インドネシア４日目はプランバナン遺跡観光です。<br />午前中のみタクシーをチャーターしサンビサリ寺院、カラサン寺院、サリ寺院、プラオサン寺院を巡りました。<br />午後はプランバナン寺院をガイドを付けたりしながらのんびりと観光しトランスジョグジャでマリオボロ通りまで戻りました。

夫婦二人でインドネシア世界遺産の旅　４日目

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2019/08/11 - 2019/08/17

24位(同エリア110件中)

エリア

プランバナン周辺(インドネシア)

旅行の満足度: 4.5

同行者: カップル・夫婦

一人あたり費用: 15万円 - 20万円

交通手段: タクシー

旅行の手配内容: 個別手配

6：50
1階レストランで朝食。
広くてきれいなレストランで朝から優雅な気分になれますね。
種類も多く味も十分満足できます。
日本食のコーナーもありみそ汁と炊き込みご飯がありました。
そのほかインドネシア料理のコーナーやタイ料理のコーナーなどもありましたがあまり美味しそうではなかったので食べていません。
写真にはありませんが麺の種類や具材を自由にチョイスして作ってもらえるヌードルキッチンもあります。
あっさり優しいスープで美味しかったです。
7：50
８時にタクシーを頼んでいるのでフロントに行くとガムランの生演奏中でした。
8：25
チャータータクシーで８時にホテルを出発し最初の目的地のサンビサリ寺院に到着。
前日に日本語の話せるホテルの女性スタッフのクラウディナさんにお願いしてタクシーをチャーターしてもらいました。
８時から４か所の遺跡を回ってもらい最後にプランバナン寺院で降ろしてもらうルートで300,000Rpでした。
料金はホテルに支払ったので安心して利用できました。
ここでチケット購入。
1人10,000Rp(80円)
綺麗に整備された公園のような遺跡です。
6メートルほど掘られたところに遺跡がある珍しいスタイルですよね。
これまでいろいろな遺跡を見てきましたが低く掘られたところにあるのは初めてです。
サンビサリ寺院の主祠堂
主祠堂は綺麗に再建されていますが他の3つのお堂は崩れたままで再建は難しいのかもしれません。
主祠堂内に祭られているシヴァ神の象徴のリンガ。
お堂内部には仏像などはなくリンガのみですが周りには細かいレリーフの彫刻もあり小さい遺跡なのですが見応えはあります。
シヴァ神の息子であるガネーシャ像。
商売繁盛の神様らしいです。
仙人のような風貌なのでアガスティヤでしょうか。
サンビサリ寺院は綺麗な公園のように整備されていてとても気持ちのいい遺跡でした。
主祠堂の周りの3つの祠堂も再建されるともっともっと見応えのある遺跡になると思うのでなんとか再建されてほしいですね。
8：46
タクシーは遺跡前の商店に車を停めて待っててくれました。
駐車場代5,000Rp(40円)は払いましたけどね。
8：58
カラサン寺院到着。
生憎修復作業中だったので中には入らず周りからの撮影のみ。
周りには修復に使われる欠片というか部品が丁寧に並べられています。
奥の方にも建材が並べられているのが見えます。
9：05
サリ寺院到着。
入場料は10,000Rp。
車は路駐なので駐車場代は無料。
重厚感のある建物で周りの彫刻も素晴らしいです。
窓の周りに菩薩の彫刻が綺麗に残っています。
内部には3つの部屋がありますが仏像はありません。
何か像が置いてあったっぽい棚のレリーフが素晴らしいです。
窓枠のレリーフも同じデザイン。
ここにもまだ修復されていない建材が並べられています。
9：25
プラオサン寺院到着。
入場料は3,000Rpのはずなのですが、タクシー運転手がチケットブースの人たちと談笑していたと思ったら無料でいいよと言ってきました。
知り合いだったのか解りませんが入場料、駐車場代ともに無料でした。
左の石碑には1998年２月１９日、右の石碑には２０１０年１月４日。
内容はわかりません。
南堂と北堂の大きな仏堂とそれを取り囲むたくさんの小さな小祠堂。
周りには数え切れない数の再建できない瓦礫の山。
守護神のクベラ像。
一番外側の瓦礫の山はストゥーパのようです。
左が北堂、右が南堂。
遺跡の入り口から遠い方にある北堂から見てみます。
おそらくかなり崩壊していたのでしょうが周りの彫刻もきれいに復元されています。
中にも入れますが仏像などはありませんでした。
北堂から南堂へのゲート。
手前が南堂。
芝生もきれいに整備されています。
南と北の境目の石垣。
裏側の小祠堂はかなり復元されていていました。
南堂入り口のカーラ。
仏堂内には２体の仏像。
壁には深めに掘られた壁画。
室内の壁画は損傷も少なくくっきり見やすいです。
外壁もきれいに復元されていますが劣化が目立ちます。
南堂からの眺め。
プランバナン寺院周辺では一番大きく見応えのある遺跡でした。
約1時間の見学でしたがそのぐらいたっぷりと時間をかけてちょうどいい感じでしたね。
メインの２つの仏塔以外の小祠堂とストゥーパがほとんど修復できていないのがとても残念ですがプランバナン寺院からこの遺跡だけでも見に来る価値はあると思います。
10：25
いよいよメインのプランバナン寺院にやってきました。
タクシーで入り口まで送ってもらいそこでタクシーとはさよならです。
追加料金もなく特にガイドなども無かったのでチップも払いませんでした。
外国人用のゲートで入場料を払います。
ワンドリンク付きですが一人350,000Rp(約2,800円)と周辺の遺跡に比べてかなり強気の料金設定ですね。
こちらでコーヒー、紅茶、ペットボトルの水から１つ飲み物が頂けます。
ボロブドゥール遺跡に引き続きプランバナン寺院でも日本語ガイドを頼みました。
ただし次の予約が入っているとのことで４５分間だけとのことでしたが１時間分の150,000Rpでお願いしました。
10：55
公園に入ってすぐにあるフォトスポット。
ガイドさんがいるとカメラマンも兼ねてくれるので本当に助かります。
さすが世界遺産という圧倒的なダイナミックさ。
しかし残念ながら周りの200以上の小祠堂は崩れたままです。
一番大きなシヴァ堂の向かいにある堂にはシヴァ神の乗り物である聖牛ナンディンの像がどっしりと鎮座しています。
このナンディン像が一番可愛くてインパクトがありました。
後ろにあるのが太陽神スリアと月神チャンドラ。
シヴァ堂の中心には破壊の神シヴァ神像。
南インドの仙人アガスティヤ。
シヴァ堂の南の部屋に南向きに鎮座。
北の部屋には悪魔を退治する戦いの女神であるシヴァの妻ドゥルガー像。
西の部屋にはシヴァの息子で象の頭を持つガネーシャ像があるのですがなぜか写真を撮り忘れたようです。
シヴァ堂の北にあるヴィシュヌ堂。
ヴィシュヌ堂と南側のブラフマー堂は堂内に部屋が一つのみです。
ヴィシュヌ神は四本の手に武器を持ち世界の維持を司る神。
約束の45分があっという間にやってきてしまいここでガイドさんとお別れ。
最後まで積極的にお勧めのポイントで写真を撮ってくれました。
ボロブドゥール遺跡のガイドに比べ少し日本語に難はありましたが一生懸命に細かな説明をしていただきとても助かりました。
一旦ブランパナンを離れ遺跡公園北の端にあるセウ寺院に向かいます。
11：45
園内を走る無料バスに乗車。
ある程度お客さんが乗車しないと出発しないようですが運よく白人の団体さんがやって来たので定員オーバーで出発しました。
11：50
途中ノンストップでセウ寺院の北側入り口に停車。
２分程停車するので下車して写真も撮れます。
私たち夫婦ともう一組だけバスには再乗車せずバスは出発。
セウ寺院もまだまだ修復途中ですが中央に大きくそびえ立つ本堂とその周りのいくつかの小祠堂は復元されていました。
本堂は中に入ることもできますが中には何もありませんでした。
こんな感じで復元作業を行っています。
東側入り口からの風景。
こちらでも２体のクベラ像が守っています。
東側がメインの入口っぽいですね。
セウ寺院もかなり広く見応えのある寺院なのですが観光客は全くおらず私たちのいた２０分程で他に観光客には会いませんでした。
12：15
セウ寺院東側ゲートから綺麗に整備された公園を南下するとブブラ寺院です。
ブブラ寺院。
１つだけぽつんとある寺院。
綺麗に修復されていますが何か味気ない感じでした。
12：25
さらに南下してルンブン寺院です。
食糧庫らしいのですがメインの本堂は上部が崩れたままで周りの小祠堂はいくつか修復されていました。
屋根が崩れ落ちたままです。
13：00
遺跡公園出口付近にあるレストランまでゆっくり歩いてきました。
公園内は木陰も多く景色を楽しみながらのんびり歩いているとあまり距離を感じませんでした。
売店で伝統的なお菓子のスラビ(一個１００円ぐらいだったと思います)を購入。
三種類あったので一個ずつ買ってみました。
疲れた体には甘めのお菓子がしみわたります。
味や値段をメモるのを忘れましたがとっても美味しかったです。
隣にあったコーヒーショップでも購入。
なかなかおしゃれなお店です。
アイスカプチーノとアイスラテ。
13：40
正面から再びブランパナンを見て回ります。
石碑も立派。
南側の小祠堂を修復中でした。
南側からの景色。
青空に映えますね。
ブラフマーの乗り物ハンサを祭るハンサ堂からの景色。
ブラフマー像。
四つの顔を持ちます。
何か癒されるというか惹かれた仙人像。
顔は人間、胴体はハトの彫刻。
シヴァ堂。
このように入り口や像に名前が書かれているのでとても分かりやすいです。
出口にあったハスの花越しのブランパナン。
この出口を出ると循環バスの乗り場があります。
うまく撮れました。
14：45
ブランパナンを後にします。
ゲートを出ると向かって左側から正面にずらーっと同じようなお店が並びます。
これだけあったら絶対にやっていけないですよね。
呼び込みが怖くて近くに寄れないし商売成り立たないでしょ。
右側にはこれまた同じようなお土産屋さんがびっしり。
ボルブドゥールと同じでお土産屋さんがびっしりの通りを通過しなければ表に出れません。
15：05
駐車場からバス通りへの出口を出て右に歩くと現れる立派なゲート。
更にしばらく歩くと少し開けた市場のようななかにバスターミナルがあります。
トランスジョグジャ1Aのプランバナンバスターミナル。
バス停は全てバスの乗降口に合わせて高くなっています。
15：12
ステップがないのでバスというより電車に乗る感覚。
始発駅なので座って帰れるのがうれしいですね。
１人3,500Rp(約28円)。
16：20
途中渋滞もしましたがおよそ1時間で市内に到着。
ビールを飲みたかったのでSosrowijayan通りにあるVolcanoレストランへ。
この辺りは安い宿が多いので白人向けのお酒の飲めるレストランとして人気があるらしいです。
PM1：00～PM8：00までハッピーアワー。
ビーフ、チキン、テンペもあります。
フライドライス、フライドヌードルも。
ハッピーアワーのアンカービール。
1本42ｋ。
ローストチキン35ｋ。
チキンカレー38ｋ。
ライス9ｋ。
ローストチキンはジューシーで甘辛ソースがライスにも合いとてもうまい。
チキンカレーはジャガイモ、ニンジン、玉ねぎと日本人にも食べやすい具材と中辛の味付けでこれもとても美味しかったです。
オニオンリング22ｋ。
これは一つ一つが小さいのでジューシーさも無くまあまあでした。
20：30
ホテルで少し休んだ後再びマリオボロ通りへ。
昨日も訪れたLEGIANレストラン。
チキンサテ35ｋ。
ビンタンビール60ｋ。
マッシュルームサテ35ｋ。
これも美味かったぁ。
安いし甘辛でビールにピッタリ。
海老のグリル120ｋ。
これまた最高に美味かった。
大きめの海老なので値段は少し高めですが味付けも焼き加減もバッチリでした。
21：30
続いて道端に何軒も出ている屋台食堂へ。
海老の素揚げ35ｋ。
Nilaゴレン(魚の素揚げ？)39ｋ×2。
アルコールはないので缶ビール持ち込みでしたが特に何も言われませんでした。
客層は地元の若者中心っていう感じですね。
料理はふつーに美味しいですし、ほかのアジアの国でも見かけないゴザが敷いてあるお座敷スタイルなので一度雰囲気を味わうのもいいかもしれません。
4日目はこれで終了。
明日は午前中買い物、午後に帰国となります。

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この旅行記へのコメント（2）

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TOKOMASさん 2019/11/05 14:15:14

楽しいジャワ島旅行

初めまして。TOKOMASと申します。
プラナンバン、ボロブドール付近には約30年前に行きました。
スラバヤ→ソロ→ジョグジャカルタ→ちれぼん→バンドン→ジャカルタの旅でした。
当時は観光客も少なく、観覧料も無料でした。
最近は観光客が多く、いろいろな規制もあるようです。
最近はバリ島専門です。
これからもよろしくお願いいたします。

atutomoさんからの返信 2019/11/05 21:52:58

コメントありがとうございました。

初めまして、atutomoです。
TOKOMASさんのブログを拝見し、とてもインドネシアを楽しんでいらっしゃるのを感じ取りました。
ボルブドゥール遺跡とブランパナンには３０年前に訪れたとのことですが、そのころに比べればかなり遺跡の修復も進んでいると思いますのでぜひまた訪れてみてください。
まだまだ修復作業の手も付けられない部分もかなりありましたので私も２０年後ぐらいに再び訪れてみたいなぁなんて思っていたところです。
遺跡巡りを中心に今後も旅を楽しんでいきたいと思っていますので今後ともよろしくお願いいたします。

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