェリーでギリシャの島々をアイランドホッピングしても良かったかなとも思います。

クレタ ハニア空港 (CHQ) 空港