山口七夕ちょうちん祭り２０１９

2019/08/07 - 2019/08/07

毎年8月6日、7日に開催される、ちょうちん祭り。
起源は西の京と呼ばれて栄えていた室町時代まで遡る歴史のあるお祭りです。
日本三大火祭りと名乗るには、どうかなあ、と個人的には思うところはありますが。

今年は６日に台風８号がやってきて、初日は商店街のちょうちん飾り（強風で火は入れなかった模様）だけでほとんどのイベントが中止。
実質７日のみの開催となりました。
旦那が泊まりで飲み会だったのでこれ幸いに、例年より早く出かけます。
商店街の人たちのちょうちん飾りの苦労も垣間見つつも、今年もちょうちんはきれいだったのでした。

エリア 山口市(山口)

パークロードは準備中。

お祭りのイベント時間中はこのあたり一帯が歩行者天国になります。
まだイベント中だった２０時過ぎに帰宅の途についたら、近くの市営駐車場は満車で長蛇の列になってました。
個人的には、多少歩くことになっても、県庁の駐車場の方が無料だし、いいと思うんですけどねえ。パークロード前の正面玄関からなら夜間も通行できます。ただし、夜中は駐車場が施錠されちゃうので、置きっぱなしは危険です。

イベント会場の亀山公園広場。
こちらも20時前に行ったら人気店舗は長蛇の列を作ってました。

オープニングかな？

裏手の公園は、夏場は子どもたちに大人気。
定期的に噴水になります。

ちょうちんツリー。
日本のクリスマスの発祥の地は山口。
日本初のクリスマスミサがおこなわれたという立派な根拠がありまして、ここ数年は飛行機会社とタイアップして色々宣伝してますけれど、さっぱり浸透した様子はありません。

ちょうちん祭りのちょうちんは赤が基本なんですが、今回は白いのも見かけます。
こちらはワークショップ用。
有料だったものの、絵付けが出来るということで人気でした。
絵心ないから、やらないけど。

商店街の老舗の水引屋さんの、キャラクターちょうちん。
お店で変わりだねやってるのは、こちらくらいしかありません。

ちょうちんが降ろしてあるのは、これまた老舗の文房具屋のオカザキさん。
昼間立てておいた竹を、火をいれるために下に降ろすのです。

ガイドの会の買いものに利用していて顔馴染みなので、少々何やっても大丈夫だろうと、提灯の中を拝見。
一つ一つロウソクが入ってまして、

夕方にお店の人が一つ一つ火を入れていきます。

銘菓舌鼓でおなじみの老舗和菓子屋の山陰堂さん。
昔からの行事なので、商店街のお店の前には、提灯の竹を立てるための穴（普段はふさいでます）が設置されています。

山口健康豆腐と銘打った、なかみち屋さんは宇部からの出店だそうで、ノリのいいお兄さんがちょるると一緒に写ってくださいました。
普段はネット販売が主で、イベントのときに店の紹介がてら出店されてるそうです。
豆腐コロッケはカレー風味でおいしかったです。

ひとまず中市商店街をぶらぶら。

18時には営業終了しちゃうJTBのお姉さんがたの今日の残業はちょうちんの準備のようです。
JTBがちょうちん観光ツアーを企画しているかは不明ですが、山口市の観光コンベンション協会は宿泊客限定で瑠璃光寺五重塔のライトアップ（毎晩やってます）見学も含めたちょうちん祭り見学バスを毎年催行しています。
http://www.oidemase.or.jp/blog-yamaguchi/2019/06/18

駅通りの交差点から道場門前商店街。

たいした距離はないんですが、この一帯の商店街の組合が７つに分かれてるようで、細かに商店街名が変わります。

駅通りの商店街はちょうちんを広げる前。

車の通行止めは18時半からだったかな？
通行止めならないと、火入れができないそうです。
なかなか準備が大変です。

道場門前の動物シャッター（町の活性化だったかで何年か前に海外のアーティストの人が閉店したお店のシャッターに派手な絵を何か所か描いてます）の前では大道芸人さんがパフォーマンスされてました。
左のお兄さんは見物客さんだったようです。

ジャグリング、お見事でした。
火をつかってたのは、ちょうちん祭りに合わせた演目だったのかな。

おひねりついでにちょっとお話しした大阪から来られたひろとさん、後で調べたら結構メジャーな大道芸人の方だったようです。
http://ddghiroto.com/

毎年福島の桃を販売されてるので買いに行ったら、横では鹿児島県の観光案内ブースもありました。西郷どん発見。

西郷どんとの記念撮影は、こどもよりおとなの方に人気だったような。
近くでやってたときわ動物園の通りすがりに動物顔になれる映像コーナーの方にお子さんがたは群がってました。

こちらもそろそろ火入れのようです。
留学生さんらしき火入れスタッフさんもいました。

浴衣姿で火入れをされてるのが、格好の被写体のようです。

被写体にならないように、ちょるるはこっそり・・・になってるのかな？

老舗本屋（だけど数年前にcafeやら文房具やらも置く今風なお店に改装）の文栄堂さん前にて。

一部焼けちゃったちょうちん。
ちょうちんに火が移るとあっという間にまるごと焼けて落ちちゃうもので、一部だけ焼けて残ってるのは珍しいです。

クマも登場。

交差点のところの薬局さん。
白衣で立てられてのは毎年のことです。

19時前にはだいぶ火が入っています。
この辺は暗くなると人通りや撮影カメラマンが集中するので、準備の時間を見誤ると火入れしてから立てるのが大変です。

いったい今までどこにいるんだ？ってくらい、若い人がちょうちん祭りのときだけは繰り出してきます。
普段、この１０分の１程度でも歩いてれば少しは商店街が賑わうと思うものの、それでも県内の商店街の中では頑張ってる方だというのがなんとも・・・

駅通りの方は露天商だらけなので、来た道を引き返す感じで商店街をぶらぶら。

米屋町商店街のグリーンリーフの後に入った、山口では珍しいフランス料理の月の光さんはお子さんと準備中。
オープン当初は高級店だったけど、最近はちょっとリーズナブルになってるので、ランチは人気です。それでも2000円いっちゃいますが。
一度ランチに行ったんですけれど、料理の写真を撮ったスマホが調子が悪くて最近全然カメラとアルバムが開かない・・・買って一年たってないのに・・・

多分初参加と思われるのは

わぎゅう屋さん。たしかオープンしてから1年たってなかったはずですから。
萩の田万川の人気店が出店して来られて、いいにおいが漂ってます。
以前一度食べにいったら、結構なボリュームでおいしかったです。

低くなってる今のうちにとクマ登場。
場所柄知り合いに会う確率が高いので、なかなか地元では撮りづらいものがあります。

と言いながら、職場旅行に市内のイベントにもたびたび同伴させてるので、隠してるんだか隠してないんだか。

明るいと今イチ美しさが分からないし、暗いとブレまくるし、万年素人カメラマンには荷が重い被写体です。

といいながらも撮りまくり。

獺祭のオブジェ発見。

獺祭がメジャーになる前から市内で扱ってた老舗酒屋のアサヤさん（最近は午後しか開けてないこともしばしば）のお祭りでの押しは五橋ならぬ裏五橋。
イベント用のものだったようです。
振る舞いというか試飲もされてたけど、自転車できてたといえども飲酒運転になっちゃいますし、そもそも下戸なので飲めません。

再び山陰堂さん前。

行きに気になってた、お豆腐屋さんの隣の出張カフェ。
周南の奥の鹿野のＳＯＲＡカフェさんのかの紅茶を使ったフルーツティー。

余談ながら、私の旅行記アクセスでコンスタンスに多いのが徳地と鹿野の食べ歩き旅行記。
https://4travel.jp/travelogue/11104967
多分ニッチなので検索でひっかかりやすいと思われます。
ただ、この旅行記は食べ歩きは徳地のみ。
鹿野もこちらのＳＯＲＡカフェさん始め色々お店ができてるようなので、そのうちまた行ってみないとなあ。

オレンジやらブルーベリーやら三種ブレンドのフルーツティー。
日頃高尚なものは飲まないもので不思議なお味でしたが、おいしかったです。

少し日が落ちてきたかな。
暗くなると、商店街は芋の子洗う状態です。
この賑わいの１０分の１でも普段あったら・・・

県道も歩行者天国になりました。

行きに交流広場に置いてあった白ちょうちんはこちら用だったようです。

低いのでクマ付きには写真撮りやすくていいです。
ただ、山ほど写真を撮ったけれど、家に帰って見たらほとんど没となりました。
理由はちょうちんの写真写りではなくて、撮ってた時に気付かなかったクマの口のほつれ・・・
クマ連れ始めて15年以上経過して、さすがにそろそろ限界かなあ。2代目がいまだに見つけられないので、引退も視野に入れねば・・・

ちょうちんだけ撮ってみます。
・・・むしろこっちの方がぶれにくいような・・・

でもやっぱり入れたいクマさんです。

ちょうちんツリーも火が灯ります。
さすがにこちらは電気です。

相変わらず、噴水は大人気。
お子さん方、ずぶぬれで喜んでます。

夜の帳が下りたあたりで帰途につきます。
パークロードのちょうちんは、格好の撮影スポットになっていました。

帰りに倉式珈琲でお茶して帰ったのでした。

ちなみにこの日、旦那は飲み会で柳井にお泊り。
この時期の柳井の街は金魚ちょうちん（こっちは電気）に彩られてきれいだったそうです。