木曽駒ケ岳へ 3 憧れの中山道宿場へ寄り道

2019/08/01 - 2019/08/03

昼神温泉からの帰り、以前から行きたかった中山道、妻籠宿に立ち寄ることにしました。憧れの時代にタイムスリップできるかな？

エリア 阿智・平谷(長野)

夕べは気づかなかったけど、宿の側にはこんな綺麗な川が流れていた。地元の野菜や果物のお店があったので、桃にとうもろこし、ズッキーニを買い込んだ。りんごはまだ酸っぱいらしい。りんご狩りしてみたいな。

下道で中山道に向かう。道が良いので、苦もなく峠越えもなんのその。

木曽の山並みに抱かれた山里の風景も素敵だな。

30分ほども走れば妻籠宿に到着～。
おお、入り口から風情があるぞ。
リアルにこの橋渡るべからず、なんだね。

この段々めちゃくちゃ綺麗だわ。

蘭川と書いて、あららぎがわと読む。

おじいちゃんが幼い子を背負う姿が物語から抜け出てきたみたい。

道案内も昔風だと良かったな。

蘭川から引き上げられた延命地蔵さま。
この辺に国内唯一と言われる石仏の寒山拾得像があったそうなのに、全然気づかなかったよ＼(>_<)／。

うんうん、想像以上に風情があるわー。(o^ O^)シ彡☆

石垣の脇道に惹かれて上っていくと・・

高台に光徳寺というお寺が。瓦が素敵。

お寺の上にある旧妻籠小学校はもう廃校になっているが、蔦の絡まる木造の校舎がとっても味わい深い。
金次郎さんお久しぶり！最近はながらスマホと同等の扱いをされて、金次郎さんが減っているらしい。

子どもたちの安全を守るのは大切だけど、守りすぎて危機意識がなくなると、緊急時のサバイバルができなくなるかも。

何十本ものこよりを材料に、馬の人形を手作りされている。

ほていあおい、学校でよく見たなぁ。どんなお花が咲くんだっけ？

あの奥にかけてある手塚治虫氏の掛け軸がめちゃくちゃ気になった。
マイホームを手に入れたら買いに来よう。

妻籠宿本陣は、島崎藤村の母の生家が務めていたそうだ。

脇本陣の奥谷家は藤村の初恋の人、ゆふさんが嫁いだお家なんですって。

ブラタモリみたいでしょ。
向こうに見える高札場は、今でいう官報掲示板だ。禁制や法度が掲げられていた。

かき氷食べたいなー。この辺りは栗きんとんが名物のようだから、栗きんとんかき氷とかあれば最高なのになー。と話ながら通りすぎた。

しばらく歩いてから、やっぱりかき氷食べたくてさっきのゑびやさんに入ってみると・・
こちらは氷ぜんざい。これ、甘さ控えめでめちゃくちゃ美味しかった！

そしてなんとなんと、栗きんとんかき氷があるじゃないの！もしやはなままのさっきの意見を聞いて急いでメニューに書き加えたんじゃ？( →_→)
栗きんとんをクリーミーにしたのがかけてあった。美味しかったよーとおばちゃんに声かけると、手作りの栗きんとんをかけてあるんだそうだ。

五平餅のおもてさんの前にカッコいいお兄さんが。絵になるでしょ！(*≧∀≦*)

おじさんが一人で営まれているおやきのお店、わちのやさん。
珍しい豚まんもある。はなままは秘かにおやきファンなのだ。子供の頃には甘くない皮に馴染めなかったけど、今は信州に来ると必ず食べる。

全部買って帰りたいよー。でも車中は灼熱地獄なので、涙を飲んで肉まん、野沢菜、かぼちゃ入りの3つを選んだ。

お店の前で早速肉まんをぱくり。しいたけの味が濃くて美味しいわー。

下丁子屋さん。最近BSでやっていた「東海道中膝栗毛」や「ぬけまいる」の登場人物が飛び出してきそう。

右側の笠のお店ではおばあさん二人で笠を編んでおられて、おためしに被らせてもらった。ひのきで作った蘭檜笠というそうだ。これなら通気性もいいし、日傘で手が塞がることもないんだけどなぁ。
今日はひのきでできた靴の中敷きを買いました。足触りが爽やか。

道幅も3mくらいで、草鞋で歩いたらどんな感じだっただろう？とかどんどん想像が膨らむ。

写真では空いてるように見えるけれど、外国からの観光客も多くて、よく賑わっている。

馬籠宿から妻籠宿まで8km、3時間で歩けるそうだ。いつか蘭檜笠を被って歩いてみよう。

この橋渡るべからず、の真意はこの石の橋は車専用になっているからみたい。

そろそろ旅も終盤だけど、もう一ヶ所だけ寄り道。旅に出る前のリサーチでたまたま見つけた吊り橋に寄ってみよう。

桃介橋といって、重厚感のある立派な橋だ。
これでなんとトリップアドバイザーの人気の吊り橋を5つも制覇してしまった。

名残惜しいけれど、また日常へと戻りましょうか。木曽駒ヶ岳再訪を胸に近いながら。

この旅行記へのコメント （2）

• はなまま さん 2020/05/31 20:12:32

  はじめまして！

  琉球熱様
  
  はじめまして。
  ここ数年夏になると、お手軽百名山を目指しています。
  今度の夏は登山が解禁になるかどうか見えないところですが、どこに行こうかそろそろ妄想が止まらない季節になってきました *｡･+(人*´∀`)+･｡*。
  
  唐松岳に憧れていますが、ちょっと遠いかなー、蓼科山から八千穂高原なら行けるかな？とリサーチしているうちに琉球熱さんの旅行記に出会いました。
  
  はなままが狙っている山々にフットワーク軽く出掛けられている様子がとても参考になり、すぐさまフォローさせていただきました。
  
  奥さまと同行されることが多いのですね？
  とはいえご夫婦の健脚ぶりは到底真似できそうにありませんので、レベル感の確認は念入りにしないといけませんね (；・∀・)。
  
  今後ともよろしくお願いします。
  
  はなまま(*^￢^*)
  
  

• 琉球熱さん 2020/05/31 11:42:09

  投票御礼と

  はなままさん、こんにちは
  
  八ヶ岳＆諸々の旅行記に投票いただき、ありがとうございます
  近々訪問のご予定などありますか？
  北八つは私の好きなエリアです。夏も冬も楽しいです。山小屋も充実しているし。
  
  木曽駒の旅行記3編、読ませていただきました。
  笑っちゃったのは木曽駒の山バッジ。一緒です(笑)
  私は季節外れに行ったので、高山植物も充分に見ることができなかったのですが、乗越浄土までの道がきつかったという記憶がありません。
  多分、楽しい山行だったからでしょう。楽しかった山は、きつかった記憶がなぜか飛びますね(笑)
  
  下山後に馬籠宿に周るというのは良いですね。
  あの町並みは魅かれます。ぶらぶらと散策してみたいです。
  
  「蘭川」は「あららぎがわ」とは読めません(笑)
  廃校の風情も私好みですが、金次郎が「ながらスマホ」の余波を食らうなんて何か間違ってますね。
  
  今年は出鼻を挫かれた感がありますが、7月から各地の山小屋もぼちぼち営業再開するようです(今期の営業を取りやめたエリアもありますが)。
  どちらかに訪問計画などありますか？
  
  ---------琉球熱--------