ビルバオからの日帰り旅行（１）―サン・ファン・デ・ガステルガチェ―

2019/05/02 - 2019/05/02

３年前に行ったバスクの風景や食の素晴らしさが忘れられず、再訪しました。サン・ファン・デ・ガステルガチェはオフシーズンの行き方です。バキオから、行きは乗合タクシー、帰りは歩きました。

【全日程】
４／26（金）羽田からAF279・1376でビルバオへ（パリ乗継）[エスペリア・スビアルデ／１泊]
４／27（土）サン・マメスでサッカー観戦（vsアラベス）、バスでサン・セバスティアンへ。Casa Valles、Zaspi、Paco Bueno、Antonio barを飲み歩き。［アストリア７／５泊］
４／28（日）オンダリビア　
４／29（月）スマイア・ゲタリア　
４／30（火）サン・ジャン・ド・リュズ
５／１（水）サン・セバスティアン市内
５／２（木）バスでビルバオへ。午後サン・ファン・デ・ガステルガチェ［シルケン・インダウチュ／２泊］★：今回の旅行記
５／３（金）ビルバオ市内街歩き、ゲチョなど。
５／４（土）KL2163・1230・861で帰路へ（パリ、アムステルダム乗継）
５／５（日）成田空港到着

エリア ビルバオ(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: エールフランス KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

５月2日（木）、サン・セバスティアンを12時半に出てビルバオへ。
明日の天気が悪いようなので、急遽繰り上げてサン・ファン・デ・ガステルガチェに行くことにしました。

チケット売場内にあるコイン・ロッカーは一杯でしたが、並びにあるｉで荷物を預かってもらえました（２ユーロ／個）。

モユア広場カイシャ（Caixa）銀行前にA3518のバス停があるとのことですが、なかなか探せません。空港行バス停の対面くらいにありました。

モユアを14時半に出て、バキオに向かいます。終点１つ前のベンタルデ（bentalde）というバス停まで45分ほど。

オフシーズンはここからガステルガチェ入口のバルEneperiまで歩くか、２時間に1本の乗合タクシーを待つしかありません。

ビルバオのアバンド近くのｉのお姉さんが「海沿いの道でとてもきれい！30分くらいで歩ける」と勧めてくれたので、ひとまず歩くことにします。

その前に食料調達。バス停から一番近いサーフバルに入ります。

焼きサンド3.60ユーロ。持ち帰り（Para llevar)にしてもらいました。

ところが歩き始めたところで、乗合タクシーで向かう日本人のご家族が声をかけて下さって乗せてもらうことに。本当にありがとうございました！

バル・エネペリの前まで、5人で10ユーロでした。夏季はここまでA3517のバスで来られるそうです（バス停名はGaztelu Begi)。

わりとすぐあるチェックポイント。土日などは入場制限があるようです。

遠くにぼんやり教会が見えてきました。
歩き始めて間もないあたりの坂が結構急でした。島の入口まで舗装されているので、天気が良ければ普通に歩けます。

ここは石の階段。ところどころにベンチがあって、そこでサンドイッチを食べました。

石段も見え始めました。

あと800mです。

島の入口の手前に砂利道があります。雨だと多少滑るかもしれません。

砂利道のあたりから撮ると、こんな感じです。みんな島をバックに写真を撮っていました。

バルから島の入口まで20分くらいでしょうか。これから上り始めます。
十字架がところどころに建てられています。これが１つめ。

上にいる人が小さい！

11番目の十字架と教会。

十字架の左下に小さく見えるのが、確か最後の13番目です。

どうやらここが200段目の階段のようです。頂上までは10~15分くらいだったと思います。

教会の鐘は３回鳴らすと願いが叶うらしいです。人が少なかったので、みんな鳴らしていました。

このポールには何を掲げていたのでしょうか(今も使っているのかな）。

掲揚台から撮りました。奥に見えるのはバキオの町でしょうか。

上から見ると、激しいヘアピンカーブです。

歩いてきたところも、隆起がすごかったんですね。

乗合タクシーを降りたところまで戻ってきました。島の入口までの坂や教会までの石段は多少疲れましたが、思ったよりは楽に歩けました。

帰りはバキオのバス停まで、約2kmを歩きます。

帰りもガステルガチェが見えて、ちょっとうれしい。

きれいですが、かなり急な坂です。下りだから良いけど、上りはつらいかも…

半分まで来ました。海も芝生もきれいです。

ひたすら下ります。奥に小さく見える道まで行くとなると、先は長い…

この獣道を進むと岩のところまで行けそうですが、バス停を目指します。

バキオの町とビーチが見えてきました！

歩いて向かうなら、ここが遊歩道の入口になります。黄色い看板にはバキオ0.2km、ガステルガチェ2.6kmとあります。

ｉのお姉さんは30分と言っていましたが、写真を撮りながらのんびり歩いたのでバス停まで50分前後はかかった気がします。行きも帰りも歩き通すのは、健脚自慢でないとツラいかもしれません。

バスの時間待ちで、行きに寄ったサーフ・バルで一杯。疲れた体に、ビールとヒルダ（Gilda）の酸味が沁みました。全部で6.60ユーロ。

帰りのバス停。ちなみに乗合タクシーは反対側にいるみたいです。18時30分のバスで帰りました。

ホテルにチェックインしてから夕食へ。インダウチュ広場を抜け、北側にあるGarcia Rivero通りには、バルがたくさん集まっています。
奥のオイスターバーEl Puertitoから、サッカーの西野さんが出てきました。

で、入ってみました。ワインが多く、牡蠣１つでは足りずにおかわり。ワイン２杯と牡蠣４粒で12ユーロほどでした。小粒でクリーミーな牡蠣は好みでした。

それから並びのAsador Indusiへ。

ピンチョ以外タパはなく、黒板のメニューは結構重ためです。

少食夫婦なので、上から２つを頼みました。自家製クロケタは１つ1.70ユーロ。

イカフライは10.50ユーロ。塩味サクサクでおいしかったです。ビール１杯、チャコリ３杯で、しめて22ユーロ弱でした。

ただの移動日になるかと思いましたが、充実の一日でした。