不良夫婦 澳門再び (4) 『媽閣廟から聖オーガスチン教会までを歩く』

2019/08/14 - 2019/08/17

昨夏に引き続き、夫婦でマカオに行ってきた。
今回の宿はソフィテル･マカオ･アット ポンテ16。
ちょっと贅沢してクラブフロアで過ごした。

第四部は二日目の朝からお昼までの記録。
路線バスで媽閣廟まで移動し、媽閣廟から聖オーガスチン教会までの幾つかの世界遺産を散策がてら徒歩で観光した行程を記す。

RICOH THETAによる360°フォトも所々紹介したい。

エリア マカオ(マカオ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

マカオ二日目の朝
クラブフロアの特典で朝食はClub Millesimeで摂った。
一般朝食会場と比べると品数は限られるが、一品一品の質は高そうだった。

ソフィテル マカオ アット ポンテ 16 ホテル ホテル

勿論、点心や粥もある

ソフィテル マカオ アット ポンテ 16 ホテル ホテル

オーダーして作って頂く事もできる
こんなのを注文。
見た目はまあアレだが、結構美味しかった。
因みに奥様はフレンチトーストをオーダー。

ソフィテル マカオ アット ポンテ 16 ホテル ホテル

中華粥
中国出張での朝食は専ら中華粥だったが、ハズレに出逢った記憶がない。
勿論ここの粥も上品で美味しかった。

ソフィテル マカオ アット ポンテ 16 ホテル ホテル

お腹も膨れたし、午前の部の観光に出掛ける。
ホテル前の道路はこの通り工事中。

Pak Kong Public Car Parkバス停
目的地が媽閣廟なので、ホテル前のこのバス停から№26のバスに乗る。
前乗り･先払い、運賃KHD6(MOP6)/人(釣銭無)。(澳門通支払は更に安価)

今回の収穫として、ソフィテル･マカオ周辺からだと№21A，26，26Aのバスを利用すれば大抵の観光地に行ける事が分かった。

A-MA Templeバス停で下車し、媽閣廟前のバラ広場に到着

今回はAndroidアプリ『Macau Bus Guide & Offline Map』を利用。
出発地と目的地を入力(テキスト検索 or MAP検索)すると最寄りのバス停と路線№の候補を幾つか教えてくれるので大変助かった。
路線バスを利用したいが路線が良く分からない、という方にはこのアプリをお薦めしたい。

因みに通信は、香港･マカオ用4G通信プリペイドSIMをAmazonで購入した。(7日間3GB利用のSIMで一枚500円余り)

バラ広場 (媽閣廟前地) 広場・公園

媽閣廟入口

媽閣廟 寺院・教会

バカでかい線香を購入して、お参りしながら納めて廻るらしい

媽閣廟 寺院・教会

線香になかなか火が点かないで困っていたら、現地の方に ｢火種の融けたロウに線香の先端を浸けて、そこに火を点けると良い｣ と教えて頂いた。
確かに理に適っている。
問題点一発解決。

媽閣廟 寺院・教会

こういった場所が数か所あり、其々でお参りして線香を収めた。

媽閣廟 寺院・教会

山道の周りに数多くの岩が転がる

媽閣廟 寺院・教会

ここでもお参り

媽閣廟 寺院・教会

山道を上っていくとこのような大岩が･･･
『太乙』とは中国の古代思想で、天地万物の出現と成立の根元となる『気』、または宇宙そのものを指すらしい。
平たく言えば、ここはマカオのパワースポット。
そう言われれば何やら『気』に満ち満ちたような･･･

RICOH THETAによる360°フォト
https://theta360.com/s/b6ncIeAFJHC83v5BjCb09RTw8

媽閣廟 寺院・教会

下に戻ってきたらイベントをやっていた。
今回は澳門命名の由来となる地を訪れるに留まったが、もう少し調べてから再訪すると違った感じ方になるのかもしれない。

媽閣廟 寺院・教会

さて、セナド広場方面まで世界遺産を観光しながら散策する。
媽閣斜巷。
ただの道路なんだが、まあ絵になる事。
十分な歩道が採られているエリアもあり、散策には丁度良い。

媽閣斜巷 散歩・街歩き

海事及水務局
パステルイエローが可愛い。

港務局大樓 現代・近代建築

リラウ広場まで来た。
結構な日差しだったので木陰が嬉しい。

リラウ広場 (亞婆井前地) 広場・公園

リラウ広場のすぐ近くにある鄭家屋敷 (鄭家大屋)を訪れた

鄭家屋敷 (鄭家大屋) 建造物

ちょと無機的だが、それが意外やモダンな印象を与える

鄭家屋敷 (鄭家大屋) 建造物

屋内
特に空調が利いている訳でもないが、涼しく過ごす事が出来た。

RICOH THETAによる360°フォト
https://theta360.com/s/2HSkQvVx8C6c4K1tJb03yTel6

鄭家屋敷 (鄭家大屋) 建造物

土地柄なのだろう。
窓はこのように容易に開放できる構造になっている。
しかも適当に薄暗い状態を維持できるので、これが涼しさの理由なのだろうと思う。

鄭家屋敷 (鄭家大屋) 建造物

執務室かな？

無料開放しているにしては美しく維持されていた。

鄭家屋敷 (鄭家大屋) 建造物

続いて 聖ローレンス教会 まで歩いた

聖ローレンス教会 寺院・教会

内装、外装共に淡いパステルイエロー。
天井の角Rの造形、明り取り窓の陰影の様子。完成状態を想い描いて設計できるのはセンスの良さに他ならない。
間接照明が入っているのが逆に残念なくらいに思う。

聖ローレンス教会 寺院・教会

ここが一段窪んでいるので、ステンドグラスが映える。
いやぁ綺麗だわ。

この教会が一番好きかも

聖ローレンス教会 寺院・教会

外の庭も良く造り込まれていて、緑の多い素敵な教会だと思った。

聖ローレンス教会 寺院・教会

さて、名残惜しいが、次に訪れたのはドン･ペドロ5世劇場
名前は厳ついが、淡いパステルグリーンの可愛らしい外観だ。
残念な事に工事中だった。
今回は何処も彼処も工事中！･･･と恨み節･･･

ドン ペドロ5世劇場 現代・近代建築

ホール
控え目なシャンデリアが上品

ドン ペドロ5世劇場 現代・近代建築

一階客席
二階席が真上にある後部座席には閉塞感があるが、中央より前は高天井の開放的な劇場だ。

ドン ペドロ5世劇場 現代・近代建築

二階客席
階段状になっているところがモダン。
昔はここで劇を観れたのね･･･なんて思っていたら、実は現役バリバリなんだとか。
世界遺産で観劇なんぞ贅沢だねぇ。

ドン ペドロ5世劇場 現代・近代建築

次、聖オーガスチン教会

こちらは外観に若干古さを感じる。

聖オーガスチン教会 寺院・教会

これもドレスコードって言うのかな？
結構厳し目。
奥様はノースリーブ、自分はショートパンツだったので入館は控えた。

聖オーガスチン教会 寺院・教会

入口から撮影
祈りを捧げる場所は心和む色温度低めの照明、祭壇は荘厳な色温度高めの照明となっており、何となくドレスコードが厳しい理由が分かった。

聖オーガスチン教会 寺院・教会

さて、贅沢な散策が終了。
セナド広場まで数十メートルの場所まで来たので、ここで昼食。
Galo Macau Restaurant (公?葡国餐?)
Wynn近くにあるGalo Macau Restaurantの本店。

URL
http://www.galomacau.com/index_jp.php

喉が渇いた時のビールって最高！
勿論 Macau Beer
グラスが Tiger Beer なのはご愛敬。

名前を失念したがリゾット的な料理
自分は好きな味だが、奥様的には香草が強めでイマイチだったらしい。

これも名前を失念したが鶏肉のカレー煮。
リコメンドとあったんだが、そんなに美味しいとは感じなかった。
結構有名なレストランで雰囲気もサービスも良かったが、料理は自分ら不良夫婦にはちょと合わなかったみたい･･･。

これにてマカオ二日目お昼までの観光終了。
さてと、一旦ホテルに戻って休憩、という自堕落な生活が続く。

第五部『ザ･ハウス･オブ･ダンシング･ウォーターへ』に続く
https://4travel.jp/travelogue/11542458