ウイーンから中欧、バルト海を駆け抜けた５８日間☆彡　11日目 ・・モスタルよ、永遠に平和なれ・・

2018/05/27 - 2018/05/27

サラエボからモスタルへ行きます。

ボスニア･ヘルツェゴビナの世界遺産の街モスタル。 .


イスラム文化とヨーロッパ文化が融合した独特のオリエンタリズム漂う美しい旧市街が見所です。

このタイトル写真はモスタルのシンボルの橋、スターリ･モスト。橋のかかるこの川を挟んで東側がムスリム人、西側がクロアチア人と住み分けられているそう。

紛争中の1993年に破壊された後、2004年、ユネスコの協力により復元され、翌年世界遺産に登録されました。橋の下には神秘的な深緑色のネレトゥヴァ川が流れ、飛び込みコンテストのメッカとしても知られています。実際、地元の若者や勇気ある旅行者が橋の上から川に飛び込んでいる姿をしばしば見ることが出来るとな。

私の行った時は、なんちゃってなお兄さんがおりましたが、何ユーロかチップが集まらないと飛び込まないらしくて・・不発に終わりました。

旧市街地から新市街地まで、随分と歩き、この日はまだ明るい内にアパートへ帰ります。知らないうちに爆睡したようで、夜景を見に行く予定はなし。

明日はブラガイへのエクスカーション。ブラガイは綺麗でした！

エリア モスタル(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

おはようございます。
アパート近くには、すぐ近くに博物館や政府機関、少し歩けばアルタなどの商業施設がありましたよ。アルタくらいしか行かなかったけど・・

ボスニア ヘルツェゴビナ歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

旧ホリデイインもスナイパー通りを渡ってすぐにあります。ここも、寄らず。

行かなかった所はたくさんあります。特に戦争の悲惨さを物語るトンネル博物館、オリンピック施設、ここには埋葬出来ない犠牲者の墓標が夥しくある。その他にも、虐殺などに関する博物館とか・・

ホリデイ イン サラエヴォ ホテル

サラエボメインバスステーションまではトラムで移動。
キヨスクで切符を買って１・６マルカ。車内で買うと１・８マルカ。

乗場は綺麗ですが降車したところは雑種地の様だった気がします。

さて、荷物の積込みも済み。この白いスーツケースは私のです。雑ね・・バスは荷物預かり代が２マルカかかります。2個積んだので当然４マルカ。生ビール、1杯飲める・・

サラエボからモスタルへは、鉄道の方が安いんです（荷物代もないし）が本数はない。調べた時は一日、二本。朝早いか夕方だけ。それも、遅れるそうなので乗車時間が短くとも当てになりませんよね。

バスはモスタルへは、2時間40分位。途中、トイレ休憩とか取りながらだったのでその位。車窓からの景色がこんなです。飽きることがありませんでした・・

さぁ、着いたぞ！な感じ。はい、運転手さん、お疲れ様でした！

着いたらいつものようにビール休憩・・していたら、迎えに来てくれた大家さん。サングラス姿がトム・クルーズだ～！

10泊目にして、初記念写真。サングラスをしたままで良かったです・・

ベッドルーム、広め。

キッチンダイニング、広め。

薄型テレビあり。アパート前は、工事中で、うるさい！

こんな感じの工事中。
工事作業中のオジサンに助けられます。このアパートの外付けの鍵が難解で、全く開きません。
大家さんに確認した時は、大丈夫だったんですが、いざとなったら丸っきり歯が立ちません。
見かねた工事中のオジサンが大家さんを呼んで来てくれたんですよ。ありがとうございました。

空手・・

ブーゲンビリアが綺麗な青空に映えています。

カラジョズ・ベゴヴァ・ジャミーヤ。なんかややこしい名前ですが、イスラム教の宗教施設です。

カラジョズ・ベゴヴァ・ジャミーヤ。
アパートからスターリモストまでの間にありました。

正面に見えるのは、スターリモスト博物館の塔だと思います。

この辺りから、こんな玉砂利のような石の道になり、私のサンダルではツルツル滑る！雨だと歩けないだろうな。

スターリモストです。
１９９３年に破壊されて、ユネスコの協力で２００４年に再建されます。その時のドキュメント番組の放送を見てからずっと来てみたいと思ってました。破壊された橋の石を川底から拾い、まるでモザイクアートを組立てるような気の遠くなるような作業の末この橋は再建されたんです。日本人の協力もあったようです。

スターリモスト橋 建造物

すごい数の観光客。そして、それぞれにパチリ！ここは、絶好の撮影スポット。

でもないか・・

カラジョズ・ベゴヴァ・ジャミーヤとコスキ・メフメット・バシナ・ジャーミヤの尖塔が見えています。

私のパチリ！

ツレの。二人ともに同じ構図・・

ネレトバ川の流れの綺麗さ、感動します。

ネレトヴァ川 滝・河川・湖

スターリモストはとにかく、歩きずらいのですよ。でも、私のサンダルが悪い。底がオランダの木靴みたいで硬くてツルツルしているので・・ここはくれぐれも歩きやすい運動靴などがお薦め。

渡って西側からパチリ！スターリモスト博物館。

スターリ モスト博物館 博物館・美術館・ギャラリー

橋を観ながら食事を楽しめるレストランが立ち並んでいます。

橋の下に降りてきたら、皆さん何か見ています。

そして、久しぶりの大きいサイズの野良たち。今日はお天気で暑いから、ここは、絶好のお昼寝ゾーンね＾＾

皆さまの視線の先。見ていたのはこれです。

筋肉量多めのお兄さんだわよ。。

高さは２５ｍあるそうです。結構な高さですよ。水深はそんなに深くなさそうなんですが・・やはり川底に打ち付けてお命を落とす方もいるそうです。

橋の近くには、こんな石碑のようなものがあります。スターリモストが破壊された、１９９３・１１・９を忘れるな。

しばらくの間、お待ちしたんですが、飛込みはせずにどこかへ行ってしまいました、残念です。

川から上って来ると、直ぐにあるジェラート屋さん。この日はお天気が良くて暑かったので、迷わずお買上げ。以外とお安いんです。

Crooked Bridge。
スタリ・モスト橋の試作品として建造されたものだそうです。こちらは内戦でも破壊されることなく、オリジナルで残っています。

Crooked Bridge。
の袂にあるレストラン。

水が綺麗・・

この辺りでは、レース製品などのお土産屋さんが塀を利用して店開きしてます('◇')ゞ

スターリモストを渡って西側は、カフェやレストラン、お土産屋さんがたくさん軒を連ねています。イスタンブールのバザールの様な雰囲気.

聖ペーター教会
Catholic Church St. Peter and Paul
モスタルにおけるカトリックの歴史として，1533年に最初のフランシスコ修道院が建てられる。

フランシスコ修道院、ここも、戦争で壊滅状態となります。２０００年に元々あったこの地に再建されます。

教会の鐘楼。この塔の隣には未だに弾痕がある建物が残っています。と、私は丘の上に見えている十字架が気になります。

聖ペーター教会 寺院・教会

新しい建築の側には、まだ、銃痕の残った建物や破壊されたままのものが多く残されていました。

スターリモストは2004年に再建され美しい姿を取り戻し、2005年には旧市街地と共に「モスタル旧市街の古い橋の地区」として世界遺産に登録されました。
この辺りは、旧市街から少し離れた場所、大きな公園や病院に学校、スーパーマーケットなど、近代的な建物が整備されてます。

破壊された建物がなければ、平和そのものに見えます。

アパート・・何とか帰りました。

この旅行記へのコメント （6）

• ネコパンチさん 2019/08/31 00:01:41

  いつか自分の目でみたい風景

  c-2さんおこんばんは～！
  
  スターリモストの姿は何度か写真で見ていましたが
  深緑色のネレトヴァ川に目が留まったのは初めてかも。
  本当に神秘的な色ですね！
  モスタルへ向かうバスの車窓から見えたのもこの川だったのかな？
  でも、こんなに美しい川で飛び込みコンテストとは…(￢_￢)
  しかも観客を煽るだけ煽って去ってしまうキン肉マン、
  ガッカリさせるにもほどかあるってもんでしょ！
  そうそう、大家のお兄さんも胸板厚いマッチョ系じゃない？
  ドロさんのコメントに私も1票！
  ファインダー越しのツレさんは何を思ったのか？？
  
  冗談はさておき…
  モスタルはいかにもヨーロッパ的な地形や街並みの中に
  モスクやミナレットの姿が自然に存在している
  独特の美しさがある街ですね。
  何世紀も共存してきた2つの文化や人々を引き裂いた民族紛争。
  戦争の狂気を思い知らされます。
  スターリモストは復元されても
  今なお残る破壊された建物たちは
  真の平和までの道のりの長さを示しているようですね。
  心に残る力作をありがとうございます。
  ともすれば重くなりがちなテーマを
  独特のウィットで包み込んで表現できるc-2さん、
  やっぱり只者じゃないわ～(^_−)−☆
  
  ネコパンチ
  

  chieko2014さん からの返信 2019/09/01 00:39:02

  Re: いつか自分の目でみたい風景

  ネコちゃん、おこんばんは(^^♪
  
  お返事、遅くなってごめんね<m(__)m>
  今の仕事が土日で、今日は超大忙しだったのよ
  
  で、サラエボで躓いて、やっと抜け出したわよ（笑）って言ったね＾＾
  
  
  深緑色のネレトヴァ川に目が留まったのは初めてかも。
  本当に神秘的な色ですね！
  
  
  ネコちゃんの写真で見たいのは私の方よ！！。
  
  モスタルはいかにもヨーロッパ的な地形や街並みの中に
  モスクやミナレットの姿が自然に存在している
  独特の美しさがある街ですね。
  何世紀も共存してきた2つの文化や人々を引き裂いた民族紛争。
  戦争の狂気を思い知らされます。
  スターリモストは復元されても
  今なお残る破壊された建物たちは
  真の平和までの道のりの長さを示しているようですね
  
  おっしゃる通り！
  絶対にネコちゃん来てね！行ってね！だね＾＾
  
  そして、アパートの鍵が開かない時の工事のおじさまやら、その他いろんな事がありました＾＾優しいの、何のって、大家さんと一緒のパチリ！でも、わかるでしょ（笑）それ以上のスキンシップだったかもしれませんが（　＾ω＾）・・・
  
  
  
  独特のウィットで包み込んで表現できるc-2さん、
  やっぱり只者じゃないわ～(^_−)−☆
  
  これだけの顔出ししてますから＾＾只者、徒者ではないと自負しております＾＾
  （ツレの編集あります。）
  
  でも、ボスニアヘルツェゴビナ、サラエボで躓いたのは、ロマの子に蹴られただけじゃないの・・・・
  　手や足のない・・そんな人がたくさんいて、正直どこまでも書くのか。。
  
  モスクやミナレットの姿が自然に存在している
  
  これは、壊されてないからね、きっと皆さん、幸せになるはず！
  
  またです、C-2
  
  
  
  

• チップさん 2019/08/30 13:51:51

  モスタル、もう一度行きたい街！

  chieko2014さん、お久しぶり～です！
  
  「モスタル」だったので、思わずのコメントになってしまいました。
  今年５月に、モスタルへ（予想外に）行ってきました。
  クロアチアのドブロブニクから、モスタル、スピリット、そして、イタリアへの１２日間の旅行中、最も印象に残った街でした！
  （そのうち、旅行記書くかも・・・）
  ネレトバ川の向こう側に見える旧市街の画像、私も全く同じものを撮ってます。
  誰でも、あそこを撮りたくなるものなんですね～！笑！
  街に残る生々しい銃弾の跡が、忘れられません。
  でも、宿泊した民宿のオーナー家族が、ものすご～く親切で、こちらも忘れられない思い出です。
  イスラムの国へは行ったことないのですが、
  このモスタルの旧市街は、まるで私が想像するイスタンブールのよう・・・。
  もう一度、ゆっくり行ってみたい街です。

  chieko2014さん からの返信 2019/08/30 22:39:07

  Re: モスタル、もう一度行きたい街！

  
  チップさん、どんだっけ～～なお久しぶり( *´艸｀)
  
  今年の5月に行かれたの！
  私は、昨年の5月、モスタルの後、う～ん、ドブロブニクとスピリットと・・どっちも行ったわ。ドブロブニクで・・この旅記の後で（一泊後ね＾＾）物価の高さにびっくりした！
  
  
  ネレトバ川の向こう側に見える旧市街の画像、私も全く同じものを撮ってます。
  誰でも、あそこを撮りたくなるものなんですね～！笑！
  街に残る生々しい銃弾の跡が、忘れられません。
  
  
  
  撮るし～～～～！
  
  
  
  でも、宿泊した民宿のオーナー家族が、ものすご～く親切で、こちらも忘れられない思い出です。
  
  悲しかな・・あんな明るい内に帰るなんて、アパートへ帰ります。一年前で覚えていないのです‥忘れた～！
  
  だからこそ、チップさんの旅記、お待ちしております・・わよ

• ドロミティさん 2019/08/30 00:55:08

  な～んだ！

  chieko2014さん、こんばんは^^
  
  タイトルの「な～んだ！」はスタリ・モスト橋の筋肉マンのことでーす！
  やるやる～と見せかけて結局はやらなかったのね、
  ご自慢の筋肉を披露したかっただけね(;^ω^)
  
  サラエボと聞くと第一次世界大戦の引き金になったサラエボ事件、
  1990年代の内戦を思い出して、戦争の爪痕が町のあちこちに
  残されているとようなイメージですが、旅行記で拝見すると
  どうして美しい景色の風光明媚な都市だと思いました。
  
  PS　大家さんと写っているc-2さんの表情がいつになく（失礼！）
  優しく見えるのは気のせいでしょうか？！（爆）
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾄﾞﾛﾐﾃｨ
  

  chieko2014さん からの返信 2019/08/30 22:15:16

  Re: な～んだ！

  ドロミティ様、おこんばんは(^^♪
  
  またまた、ヨ・フ・カ・シ♪してのコメントあざぁ～す！
  
  筋肉マンは、結局のところ何をしたかったのだと言いたいところですがね＾＾２５ユーロ位で危険な目にあいたくはないし、ネレトバ川の水は超冷たいのですよ。私の太い足で確認済みです（非公開＾＾）
  
  PS　大家さんと写っているc-2さんの表情がいつになく（失礼！）
  優しく見えるのは気のせいでしょうか？！（爆）
  
  当然です！本当に、トムだったの・・この、カットだけは大家さんをサングラスで、私の目、ハートにしたかったです＾＾
  
  
  サラエボと聞くと第一次世界大戦の引き金になったサラエボ事件、
  1990年代の内戦を思い出して、戦争の爪痕が町のあちこちに
  残されているとようなイメージですが、旅行記で拝見すると
  どうして美しい景色の風光明媚な都市だと思いました。
  
  爪痕はいっぱいいっぱい残っています。でも、それを敢えて観光化してると思える部分もありました。ショッピングモールやマック、ケンタ、普通にあるんですから（笑）
  景色は最高！
  次のブラガイなんて、どうコメント入れたらいいか困る程。と、言っても上高地もいいよ～
  
  またです～～～～！　　　　　　　　　　　C-2