2019/07/23 - 2019/07/25
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funasanさん
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7月23日(火)午前、「ハイデルベルク→マンハイム→カールスルーエ→ストラスブール」と鉄道旅行をする。ストラスブールはフランス北東部に位置する美しい観光都市で欧州議会の本会議場もある立派な都市である。
お泊りはヒルトンストラスブール(写真)。ここに2連泊する。ヒルトンは頻繁に割引セールをするので、その時を狙って予約を入れる。宿泊代金は驚くほど安く、1室2名利用で1泊101ユーロ(税・サ込:約12500円)だった。ただし、全額前払い、キャンセル不可。
エグゼクティブラウンジもあるので午後のアフタヌーン・ティー、夕方のカクテルタイムが楽しめる。朝食も含めれば1泊3食付き1人6000円程度の宿泊となりコスパに優れている。ヒルトン・ダイヤモンドの威力発揮である。
ただし、ホテルの場所が市の中心部から少し離れており、観光に不便。また、ラウンジは狭くて暗くて、カクテルタイムの食材もよくない。安い宿泊代金にはそれなりに理由がある。
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ハイデルベルクの駅でストラスブールまでの切符を買おうと思って驚いた。何と2等車が満席・売り切れ御免!という。仕方がないので、高い1等車(1人74ユーロ:約9000円、座席予約代金込み)のチケットを買った。
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ハイデルベルクからマンハイムまではローカル線に乗車し、マンハイムからカールスルーエまで、ドイツが誇るICEの1等車に乗る。1等車もほぼ満席に近く写真を撮れない。食堂車(写真)を見学してカールスルーエまでの車窓を楽しむ。ただし、乗車時間は22分と短い。
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ドイツ鉄道がおかしい???ハイデルベルクからマンハイム、マンハイムからカールスルーエ、いずれの鉄道も時間遅れ、最悪はカールスルーエからストラスブールへのICEが来ない???
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11時32分発パリ行ICE(写真)が1時間以上も遅れている。熱波到来のドイツ・カールスルーエの駅のホームでイライラしながら列車を待つ。他の1等車乗車の客も同様だ。
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やっと来ましたICE、これはドイツが誇る新幹線だ。実は、ミュンヘンでもICEのドタキャンセルがあった。今やドイツ鉄道への信頼は地に落ちた???
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ICEの1等車(写真)は快適だ。しかし、ストラスブールまでの乗車時間は41分しかない。1時間以上も駅のホームで待たされて、たった41分の乗車だ。これには怒れてくる。最近、ドイツがおかしい。ドイツ最大の民間銀行であるドイツ銀行が破綻する可能性があるという。
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ドイツ銀行のCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)を代表するデリバティブ商品の取り扱い残高が55兆6000臆ユーロ、日本円で約7000兆円と、超巨額!日本のGDPが約500兆円、ドイツのGDPが約400兆円。現在、ドイツ銀行の株価が下がり続け、最安値更新中!ドイツが誇る自動車産業も少しおかしいらしい。2019年4~6期ドイツのGDPはマイナス成長だ。ドイツは大丈夫か???
写真:ストラスブール駅到着 -
ヒルトン・ストラスブールへのアクセスはやや面倒だ。中央駅からトラムに乗って「Homme de Fer」で乗り換え「Lycee Kleber」(リセ・クレベール)駅で下車する。トラムの線路上に芝生が張られ青々としている。非常にいい感じ。
写真:「Lycee Kleber」駅付近、トラムの後方の建物はホテル「メルキュール・ストラスブール」 -
トラムの「Lycee Kleber」駅で下車し、街路樹の下を2~3分くらい、その後、Lycee Kleber高校の横を2~3分くらい歩いていく。
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トラムの駅から徒歩5~6分(スーツケース持参なら10分)くらいで「ヒルトン・ストラスブール」(写真)に到着する。地上7階建、総客室数245部屋。開業は1980年と古く、2005年に改装されている。市の中心から離れており古いホテルのようである。ここらが客室代金が安い理由であろう。
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午後2時頃にはホテルに到着しチェックインをする。ロビー(写真)は広くはなく豪華さもない。しかし、ピカピカに磨かれた床や白い天井に清潔感があり問題ない。フロントの中年男性が親切に対応してくれた。しかし、残念ながらスイートルームへのアップはダメだった。これで3連敗!
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我々の部屋は最上階7階のツインルーム(写真:エグゼクティブルーム)だった。部屋の広さは28㎡で、それほど広くはない。
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部屋のカテゴリーは低い方から、ゲストルーム(28㎡)、デラックスルーム(28㎡)、エグゼクティブルーム(28㎡)、ジュニア―スイート(56㎡)となっている。
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エグゼクティブルーム最上階の部屋なので窓からの眺めがいい。このホテルは大きなコンベンションセンター(写真)の目の前である。
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会議参加者が多いせいか立派なワーキングデスク(写真)が置かれている。ストラスブールには欧州議会の本会議場があり、1年に12回の本会議が開かれる。
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EU(European Union)はマーストリヒト条約により設立されたヨーロッパの地域統合体。本部はベルギーのブリュッセルにある。シェンゲン協定によりEU内の人・物の移動が自由となり、国境通過にかかる手続きの負担が大幅に削減された。欧州鉄道旅行が簡単にできるのもこの協定のおかげだ。
写真:バスルーム -
日本人には嬉しいバスタブ(写真)がある。しかし、バスタブの幅が狭いので、これでは太った欧米人がバスタブに入れない可能性がある。次回の改装工事にはバスタブを撤去し広いシャワーブースのみ設置、の可能性あり。
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ホテルのロビー階、朝食レストランの横に何やら重厚そうな部屋がある。ここが秘密の「エグゼクティブ・ラウンジ」(写真)である。ラウンジにアクセスできるルームキーがないと入口のドアが開かない。
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ラウンジに入ってみてびっくりした。いかにも暗い!そして狭い!これは完璧に書斎だ。最上階の7階にラウンジの形跡のような(未使用の)部屋があり、そこをつぶして1階にラウンジを持ってきた、そんな印象を受けた。
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食材カウンターの周囲(写真)だけがやけに明るい。さて、今は午後の3時頃、アフタヌーンティータイムだ。何が食べれるのであろうか?節約王様トラベラーとしては気になる。
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フルーツ盛り合わせ、ドライフルーツ類、ナッツ類、ポテトチップ等、定番の食材が並ぶ。
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嬉しいことに「スイーツ類」(写真)が充実している。これなら十分、午後のコーヒータイムが楽しめる。甘党の私はこれでいきなり評価大となる。
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各種のフルーツがてんこ盛りになっているので、フルーツナイフが活躍する。妻は嬉しそうにオレンジをカットし、リンゴの皮をむく。そして、我々の午後のティータイムがはじまる。
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甘党の私は全種類のケーキ類を頂くことにする。写真は妻とのシェアで4種類のスイーツをカプチィーノと共に頂く。甘いものを食べると幸せ感に包まれる。これで午後のストラスブール観光のエネルギー補給ができた。いざ、出発!
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午後3時過ぎから市内観光に出かける。→「ストラスブール観光」に続く。
このホテルはサウナルーム(写真)が充実しており、午後3時頃でもしっかり熱せられたサウナルームが利用できる。 -
夕方7時頃にはホテルに帰ってきてシャワーをあび、少し休憩する。そして、お待ちかけ、ラウンジでのカクテルタイムである。
写真:トレーニングジム(狭くてマシンも少ない) -
ラウンジの座席が少なく満席ならしばらく待つか?と思って入室してみると…。お客は少なく座席に余裕がある。ごく少ないゲストのためのサロンのような感じだ。
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残念ながら食材は少なく我々の好きな野菜類が皆無だ。その代わり、チーズ、ハム類は充実している。お酒のおつまみ程度の食材で夕食がわりにするには物足りない。
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メイン料理としてソーセージ、肉団子、温かいスープがあったので、それとパンを組み合わせて、何とか私の夕食メニュー(写真)を作る。
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デザート類は昼間と同じスイーツ。美味しいので問題ない。カプチィーノと一緒に食事の締めにする。ご馳走様でした。
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夫婦共にしっかり徒歩観光してきたので夜はぐっすり熟睡である。夜10時には寝て朝5時には起きる。目覚めすっきり!いつものように部屋でストレッチ体操、モーニングコーヒー、スマホでの情報収集等、私の幸せタイムが過ぎていく。
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そして、朝6時30分、朝食レストラン(写真)のオープンと同時に入室し好きな席に座る。さあ~、朝食だ!
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朝食レストランは窓側の明るい席と反対側の席(写真)に分かれており、明るい窓側の席から埋まってくる。フランスの田舎であるストラスブールでも中国人の団体が朝食を食べにくる。中国人パワーは凄い。中東からの団体客も見かけた。日本人は皆無!
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朝食の食材カウンター(写真)をざっと眺めてみる。メニューは普通で良くも悪くもない程度であろうか?シェラトン・フランクフルト・エアポートやハイデルベルク・マリオットの朝食が良かっただけに、比べると相当見劣りする。
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それでも、最低限の野菜類があるので不満はない。私の朝食第1弾:前菜類(写真)を作る。
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このホテルではシェフがいなくオムレツを作ってもらえない。トレーからスクランブルエッグを盛り付けて私のアメリカン・ブレックファースト(写真)にする。
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デザート類は何もなく、クロワッサンやパンにハチミツ、メイプルシロップをつけて甘党の私の舌を満足させる。
→「ストラスブール観光」に続く
私のホームページに新著紹介・旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/
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