オーストラリア７日間（メルボルン編）

2019/08/14 - 2019/08/20

子育てもほぼ終わりましたので、時間を見つけては夫婦自由気ままな旅を楽しんでいます。今回は猛暑の日本を脱出し、未開の地であった南半球に足を踏み入れることを目的にオーストラリアへ。観光中の天候は概ね良好だったのですが、期待していたより涼しくはなく（もちろん暑くはないですが）、街歩きをしているとほんのり汗ばむくらい暖かかったです。今回はシドニーとメルボルンの街歩きを中心に、クラシック鑑賞あり、ロングドライブあり、トランジットのショートトリップありと、しっかりイベントを押し込んだ旅になりました。

エリア メルボルン(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 2.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス レンタカー 徒歩 飛行機
• 航空会社: カンタス航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

8月14日の夜に羽田を発って 2日間シドニーを満喫し、17日の早朝にメルボルンへ。朝 4時起きで空港に向かい、眠い目をこすりながらこれから飛行機に乗り込みます。

シドニー国際空港 (SYD) 空港

空港では水くらいしか飲めなかったので、国内線でもフルーツと一緒に機内食が出てくれたのには助かりました。これでお腹も少し満たされたぁ。

空港を出たらターミナル3の向かいにある駐車場に渡ってレンタカーを借ります。日本で Hertz さんのサイトから予約しておきました。長距離のドライブ（ほぼ一日運転しっぱなし）になるので、ちょっと奮発してSUV車を選択。これが Google Map に対応した Car Play オーディオ付きで、iPhone がそのままナビになりました。便利、便利！

メルボルン空港 (MEL) 空港

メルボルン初日は空港からグレートオーシャンロード（GOR）を走って、Twelve Apostles（12人の使徒）を目指します。今回の旅行のメインイベントで、運転だけで往復 9時間以上かかりました。一日で完結したかったので、日帰り弾丸バスツアーも考えましたが、せっかくドライバーが二人いるので、自由が利くレンタカーで行くことにしました。

ころころ変わる速度制限標識に注意を払いながらひたすら運転していたので、あまり途中経過の写真を撮ってません（泣　まあ、二人とも運転大好きなのでそれはそれで楽しかったです。最初のトイレ休憩、アグレシー川の河口付近の駐車場。近くにはキャンプ場もあります。

お昼をゆっくり食べる時間もなさそうなので、ここでちょっと早めのお昼を。この辺りのカモメも人馴れしていて、何か食べてるすぐ傍でおこぼれを待っています。あげたくなる気持ちをぐっと堪えました（笑

さきほどの休憩からそれほど走ってはいませんが、海が綺麗に見える海岸沿いの道に出たので、DEVIL'S ELBOW で写真タイム。

なぜ DEVIL'S ELBOW なのかはよく判らないけど、むしろ海の女神でもいるんじゃないか、と思えるくらい美しい眺望です。

再び車を走らせて、次の休憩ポイントは Apollo Bay の Great Ocean Walk。最近の車は燃費が良いですね。ガソリンはまだまだ半分も消費してません。

アポロベイ ビーチ

ちょっと散歩するにはちょうど良い緑地や休憩ポイントが至るところにあって、GORのドライブは想像通りめちゃくちゃ楽しい！

アポロベイ ビーチ

ここはサーフィンが盛んなスポットらしいですね。若者向けの（と言ってる時点で自分が年寄りであることを認めていますが）ショップも並んでいます。

アポロベイ ビーチ

Apollo Bay から更に走り続け、やっと Twelve Apostles（12人の使徒）に着きました。国立公園の駐車場だけあって大きいですね。ヘリポートもあって、観光用のヘリがブンブン飛んでました。（蜂か！）

12人の使徒 自然･景勝地

順路に従い海岸方面に歩いて行きます。ワクワク、ワクワク！

12人の使徒 自然･景勝地

キター！これですよ、これ！これが見たくて 5時間近く車を走らせてきました。明るいうちに到着出来て良かったぁ。あ～、もう、奥さんも私も感無量。この旅の達成感MAXです！

12人の使徒 自然･景勝地

Welcome, Welcome, はいはい、やって来ましたよぉ～はるばる日本から。

12人の使徒 自然･景勝地

ず～っと見ていたい景色ですね。日没後だとちょっと寂しいよなぁ。頑張った甲斐があったってもんです。

短いですがこちらは是非動画でも。
https://www.youtube.com/watch?v=LKV7YviRPoM

12人の使徒 自然･景勝地

さて、せっかくここまで来たので、12人の使徒から目と鼻の先にある Loch Ard Gorge（ロックアードゴージ）まで足を伸ばしました。太陽よ、まだ沈まないでくれ！

ロックアード ゴージ 自然･景勝地

やっほーい、砂浜まで降りてみますよ。しかし中国、韓国からの観光客多いですね。日本語ぜんぜん聞こえてこないなぁ。

ロックアード ゴージ 自然･景勝地

こちらは Mr.Children の「Tomorrow Never Knows」のPVロケ地なんですね。奥さんから聞いて初めて知りました。

こちらも是非動画でご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=68aXlzxui7Q

ロックアード ゴージ 自然･景勝地

さて、往路の運転では奥さんにかなり頑張ってもらったので、復路の空港までの山道最短ルートは私が通しで運転しました。ルート情報以上に時間はかかります（泣
途中、カンガルー出没注意の標識どおり、路上に横たわる可哀想なカンガルーを見かけてしまいました。

さて、ここで小さなパプニングをご紹介。
シドニーを出発する日から剥がれかけてたんだけど、ついに右足の靴のソールが完全に剥がれてしまいました。
メルボルン空港でレンタカーを返却し、そのまま構内のショップで新しい靴を調達。まだ新品をおろしてそんなに履いてなかったのになぁ...

メルボルン空港 (MEL) 空港

さて、疲労もあって空港からホテル最寄りのサザンクロス駅まで空港バス（Sky Bus）で移動したのですが写真は ZERO（泣
セブンイレブンで飲み物とおにぎりを買って、ホテルで晩ご飯。
ホテルへの到着が遅くなることを見越して、空港バス到着駅（サザンクロス）から近い ibis を予約しました。

サザン クロス駅 駅

さて、メルボルン 2日目ですが、明日には帰路につくのでオーストラリア観光最終日になります。今日は街中をブラブラして定番スポットを周ります。

サザン クロス駅 駅

この日も朝は快晴。サザンクロス駅はウェーブな屋根がいいですね。長距離列車が多く乗り入れてます。

サザン クロス駅 駅

取り敢えずメルボルンの交通系ICカード（mykiカード）を買いましたが、トラムにも電車にもバスにも乗らないつもりでしたのでミニマムチャージで。予定どおり、海外の交通系カードコレクションとして今はスリーブに収まっています（笑

サザン クロス駅 駅

トラムは無料エリアもあるようですね。乗っておいても良かったかなぁ...

Flinders St に出てきました。この線路の向こう側がヤラ川です。高層ビルが建ち並んでいますね。

フリンダースストリート駅です。市内だけでなく、オーストラリア国内で最も古い鉄道駅なんですね。「魔女の宅急便」のワンシーンにもなったらしいです。

フリンダース ストリート駅 駅

フリンダースストリート駅正面に向かう途中にあるカフェ通り、デグレーブス・ストリート（Degraves Street）です。いい雰囲気のお店がたくさん並んでます！

デグレーブス ストリート 散歩・街歩き

はい、フリンダースストリート駅の正面？に到着です。交差点の向かい側が撮影ポイントです。とても美しい駅舎で、メルボルンのシンボル的な存在です。

駅前周辺も動画に収めました。
https://www.youtube.com/watch?v=GOXU8zXjCTc

フリンダース ストリート駅 駅

フリンダースストリート駅のはす向かいにあるセント・ポールズ大聖堂。ちょっと日陰になってしまったので写真が暗くなってしまいました（汗

セントポール大聖堂 寺院・教会

メルボルンにはこういった壁画のアートストリートがいくつかあるらしいですね。セントポール大聖堂から少し川沿いに進んだ先にある、観光スポットとしても人気のホイザーレーン（Hosier Lane）に来ました。

ブリュッセルのグランプラス周辺でも数多くの壁画が見られますが、こんな感じで通りの壁にびっしりというのはなかなか見かけないかな。

さて、次の定番スポットのビクトリア州立図書館に向かう前にお腹が空いてきたので、たまたま通りかかったこちらのカフェで朝食。地元っぽいお客さんが多いということは期待できそうですよね。

うん、朝食メニューも充実していてどれも美味しかったです。ただ、トリップアドバイザーの評価はかなりバラバラですね。

おっ、先ほどのカフェのすぐ近くに辻利を発見。奥さんは入りたそうでしたが、まだ開店前のようですね、残念！

メルボルンの china town です。いま個人的にタピオカにハマっていて、この門の近くに貢茶（Gongcha）があったのですが、そちらにも寄らず。さっき食べたばかりで更に角砂糖20個分以上だもんなぁ...

チャイナタウン (メルボルン) 散歩・街歩き

ビクトリア図書館に着きました。こちらはスワンストン通りの方ですね。入口はあっちだよん！って看板があったので、ラッセルストリートの方に回ります。

ビクトリア州立図書館 建造物

こちらが入口だったのですね。入場は無料です。メルボルンに来ると皆さんが訪れる、世界一美しいとも言われている図書館の内部に潜入します。

ビクトリア州立図書館 建造物

そうそう、この放射状の閲覧席。美しいですね。そういえば私も短い間ですが過去イニシエに図書館員として働いていたことがありました。

ビクトリア州立図書館 建造物

天井はドーム型。吹き抜けの周囲は回廊になっていて、ギャラリーとして展示品が並んでいます。

ビクトリア州立図書館 建造物

やっぱり上からの景色が圧巻ですね。写真撮影もオッケです。閲覧席の一角にチェス盤が並んでいるの判りますかね？

ビクトリア州立図書館 建造物

さて、相変わらずどこの ibis 様もアメニティが心許ないので、DAISOが入っているショッピングモール QV に来ました。

QV メルボルン ショッピングセンター

100円均一ではなく、概ね 300円均一的な感じです。値札は円表示のものも沢山ありました。きっと日本から来たものをそのまま並べたものも多いんでしょうね。ちなみに奥さんはヘアブラシを購入してました。日本から持ってくるのを忘れたらしい。

QV メルボルン ショッピングセンター

さて無計画な定番スポット巡りもネタが尽きてきたので、Google Map 先生に聞いてみます。ロイヤル・アーケード（Royal Arcade）が割と近くにあるじゃないですか。

ロイヤルアーケード 散歩・街歩き

決して大きくはないんですが、メルボルン最古のアーケードなんだそうです。州の遺産にも登録されているらしいです。

ロイヤルアーケード 散歩・街歩き

アーケード前もトラムが走っていて、近代的な車両も目を引きますね。横浜も市電が復活しないかなぁ。

もう一箇所くらい周れそうなので、またも Google Map 先生にお世話になり、ホテル方面に戻りつつ？のビクトリア国立美術館を覗いてみることに。
フリンダースストリート駅前で馬車に遭遇。

ヤラ川を渡りますが、二人揃って第一声「汚ないなぁ～」。荒天が続いてしまったのかなぁ。もうちょっと綺麗だと雰囲気もいいんだけどなぁ。雲も多くなってきたし。

ヤラ川 滝・河川・湖

州立劇場のタワーですね。電波塔でもないようなので、あくまで劇場のシンボル的なものみたいです。

入場前にこの美術館で何が見られるかを簡単に下調べ。館内は結構広いらしく、ちょっと寄った程度では全て見てまわるのはとても難しそうだぞ。でもここまで来ちゃったし、入るか！くらいのいい加減さで本当に申し訳ございません（汗

ビクトリア国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

常設展は無料で観られます。ではこちらから入っていきましょう！

ビクトリア国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

まずはリフトで上がって、順に下の階へ降りていこうという作戦でしたが、あまりに広くて二人とも途中で疲労がMAXに。ホテルへ歩いて戻る体力を残すため、志半ばで退館することに。中は本当に綺麗なんですよ。時間と体力があれば。

ビクトリア国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

ヤラ川を渡る時に川沿いの飲食店街が目に入ったので、ホテルに戻りつつ川沿いを歩いてみることに。アートセンター前に降りる階段があります。

う～ん、鼠色の雲と相まってちょっと美しくないですね。ライトアップされると綺麗な Evan Walker Bridge を渡ってフリンダースストリート駅を横切ります。

ヤラ川 滝・河川・湖

サザンクロス駅まで戻ってきました。鉄分の高い写真を撮るため構内に入ります。ヨーロッパの主要な鉄道駅と同じような雰囲気ですね。

サザン クロス駅 駅

オーストラリア最終日なので晩ご飯を食べに行きたかったのですが、雨も降り始めたので、駅構内でビールとお摘みを買ってホテルで乾杯。今回の旅行は食事を存分に楽しむことができなかったなぁと反省しております。

サザン クロス駅 駅

余談ですが、海外のホテルで初めて有線LANのローゼットに出会いました。何のネットワークに繋がるんだろう？ちなみにホテルWiFiは感度良好でした。

イズ ホテル メルボルン CBD ホテル

翌朝、いよいよ帰路につきます。サザンクロス駅から再びバスでメルボルンまで来ましたがまたしても写真なし...
帰りの便はシンガポール経由で羽田まで。シンガポール発は深夜便で夕方から約 8時間ほどのトランジットタイムがあるので、シンガポールに入国してマーライオンとマリーナベイサンズの spectra を観てきます。

メルボルン空港 (MEL) 空港

空港内にこんなものが。長崎の出島・眼鏡橋近くにある「キッチンせいじ」を思い出しました。私の旅行記の長崎編でもご紹介しています（笑

メルボルン空港 (MEL) 空港

シンガポールまでの機材は A380 です。カンタスはお初ですが、エミレーツ同様にアッパーデッキにもエコノミーがあるのですが、こちらは抑えられず、残念。
チャンギまでは 8時間弱のフライトです。
続きはシンガポール編で。

メルボルン空港 (MEL) 空港

この旅行記へのコメント （2）

• 空を飛ぶなら青の翼に星屑の仲間たちさん 2022/05/19 21:15:00

  私の緩ーいブログに訪問して頂き有難うございました

  okamisさんへ
  
  空を飛ぶなら青の翼に星屑の仲間たちです。何時も私の緩ーいブログに訪問して頂き有難うございました。
  
  2021年に新型コロナのお陰で「シンガポール航空で行く福岡からのメルボルン旅行」は見事にご破綻（但しANAマイレージクラブで期限が延長になりました）メルボルンは行きたい場所です。現在16万ANAマイルを持っていますが、11万マイルで母親とシンガポール旅行、残りのマイルと現在貯めているマイルでオークランド（ニュージーランド）かメルボルン（SQのリベンジ）を狙っています。
  
  しかしokamisさんの写真を見ましたけどメルボルンに行ったけど、グレードオーシャンロードに行けなかったのは残念でした。旅行記を見ましたが圧巻でした。
  
  

  okamisさん からの返信 2022/05/22 13:03:48

  Re: 私の緩ーいブログに訪問して頂き有難うございました

  空を飛ぶなら青の翼に星屑の仲間たちさん
  
  こちらこそ、ご訪問とコメントを頂戴しありがとうございました。
  
  初の南半球はニュージーランドかオーストラリアが候補でしたが、帰りの便のトランジットでシンガポール入国も目指せるということでシドニー・メルボルンに決めました。GORをドライブすることはどうしても外すことができないので一日で12人の使途を往復するという強行スケジュールになってしまいましたが、それでも最高に楽しい旅になりました。
  
  マイルを延命措置してくれているうちに、もう少し海外の出入国が緩和されることを願っております。
  
  空を飛ぶなら青の翼に星屑の仲間たちさんにも楽しい旅が待っていることを願っております。今後ともよろしくお願いいたします。